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水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

舞台「紅鬼物語」初見感想

2025-05-17 | 鈴木拡樹

劇団☆新感線の45周年記念公演「紅鬼物語」を観て来ました。

観て最初に思ったのは「宛書だな」でしたかれーくん(柚香光)も拡樹くん(鈴木拡樹)も。

 

宝塚を卒業して約1年経ちますが、かれーくんはお芝居に出るのはこれが初めて。

男役から女優へと変化する曖昧な時期だからこそ、この役を宛てられたのかなと思いました。

かれーくんは人外の役が超ハマる人なので、リスタートに最適な作品になったのでは

 

拡樹くんの方は今まで見たことが無いような役で、でも、これまでで一番素に近いのでは、と感じました

「そのまんまじゃん、役作り要らないでしょ?」ってくらい自分に近いと、

逆に難しくてわからなくなる、なんて話もよく聞きますけど、どうなんでしょう

初めて見るような拡樹くんの連続ですが、同時に見たかった拡樹くんの連続なのでドキドキします

 

マイ初日は2階のE列で凄く見易くていい劇場だなと思いましたが、

客席を使った演出が割と頻繁にあって、見えないのがやっぱり残念でした

次回は1階なので楽しみにはしてますが、席運には恵まれなかったのでライビュも考えようかなと思ってます

公演期間が長いので、これからどんどん変わっていくでしょうね。

 

 

内容的にはそれぞれの関係性や展開が予想外で、そう来たかな感じでした

人も鬼も業の深い生き物ですね誰の命も奪わずに生きることが出来ないわけですから。

それでいてそれぞれの愛も深い。

 

キリスト教の「原罪」にも似ていて、生まれた時から業を背負っていて、それでも生き続ける。

結構な地獄だな~と思います

そしてその果てにある微かな希望。

美しい終わり方でした。

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ABCテレビ劇団☆新感線特番

2025-04-13 | 鈴木拡樹

劇団☆新感線特番見ました色々面白かったです。

制作発表に続けての収録だったみたいで。

なんかラジオもテレビもやたらABCテレビでやってるな~、と思ったら大阪公演の主催だったんですね(今頃気づくな

 

どうしてオファーを受けられたんですか?と聞かれて

「鬼を出来ると聞いて、ぜひやりたいと思いました」って、かれーくん(柚香光)。

「え、そこ?」って驚かれてましたが、いや全然驚かないでしょうよ。

かれーくん人外超得意じゃん、ってツッコミながら見てましたけど、実は宝塚時代そんなにやってないのか

新公トートや源氏の六条御息所のイメージが強烈だったからかな、ポーの一族のアランはあの時点では主に人間だし

 

拡樹くんも人外超得意な人ですが、今回は人間前回も人間でしたがビジュアルが強烈でしたからね~。

観終わった人が拡樹くんに気づかなかったという話があるくらいですが、今回は普通にイケメンの役みたい

それでも新感線は自分の中の知らなかった側面を引き出してくれる現場、と話してましたから楽しみです

 

 

どこからそういう話になったのかはわかりませんが、かれーくんの寝言が凄いという話はともかく、

その録音をこの特番の中で公共の電波に乗せるとは

かれーくんの話によると睡眠アプリというのがあるそうで、睡眠の質を記録してくれるアプリだそうですが、

寝言も録音してくれるので聞いてみたら、メッチャ喋ってる!って驚いたそうです

 

「ヘビがいる、ヘビがいるよ」とか「可愛い、可愛い~、可愛すぎてハゲそう」とか、ナニソレって感じですが

「ヘビがいる」を聞いて拡樹くんも驚いて「怖い、怖い」って反応してました

 

早乙女友貴くんがキャストでご飯食べに行った時の話をしてましたけど、

かれーくんあんな細いのにメッチャ食べるんです、って驚いてました

そういうとこ変わりませんね~かれーくんと言えば昔から「白米」ですもんね

 

 

日本中に鬼伝説はありますが、鬼と言えば酒吞童子そして大江山ということで、そこの博物館を紹介してました。

そこにある世界鬼学会の会長、って何それ?って半笑いで見てたら、真面目に研究してる大学の先生でした、ごめんなさい

 

今の鬼のイメージ、角があって口が裂けてっていうのは比較的新しい時代に出来たもので、もっと昔は目に見えないものだったそうです。

そして室町時代後半になって大きく変化したのが、鬼は人間の中に潜むものだという考えが出て来たことだそう。

人間の中にある鬼がある状況で表面化して鬼に変わるのですが、鬼になるのはほぼ女性だそうで

愛する者に裏切られた恨みや嫉妬からというのがほとんどだそうですが、

あってはならない過失、後悔しようがない過失をおかして人間の精神を保てなくなって鬼になる、という例もあるそう

怖いだけの鬼ではない、哀れさや世の無常を表せるのは女性ではないかと話されてました。

面白いですね。

かれーくんも拡樹くんも頑張ってね、楽しみにしてるから

 

