水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

小池氏

2020-08-30 | 宝塚

先月の話になりますが、小池修一郎氏と轟悠氏が宝塚の理事を退任して、特別顧問に就任することが発表されました。

 

轟氏は“理事様”呼びしてたので、使えなくなるのか~という変な感想を持ちました

特別顧問って長いし“さん”呼びはなれなれしい感じがするし、“様”呼びはナンカ違う気が

しばらくは“氏”で行こうかな(どうでもいい話

現役引退には早すぎるので、これまでと活動内容はそんなに変わらないんだろうとは思います。

ただ出来れば小劇場だけにしてほしいですね

下級生には存在そのものが勉強になると思うので歓迎してますよ。

 

そしてイケコ氏の方は意外でした。

いずれ理事長になるだろうと思っていたので。(可能性としてはずっと先にあるかもしれませんが)

 

外での仕事も多いですし、「ポーの一族」を演ったことで宝塚は一区切りついたのかも

とはいえ劇団は手放したく無いでしょうから、こういう形になったのかな。

まだまだ現役でやりたいことが沢山あるのかもしれません

 

数日前に「るろ剣」の全公演中止が発表されたのが残念ですね

「京都編」はさすがに宝塚では出来ないですし、会場もIHIステージアラウンドだったそうで。

舞台機構はなんでも使う主義のイケコ氏が、ウキウキしながら構想を練ってたのが想像できるので余計にね

何もなければ今頃は宝塚でロミジュリをやってたでしょうし

 

誰にとっても今年は災厄の年です

志々雄役の黒羽麻璃央くんにとっても転機になったかもしれない役だったのに。

エリザのルキーニに引き続きですからね

一日も早く収束して、上演出来る日が来ることを願ってます。

 

横になりますが麻璃央くんって本名なんですね名前はまだしも、苗字と合わさるとインパクトすごい

二次元の世界だわ

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アナログ人間のオタクな日々

2020-08-27 | 宝塚

ども相変わらず暑いですね。

もうすぐ9月になります。少しは忙しくならないかな~。オタ活が

5ヶ月も観劇出来ない日々が続いてやっと再開しましたが、7月1回、8月に1回だけ

このまま冬に突入したら・・・いやいや考えないようにしよう

 

このブログを始めて7年目になります。意外と続いているのは常に宝塚が話題を提供してくれるからです

でも7年も続けてる割には使い方が実はよくわかってないことも多くて、トラブって慌てることもチョイチョイ

どこか別のところに引っ越そうかなと考えたこともありますが、面倒くさくてそのままです

めちゃくちゃアナログ人間なんですよね~(そこ鈴木拡樹さんと同じなのが嬉しいレベルが違う気もしますが

 

コロナで世界は大きく変わりました。コロナが落ち着いても、生活は明らかに以前とは違うでしょう。

世界の片隅にいるアナログ人間のオタクでも、変わらないわけにはいきませんでした

一番変わったのは配信に抵抗が無くなったことですかね

やっぱり舞台は生が一番とはいえこのご時世ではそうも言ってられない(そもそも遠征できないこともありますし)

 

ただウチのPCはかなり古いので、ちゃんと見られるのか不安でした

それを解消してくれたのが、舞台「刀剣乱舞」の一挙無料配信です

いや本当に、今から考えたら大変有難かったです

無料だから失敗しても、万一見れなくてもいいか、と思えたのが良かった。

とりあえずチャレンジしてみたら、すごくわかりやすくてサンプル動画で見れるかどうかの確認も出来たし、

こんなアナログなおばちゃんでもちゃんと見れました~。有難うございます

うん。

でもその後、かいちゃん(七海ひろき)出演の科白劇の大楽も見ましたし、大演練控えの間も見ましたからね

おまけに他の舞台作品まで見ましたから、これも運営側の戦略だった、ってことかもしれません

 

それで今考えてるのが、宝塚の配信をどうするか、です。

残念ながら見逃し配信とか無いので、日程が合わないと見ることができないですけど

通常の公演もですが、だいもん(望海風斗)のコンサート、真彩ちゃん(真彩希帆)、翔くん(彩凪翔)のDSも配信があります。

DSが無観客なのはツライですが、DSに縁がない人間としてはリアルタイムで見れるチャンスがあるのは嬉しいです。

 

で、楽天TVにするか、U-NEXTにするか、またはその両方に登録するかで悩み中です

どうせなら他の舞台作品とかも見れる方がいいですしね

そこでハタと思い出したことが

楽天TVってNBAの放送をしてるんですよね。どういう形でいくらくらいかかるとか調べたことはないんですけど。

昔のようなオタクでは無いですけど今でも好きですし、八村塁くんが頑張ってるので見れるもんなら見たいな~

 

