水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

大晦日、かなとくんの誕生日

2017-12-31 | 月城かなと
かなとくん(月城かなと)、お誕生日おめでとう~
今日は贔屓が生まれてきてくれたことに感謝する日です
ありがとう~

甘い物苦手なかなとくんは何でお祝いして貰うのかしら?
お稽古期間中なので、月組の皆さんにお祝いして貰えますね楽しい一日になりますように

今年は大きな変化の年でした。ファンの心配をよそに、力強く乗り越えてくれて嬉しいです
来年最初の役は、挑戦の役になりそうですが、頑張ってね。応援しています




皆様今年一年、お付き合い下さり有難うございました
来年も、よろしくお願いします
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駄作にもいろいろあるよね

2017-12-30 | 宝塚
昨夜、娘と“(宝塚の)駄作”について話してたんですが(年末に何話てんだ

ここ数年間は、駄作率が低いよね、って結論になりました


今年話題を振りまいた「邪馬台国の風」。まぁ駄作といえば駄作なんだけど、あのくらいの出来の作品って
昔はわりと多かった印象でつまり、かつてのザ・タカラヅカクオリティな作品って感じ
ビジュアルはまあいいとして、ツッコミどころは多いは、キャラの書き込みは薄いは、ストーリーは雑だし、
舞台機構は「あるものは使えよ!」って言いたくなるしで…結構ヒドイな
でも見終わって、イヤな気持ちは残らないので、私的にはOKなんですよね。組担だったら、キツイかもしれないけど


そして私的に「邪馬台~」より、キツかったのが「キャプテン・ネモ」で
先日のタカスペで咲ちゃんが(彩風咲奈)が「マトカ~、マトカ~」って歌ってるのを見て吹きそうになりました
ごめんね、咲ちゃん。咲ちゃんのせいじゃないんだけどさ~

ストーリーに無理がありすぎるしわけのわからんエピソードや、この人いる?な人が妙に大きな扱いだったりと、色々と
そもそも、あの特攻礼賛的終わり方が受け付けない

だって今の日本人って、普段個人個人バラバラの方向を見てるようでいて、
ちょっとしたことで、一斉に同じ方向を向いちゃうところがあるのでね
「マトカ~、マトカ~」を刷り込んじゃったら、危険でしょ
まあインパクトは「邪馬台~」よりあったけど


今年駄作と言えるのは、この二作ですが、史上最低の駄作は何って話になり。

私はいつも書いてますが「仮面の男」推し

娘的には、あれは音楽は良かったので、まだマシだそう(前贔屓の主演だしね

娘の推しは「ソルフェリーノの夜明け」
ああ、確かにあれも酷かったよね~密かに「ポポリーノの夜明け」って呼んでるやつです
みっくん(真那春人)好きな人は、一度見てみて下さいね

ストーリーがスッカスカで初日開けてすぐに観ましたが、「こんなスカスカの話、どうするのよ!」
って青くなった記憶があります(劇団の中の人でも無いのにね
そもそもヨーロッパの話なのに、どこの沖縄戦の話だよ!って言いたくなるくらい、出てくる人の考え方が日本人
G氏は戦争経験者なのに、そこから一体何を学んだの?ってくらいヒドイ話だったな~

それをまた、赤十字の話だからって、天皇皇后両陛下がご覧になりましてね
正直ヅカオタ的に、顔から火が出そうでしたわ
せめてショーも観てほしかったなぁ~、と思います(お芝居だけで、帰られた
ショーは稲葉くんのデビュー作で素晴らしい出来だったのに

それでも水(夏希)さん以下、雪組生が熱く頑張って、大劇場後半には、それなりに見られる感動作になってましたね
多分あの作品から、第二次大戦を連想して、気分が悪くなった私は少数派だったかも

当時娘も雪担ですから、結構な回数観たんじゃないでしょうか。
だから余計“駄作”イメージが強いのかも
娘に言わせれば、音楽が酷かったそうです曲が極端に少なくて、その上ボキャ貧、しかもウザイくらいに繰り返し流れるのがね
歌い方を変えたりして、確かに大変だったと思いますね

余談ですが、戦場の話なので、スッゴイ地味で小汚い舞台で、そのためかプロローグがこれ以上ないくらい、
清らかで華やかで長かったです
そのプロローグに、かなとくん(月城かなと)以下95期生が花の精で、大きな白い花のセットの中にいますから、
探してみて下さいね