 

 

ところでこの特番のMCは山里さんとABCテレビの女性アナウンサーだったんですが、

山里さんが宝塚ファンなのはよく知られてますが、アナウンサーさんも宝塚ファンだったようで。

二人ともキャーキャーうるさいうるさいそりゃあつい顔に出てしまうのはわかりますよ。

けど仕事なんですから、キャーキャー騒ぐのは裏でやってくれませんかね。

 

かれーくん主演で卒業後最初の舞台なので、かれーくん中心なのはわかりますが、他の演者のファンも見ますし、

何より劇団☆新感線の周年公演で、劇団ファンも見られるんですから。

バランスよくやらないと、引かれますしムダに反感を買うこともあると思います。

これからもあることなので気を付けてほしいです。

私は拡樹くんのファンですが、宝塚ファンでもあるのでしょーがないなぁ、って思っただけですけど

 

 

ただもっと酷かったのはMBSのラジオで。たまたまリアタイ出来たので聞きましたけど、

いきなり拡樹くんに向かって「あんたは知らん」ですからね

番組始まるまでにゲストのプロフィールとか調べないんだと驚きました。

知らなければ知らないで「ごめんね詳しくないので」くらい普通は言うと思うんですが

「これから知ってもらえるように頑張ります」って拡樹くんは返してましたけど。

 

公演の宣伝に出させてやってるんや、と思ってるのかしれませんが終始エラソーで。

俺は昔から新感線をよう知ってるねん、っていう話をダラダラダラダラ15分以上。

そんな話2、3分で終わるやろうに一人でペラペラ喋って、井上さんや拡樹くんにほとんど話を振らないの、なんなん?

 

ず~っと続いてる番組みたいですが、ちょっとビックリでした。

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ABCテレビ「スタンダップ」

2025-04-04 | 鈴木拡樹

録画を見ました。出演は、かれーくん(柚香光)、拡樹くん(鈴木拡樹)と演出の井上さん。

 

最初に情報が出た時、拡樹くん×劇団☆新感線に「わ~い」と単純に喜んだんですが、

かれーくん主演と知って、「ヒ~ッやめて」って思いましたわ

退団後最初の舞台ですからね。これ観れるの?って冷や汗出ました

ちゃんとチケット確保出来たので、ホッとしてます大阪の方がキャパ大きいですし、夜公演狙いで行ったのが良かったかも。

 

 

イメージとしては「大江山花伝」みたいな酒吞童子がらみの話で、かれーくん紅子が娘と攫われて鬼化してしまうのかな、

なんて思ったんですがどうも違うみたいですね。色々な昔話が混ざってるみたい。

 

そして番組内でも話してましたが紅子は元々鬼なんですね

鬼だけれど拡樹くん源蒼の妻になり娘も出来る。

蒼を好きになって鬼であることを隠すのか、鬼である自分に嫌悪感を持っていて蒼と出会うのか、どっちなんでしょう

 

今までの新感線とはかなりテイストの違うものになると井上さんが話されてました。悲恋物みたいですし。

かれーくんは守る側から守られる方へ、抱く方から抱かれる方へなんて言われてましたけど

実際にそんな場面があるかどうかはわかりませんが。

 

かれーくんにとっては今までやったこと無い(当たり前ですが)役どころですが、拡樹くんも今までにない役になりそうでドキドキします。

がっつり恋愛ものって、やったこと無いのでは?片想いはあったと思いますが。

夫婦もスパイファミリーくらいで、それも仮初めの夫婦でしたからね。

それに鬼側に早乙女弟の友貴くんがいるのが気になります。もしかして三角関係だったりして?

友貴くんがいたら拡樹くんとのバチバチの殺陣がありそうで、そこも楽しみです。

 

 

タイトルにちなんで自分は「~の鬼」って言うのを聞かれてましたが、

かれーくんは換気の鬼だそうで空気が澱んでるのが我慢できないみたいですね。

厳寒の時でも朝起きたらまず換気だそうで「花粉飛んでますが大丈夫ですか?」と訊かれて

「一生花粉症にはならないと決めてます」って言ってました。

 

井上さんは高校時代からずっと推してるバンドさんの鬼。刺激的で、創作のインスピレーションを貰うことがあるみたいです。

 

拡樹くんは楽屋の水周りの鬼、但し楽屋限定、と言ってましたけど

水周りが濡れたままなのが気になるみたいで、手を洗って周りを拭くところまでがワンセット、だそうです

 

井上さんから前回出演時のエピソードも出てましたね。

蘭兵衛役の、ちゃんとも(廣瀬智紀)が衣装を脱ぎ散らす方でそれを拡樹くんが畳んでたらしい

この話聞いたことありましたけど、ちゃんともの衣装だったのね

 

