タカスペで盛り上がった世間様からは、すっかり置いて行かれております
なんでこんなご大層なタイトルにしたかというと。
月組「舞音/GOLDEN JAZZ」の、としくん(宇月颯)ですよ
初日映像と
いろいろ入ってくる感想で、既に観る前から妄想が暴走してました
としちゃんが出てる公演を、全部見てるわけではありませんが
ここ数年見る度に男前度が上がってて
そして現在、黙って立ってるだけで、硬質な艶気と哀愁をまとっていて、クラッときます
これぞ熟成された男役の魅力
やっぱりねぇ、男役は十年からよね
どんなに華があって、スタイルがよくて、イケメンでも
下級生には太刀打ち出来ない、ゾクゾクするような大人の男の余裕があるのさ
あきらくん(瀬戸かずや)や、だいもん(望海風斗)もそうだよね
宝塚は未婚の女子で構成された劇団だから、卒業後のことを考えれば若返りは必要だとは思います。
けどね、2番手はせめて研10以上にしましょうよ。
お子ちゃまな2番手とか勘弁してくれ
宝塚は5組あって、演目も文芸大作からドタバタ喜劇、SFから時代物まで何でもアリの劇団だから
男役も色々なタイプの男役がいてもイイと思います。
でもね、自分自身の描く男役像すら、見えていないような2番手は見たくない。
他の人とは違う、自分の男役像を作り上げるためにもがくのは、せめて3番手くらいまででしょ。
勿論その後も、新しい役が来る度に試行錯誤して、進化していくわけだけども。
なんだかねぇ90期91期を飛ばして、2番手を一気に若返らせたと思ったら、
ここ1年余の間に90期の扱いが妙に良くなったよね
月組の、としちゃん、雪組の、がおちゃん(香綾しずる)、花組の、あきらくん。
君たちトップは無いよ、でも別格として厚遇してあげるからイイでしょ、って言われてるみたいで
90期も91期も、人材がいなかったわけじゃない。
場を与えられなかったから、育つのが遅くなっただけだと思うの。
(89期のだいもん(望海風斗)もバウ初主演は、研10!
遅ッ
危なかったよね
そういう意味で、最近若手にバウ主演を次々やらせてるのは、いいことだと思いますが。)
それで今、月組のまさおくん(龍真咲)の卒業後、結局はたまきち(珠城りょう)しかなくない?って状況に
バランス悪いよね。
たまきちは学年以上に大人っぽくて、落ち着いてはいるけれど、研8ですよ。
全ツのポスターで、これまで欠片も無かった色気が、やっとチラ見えしてきたところ。
激情のホセで成長が見込めるでしょうが、せめて2年待ってあげて欲しいなぁ。
あまりに早い抜擢は、生徒を疲弊させて、短期で終わってしまわないかと心配になります
そしてそれは“男役”の存在を危うくし、それがまたタカラヅカが在る意味を
無くすことにつながるのではないかと、心配性のおばちゃんは思うのですが…どうでしょう