水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

ひっとんが、ちなつちゃんのDSに出演

2019-02-28 | 月組
ちなつちゃん(鳳月杏)のDSのタイトルと出演者が発表されました。

「NEXT ONE」
演出いなばっち(稲葉太地)

出演は、しょみちゃん(真鳳 つぐみ)、乙羽 映見、更紗 那知。
そして星組への組替えが決まっている、ひっとん(舞空瞳)

ほ~次期星娘1最有力の、ひっとんがDSに出演するとはねぇ~

ま組替えしても次の大劇場までは時間があって、ヒマだしね
立ってる者は親でも使え、じゃありませんが
生徒をのんびり休ませてはいけない、という強迫観念があるのかもなんちゃって

星組の外箱には間に合わないので、単純に少しでも経験を積ませようってことかな

そう言えば「CASANOVA」新公は、ちなつちゃんの役でしたし
ニュースで見ましたが、いい感じでしたね。
素顔は可愛いけど、ヅカメイクするとちょっとウルサイ感じになるみたいなので、お化粧は頑張ってほしいですが
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贔屓が出るなら通うけど、また一本物かぁ(月組公演ラインアップ)

2019-02-25 | 月組
今日出すんなら別箱と一緒でも良かった気がしますが。
今年二作目の月組大劇場公演の演目が出ましたこちら

理事長がスカステで、今年後半に大作一本物がある、と宣った時点で該当する組が月組だけだったんですよね
一本物が連続することは滅多に無いので、覚悟はしてましたが

しっかしまぁ色々と……………ですねぇ

「I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-」

演出よっしー(斎藤吉正)
連続で同じ組を担当するのって珍しいな

一本物デビューおめでとうって言っていいのかしら
イケコ氏以外には頑なに一本物を演らせない感じだったのにな
いっくん(生田大和)にも演らせたし、オリジナルじゃないからいいのか


正直一作おきに一本物ってのがね~、あんまり嬉しくないです

そもそも月組で海外μ初演で良かったんですかね
さくさく(美園さくら)はともかく、たまきち(珠城りょう)はフラットがキツイからなぁ。
就任したころの方が、まだマシだったような気がするんだけど。
まぁエリザは宝塚ファン、ミュージカルファンにはよく知られた演目だから、余計目立ったのかもしれませんが
初演だったら目立たないかな

ってか、月組海外μ多すぎでしょ。歌ウマトップってわけでも無いのに、なんで?
謎だわ~
他組からブーイング来そう

もうちょっとバランス良く出来ないもんかしらねぇ………って昔から言ってるけど
雪組の、だいもん(望海風斗)はトップになってから新選組二回目だし、その前にも演ってたし。
おまけに石田っちも二回目だし(あ、ポスターの出来は月組武蔵より良かったけど
新選組演りたい組は、他にもあるでしょうにね。なんでこう偏ってるのかしら
年間ラインアップ組む時考えないのかね。お偉いエリートさんが集まってるんでしょうにさ。


で、かなとくん(月城かなと)は一体どんな役を演らされるのかしら
海外μって役少ないことが多いしなぁ。宝塚のスター制度と合わないことも多い
まあ贔屓が出るなら通う覚悟は出来てますけど
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花組公演「CASANOVA」

2019-02-23 | 花組
花組大劇場公演「CASANOVA」行って来ました~

いーくーたーちょっテメェ

面白かったわよ

いっくん(生田大和)の大劇場作品の中で一番好きだと思います
あ~、しまった。チケット増やせば良かった

盛大にネタバレしてるところがあります。















惜しむらくは一本物にしたことかなぁ
それほど内容のある作品というわけではないのでこの程度の話なら二本立てでいけるでしょ、と思うんです。

いっくんの弱点は詰め込みすぎること。話がゴチャゴチャしてて分かり難かったり、
感動するはずの場面で、余韻を楽しむ間が無かったりすることだったのですが、そこは解消されてました