 

だんだん楽しみになってきました~来月は忙しくなりそうです

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舞台「学芸員鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート」配信

2025-02-21 | 鈴木拡樹

寒いですね~

この週末も最強寒波再びのようなので、お家に籠って「鎌目志万」の配信を見倒そうかな

配信期間が2週間あるので、慌てて詰め込まなくていいので助かります

そして特典映像がメチャクチャ充実してるんですよね

あと1週間あるので、拡樹くんのファンは見た方がいいですよ~。おススメです

 

ちょっとお高めで、特典映像ってなんだろうな~、ビジュアル撮影とコメント、お稽古場映像も入ってるかな?くらいに思ってたんですが

 

①ビジュアル撮影とコメント

②オーディションキャスト座談会

   オーディションの様子がわかって興味深いです。

   応募の時の録画映像も流れるんですが、それぞれ違ってて面白い

③顔合せ~本読み

④拡樹くんと小林さんさんのパンフレット対談の音声(一部)

⑤稽古場映像

⑥辻本さんと前田さんの稽古場対談

⑦ダ・ヴィンチの橋、稽古場から大阪千秋楽まで

 

それに公演本編と、拡樹くんの推しカメラが付いてるんです。マジで凄いです

公演本編は大阪千秋楽のライビュがあったので、それかな?と思ってたら東京で収録されたものみたいで、

セリフやフリなど、色々違ってるところがあって面白かったです。

 

そして推しカメラは一部じゃなくて、ホントに全編推しカメラだったんですよいやビックリでした

ここまでやってくれるところ初めて見ました。

観劇に行くときは必ずオペラを持って行きますが、なかなか推しにロックオンは出来ないんですよね

オペラを使うと周りが見えなくて、物語の肝心なところや面白いところを見逃してしまうので、結局下ろしちゃう

多分10回くらい観たら1回くらいはロックオンできるかもしれませんが

なので推しカメラはファンにとっては「夢のカメラ」ですね、ありがとうございます

 

観劇をした後で改めて、お稽古場映像とか、キャスト座談会を見ると、気づくことや見え方が違って面白いなぁって思います。

初めましてだったキャストの皆さんと、すっかり顔なじみになってますし

 

今日upされたダ・ヴィンチの橋の映像。

お稽古場で試行錯誤を重ねる過程が映っていて、大変な苦労があったことがわかりました。

そもそも舞台上で橋を組み立てて、それをまた一本ずつ外していって撤収するとか、

時間の制約もあるのにやろうと思うんだって思います、一般人は

もう凄い、としか

 

そして大阪千秋楽での様子を全部公開してくれてありがとうございます。

それまで一回も失敗してなかったんですね。初めて失敗したのが大千秋楽だったとは

1回目崩れた時は、千秋楽の演出なのかと思ったんですよね

でも2回目3回目となると、え、これどうなるの???って息を詰めましたよ

 

 

それで、配信の特典映像がこれだけ充実してると、気になるのが円盤の収録内容です。

全部入れて貰えませんかね~強欲

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舞台「学芸員鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート」

2025-02-12 | 鈴木拡樹

幸せな週末でした

観劇が終わるまでは絶対風邪ひかないぞ!とずっと気を張ってて、極寒の中出かけたんですが

終わったらしばらく予定が無いので気が抜けたのか、喉が痛いです今シーズン初風邪。

やれやれ、ひどくならないようにしなくちゃ

 

鎌目志万メチャクチャ楽しかったです最初から最後まで笑ってました。

その笑いがなんだか多彩で。クスクス笑い、ニヤリ笑い、大笑いしたり吹き出したり、ニコニコしたり。

あったかくてほんわかした空間で、思い出すたび色んな笑いがこみあげて来ます。好きだな~こういう笑い。

 

笑うことは好きですがお笑い番組とかはほとんど見ない人間で、漫才とかコントとかやってる人たちに全然詳しくないし、

その中で好きな笑いだなと思える人たちはごくわずかです

 

作・演出の小林さんのことも知りませんでしたが片桐仁さんの相方さんなんですね

なんだかすごく納得です。空気感が似てる気がします。小林さんは舞台上にいたわけじゃないんですけど。

拡樹くんが最後に紹介してましたが、ダ・ヴィンチの声をされてたんですね。

素敵ないい声でした

 

ネタバレありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伏線があちこちに散りばめられてるのが凄いなって思います。そして回収の仕方が綺麗。

大工の鰤田さんが最後に掻っ攫っていくのが見事すぎて笑いが止まりませんでした。

 

とぼけた感じの拡樹くんが大好きなんですけど他のキャストさんたちもそれぞれ個性的で素敵みんな大好きになりました

葛原美術館を略して「クズ美」、ひどいネーミング

 