余談ですが、拡樹くんがNBA好きと知ってテンションしました(機械オンチに続くまさかの共通点

今はそんなに見てなくて(忙しいからでしょうね)アレン・アイバーソンが好きだったそうですが

コービー(ブライアント)でもレブロン(ジェームス)でもなく、アイバーソンなのか~。

どういう切っ掛けでNBA好きになったのか知りたいな~。

私がめちゃくちゃハマってたのは更にもう一世代前ですけどね

 

コロナで生活が変わったもう一つは、とうらぶのゲームを始めたことです

今までゲームに縁のない生活を送ってきて、永遠に縁がないだろうと思ってました

どんくさいし、超アナログ人間だし、絶対無理、と思ってましたが。

 

キャンペーンで今なら62振りプレゼントに引かれてしまいました

“タダ”に弱いのはオバチャンの性ですな

なんといっても三日月様が頂けるというのが大きかったです

いわゆる私の“推し”ですが、とってもレアなのでいつになっても出ないんだろうなぁと思ってたんですよね。

 

そして私より一足先に娘がゲームを始めてたことも大きくて、色々教えてもらえたので助かりました

私が刀ステにハマったことで、ゲームに興味を持ち、始めたそうです。

 

始めてみるとゲーム初心者、超アナログ人間のどんくさいオバチャンにも優しいゲームでした。

俊敏性とか必要ないし、課金要素もそれほど多くないし、自分のペースで細切れの時間でも出来るのが良かったです。

ゲームに苦手意識ある方も、試しに如何でしょうか~(とうらぶ運営の回し者ではありません

あ、ちなみにウチのPCでは読み込めませんでしたので、タブレットでやってます(そっちも結構古いんですけどね

 

私の場合、刀ステ→アニメ花丸→アニメ活撃→映画→ゲームの順でしたが

娘は、ゲーム→映画→刀ステ→花丸→活撃の順にハマったようですね。

さらに二人でお盆に「わんぱく!刀剣乱舞」のグッズを買いに天王寺まで行きました。

だって可愛いしぬいぐるみが出たら確実に買う自信があります

いやぁ見事なマルチメディア展開に、まんまと嵌められてますわ

 

 

一足先に星組が、そして今日花組公演が9/3から再開されることが発表されました。

公演期間が少しでも延長されるかと思いましたがそれは無さそうです。

そして新公が無くなったことが残念でなりません。

新公が無くなったことによって、タカラジェンヌとしての将来が大きく変わってしまう人が出てくるでしょうね

公演が無事続けられること、新公が再開される日が来ることを祈ってます。

 

劇場に行けないストレスをちょいちょいBDとかのグッズをポチりながら(演劇界に対する支援の一つの方法なのでいいんです

ゲームで紛らわしながら、冬を乗り越えるぞ(まだまだ残暑の季節ですけど

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せーらちゃんがドラマに

2020-08-18 | 宝塚

昨年末突然の専科異動で驚かされた、せーらちゃん(星蘭ひとみ)のドラマ出演が発表されています。

9月スタートのTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」

26年ぶりの現役生連ドラ出演だそうですが・・・・せーらちゃんもツイてないですね

専科異動後のコロナ騒動もあって、思うような露出ができず、

やっと発表されたドラマは、三浦春馬さんの元カノという役柄ですが、三浦さんの死去により4回で終わることが発表されています。

 

この出演がいい切っ掛けになってくれるといいのですが。

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舞台「刀剣乱舞」シリーズ雑感

2020-08-17 | 演劇

かいちゃん(七海ひろき)が舞台「刀剣乱舞」に細川ガラシャ役で出演することが発表されたのは5月でした。

一時は落ち着いていた新型コロナウイルス患者数はその後急拡大。

新宿の劇場でクラスターが発生したりして開催が危ぶまれる中、本来の形では無く科白劇としてソーシャル・ディスタンスを保ち、

講談師さんが加わり、マウス・シールドを付けてという、とってもイレギュラーな形でしたが先日無事幕を閉じました。

楽までの全公演を開催出来たのはキャスト、スタッフ初め関係者の努力、客席の協力があったからですが、奇跡のように思えます。

 

そんな緊張感綱渡り感の中で、危険を冒してまでやる意味があるのか、という人もいるでしょうし、その通りではあります

でも、全国民が家の中に閉じこもったら一時的に感染が収まっても、動き出したらまた感染が拡がってしまいます。

ワクチンや薬が出来るまで仕事もせずに家に居られるかと言えば、そんな人はわずかでしょう。

その間、国が生活費を保証してくれるわけではありませんしね

 

