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NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

藤沢市辻堂新町 TNR

2017年12月14日 | 日記
藤沢市辻堂新町で連続して子猫が保護されたことから当会の会員が周辺の現地調査を行ったところ、車が入れない路地の先で多数の猫の繁殖を確認しました。


餌やりさんはご自身で行動するつもりがないため、やむなく当会で19頭の捕獲・手術を行いました。
18頭はリリースしましたが、1頭の子猫(白猫、オッドアイ)に聴覚障害があって外で暮らすことは危険と考え保護しました。




白猫は生まれつき聴覚障害があるケースが多く、目の色との関係も分かってきています(目が青い側が聞こえない)。

白猫は父母のどちらかが白猫のはずですが、周辺では見つかりませんでした。
親も聴覚障害がある可能性が高いので、死んでしまったのかもしれません。

猫をかわいがっている人は手術をしない餌やりを続けることはありません。
面白がって繁殖させるのは命を粗末にするとても残酷な行為だからです。

心ある人は必ず繁殖制限手術を行います。

幸いこの白猫は素敵な里親さんが見つかり、今は室内で安全に暮らしています。https://www.instagram.com/ha_n_kaku/



お知らせ:イヌとネコと飼い主さんの防災セミナー(伊勢原市)

2017年11月27日 | 日記
2017年12月1日(金曜日)、伊勢原市で「イヌとネコと飼い主さんの防災セミナー」が開催されます。

主催:湘南犬猫協議会(神奈川県動物愛護推進員を中心に活動する団体で、当会のメンバーも参加しています。
共催:伊勢原市
後援:神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター、伊勢原市獣医師会




動物を飼っている方にとって、ペットの防災はとても大切なテーマです。

セミナーでは専門家(獣医師、ドッグトレーナー、建築家)が分かりやすく解説します。

是非、ご参加ください!

藤沢市石川 TNR

2017年11月09日 | 日記
藤沢市石川でTNRです。

長期にわたり猫を繁殖させており、保健所にも相談が寄せられていたお宅です。



猫の捕獲・手術は餌やりが行うべきことですが、ここではやむなく当会がTNRを実施することにしました。





捕獲した猫は合計25頭!・・・雄雌はおおむね半々です。


会員宅に搬入して、次の日に病院へ

毎年50頭以上は生まれている計算になりますが、飽和状態になるとそれ以上は「増えることができない」=「死んでいる」のが現実です。

こうした手術をしない無責任な繁殖は大量の猫を殺しているのと同義なのです。

生き残った子も片目を失っていたり、本当にかわいそうな状況です。

とにかく早急に手術をして繁殖を止めること・・・これが何より大切です。



手術が完了してリリース


葉山町上山口の保護猫

2017年10月25日 | 日記
今年の8月にアップした「葉山町 上山口 TNR」という記事の中で保護した黒白の子猫の画像を掲載しましたが、
その後の検査で、鼻気管炎の後遺症で結膜が完全に眼球を覆ってしまっていることが分かりました。


元気に遊べるようにはなりましたが・・・


右目がまったく見えていません。

専門病院で精密検査を受けたところ、眼球は大丈夫かもしれないとのこと。

しかし結膜を切開する手術が必要で、手術後もエリザベスカラーを着けて複数の点眼薬を使用する必要があります。費用も決して安くはありません。

それでも一生片目では可哀想です。見えるようになるならと思い切って手術を受けることにしました。


手術前の状態です


まだ手術の痕が安定していませんが、経過は良好で目は見えています!