建設会社の私設美術館に配属された、ダ・ヴィンチの研究をしている新人学芸員、鎌目志万が現れるところから

物語が始まりますが、色々と間がおかしくて

狂言回しを兼ねてる警備員の小次郎さんとのやり取りが、ずっと可笑しかったです。

小次郎さんが大まかな流れやラストをネタバレしちゃうのに、ちゃんと笑えるのがスゴイ。

鎌目志万と美術館の人たちの日常が、無理なくあるあるっぽくて面白い。いや誇張はしてるけど

パートの監視員幸子さんの妄想とか、館内ガイドツアーのくだりとか。

 

 

千秋楽のハイライトはダ・ヴィンチの橋の場面でしょうか。

ダ・ヴィンチが芸術家としてだけではなく、科学とか多岐にわたるジャンルでマルチに才能のある

とんでもない天才というのは知ってましたし、色んな手書きのメモみたいのも見たことありましたけど、

それが現存してるだけで5000頁以上あるとか初めて知りました。それでダ・ヴィンチ・ノートなんですね。

 

大工の鰤田さんが角材を片付けろって怒られた~、橋すら作らせてもらえないとボヤいてるのを聞いて、

「ダ・ヴィンチの橋」作りましょう!って鎌目が提案して館長、警備員さんとともに作り始めます。

釘も接着剤も縄も使わない組み立てるだけの橋。そんなのあるんだってビックリでした。

でも、失敗しちゃうんですよね~グシャッとつぶれてしまって。

初見の時は一発で完成したので、千秋楽の演出?サービス?を疑ったんですけど

でも、ホントにハプニングだったみたいで、内心焦りまくりだったと終演後の出演者さんのポストで知りました

 

演劇は生ものなので何が起こるかわからない、の典型ですね。

千秋楽あるあるなのか、収録のカメラが入ってるあるあるなのか

3回目で成功するんですが、客席から「頑張れ~」って声がかかったり、スタッフさんが出て来て角材を戻すのを手伝ったり、

ダ・ヴィンチの橋の説明映像をそのたびに流したり、あれが全部アドリブとか凄すぎました

客席の緊張と集中も凄くて完成したら大歓声大拍手でした

出来たと思ったら橋の下にいた鎌目が出てくる時に、頭をコツッとぶつけて「鎌目~」って怒られるとこまで神がかってました

 

 

そんな日常の中でクズ美存亡の危機が訪れるんですが、これ企業などの私設美術館ではよくある問題なんだろうなと思います。

経営の無駄だの効率化を図るだのって、削られていくの残念ですよね。

日本だと国公立のメジャーな美術館・博物館さへ予算を減らされて、天下のトーハク、東京国立博物館さえクラファンやってて

あっという間に目標額に達して「凄~い!良かったね~」じゃないのよ

それ、政府がやるべきことでしょ。裏金中抜きまみれのイベントとかハコモノ作ってる場合じゃないのよ

何が保守だよ、自国の文化も守れないで

 

話が逸れました

クズ美を守りたい一心で、知恵を絞って体を動かす人たち。

低予算にするために、自虐ネタが入ったCMソングを作ったりとか、もの凄く楽しかったです

カーテンコールでその歌を出演者と一緒に歌っちゃいましたっていう人は私だけじゃないはず

 

音楽も良かったな~。ダ・ヴィンチだからかルネサンスっぽいクラシカルな感じの優しい曲調のが多くて、

チェンバロとかリコーダーみたいな木管楽器が使われたりして。

ダ・ヴィンチの橋の説明映像とかでも思いましたが、eテレというかピタゴラスイッチの雰囲気に似てるなと思いました。

昔からピタゴラスイッチ大好きなんですよね。今年のお正月にもスペシャル番組やってて楽しかったんですが。

後でwiki様を見て、小林さんも片桐さんもピタゴラスイッチに関りがあると知って、なるほどでした

 

 

まだ千秋楽のほわほわ楽しい余韻が残ってるんですが、この週末には配信が見れるのが嬉しいです

続編もやらないかしらね~。小林賢太郎さんの世界にいる拡樹くんがまた観たいです、是非

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舞台「鴨乃橋ロンの禁断推理」

2024-11-15 | 鈴木拡樹

先週末は楽しい時間を過ごすことが出来ました

拡樹くんが出演していた舞台「鴨乃橋ロンの禁断推理」

楽しかったなぁ~

 

ロンとトトのバディ物。

出会った最初の事件を含め五つの事件で構成されていて、ロンに関わる人や過去が少しずつ見えてくるようになってました。

一人何役も演じているアンサンブルさんに、主要キャストでも兼役されてる人が何人かいて皆さん上手いし、

シリアスと笑いのバランス、セットの使い方や照明、映像の使い方など演出も凄く良くてホント面白かったです

でも休憩無しの2時間40分はキツかった私のお尻が

ブリーゼの椅子のせいもあるかもですが

 

