藻琴湖・涛沸湖へ
JR北海道
7月以降の運行計画
JR北海道は9日、釧網線浜小清水-藻琴間で試験的営業運行を行っている軌陸両用車、デュアル・モード・ビークル(DMV)の7月以降の運行計画を発表した。これまで、道路は線路と並行した国道を走っていたが、藻琴湖や涛沸湖を周遊するコースに改め、観光の足としての使い道を強くアピールする。25日から団体、6月1日から個人の予約を受け付ける。
25日に団体、来月から個人予約受付
営業運行は4月14日から開始した。往路は線路(11㌔)、復路は道路を走行する完全予約制の「観光周遊型運行」で、土・日曜日、祝日の1日3往復している。
7月以降は道路走行距離が25㌔と大幅に増えるが、所要時間は約1時間10分で、従来通り1日3往復、料金も大人1500円(子ども1000円)のままとする。
運行日は当面9月30日までの土・日曜日、祝日と7月21日から8月19日までの夏休み期間は毎日。予約は電話011(251)1322かホームページから。6月までの運行は既に完売している。
同社の小池明夫社長は、「これから花が咲く原生花園や藻琴、涛沸湖、オホーツクの雄大な景色を楽しんでほしい」と話している。
DMVもなんか軌道に乗って来た感じ。別にシャレのつもりでないけど、デビュー以来あまり冴えない運用をしてるような気がしたからこういう観光地めぐりの運用を始めたとなると、本来の使い方を始めたのかなと思います。まだまだ試験的要素の大きいDMVだけど、今後の活躍次第では全国での活躍も考えられますね。