10月デビュー特急の新愛称
「スーパーカムイ」に
JR北海道
JR北海道は9日、10月のダイヤ改正で新型特急を導入するのに合わせ公募していた、札幌-旭川間の特急の愛称が「スーパーカムイ」に決まった、と発表した。「かむい」の愛称が復活するのは19年ぶり。
公募では8846件の応募があり、「スーパーカムイ」 (漢字、ひらがなを含む)が582件と最多で、「カムイ」を含めると1割以上の支持を得た。また、アイヌ語で「神」を意味し崇高さを感じさせるとともに、観光地「神居古潭」がある旭川をイメージしやすい点などが評価された。JR北海道は札幌-旭川間に関し、老朽化の激しい781系電車を使った特急「ライラック」に代え、「スーパー白鳥」(函館-八戸間)として使用している789系電車を10月から投入。同区間を運行している785系電車特急は「スーパーホワイトアロー」の名称をやめ、2つの特急を統一した愛称を募集していた。
「かむい」の名称は、1959年(昭和34年)9月に初めて準急「かむい」として登場。電車急行を経てほぼ30年間にわたり札幌-旭川間を走っていた。
一方、「ライラック」は80年、「ホワイトアロー」は86年に登場した。
投票総数の多さからもこの新しい特急の人気の度合いがわかりますね。「カムイ」の名称はいかにも北海道らしいって感じですけど、もっと違う名前も良かったのかなあと思います。でも781系がなくなるのはちょっと寂しいですね。