拡樹くんは3話目に出て来る愛知県警の敏腕刑事翡翠臣疾。

めちゃめちゃカッコイイキリッピシッキランって音が聞こえてきそうな動きがいちいち漫画チックで、キレッキレ

ピンセット捌きが見事でした

登場シーンはあなたも「そこのお前!」って怒られたいですよね、という演出川尻さんのサービスですよね、ありがとうございます

あの方向に振り切れてる拡樹くんは珍しいかも大真面目でカッコイイが故に超面白くて爆笑でした。

好きだわ、慧眼の翡翠

続きがあったらまた翡翠刑事を見たいな。

 

っていうか、キャスト的に結構豪華だな、って気がします。

真ん中の二人も凄く良くて唸りましたし。

 

そして今回出番はそんなに多くなかったですが、M家の二人、モリアーティ兄妹にヒデ様(佐々木喜英)と

元欅坂の子を持って来てるのは続編を見越してのキャスティングじゃないかな思いました。

二人が出て来る度に、空気がガラッと変わってひんやりするのが凄いなと思いました。ヒデ様さすがです。

元欅坂の土生さんは長身の小顔美人でめちゃくちゃスタイル良しさん。

演劇の発声はまだまだなところもありましたけど、歌もお芝居も良かったので先が楽しみだなと思います。

 

 

拡樹くんの過去の舞台は、円盤とか配信とか放送とかで全部は網羅出来てないですが、まあまあ数を見たので

初めましての気がしない役者さんが結構います今回だと和泉宗兵さんがそうです。

そして馬場良馬さんもそうかな、と思ってwiki様を見たら「義経千本桜」の弁慶様を観てたんでした

すっごい素敵だったんですよねもうずいぶん昔ですが

今回のシュピッツはカッコイイのにアドリブがキレッキレで知ってましたけどマジ凄いって思いました

 

拡樹くん、ヒデ様、良馬さん、宗兵さんが脇をピシッと固めてるのスゴイなって思います。

作品のクオリティが上がるわ

そういう意味でもシリーズ化が念頭にあるんじゃないでしょうか。

新しい作品を立ち上げるのは大変でしょうけど、頑張ってほしいです。

ただやっぱりと言うか、チケット代がかなりお高めで

苦しいのがわかるので、あまり言いたくはないんですが。

でも2.5は特に若い人が多いので、リピートするのはキツイんじゃないかなと思います

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舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 3」③

2024-04-21 | 鈴木拡樹

続き。

「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 」1 は4年くらい前に配信で見ました。

拡樹くんのファンになったばかりの頃で、円盤とか配信とか見ていく中で、

じゃ次はこれを見てみようかな~、なんかカッコ良さげだしアニメ原作だったっけ?くらいの軽い気持ちで

今考えるとコワイわ

 

近未来の刑事ものなんだ~、なんかダークでハードな世界観だな~。

笑えるところもあるけど、どんどんシリアスで不穏な展開になっていくな~

テロリスト集団との総力戦に、九泉の過去と葛藤が絡んでいって、

最後の衝撃の結末

しばらくは立ち直れませんでした二人とも死んだと思ったんですよね

 

舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 」シリーズ1~3のネタバレしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このシリーズはどの作品も後を引くなと思います。

観終わってからずっと頭の中から離れなくて、ぐるぐる考え続けてしまいます。

 

人々の精神が数値化され管理される社会で、職業適性もシビュラシステムによって振り分けられて自由に選べず、

犯罪係数が測定されて一定値を超えると潜在犯として逮捕される社会。

その中で人間らしさとは、自由とは、正義とは、人を殺すということとは、と見る側に投げかけてくる問いかけ。

見ててキツイけれど一度見たら、止められなくなります。中毒性があるというか

 

 

今回の3係の執行官には元軍人がいて、イリュージオの歌を聴いて彼もまた精神的不調に陥ります。

軍人時代に敵を殺した時のことを思い出したんですよね。

 

軍人が戦場で敵を殺すことは職務だから、殺人罪に問われることはありません。むしろ褒められる。

それでも相手が人間で、人を殺したことに変わりはない。

遠隔攻撃で相手が見えなかったら悩まないかもしれませんが、目の前にいる人間を斃したら動揺し葛藤するのが普通でしょう。

そんなに簡単に割り切れない。というか簡単に納得できる状況や人間の方がむしろ怖い。

だから第2次大戦の日本兵にも、ベトナムやアフガンに行った米兵にもPTSDで苦しむ人たちが沢山いたんでしょう。

 

殺してはいけない人間と、殺していい人間を線引きする。

シビュラシステムが?

でもそれは本当に正しいのか?

