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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

親鸞五木寛之講演会 [ こころの絆]

2012-03-05 03:21:00 | 日記
会場は岩手教育会館 主催岩手県司法書士会
何度か、五木寛之さんの話しは聴いたことはありました。
今回は心療内科と俺には縁もなく聞きなられない病院の窓口は今やエステのようなにぎわいに戸惑うと話されていました。
それは常用漢字の変化にも現れ明るい言葉が消え悩み、怨みの否定的な言葉が目立ちそれが世の中の変の化を表しているようです。 絆とは動物の足を縛る意味合いを持つ言葉であり束縛を意味しているのに何故かいつの間にか連帯感を指し示す言葉に変化した事実に驚かされました。
民(たみ)とは抑圧し民衆を押さえつける立場の人の言葉であり繋がりを示す言葉では無くそれぞれの言葉の本来持っている意味を理解する事が大切なようです。
鬱(うつ)は草木が生きよい良くしげるなど肯定的に使われる言葉であり今やそれが否定的な疎ましい言葉の代名詞になってしまっている状況があります。。
その自身のうつうつした気持ちや悲しみの弱さに向き合い寄りそう事も大切で生きるヒントになりました。
ため息をつく事はけっして弱音の象徴では無く強さよりしなやかな生き方がこれからの時代は求めれるようです。

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