鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

JR北海道 DMV、藻琴湖・涛沸湖へ

2007年05月15日 | JR北海道

藻琴湖・涛沸湖へ
JR北海道
7月以降の運行計画

 JR北海道は9日、釧網線浜小清水-藻琴間で試験的営業運行を行っている軌陸両用車、デュアル・モード・ビークル(DMV)の7月以降の運行計画を発表した。これまで、道路は線路と並行した国道を走っていたが、藻琴湖や涛沸湖を周遊するコースに改め、観光の足としての使い道を強くアピールする。25日から団体、6月1日から個人の予約を受け付ける。

25日に団体、来月から個人予約受付

 営業運行は4月14日から開始した。往路は線路(11㌔)、復路は道路を走行する完全予約制の「観光周遊型運行」で、土・日曜日、祝日の1日3往復している。

 7月以降は道路走行距離が25㌔と大幅に増えるが、所要時間は約1時間10分で、従来通り1日3往復、料金も大人1500円(子ども1000円)のままとする。

 運行日は当面9月30日までの土・日曜日、祝日と7月21日から8月19日までの夏休み期間は毎日。予約は電話011(251)1322かホームページから。6月までの運行は既に完売している。

 同社の小池明夫社長は、「これから花が咲く原生花園や藻琴、涛沸湖、オホーツクの雄大な景色を楽しんでほしい」と話している。

DMVもなんか軌道に乗って来た感じ。別にシャレのつもりでないけど、デビュー以来あまり冴えない運用をしてるような気がしたからこういう観光地めぐりの運用を始めたとなると、本来の使い方を始めたのかなと思います。まだまだ試験的要素の大きいDMVだけど、今後の活躍次第では全国での活躍も考えられますね。


JR北海道 10月デビュー新特急「スーパーカムイ」に決定

2007年05月15日 | JR北海道

10月デビュー特急の新愛称

「スーパーカムイ」に

JR北海道

 JR北海道は9日、10月のダイヤ改正で新型特急を導入するのに合わせ公募していた、札幌-旭川間の特急の愛称が「スーパーカムイ」に決まった、と発表した。「かむい」の愛称が復活するのは19年ぶり。

 公募では8846件の応募があり、「スーパーカムイ」 (漢字、ひらがなを含む)が582件と最多で、「カムイ」を含めると1割以上の支持を得た。また、アイヌ語で「神」を意味し崇高さを感じさせるとともに、観光地「神居古潭」がある旭川をイメージしやすい点などが評価された。JR北海道は札幌-旭川間に関し、老朽化の激しい781系電車を使った特急「ライラック」に代え、「スーパー白鳥」(函館-八戸間)として使用している789系電車を10月から投入。同区間を運行している785系電車特急は「スーパーホワイトアロー」の名称をやめ、2つの特急を統一した愛称を募集していた。

 「かむい」の名称は、1959年(昭和34年)9月に初めて準急「かむい」として登場。電車急行を経てほぼ30年間にわたり札幌-旭川間を走っていた。

 一方、「ライラック」は80年、「ホワイトアロー」は86年に登場した。

投票総数の多さからもこの新しい特急の人気の度合いがわかりますね。「カムイ」の名称はいかにも北海道らしいって感じですけど、もっと違う名前も良かったのかなあと思います。でも781系がなくなるのはちょっと寂しいですね。