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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100物語 第37話 「海の怪」

2008-05-07 13:20:44 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

tomoです。
書くまいと思った摩訶不思議話。思い出話として書きます。


とある、小学生のとき、海に行きました。
海の民宿に泊まって、何日かしました。兄は学校の行事で、途中で合流。父も海ではない山で合流の予定で、私は母と行きました。

とある夜、夜中にふと目が覚めると、ぺたぺたする音が聞こえました。

「誰かトイレに行くのかな。」

と思い、寝ようと思うと、そのぺたぺたする音が妙に耳について離れません。ぺたぺたぺたぺた・・・・・・・・

どっちから聞こえてくるんだろう。耳を澄ますと外からでした。

「外に人がいるの?え?」

そおっと起きて、カーテンをめくると・・・・・・・・・・・





黒い影がぺたぺた民宿の周りを歩いていました。で、その先の海から、いくつもの影が、上がってきます。


「・・・・・・・・・・・・・」



私は真っ青になりました。
途端、私は、そっとカーテンを閉め、母の布団にもぐりこんで、母が連れて行かれないように手を握り締めたのです。で、握って寝てしまいました。




翌朝、私は熱が出ました。高熱でした。パンパンに浮腫んで、おなかが痛かったのです。
ですが、その日はそのまま海の民宿からフェリーに乗って、今度は遠く山のほうの母の実家に行くことになってました。朝、現地の医者に行きましたが、医者のくれた薬ではどうにもなりませんでした。海の水の飲みすぎと言われたのですが、そんなにその日は、溺れて海水を飲みすぎるほど、海で泳いだ記憶もありません。

母は、急遽、フェリーの行き先を長くし、少しでも座って休める環境にしてそして、海から母の実家の山岳地帯に行ったのです。

ただ、覚えています。フェリーで、半島岬の先頭から付け根に行って、電車に乗って山を見たとき、

「一瞬にして熱が下がった」

ことを。
おなかは痛かったですが、祖母に正露丸を貰って楽になりました。





それ以来ですかね、あまり海の近辺に泊まるの、嫌です。
海好きですが、家へ帰ります。先だって、息子Aと主人の実家方面に行った際、主人の両親が取ってくれた宿で海が見えるところがありました。(部屋から見えるのです)

息子Aのおびえたことおびえたこと。

「海坊主がくるから帰る、海坊主がくる」

半狂乱でした。私も案の定、嫌な音を夜中に聞きました。

海って塩水で、お清めにはもってこいなはずですよね。塩と水で。
どうして、海って、そうわけのわかんない「怖いもの」がいるのでしょうね。
実は、2日から、うちの龍神におまいりがてら、主人の実家に行きます。墓を掃除しに行きます。泊まる旅館について悩んでいます。

気のせい・・・・・だといいんですがね。
今度は息子Bが騒ぐかも。しかも夜中に。

では。


tomo
コメント (2)
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