思えばG氏の作品は、ストーリーがぶっ壊れてるのが多くて
私のもう一つの、推し作品「ベルサイユのばら」通称“呪いのドングリ編”とか、もはやベルばらじゃない
池田先生寛容過ぎ、って思います

オールドファンに言わせれば、盛り上がって終わるのが、G氏のいい所なんだそうですが。
若い演出家の作品って、頭でっかちで、どこが盛り上がるところかわからん、みたいな作品が多いってことでしょう
それは確かにそういうところもあるでしょうが
でも時代は変わります。
いい加減引退して頂きたいと思ってるのは、私だけではないと思いますが
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超ビジュアル系

2017-12-28 | 宝塚
みりおちゃん(明日海りお)が来年1月に発売予定の「AERA]の表紙になるそうで
撮影はニナミカ(蜷川実花)
神々しい美しさみりおちゃんってニナミカの世界観に嵌りますね~
そしてそのAERAの特集記事が「神さまと日本人」っていうのが地味にウケル
編集部さん、狙ったんでしょうか?
みりおちゃんの美しさは神さま級。最早“ヒト”を軽く越えてます


さて今朝のニュースで「ポーの一族」のお稽古場映像が流れました。
“来年~”って思ってたら、来年ってあと数日やん

さすがです制作発表時点では若干の違和感があったんですが、みりおちゃんエドガーでした
メッチャ楽しみになってきました~
そして、かれーくん(柚香光)アランとの絡みが絵になるヤバイです
ただメインは、人間のアランの時代なのかな?とすると、あまり妖しいのは考え物ですが
ちょっと曲がダサイのが気になるところですがそれは実際に観てみないとね
初見はだいぶ先ですが


そういえば「ポーの一族」に浮かれてたら、宙組の「天は赤い河のほとり」のチケット確保に出遅れてしまいました
これで友会外れたら、ヤバイんですが
頼みは天河からチケット抽選方法が変更になるってことでしょうか。
先着順も会員だけになるので、少しはマシになるかな~
友会抽選全部外れた上に、会費払って無い人と先着順争って惨敗じゃ、会員になってる意味無いですからね
でも新規の人が大挙して会員になったら一緒か


さて、今年も残すところわずかになり、大きな発表はもうなさそうですが、
あーさ(朝美絢)のバウの先行画像が出ましたこちら

カッケー美しい~
流石“左の人”
ポスター画像がupされるのが今から楽しみです
これ観たい~けどこれこそチケットゲット出来るのかな
うぅっ、来年も頑張ろう
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なんだかよくわからないけど、スゴイの来たみたい(台湾公演の演目決定)

2017-12-26 | 星組
昨日の月組退団者は堪えました

で、今日の公式は、ずっといいニュースです(もう年末だし、これ以上badニュースは出ないかな


夏から秋の星組台湾公演の演目が発表にこちら

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」演出小柳先生ってのが、安心感あるわ
そして、全く知らなかったんですが、台湾では有名な人形演劇を現代的にアレンジしたものらしくて、
そのビジュアルはベニー(紅ゆずる)にピッタリ

ストーリーがどうなるかはわかりませんが、殺陣は頑張らなきゃいけないみたいですね

ちょっと観に行きたくなって来ました
でも梅芸→青年館→台湾公演じゃ、チケット無理そう~
青年館、キャパ小さ過ぎだし
台湾から戻ってからの大劇場も、続演にすればいいのにな

ショーもブケタカじゃなく、よっしー(斎藤吉正)の
「Killer Rouge(キラー ルージュ)/星秀☆煌紅(アメイジングスター☆キラールージュ)」に決定

「キラールージュ」を「星秀☆煌紅」と訳するのが上手い
よっしーのこだわりを感じるわ

他人事ながら、何を台湾に持って行くんだろうと心配してたので、楽しそうな演目になって良かったわ
もしかして、台湾公演の楽を、ライビュでやる可能性もアリかしら?
冒険だけど、やる価値はあるんじゃないかな~(やろうやろう
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似合わない役ってあると思う

2017-12-26 | 月城かなと
荷が重い役と似合わない役、って違うと思うんです

学年とか、番手的に、ちょっと役の比重が大きすぎるってこと、あると思います。
本人的には苦しいでしょうけど、劇団や演出家が出来ると踏んでる時とか、
将来の本人のためとか、組内の事情的に演っておいてほしいとかがあって、その役を振られる。

でも本人の実力とか番手とかとは別に、似合わない役ってあると思うんですよね
お化粧とか鬘、お衣装で役に寄せられることもあるでしょうし、演技力でねじ伏せられることもあるでしょうけど。

