水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

歴史は人が作るものだから

2017-11-17 | 世の中
ダヴィンチの絵が508億で落札されたそうで…落札したのは一体どんな人なんでしょうね
貧乏人には桁が天文学過ぎて、逆にどうでもいいような

キリストを描いた絵だそうですが、ポーズと描かれている物の方が気になります
鮮やかな青い衣装と、手に持った水晶玉、それに右手の形にはどんな意味があるんでしょう?
水晶玉と印を結んでるような右手、ってなんか神秘主義的というか
ダヴィンチって芸術以外にも興味の範囲が恐ろしく広い人だったみたいなので、錬金術とかとも関わりがあるんでしょうかね~
なんか、あの絵の謎を巡って、インディー・ジョーンズの新作が作れそうだわ



ところで高校の歴史の教科書から、用語を減らすって話があるそうですね。
暗記科目になってて良くない、という理由らしいですが。
そこで歴史的には大して重要じゃないからと、アントワネット様や坂本竜馬が削られるかもしれないとか

暗記科目にしてるのは、テストを作る側の人間の問題だと思いますけどね
どうでもいいような些末な問題を出す先生、昔からいましたよ
でもだからといって、無味乾燥な年号や事象の羅列ばかりになったら、覚えるのが苦痛になって、歴史嫌いを作るだけじゃないですかね

例えば覚えなきゃいけない年号って、実はそんなに多くないはず。
まず何が起きたのか、どういう意味があるのか、その後にどんな影響があったのかを理解することが一番大事。
要所要所のいくつかの年号だけ抑えて、流れを理解していれば、大抵の問題はわかるはずだし、そういう問題を作るべきだと思うんです。

数字や名前の羅列を丸暗記しようとするから苦痛なんで、多少覚えることが増えたとしても、
人や物事やエピソードを関連づけて覚えたら、それほどの苦労は無いと思いますが。
なんかそういう記憶方法、ありましたよね?(テキトー

私が歴女になったのは、中学生時代に年の離れた兄の、古い高校歴史の参考書を読んだからなんですよね
中学の歴史の教科書って内容無くて、こんなんやる意味あるのか、ってくらいホントつまらなかった
高校の参考書は参考書ですから、メチャクチャ詳しくて、そしていろんな事件や人のエピソードもてんこ盛りで
歴史の本筋からは離れてたかもしれませんが、そこに興味を引かれて歴史好きになっていった気がするんですよね。

“歴史にロマンはいらない”とかほざいたオエライ先生がいらっしゃるそうですが、じゃなんで、あなたは歴史を研究してるんですか?と問いたい。
面白い、とロマンは同じでは無いかもしれないけれど、あなたは何かに興味を引かれたから、面白いと思ったからその道に進んだんじゃないんですかね。

一般人が歴史に興味を持つきっかけは色々あると思います。
宝塚の舞台で「あかねさす紫の花」を見たから、古代史に興味を持ったり、
「刀剣乱舞」みたいにゲームから本物の刀剣に関心を持って、全国の博物館や寺社を巡ったり、そこから実際に刀の鍛錬を見たりすることも。
色々な入り口から、どんどん深く、広がっていくのが楽しいと思うんですよね。

重要じゃなかったら、太字にしなければいいし、それか欄外のコラムとかで触れて、そこからテストに出さないようにすればいいだけなのでは。
でも教科書に載ってる偉人って、業績しか書いてなかったりするから逆につまらない
自分たちとは離れすぎてて、関係があるような気がしないというか
沢山失敗してたり、怖そうで実は面白可愛い人間的エピソードがあったりすると、それだけで親近感を抱けて記憶に残ったりするんじゃないかと。

結局、歴史って人が作っていくものだから。失敗にせよ、成功にせよ。
だから面白いし、怖いんだと思います。


なんか、いつも以上にワケわからん文章になってしまいました~
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