19日の日経コラム「もっと人間らしく3」で
難病の治療のためにドナーとして免疫の適合した弟や妹を生むという
話を書きましたが、つづきがありまして
人間では倫理的に問題があるが、動物ではどうかという話
昔から言われてますが、豚の臓器は人間に似ているそうで
豚の臓器を人間に移植するという治療は昔から研究されているそうです
実際に、私の同僚も心臓の弁に、豚由来の生体弁を使うか機械の弁を使うか
って聞かれたそうです
生体弁は耐久性が低いらしく、20年くらいしか持たないそうですが
血液が詰まることが少ないそうです
機械の弁は耐久性がありますが、つまりやすく血液をサラサラにする
薬を飲み続けなければならないそうです
そんなかんなで、豚の臓器を人間に移植する研究が進んできているという話
記事では、1964年にチンパンジーの心臓を移植する手術が行われたそうですが
1時間後死亡したとのこと
それ以降人類は拒絶反応やウイルス感染のリスクを解決してきているそうです
ちょうど日経「私の履歴書」では免疫研究でノーベル賞をとられた本庶先生の話が
連載中です。先生のような方のおかげで、人類が苦痛から解放されていくのですね
そして米国では22年から豚の心臓を移植する手術を実施し何か月か命を長らえることが
できたそうです。
透析が必要な人は35万人もおられるそうです
もし、豚の腎臓が移植できれば、福音になるかもしれません
心臓の弁まで実用化されている。もうすぐですね。
私の脳もボケる前に豚の脳と入れ替えれませんでしょうか
豚の脳になると私は豚になるのでしょうか・・