「双曲線上のカルテ」(これも石田っちじゃないか
で、かなとくん(月城かなと)は不良少年の役でした。
アジア系の少年にお酒を飲ませ過ぎて、急性アルコール中毒で死なせてしまうという役で。
これがね~似合わなくて笑いました(大根っていう意味じゃないですよ

育ちの良さと性格の良さ、それに滲み出るいぶし銀感(つまり大人ってことですが
なのでヤンキー少年は無理。つまり、ありちゃん(暁千星)とは真逆な持ち味
まあこの前演ってた、シンデレラボーイは思ってた以上に似合ってて驚きましたけど
多分そういうことがわかってるから、ハリー(正塚晴彦)は「ケイレブ」の時チンピラじゃなくて、
一見イイ人そうな、青年実業家の役を振ったと思うんですよね。
(逆に咲ちゃん(彩風咲奈)には、しつこいくらい、ひねたチンピラの役振ってたもんなぁ

再演物でもA氏とかみたいに、役者の持ち味とか実力とか、な~んにも考えないで、
上から順に役を振る演出家もいますが…大体失敗してますね
どんなに名作でも、役の振り方、演出によって、ガラッと作品の質が変わるのを、わかってない演出家って…


あ~頭痛いわ
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いろいろ怖いわ月組情報

2017-12-25 | 月城かなと
皆様メリークリスマス

昨日は星組の大楽でした。退団者の皆様、ファンの皆様お疲れさまでした。
次に星組行く時は、しーらん(壱城あずさ)がいないなんて、信じられないです


そして今日は月組集合日でした。というわけで、これが劇団からの贈り物ですか~
チョッ、なんですか、このメンバーなんでこんなに上級生が多いんですか?
 
月組退団者綾月 せり、宇月 颯、貴澄 隼人、早乙女 わかば、優 ひかる、早桃 さつき

としくん、わかばちゃん……

MPは餞別だったのか~
わかばちゃんはナビゲーターズだし、たまきち(珠城りょう)トップだし、もう少しいてくれるのかな、と思ってたし
かなとくん(月城かなと)の同期が二人もいるし
この年末に、なんか立ち直れない…

そして、集合日付けって、蒼瀬(侑季)くん
「神家の七人」で注目して、これから楽しみにしてたのに
バウを観に行く楽しみは、それまでよく知らなかった下級生を見つけることなのに~殺生だわ

まゆみさん(綾月 せり)は最後の87期だな、と思ってましたが

後任の副組長に、るうちゃん(光月るう)。これは納得の人事ですけどね


そして、その他配役も出てます。原作読んでないので、全然わからないのですが、
かなとくんの役は水上 那由他というそうで。役の大きさ的には合ってるみたいですが、
この役めっちゃダンサーらしく
しかもロットバルトの、みやちゃん(美弥るりか)との絡みが多いみたいで

大丈夫かな
かなとくん、みやちゃん大好きですけどもさ
心配~

石田っちが、ちゃんと仕事してくれてることを祈ります
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「ブラタモリ」放送日時決定

2017-12-23 | 宝塚
昨日、タカスペライビュの休憩中に公式を見たら発表されてました

NHK様の「ブラタモリ」放送決定年が明けて1/13

ロケしてる!って話題になったのは、星組公演中の10/31でした。

番組の放送予定には、大劇場のロビーで星組トップコンビとポーズする、タモリさんと近江さんの写真が載ってます
出演者にはトップコンビしか名前は無いので、他の星組生は出ないのね。
公演中の舞台の取材も無かったのかな?

ベニー(紅ゆずる)は外部のメディア担当ってことでしょうか
ベニーに任せておけば安心?
今年のタカスペに出演してたトップさんたちは、みんな心配だからなぁ
特に相手がタモリさんだと、トークの瞬発力が必要だし

来年は正月早々、楽しみが多いですね




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ヒマだったのでタカスペライビュ

2017-12-23 | 宝塚
行ってきましたタカスペのライビュは初めて。リアルタイムで見るのも超お久しぶり

久しぶりで楽しかったですよ特別感あるし。
贔屓が、こういうイベントで割といいポジションにいることに、慣れないけど
でもこれは、やっぱり生が良かったな~だって真ん中の人のようには映らないので、もどかしくて
まぁチケット取れないんですけどね