猫を繁殖させている場所は衛生状態が悪いことが多く、このような問題がよく発生します。
しかし、こうして保護・治療できる猫はその中のほんのわずかです。


不妊去勢手術をせずに猫を繁殖させる無責任な餌やりが不幸な猫をふやしています。


捕獲器の使い方

2017年10月15日 | 日記
先月、「餌やりさん、猫は必ず捕獲・手術をして下さい!」という記事を書きましたが、
捕獲器を貸し出すケースもあるので、ここで当会で実施している使い方を紹介します。

私たちが一番多く利用しているトマホーク社の捕獲器です。


まず捕獲する場所と時間ですが、もちろん餌やりの時間に餌場に仕掛けるのが基本です。
何らかの理由でそれができない場合は猫の通り道に置きます。

猫が入ってもぐらつかない場所に設置してください。

また、捕獲器はすぐそばで監視しているのが基本です。
餌の時間など、猫が来ているときに設置して使ってください。

① 餌を用意し、セットする。

餌は猫缶やドライフードも使えますが、鶏のから揚げ(骨なし)は経験的に成功率が高いです。
焼き物やガラスの皿は割れる可能性があり危険です。必ず柔らかい紙の容器等を使用してください。
ケージのできるだけ奥の位置に置いてください(猫の体全体がトラップの中に入ってからゲートが閉まるように、餌は奥以外には絶対に置かない)。


マタタビの粉をふると、猫が踏み板に体をすりつけて誤作動させてしまうケースがあるので、使用しない方が無難です。

捕まりにくい猫(踏み板を踏んでくれない)には、上から餌をを吊るすと効果がある場合があります。この場合もケージのできるだけ奥の位置に縛ってください。
アリが多い場合も餌を吊るとアリがたかりにくいです。


捕獲器の内側の床の部分にペットシート等を敷いて置く方が、踏み板を踏みやすいです。
(捕獲器は金属ワイヤー、踏み板は金属板で出来ており、感触があまり好きではないようです)

② 布等でトラップを覆う

捕獲の際は、あらかじめ捕獲器を布等でくるんでおいた方が猫が安心します(入りやすい)。
猫は捕まった瞬間に捕獲器の中で暴れることがあり、複数の猫を捕獲している場合にはそれを見て他の猫が一旦逃げてしまいます。
捕獲器をくるんであると比較的静かに捕まり、また捕まっている様子が見えないので、ほかの猫が警戒しにくいという効果もあります。


トラップは安定の良いところに設置してから、ゲートを上げてフックをしっかりかけてください。

当会では布でくるむ際に、捕獲器の下に新聞紙とペットシートを敷いています(一番上の画像参照)。
猫がオシッコやスプレーをしても家(一時保管)や車(病院搬送など)が汚れないようにするためです。

③ 猫が捕獲できたら、すぐに布で包んで縦方向を縛る

捕まった猫は脱出しようとして暴れる場合があります。ケージの網にぶつかって怪我をしないように、布で包んでください(包むとおとなしくなる場合が多い)。
必ず縦方向(長い方)をくるむように布を結んでください。
スプレーされても被害が少なく、またゲートが開いて猫が出てしまうことが防止できます(過去に実際にありました)。

呼吸が楽にできるように一部布を開けておくと安心です。

④ 仕掛けたまま放置しない

トラップの中で動物が放置されると、暴れてけがをしたり日照や気温の上昇・低下などによって問題が発生する可能性があります。
また、対象外の動物や子供がけがをする場合も考えられますので、仕掛けている間は目を離さないでください。

⑤ 重要:複数の子猫を捕獲する場合

子猫が複数いる場合は、1頭が入り口付近にいるのに別の子猫が踏み板を踏んでしまうケースがありえます。

成猫は通常1頭しか入れませんし、ゲートのバネはそれほど強くないので誤作動でゲートが体の上に落ちてもけがをすることはありませんが、
子猫にゲートが当たると大けがをしたり死亡したりする場合もありえますので、必ずすぐ近くで監視し、危険があれば子猫を追い払ってください。




子猫は洗濯ネットなどで捕獲できれば、その方が安全です。


⑥ トラップの保管


雨の当たらない場所で保管して下さい。

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文字で書くと長くなりましたが、使い方は比較的簡単です。

餌をやる人が真剣に取り組めば捕まらない猫はいません。

猫に餌をやるなら、必ず手術をしてください!!