 

1で九泉は度々母親の夢を見て苦しみます。「では晴人、潜在犯は人間じゃないの?」と尋ねてくる母親。

実際には職務として処分したのではなく、九泉の中の正義が暴走して母親を殺しているので、

母親を殺したことを後悔していることの現れでしょうし、人間のあいだに線を引いてはいけないと考えてることの証では。

シビュラによって記憶を変えられていたとしても

そして嘉納を処分したことも同様。

シビュラ的に考えれば、母親を殺したのは誤りで、嘉納を処分したのは間違ってないということになるんですが。

 

 

どの時点で全てを思い出したのかはっきりわかりませんが、自分に対して「俺はクズだった」と言い、

最悪の気分だと言いながら、それでも今度こそバグを修正して差し上げますよと言う林崎に対して

「バグじゃない!」絶対嫌だと拒否する九泉。

 

東京のアフトクで拡樹くんは「九泉はシビュラ馬鹿」と言ったそうで、

それはどういう意味なんだろうって大阪公演を観て以来考えていました。

 

「俺はシビュラを許さないし、俺を許さない」そう言って最後に取った行動は、

九泉の中の「正義」がそうさせたのだろうと思います。誰かの強制ではない「自分の意思」で選んだ。

それでもシビュラを全否定はしていないみたいで、シビュラシステムを壊す方へは向かっていない。

1でテロリスト集団が「シビュラシステムは不完全だ」「重大な欠陥がある」と言ってましたが、

シビュラシステム自身がその不完全さを理解しているから、最後は人間の手に委ねられる、と九泉も考えてるのかなと思いました。

 

海堂に対して記憶がどうであろうと、「お前はお前だ」と励ますように言ったのが3のすべてなのかなと思います。

自分が何をしたいか、結局は「自分の意思」を持っているかが大事。

社会システムがどうあろうとその中で生きていく。

海堂が九泉にとって希望なんだなということが、やっと理解できた気がします。

 

 

 

このシリーズは一応完結、ということになってますが、その後の海堂が気になります

それに神宮寺が何故特別自治区に潜入することになったのかも。

九泉はいなくても、また新しいシリーズを始めてくれても全然いいんですけどね

 

ところで林崎は九泉に撃たれて死んだんですけど、

娘にホントに死んだと思う?って訊いたら「死んでないと思う」と返ってきました

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舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 3」②

2024-04-20 | 鈴木拡樹

続き。

何をどう書こうとしてもネタバレになるので

舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice」シリーズ1~3のネタバレしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3は九泉のカウンセリングシーンから始まります。

観る前に「拡樹さんのファンは開演5分前には着席しているように!」という注意喚起を見かけたので

客席登場とかあるのかなと周囲に気を配っていたら、開演時刻3分くらい前に上手側からマグカップを持った九泉がのんびりスルッと登場。

コーヒーを飲んだり、周りをぼんやり眺めたりしながら、舞台真ん中にあるテーブルのところに行って着席、タバコを吸い始めます。

その間一言のセリフも無いんですが、そこまでの動作が自然なのにイチイチ美しくてカッコイイ!って何なのアレ

客席が拡樹くんの一挙一動に集中していくのが感じられて、すごく面白かったです

 

この始まり方は2でもあって、その時は特別自治区の住人に扮したアンサンブルさんたちが、あっちこっちで小芝居してたんですが、

今回は舞台上に一人ですからね。

一緒に観劇した娘が「あれが出来るのがさすが拡樹くんだよね~」と褒めてくれました

演出家さんからは楽屋にいる時みたいにリラックスして、というオーダーだったそうです。

「楽屋でタバコ吸ったりしてないですよ!」と東京のアフトクで話してたそうですが

そう言えば舞台上で吸ってたタバコ本物でしたねタバコの煙の匂いが流れて来てました。

最近じゃ珍しいんじゃないですかね?火を使うし灰も落ちるので、ほぼ電子タバコだと思ってました。

 

 

九泉がぼんやりタバコを吸ってると、下手側から林崎(多和田任益)が登場してカウンセリングが始まります。

1と2を観てるので、多和田さんが出演でカウンセラー役というだけで不穏さに慄きましたけど。

そして観客にそれを隠してませんでしたね

不機嫌な九泉を優しく、や・さ・し・くなだめる林崎が怖すぎました

 

多和田さんはこのシリーズ全作に出演していて、隠れラスボスか?ってくらい大事な役です。

3作とも違う名前で、最初は全くの別人なのかなと思いましたが

 

時系列的に最初の2では特別自治区の監理官光宗。

非人道的な人体実験を指揮する人間で、それを阻止しようとした神宮寺に斬られて死ぬんですが、

その死に様が衝撃的で鳥肌が立ちました。

崩れ落ち方が人間に見えなかった映像だか照明のエフェクトもうまくハマってて。

それを見た嘉納と神宮寺も「義体」「こんな技術が!」と驚いてました。

 