一本物にしたことで時間に余裕があったからとも言えますけど、話がスッキリしててわかりやすい。
でも元々大した内容じゃないんですけどね追いつ追われつの逃亡劇が核になってるだけで
話の筋からして二本立てにしても問題なかった気がします。
ただ一本物にしたことによるスカスカ感、ダラダラと冗長な感じは無くて、最後まで楽しく観ることが出来ました

セットや転換の仕方とかも相変わらす上手いですし、沢山の組子を上手く使えてたと思います。
びっく(羽立光来)の使い方とか凄く良かったびっくの正しい使い方だわ、と思いました
他にもよく知らない下級生が、何人もソロを貰ってたりしてビックリ
役がものすごく多い、というわけでもないんですが、大勢出ている場面での立ち位置やお衣装、
絡み方も良く考えられていたので、下級生のファンでもそんなに不満は無いのでは、と思いました。


一番良かったのは、皆が楽しそうなことそりゃ“喜歌劇”ですけども

楽しそうな、みりゆき(明日海りお、仙名彩世)が観られただけで、こちらも幸せになれます
みりゆきで沢山歌ってて、集大成に相応しい作品になったんじゃないでしょうか
ゆきちゃんがヒロインらしいヒロインでいっくんに感謝しかないです
ゆきちゃんと、べーちゃん(桜咲彩花)がキャッキャしてるのも楽しくてカワエエ

ちなつちゃん(鳳月杏)は花組最後の役が女役かぁとテンションってたんですが、
妖しくてカッコ良くて、ちょっと可哀想で、物語のいいスパイスになってました
このくらい存在感のある役だと、男役が演る甲斐がありますね
ちなつちゃん配下の子猫ちゃんたちも可愛かったですし


ツッコミどころも沢山ありますし、ご都合主義的な展開でアニメチックでもありますが、
大河ドラマやドキュメンタリーでは無いので、これはこれで全然OKだと思います。

わっかりやすい伏線の回収の仕方とかも楽しかったですよ

はっちさん(夏美よう)が、まんま水戸黄門で大笑いしました
若い人は見たこと無いかもですが


カサノバってwiki様でを見ると、かなりのクズ男みたいですね
実際女関係メチャクチャ凄かったみたいで、西鶴の「好色一代男」を地で行く人が実在するとはって感じです
でももの凄く才能豊かな人なんですね。一種の天才。
女に掛ける時間を研究に回していたら、ダビンチみたいになったのではと思います。惜しい

虚実をうまく取り込んでるな、と思いました。ブラガディーノ卿との関係性も面白かったなぁ


しかしまぁ、その前に観た「群盗」との落差がスゴイわ
時代的に近いんですよね。
どちらもヴォルテールの思想が出てきて教会に敵視されてて、「群盗」にはベートーベンが(曲だけですが)、
「カサノバ」にはモーツァルトが出てくる。
でもテイストが天と地ほどに違う公演を、続けて観ることになるとは思いませんでした

これだから宝塚は止められない、って思いました~
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困った時の理事様(月組公演ラインアップ)

2019-02-21 | 月組
大劇場の演目と一緒に出るかと思いましたが別みたいですね

注目の月組DC/青年館公演の演目が出ましたこちら

理事様(轟悠)主演で

「チェ・ゲバラ」

うん。
かなとくん(月城かなと)は去年やったばかりなので連続は無いだろうと思ってました。
そして大人気2番手様を切った直後にいくらなんでも月組の御曹司ありちゃん(暁千星)に、
東上公演主演をさせるほどバカではなかったようですね。ハイおめでとう(チョー嫌味

と言うわけで、困った時の理事様登場ってわけですな
ありちゃんはこっちかなぁ。理事様の公演に出ると、お芝居と男役のお勉強になるでしょうし。
かなとくんだったら、私はもっと嬉しいですけど