公演パロディが無いのは、ちょっと寂しいですね。たとえ、どんなに滑りまくって寒風が吹きすさぼうとも

見たのは楽でしたが、割と時間通りでしたなんか残念
やっぱり梅芸だからですかね。タカスペみたいな大きいイベントは、大劇場でやってほしいなぁ。
銀橋無いのも寂しいし。席数も多いので、少しは当たりやすいでしょうし


ところで、タカスペで歌われると、近々公演が実現する確率が結構高い、気がするんですが。

まかまど(真風涼帆、星風まどか)でファントムの曲を歌ってましたね
 《訂正》コンビシャッフルでクリスティーヌは、ちゃぴちゃん(愛希れいか)でした。
     そういう意味では、月組でも演れるかも?
     失礼しました(ほんと残念な私の海馬だわ
     

ファントムといえば、だいもん(望海風斗)がやりたがってて、いずれ雪組でやるのでは、
と言われてますが、もしかして、宙組で演るかも?
だいきほ(望海風斗、真彩希帆)も合うと思ってましたが、
そういえば、まかまどでもいけるやん、って今日見てて思いました。
初演は宙組でしたし、何より宙組にはカルロッタを演れる人がいますし

さて、どうなるでしょうか
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細々と色々出ました

2017-12-21 | 宝塚
今日明日と、タカスペですね
情報はちょこちょこチェックしてますが。イマイチよくわかりません
明日ライビュに行けるかしらね~

さて、いろいろ細かく出てますね~

まず、雪組全ツの先行画像が出てますこちら

だいもん(望海風斗)のトシちゃんカッコイイ
軍服似合うわ~眼光鋭くて、鬼の副長感ある
あとは京都時代の扮装が、どうなるかしらね~幕末の時の高杉さん微妙だったしな


花組の新公その他配役も出ましたこちら

あかちゃん(綺城 ひか理)は、あきらくん(瀬戸かずや)のポーツネル男爵。色気のあるイケオジ頑張って
ちなつちゃん(鳳月杏)のクリフォード医師を亜蓮くん(亜蓮冬馬)大人な役ガンバレ~
注目はメリーベルの、ひっとん(舞空瞳)ですかね。次あたり新公ヒロが来そうかな


そして次、宙組の出演者とポスターが出ました。
出演は専科からマギーさん(星条海斗)こういう世界観に似合うな
どんな役かはわかりませんが楽しみだわ

そしてポスターがイイこちら
先行画像も良かったですが、今回は裏面だけでなく表もイイ
さすが菜穂子、いい仕事するわ


更に星組の出演者も出ました(なんで宙組と同時なんでしょうか
専科から、ゆうちゃんさん(汝鳥伶)と、みつるくん(華形ひかる)
演出の谷やん、ゆうちゃんさんも、みつるくんも大好きだよね

ただちょっと気になるのは、先日の専科公演。
あれ、確か後から追加になった公演でしたよね。
主演は理事様でしたが観に行って、ふと、これもしかして誰かのための公演なんじゃ、って思ったんですよね
まやさん(未沙のえる)が卒業される前に「おかしな二人」の公演があったみたいに
時々そういうのが、ありますよね。路線スターとか、そういうのじゃないけど長く劇団に在籍して、貢献された方のために。
多分、劇団の方から何をしたいか、聞いて貰えるんじゃなかろうかと思うんですが。
いえ、勝手にそうかもって思ってるだけですけどもしそうなら、意外と温かいよな、って思います

さて、どうなることやら…。
チャルさん(箙かおる)が卒業され、ながさん(飛鳥裕)の卒業も決まってるだけに、なんか落ち着かないわ
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メディアのステレオタイプで紋切り型のタカラヅカ情報にうんざりする

2017-12-20 | 宝塚
一般人のタカラヅカ観が未だに「ベルばら」なのは仕方ない
イヤ仕方なくはないか劇団の努力が足りないところもあるとはいえ、
その原因の多くは、メディアによるステレオタイプで紋切り型のタカラヅカ情報に寄るところが多いのでは、と思うので

先日、宙組生がFNS歌謡祭に出演してましたが、珍しく「ベルばら」でも「すみれ」でも無かったので“やれやれ”と思いました
宝塚と言えば「ベルサイユのばら」で「すみれの花咲くころ」。
それは確かにそうなんですけどね~

実は宝塚ってメチャメチャ幅広いってことを世間様に知って欲しい、という思いもヅカオタにはあるわけで
砂糖菓子のように上品で、甘くキラキラした世界だけではない、オラオラしてたり、吉本も真っ青な喜劇があったり。
多分一般の人が思いもしないような、体当たりの役を演ってたりするわけですよ。
最近だと、愛ちゃん(愛月ひかる)のラスプーチンみたいに。