その後舞台上に現れた光宗は新しい任務を命じられて、3係の執行官蘭具雪也になり、1につながっていきます

光宗と同じ顔の蘭具に嘉納は驚いたはずですが、立ち居振る舞いから全然違うオタクな執行官だし、

特別自治区で死んだ(壊れたと言うべきか)のは人間じゃなかったので、似ているだけと思ったのでは。

そして蘭具はテロリストとの戦いの中で、死んだんですけどね。ちゃんと人間として

なので林崎が本当に人間なのか、進化した義体なのか私にはわからないです

 

 

1の事件で、九泉は使い物にならないくらい精神的にボロボロになったでしょうから、休職して「カウンセリング」になったんでしょうけど。

カウンセリングという名の「記憶調整」

思い出せないからカウンセリングを受けてるんじゃなくて、事件や嘉納の記憶を消すための「カウンセリング」では

それでもあまりにも衝撃が大きすぎて、嘉納の姿や言葉がチラチラと頭の中をよぎり、

「謝らなければいけない気がする」という九泉。顔も名前もよく思い出せなくなってるのに

そんな九泉を3係に復帰させるんですから鬼としか

 

学者殺害事件を追う中で聴いたイリュージオの歌によって変調をきたす九泉。

突然理性のブレーキが効かなくなったり、廃棄区画時代のことを思い出すようになったり。

それは他の3係の執行官たちにも影響し、サイコハザードを起こそうとしている組織と対決することになるのですが。

 

 

1と3では九泉の人格がかなり違っています。

1ではエリート意識が強くて疑り深く他人に対して冷たい。

3で復帰した九泉はもう少し人間的で、執行官たちを仲間として認め、信頼し信頼されたいという感じで柔らかい。

実はそれが元々の性格だったのではと思います。

 

シビュラによって消されていた廃棄区画時代の記憶。

仲間に慕われるリーダー格で、穏やかで年少の者たちに優しかった。そのころの夢は正義のヒーローになること。

でもある日、仲間内の子どもが攫われてしまいます。攫われた子どもは臓器を売買されたり、培養の材料にされたりするとか

攫ったのは仲間の中にいた裏切り者で、そしてそれを仲介していたのが自分の母親だったという残酷な事実

 

搾りだした「なんで?」の問いに「生きるためよ」「あなたの夢を応援してるわ」と答える母親

仲間たちを守りたい、何より第一に病弱な母親を守るために正義のヒーローになりたいと思ったはず。

でもその夢のために他人の(仲間の)命を犠牲にするのは、大きな矛盾です。

信じていた者たちに裏切られ、信じていた「自分の中の正義」が崩壊し、九泉は泣きながら母親を刺し殺す。

その慟哭がこちらに突き刺さって来て、観ていてほんとにしんどかった

 

錯乱状態の九泉のところに公安が現れ、人工監視官育成計画の被験体にするために連れて行き、

廃棄区画で育った記憶を消し、母親殺しをシビュラに忠実であるがゆえに職務を果たした、とすり替えます

・・・・・・・・・確かにそういうふうに入れ替えることで、九泉は救われただろうと思いますが

それでも母親を殺したという罪悪感が、九泉を苦しめ続けたんですよね。

そして1の事件で嘉納を処分した状況が、母親を苦悩のうちに殺した状況と酷似しすぎていて

ヒドイ

 

 

記憶を消して別の記憶に入れ替えても、人の性格はそんな簡単に変わらない。

生まれ育った経歴が形作る思考回路や行動パターン、起きる感情は、記憶が消されても無くならないんだろうと思います。

そして思い出したくないような、消し去りたいような黒歴史は多分誰にでも、一つか二つかそれ以上ある

けれどそれも含めて「自分」なんだなと3の九泉を見ていて思いました。

 

林崎に「あなたは間違っていませんよ」と言われても、「心が違うと言うんだ」と答える九泉に、

「心が?面白いことを言いますね」と返す林崎。

彼には永遠に理解できないのでは。でもその葛藤こそが人間らしさだと思います。

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舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 3」①

2024-04-20 | 鈴木拡樹

舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice 3」は九泉晴人の続きの物語。

単独でも十分楽しめますが、1と2に描かれていたことの意味が分かったりしてハッとさせられるところがあったりするので、

順番は逆でもいいので前2作もご覧になることをお勧めします。時系列的には2-1-3の順になります。

まあ私自身、原作アニメを見てないので、本当のところわかってなかったり、ズレてることが色々あるんだろうなと思いますが

舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice」シリーズ1~3のネタバレしてますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このシリーズは人工監視官育成計画の物語でもあったわけですね。

本来監視官適性の無い人間をどう適合させていくか。

 