演出は原田くん。理事様、原田くん率高いなぁ
原田くんの伝記シリーズねぇ
目の付け所は悪くないんですけどね~。なんかつまんなさそう

なんだろう。立派な人に描きすぎるのよね主人公に入れ込みすぎるからかもしれないけど。
でも人間って、そんな神さまみたいに完璧な人って滅多にいないのよ。
小学生向けの伝記じゃあるまいに。弱点も欠点もない人間ってつまんない、ってわからないかなぁ。

しょーもない凡人からすると、エラすぎて共感出来ないのよ
「ああ、そう、すごいわね、偉いわね」「それで?」って言いたくなっちゃう
親近感が持てないと、興味も持てない、っていうか………ひねくれすぎか



そしてもう一つ、ちなつちゃん(鳳月杏)のDSが発表されました
おめでとう~月組に戻ってくれて有難う、ってことですね(イチイチ嫌味

理由はどうあれ、おめでたい
ホント、ちなつちゃんを大事にしてよね、劇団様

月組生としてのDSですが、出演者は花組生なの???
大劇場公演中だから出られないのか。
じゃあDS終わってから組替えでも良かったでしょうに、よくわからないわぁ
誰が出るのかわかりませんが、花組生忙しすぎませんかね?
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配役いろいろ

2019-02-20 | 宝塚
今更ですが、発表された配役について。

○星組「アルジェの男」

全ツの出演者に、くらっち(有沙瞳)の名前が無かったので、もしかしてと思ったのですが。
ヒロインサビーヌは、はるこちゃん(音波みのり)になりました

ただ上級生娘役に大きい役が来ると「もしかして餞別?」と思ってしまいます
男役でも女役でも上級生になると、毎公演集合日が怖い
「これは」と思ったら、ちょっと無理してでも観に行く方が後悔しなくていいでしょうね


○花組「花より男子」

こちらのヒロインつくしは、しろきみちゃん(城妃美伶)
エエッもしかして星組に戻って次期娘1もアリなの?って思いましたが、違ったようです

しろきみちゃんも路線娘役としては上級生になってきたので、餞別かもと心配になりますが、
花組は今の公演で代表的な花娘たち、ゆきちゃん(仙名彩世)、べーちゃん(桜咲彩花)、じゅりあ様(花野じゅりあ)が卒業されます。
可愛くてヒロイン力はあるけれど、足りないところの多い華ちゃん(華優希)を助けてね、という意味があるのかも

初めは、ひっとん(舞空瞳)つくしかと思ってたら、組替えが発表されました。
花男に出ると、組替えに間に合わないってことですね。ホントは別箱単独ヒロを演ってからの方が良かったんでしょうが。
まあ彼女はそれほど漫画のキャラが似合うタイプじゃないみたいなので、これで良かったのかもしれません。
実力は折り紙付き。現星娘1よりはるかに上なので後はいかにお化粧や娘役スキルを上げられるか、でしょうね。
卒業されるお姉様方から、しっかり勉強して下さい。
っと思ったら新公は、ちなつちゃん(鳳月杏)の役かぁ~


ヒロインしろきみちゃんは安心ですが、その他の配役は微妙ですね
原作知らないのに言うのも何ですが
主要な役どころのF4。主演の、かれーくん(柚香光)、ほのかちゃん(聖乃あすか)はいいとして。

希波らいとくんって誰ってなりました
まだ研2
イケメンになりそうで楽しみではありますが、まだ男役としてはピヨピヨですよね
新公やバウならともかく、東上公演での抜擢にはかなりな疑問が。それを吹き飛ばすくらいの結果を出せるでしょうか?