トランプ大統領がしきりに“フェイクニュースだ”を連発して、米メディアを攻撃してますが
その気持ち、ちょびっとだけわかる気がします

普段から演劇関係の記事を書いてる人は、まあ大丈夫なんですが、
一般社会で話題になりそうなニュースがある時、ってたぶん普段は宝塚に関わってない人が記事を書いてるんだろうとなと思うんですよね。
いい例が今年、松岡修造さんの娘さんが音校に合格した時。
あの修造さんの娘さん、ってだけでも注目度が高いのに、その血筋が実は宝塚的に超サラブレッド、ってことで話題に拍車がかかりました

話題になるのは悪いことじゃありませんが、その方向性がなんだかデタラメで、
中には春からの初舞台公演に出るみたいな報道をしたところもあってオイオイなんの為の音楽学校だよ!とツッコミました
公称169cmを“スラリと背が高い”とかね。今時恵まれてるとはいえない身長なんですけどね
トップになるのは約束されてるみたいな書かれ方もして。
正直バカじゃないの?って思いました。確かに血筋が血筋ですから、劇団に入ってから、それなりに役が付くかもしれませんが、
そこから先どうなるかは、フタを開けてみないとわからないわけで。

すみれ売りの時も、ちょっとした騒ぎになりましたね。
例年の何倍かの人出があったみたいでしたが、その割には募金額は例年より少なかったという、しょーもないオチつきで
そしてその人出について、トップスターの退団公演以上だった、と報道したところがあったりして
正直ムカツキました

メディアの報道って、実は、すっごいイイ加減なんだな、というのをその時あらためて思いました
きちんとウラを取ったりしない、その程度の取材しかしないで、記事にしてしまうんだなぁ。
そして編集長だかキャップだかしらないけど、上の人も少々盛ってても(盛ってるって知らなくても)面白ければOKにしてしまうのね。
2チャンネル今は5チャンネル?で真偽不明の情報が飛び交ってますが、いわゆる表の世界のメディアっていうのも大差ないな、って思ってしまいます。


さて、文春オンラインに次のような記事が出ています男のヤクザ映画、女のタカラヅカ

“あくまでも個人的な”という逃げの断り書きが付いてますけど

どうやらこの方はヤクザ映画、特に「仁義なき戦い」がお好きなようです。
うん、それは人それぞれですから、いいんじゃないでしょうか。
私も嫌いじゃないですよ、ヤクザ映画。あまりにリアルでエグイのは苦手ですが
藤純子さんの「緋牡丹博徒シリーズ」とか好きだったなぁ、昔
鶴田浩二さんとか高倉健さんとか、義理人情にあつくてウェットなのとか

で、この方はどなたかに誘われて、タカラヅカを初めてご覧になったようで。
それが全然つまらなかった、らしいです
まぁしょうがない、といえばしょうがない。好き嫌いは誰にでもあるし、女性でも受け付けない人はいますからね。
何をご覧になったかは知りませんけど
不幸な出会いってありますよね。他の演目だったら、もしかしたら好きになれたかもしれない。
初めての女性を誘うのも難しいですが、初めての男性を誘うのは、もっと気を遣う

ただね、だからといって、たった一度タカラヅカを観ただけで、わかったようなことは書いてほしくないです。
“文春”といえば、それなりに影響力のあるメディアですから、なおさら。
書いてるのは外部の人でしょうけど、責任は文春にあるわけで。

「仁義なき戦い」を最高傑作というのは、ヤクザ映画を沢山、ほかの映画も入れたら山ほど見たから言えるんでしょう。
なのに、タカラヅカは1回しか観てないのに“つまらん”って言うんですね。
どこの国の映画でも、たまたま見た1本が面白くなかったからといって、その国の映画全部を“つまらん”とは言わないでしょうに。

せめて1年間、全演目を観てから言ってほしい。
タカラヅカの舞台に田中邦衛も川谷拓三もいない、などと書かれてますが、愛ちゃんのラスプーチンや
みつるくん(華形ひかる)のヤス(「銀ちゃんの恋」)を見てから、書いてほしいものです。



そんなわけでメディアのステレオタイプで紋切り型のタカラヅカ情報に辟易し、それに耐え忍びながら
少しでも訂正するべく、地道に来年も頑張りましょう

劇団様も頑張って下さいね~
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