3係の監視官九泉晴人、嘉納火炉、神宮寺司、海堂自我はいずれも廃棄区画出身。

2に出て来る神宮寺は明確には語られていませんが、計画の最初の被験体だったのではと思います。

そして全員潜在犯だった可能性があります。

 

神宮寺と嘉納は記憶をいじられてませんが、九泉と海堂は記憶を書き換えられているので、

被験体の様子を見ながら計画がそういう方向へ進んできたのがわかります。

技術の進歩もあって可能になったということかもしれません。

 

なんで廃棄区画なんだろう

最初は廃棄区画に住む人たち(大抵の場合潜在犯落ちしてるか色相が濁ってる)を人間と思っていない、

実験動物程度にしか見てないからではと思いましたが、

3を観て、過酷な環境の中を生き抜いてきたサバイバル・スキルに注目したのかもという気がしました。

一般人にはあまり無いような経験をしてきてるでしょうからね。

その中で頭が良くて正義感が強く、リーダーシップのある人間を被験体として選んだのかなと。

 

 

嘉納は廃棄区画出身の元執行官つまり潜在犯でしたが、劇的に犯罪係数が改善したとして突然監視官に昇進します。

後に、シビュラシステムがデータを改竄していることに気づいたのは、2で特別自治区の調査に入って神宮寺に出会い、

潜在犯をモルモット代わりに実験してデータを集めていることを知ったのが切っ掛けなんでしょう。

そこでシビュラシステムというものに対する疑念や不信感、嫌悪感が生まれたのかと。

 

そして次に3係の監視官になった九泉の過去、監視官就任初日に潜在犯落ちした母親を自らの手で処分したという経歴が、

実は捏造されたものである上に記憶も書き換えられていたこと。更に二人が人工監視官育成計画の被験体になっていることを知ってしまった

勿論同意など無いわけで、とんでもなく非人道的で倫理に外れた実験です。潜在犯といえども人間でしょうに

 

 

初めて1を見たあとで、嘉納は結局何をしたかったんだろう、とずっと考えていました。

行動がブレてて一貫性が無いように見えたんですよね。

 

同じ廃棄区画出身で兄弟のように育ち、また執行官時代の同僚でもあった大城。

彼と同僚であった時代を懐かしみ、「俺は俺でいたかっただけだ」と呟く嘉納は監視官になりたくなかったというより、

改竄されたデータによって存在している自分に、居心地の悪さを感じていた気がします。

やろうとしていることを絶対的に正しいと言い切ることができない、あやふやな自分。

誰かに止めてほしくて大城に向かって「おれを殺せるか?」「殺してくれないか」と言ったのかも。

 

不安と孤独、存在の不確かさから来る自信の無さと焦りをずっと抱えていたのか、

どうせ殺されるなら大城に殺してほしいという気持ちが、目線の動きや表情から窺えて、

わだっくまさん(和田琢磨)はこういう心情を滲ませるのが抜群に上手いなと思います

 

シビュラシステムを壊して、ただの自分に戻りたいという気持ちもあって、3係を裏切ってテロリストに協力し、

必要なら人を殺すことさえ躊躇わなかった。

それなのに「お前たちと一緒にするな!」と言い放ってテロリストを殺したのは、

自分と同じ被験体である九泉を死なせたく無かったから?なんでしょうか。

 

本当は九泉とともにシビュラシステムを壊せたらと思ってたんでしょうね

でも九泉は記憶を書き換えられたせいで、エリート意識が強くて執行官に対して厳しく、

元執行官である嘉納を信用してなかったのでどうしようもない

元の記憶を取り戻したら関係性が変わるという気持ちから、九泉をずっと見守っていたのかもしれない。

 

仲間である執行官たちを次々失い、自分の記憶が書き換えられていたことを知ったショックで、

アイデンティティを喪失した九泉。

嘉納が差し出した手を拒否して、仲間の仇を取る方を選んだのは本来の気質がそうさせたのではと3を観て思いました。

そんな九泉を悲しく思いながら、嘉納はきっと、ドミネーターで撃たなかったと今は思います

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舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice3」初見感想

2024-03-29 | 鈴木拡樹

舞台「PSYCHO-PASS Virtue and Vice3」大阪初日を観て来ました。感想は

シビュラの人でなし~!!

ですね

いやシビュラシステムは人間じゃないから(頭の悪い感想

まあ今回も地獄だったということです。

頭の中が全然整理されてないので言語化出来ない。感想書けるかな

あと2回観れるので、もう少し理解できるといいな

 

 

 

さて私のもう一人の推しである、かなとくん(月城かなと)の退団公演が明日から始まります

公演時間が出たので初日の幕は上がると信じていますが、

ニュースでお稽古場映像が出ないのが気になります楽しみにしてたのに

花組の時はあったのにな

 

公演が無事行われますように。

退団者のファンの皆様、悔いの残らないように頑張りましょうね・

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