もう一人の美作あきら役もかなりな疑問が
歌はまあまあですが、お芝居は上手いとは言えず、ビジュアルも微妙。
彼女が別箱とはいえ、こんな大きい役に入って来るとは思いませんでした。
かれーくんの支えになれるような気がしないです。っていうか、足を引っ張りかねないのでは?
なんかワケありなんでしょうかね

つかさくん(飛龍つかさ)とか、ほってぃ(帆純まひろ)とか他にもいるでしょうに。
花組の次期と目されてるはずなのに、なんだかメンバー手薄な気がします。
原作ファンは手厳しいですからねぇ大丈夫でしょうか………観には行けませんけど


○月組「夢現無双」新公主な配役

雪組「20世紀号に乗って」のキャストも出てますが、全然わからないのでスルー

月組武蔵の新公は、おだちん(風間柚乃)。実力的には余裕で新公越えてます
ヒロインはじゅりちゃん(天紫珠李)。実力は問題無いと思いますが、デカイ
おだちんと大して変わらないのでは?バランスが心配
おだちんが上手いだけに、もっと下級生の初ヒロインの娘役を抜擢しても良かったのではないでしょうか。

小次郎に、まおくん(蘭尚樹)。みやちゃん(美弥るりか)の最後の役を演れるのは嬉しいでしょうね
そして又八うーちゃん(英かおと)。かなとくん(月城かなと)の役おめでとう
いつもお世話になってます
  この配役に意味があるのか無いのか…… 

そして吉野太夫は、かれんちゃん(結愛かれん)。
原作的には朱実の方が大きい役みたいなんですが。かなとくんの又八との絡みも多いみたいですし。
でも原作と比重変えてくるのかな?演出よっしー(斎藤吉正)ですし

くらげちゃん(海乃美月)がケガをしたので、こんな配役になったんでしょうかねぇ
吉野太夫似合いそうではありますが。ショーに出られないのは本当に残念です
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組替えと振り分け

2019-02-18 | 花組
花組関連の公式発表がありました。

まずは組替えから。
ひっとん(舞空瞳)が「カサノヴァ」東京楽後に星組に組替え。

これはまぁ、まこっちゃん(礼真琴)の相手役にほぼ決定した、と考えていいんでしょうねぇ
直前に変わることもあり得るので、発表まではまだわかりませんけど
ひっとんは星組初舞台で、その時まこっちゃんと関わりがあったみたいですね。
でも舞台上では一度も絡んでない気がするんですが。去年のタカスペで同じ場面に出たりしてましたっけ?

本当に組むことになったら超実力派コンビの誕生、ということになりますね
歌もお芝居も普通に上手いと思いますが、何よりダンサーのイメージが強いので、ダンサーコンビになりそう

心配なのは小顔で高身長なところかな実際に並んだ時に、まこっちゃんとの並びが合うのかどうか…

もう一つの心配は経験不足。
102期なので、研4で娘1就任ということになります。研4での就任はこれまでも超路線の娘役にはありましたけど。
それならそれで、なんでもう少し早くに経験を積ませなかったのかな、と疑問に思います。
その気ならいくらでも機会があったはずなのに。

このまま就任だと、次の星組で新公ヒロを演ったとして新公ヒロ2回、別箱Wヒロイン1回(それも再演物)だけで就任になります。
オリジナル作品の単独ヒロを演らないまま、娘1就任って今までにあったんでしょうか???
前花組娘1でさえ、バウヒロを1回は演ってから花組へ組替え娘1就任だったんですが。


なんだか今まで以上に劇団が何を考えてるか読めません
これまでの前例はもう意味がなくなるんでしょうか?
改元を前にして、大きく変わろうとしているのかもしれません。



そして今日、花組別箱の振り分けも出ました。
なんというか、横アリの特出が凄いことに
ちなつちゃん(鳳月杏)なんて、月組に組替え後に特出ですし
「花より男子」組は出ないんだろうな、と思ってたら、しっかり特出メンバーに入ってますし。
結局花組のほぼ全員が、1回は出るみたいですねスゴ~イ
特出組は数曲みたいなので、公演毎にその出演場面の曲とかが変わるってことなんでしょうね。
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「群盗」

