今日は盛岡市観光課主催の新酒の仕込み体験会でした。
場所大慈寺のあさ開の昭和旭蔵でした。
参加者は何時もの体験会と違い当然大人が多く定員30人を越える38人の多さに驚きました。
今はほとんどの製造過程が機械化されています。
体験は吟醸酒の工程になり精米からさらに米を削った米(これは美味しい地酒作り体験で田植え、稲刈りしたひとめぼれ米になります。)この酒米を蒸す工程があります。
これを広い作業場の床の畳一枚ほどの台に広げて数人で手分けをして冷ます作業をしました。
最初は熱くてさわれなかった酒米を揉みほぐし天地がえしを繰返し温度約7度以下まで下げます。
これをさらに扇風機から冷気を吹きこんだ台に移し更に冷まします。
これを仕込み樽に投入する一連の作業を行い酒樽を櫂でかき回すと酒のかぐわしい香りが漂ってきました。
杜氏が、歌われる仕込み歌が蔵に響き渡りその歌声はもろみに息吹きを与えているようでもありました。
新酒の試飲があり吟醸酒の飲みくらべこれが楽しみで多くの人が集まったようです。
精製する前の酒はまるで甘酒のようでげこの俺は、匂いだけで酔いそうでした。