2019-02-18 | 宙組
先週になりますが、宙組DC公演「群盗」行ってきました。
昨日楽でしたね。おめでとうございます。東京公演も頑張って下さい。

ネタバレ少しあります








情報ほぼゼロで観ました伯爵の跡取りキキちゃん(芹香斗亜)が、若気の至りから、転落していく悲劇とだけ。

直前に観た公演が、私的に残念な作品だったせいか、もの凄くいい作品に見えました
正直そんなに期待してなかったんですけどね
セットにしろお話の展開にしろ、かっちりと締まった作品だなぁと思いました。
下級生が多い印象ですが、頑張ってましたね。宙組の下級生に詳しくないのが残念でした


いくら若気の至りでも、犯罪はダメでしょ、と思っていたのですが、そこに至る過程に陰謀があったり
啓蒙主義があったりして、ちゃんと説得力があったと思います。
シラーの戯曲処女作だそうですが、さすがですねぇ面白かったです

なんだか切ない話でしたね。嫉妬とか、誤解とかが無ければ
それぞれの役の行動に必然があって、単純に悪とも善とも言い切れないところが、文学作品だなぁと思いました。
悲劇のラストに向けて驚かされる展開でしたが、一番驚いたのは、もえこ(瑠風輝)フランツの最後の行動で、意外でした。
あれ、原作も同じなんでしょうか


とてもいい作品だと思います。

ちょっと残念だったのは音楽かな
キキちゃん始め、じゅりちゃん(天彩峰里)、もえこと、歌える人が多いのに、単純な曲が多かった気がします。
国と時代的に、ベートーベンとドイツの民謡を使ったのはイイと思うんですけど。
なんか勿体ない気がしました
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かなとくんが美弥ちゃんのDSに出演

2019-02-12 | 月城かなと
月組のDC/青年館の演目が出ませんねぇ
月末くらいに“大作一本物”と一緒に発表されるとか?振り分けやら、まとめてドカンと来たりして…(ちょい嫌味



さて、みやちゃん(美弥るりか)のDSの出演者が発表されました。
るうちゃん(光月るう)、ひびきち(響れおな)、かなとくん(月城 かなと)、ぐっさん(春海 ゆう)

男ばっかり男役ばっかりだわ

みやちゃん大好きな、かなとくんは嬉しいだろうなぁ(月Pあたりに睨まれないかしら…ってもう睨まれてるか)
メンバーは多分、みやちゃんの希望だと思うんだけど。
呼んでくれて感謝しかないですホントに優しいな、みやちゃん

初めてのDSが、みやちゃんの退団DSっていうのがツライけど
組替えして初めて出演した別箱から、みやちゃんにはホントに優しくしてもらって
昔に比べたらメンタルも鍛えられて強くなってるとは思うけど、やっぱり心配してしまいます(誰やねん





ちなつちゃん(鳳月杏)が戻って来ても、組替え組はたったの二人だけなんですよね~。
結局経験した人にしかわからないこともあるし、思いやれない人もいたりするのがね………
なんかファンの間でも生え抜き至上主義、というか組替え組を外様呼ばわりする人が蔓延ってるのが、なんともいえず気持ち悪い
いっそのこと大異動が起きないかしら、と思ってしまいます
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ヤレと言われれば、やりきるのがタカラジェンヌの凄いところだけれど「パパ・アイ・ラブ・ユー」

2019-02-09 | 宝塚
タカラジェンヌの皆さんを尊敬しています

ただ存在するというだけで美しく尊いというのは当然として。

凡人には到底出来ない、入るまでの努力、入ってからの血の滲むような努力と熱量と向上心。
どんな端役であろうと、どんなに舞台の隅、人の陰やセットの陰にいようとも手を抜かない真摯さ。

ヤレと言われれば髭モジャだろうが、おかまだろうが、シミ皺だらけの年寄りだろうが、ビン底眼鏡の禿オヤジだろうが、
情けないクズ野郎だろうが、どんなにダサくてカッコ悪くて恥ずかしい役でもやり抜いてしまう。
その覚悟と根性とプロ意識の高さは本当にスゴイ。

宝塚はお高くとまっている、タカラジェンヌはスカしてる、なんて言う輩は舞台を見てから言え!といつも思います
その辺のしょーもない芸人なんか、足元にも及ばないでしょ

昔、多分お正月に隠し芸番組をやってたころだと思います。笑いを取りにいくパロディーコーナーか何かで、
大地真央さんがリハでも本番でも、ニコリともせずにやり抜いたので驚いたと、いう話を聞いたことがあります。

今でもあると思いますが、隠し芸とか余興って、手抜きだったりして、グダグダになったりとかするじゃないですか。
すると自受けというか、やってる本人たちが真っ先に笑い出してしまうことも、あるあるだと思います。
でも宝塚でそれをやったら怒られる

樹里さん(樹里咲穂)も「(舞台上で)アドリブ言って笑わせた方じゃなくて、笑った方が怒られる」って言ってましたよね。
アドリブだって言う方も、受ける方も超真剣なのが宝塚。だからこそ私は宝塚が好きなんです。


ハイ、前置き長すぎ~
何を言いたいかというと、ちょっと毒吐きますので苦手な方はスルーでお願いします
つい最近毒吐いたばっかりですけどね
ネタバレはしてませんが、これから公演をご覧になる方も読まない事をオススメします。
フラットな気持ちで観て頂きたいので。
観劇の感想は人によって様々、好きずきなので、ってことでご了承下さい。

専科公演「パパ・アイ・ラブ・ユー」を観て来ました。

………私には合いませんでした












タカラジェンヌはヤレと言われれば、やり切ってしまうところが本当にスゴイんですが、
だからと言って、何をやらせてもOKってことではないでしょ、って思うんです


そして改めて確認したのは、私は石田っちが嫌いなんだということです
石田っちの感性と、合わないわ~
今年の雪組の1回しかない大劇場公演が、石田っちの演出かと思うと、今から萎え萎えです


うん、まぁ面白いといえば面白かったですよ。劇場中が笑いに包まれてました。
私も笑いました。ただし半分くらいは引いてましたね。まわりに合わせて笑ってるフリをしてましたけど。
正直途中で帰りたくなりました。でも最後まで観ないで文句を言いたくはないので、最後まで居ました。

生徒は一切悪くありません。
下級生に至るまで役が付いていて、台詞も見せ場もある、というところだけは良かったと思います。
みんな頑張ってたし、上手いです
理事様(轟悠)や、まりんさん(悠真倫)と同じ舞台に立てたことは、もの凄く勉強になったと思います。

が、

その笑いが、下品で汚らしい下ネタのオンパレード!

悪ふざけもあそこまで行くとゲンナリです。ワザとやらせてるよね?

まるで石田っちが、美しいタカラジェンヌに罰ゲームをさせて、楽しんでるんじゃないかと怪しむくらいです。
また理事様も真面目だから(真面目すぎて面白くないくらい)やり切っちゃうんですよねぇ
石田っちは理事様にやらせて、偉くなった気にでもなってるんでしょうか

下ネタが一切アウト、とは言いません。でも下ネタでしか笑いを取れないのなら、コメディなんかやらなきゃいいのに、と思います。
これがタカスペのパロディーコーナーとかなら、年に一度のことだし少々ハメを外しても、って思えますけど

方向性は違いますが、トンデモ勘違い女の「仮面の男」を思い出してしまいました。
共通しているのは “演出家の自己満足” でしょうか。


昨年の星組公演「ANOTHER WORLD」を、吉本みたいだと眉をひそめた方もおられたようですが、
谷やんの笑いは嫌いじゃないです。何より品があって、生徒に愛があるから。

谷やんは乙女なロマンチストなんですよねその考えはちょっと違うと思うよ、ってことがあったり、
ちょいちょいトンチキ作品を作ったり、超イケメンの男役さんに(かなとくんのことですが
一幕まるまる、前垂れ掛けた丁稚小僧を演らせたりして、「ちょっと~」って思うこともありますが
それでも作品としてはとてもイイ作品でした。

「ANOTHER WORLD」でも少しブラックな笑いが入ってて、関東の方では引かれた方もいたみたいですけど
でも基本、人情があって、あったかい笑いだったと思います。


バウは実験と挑戦の場でもあるので、若い作家さんや若い生徒さんには、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいと思ってます。
けど、こんなことまでやらせてもOKなんだ、とは思ってほしくないです。


宝塚は何でもアリ、を基本的に支持してますが、「パパ・アイ・ラブ・ユー」のような笑いを宝塚で観たいとは思いません。
イギリスの作家さんだというので期待してたんですけどね。原作を知らないのでなんとも言えませんが
それこそ吉本か、浅草あたりで演ればいいんじゃないでしょうか。
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宝塚で受けた傷を宝塚で癒やす。今のところは

2019-02-07 | 宝塚
衝撃の月組集合日から1週間以上経ちました。
その間にもいろいろなことがありまして。宝塚は止まりませんねぇ

みやちゃん(美弥るりか)のサヨナラショー、DS、写真集の発売が発表されました。
そのくらい当然ですよね。


星組が大劇場の楽を迎え、かいちゃん(七海ひろき)含め4人が卒業されました。

かいちゃんへのお花渡しは、みりおちゃん(明日海りお)。組からはベニー(紅ゆずる)なので、Wさゆみさんでした

かいちゃんのご挨拶をスカステで見る度、感動してウルウルしてます
とても素敵で、立派なご挨拶でした。宙組時代のワタワタしてたアザラシかいちゃんとは思えない

「宝塚に恋をしました」かいちゃんの言葉の選び方が素晴らしいです
オタクなかいちゃんは読書家でもあるので、宙組時代の組レポも面白かったですし、語彙力ありますね。
雪組の文豪きゃび様(早花まこ)とはまた違ったタイプ。卒業したら歌劇とかグラフにコーナーを持ってくれないかしら
それかスカステの番組企画に関わってほしい

かいちゃんの楽の日の入りの服装を見ました。白で統一してましたが、意外にカジュアルで、隣の彼氏感が凄すぎました

お花は白のカラーでした。
天海祐希さん卒業のお花が白のカラーだったそうですね。画像を検索したら確かにそうでした。
なるほど~、そうだったのかと納得しました

水(夏希)さんもそうでしたが、退団されるトップさんの中に、ちょいちょい白のカラーを選ばれる人がいて、
何でかなと思ってたんですよね。
水さんは「昔先輩が白のカラーの花束を選ばれてて、素敵だなと思って自分もこれにしたいと思いました」
と話されてたことがあって、誰だろうと思ったことがあったんですが、天海さんだったんですね。チョー今更
水さんの新公初主演は天海さんの最後の役でしたし、音校時代にお化粧を教えて貰ったんでしたものね。


星楽の次の日、星組トップコンビの卒業が発表され、それぞれDSとMSの開催が発表されました。
かいちゃんの卒業とか、次の演目が出た時点で、そうだろうなと思ってたので驚きはしませんでした
感慨深いものはありますが
昨年は珍しく退団されるトップさんが出ませんでしたが、今年は大きく変化する年になるのかもしれません。



そして明日はもう花組大劇場公演の初日ですは、早い
お稽古場情報と、お稽古場映像をみましたが、なんだか楽しそうな公演になりそうですね
ちょっと気分が落ちてるので、楽しそうな作品が来るのは大歓迎

劇団や月Pには言いたいことは山のようにありますが
とりあえず今のところは、他組の公演と、スカステさんに慰めてもらおうと思います。

そんなことがいつまでも保つかはわかりませんけど 
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