エンタメ業界は不要不急かもしれませんが、その裾野は広くて表面上は見えていなくても、たくさんの人が働いています。

止めてしまうと失われる技術や才能もあります。それは結局私たちの社会にとって損失なのです。

何より必要最低限の衣食住と仕事だけの、何の楽しみもない生活なんて、生きている気がしない

そんなカスカスの砂漠のような毎日だと、確実に精神を病む人が増えそうです。

それは舞台に立つ人にとっても同じでしょうね。

エンタメや芸術は人が生きるために必要なのだと思います。

だからこそあのようなイレギュラーな形であっても、公演を開催することに拘ってくれたのだろうと思っています。

 

ここからネタバレ少しありますよ。

 

 

 

 

 

 

「科白劇舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝いくさ世の徒花改変いくさ世の徒花の記憶」は(な、長いな

別の本丸の慶長熊本の特命調査の記録を読む、という形を取っていたので、本来の形での公演が出来るようになって開催されても

きっと似て非なるものになるんだろうなと思います。

 

初めに過去作品の配信を一通り見た時、面白い、カッコイイ、楽しいとお気楽に楽しんでいたのですが

5作目の悲伝で、あれ???となり、次の慈伝でエッとなりました

それでテレビで放送があった時に最初から見直してみると、出るわ出るわ伏線の山

何気なくスルーしていた言葉や仕草の端々に、意味があって気を抜けない作品なのだとわかりました

 

そもそもの最初の「虚伝」とその次の再演からして、ただの再演じゃなかった

宝塚でも度々再演される作品はありますし、演出家によっては出演者のカラーに合わせて変えてくることはあります。

その他セットやお衣装や、かみしもが変わったりとかね。でも基本的な内容は変わらないです。

 

ところが再演の蘭丸は信長から不動行光の短刀をもらっても「不吉なことが起きる気がする」と言ったり、

「今度こそ上様をお助けしなければ」とかいう台詞があったりするんですよね。

それって歴史が繰り返されていることに蘭丸は薄々気が付いているってことになります。

 

蘭丸だけでなく、他の作品では将軍義輝が「儂が死ぬのは何度目じゃ?」と言ったり

果ては黒田官兵衛みたいに、刀剣男士と時間遡行軍の存在と意味を類推して利用しようとするし

もっとヤバイのは今回の科白劇の官兵衛で、別の時間軸の官兵衛の記憶を有してしまっている

そしていろいろとこの世界の根幹に関わるようなワードを投げかけてくるのが、さすが官兵衛様というかヤバすぎました

この先もまたどこかの時間軸に現れそう

 

科白劇の世界は“放棄された世界”、っていう設定もスゴイけど

放棄された世界だからその先が無いのか、改変された世界だからループして、その先へ行くために藻掻いているのか。

刀ステの世界は“タイム・ループ”がテーマってことなのかな

それに三日月様も関わってるし。

舞台刀剣乱舞の世界の着地点が見えないわ

そもそも理解しきれるのかしらね

 

 

科白劇の、かいちゃんはいろんな表情を見せてくれて楽しかったです。

普通に美人で可愛い武家の奥方から、歴史的な事件に巻き込まれて苦悩する姿、

葛藤の末に人でないものに堕ちてしまう姿とか。

“ガラシャ様の女”になるとか、宝塚でオスカルでトート閣下だっった、と言われていた意味がよくわかりました

 

かいちゃん初めキャストの皆さん本当に素晴らしかった

ソーシャル・ディスタンスを取りながらの殺陣も映像や照明を上手く使ってて、凄いなぁと思いました。

意外にもそれまでの刀ステと、それほどの差異は感じられなかったです。

それでも地蔵行平に手を引かれて逃げるところはやっぱり、手を繋いで欲しかったなと思うので再演に期待したいです。

 

今回の公演で心に染みたのは、歌仙兼定役の和田さんのお芝居でした。

 

刀剣乱舞の世界の刀剣男士って、元の主の影響が大なり小なりあるものです。

そして関係性もそれぞれ違う。好き過ぎたり、尊敬してたり、助けられなかったことに責任を感じていたり、

行動を許せなかったり、複雑な感情を持ってたり。

中でも歌仙兼定は元の主の忠興の影響を受けているんだけど、その行動に不快感も持ってたりして単純に“好き”とも言えない。

 

でも過去の忠興夫妻を回想する場面とかの、優しくて切なそうな表情がたまりませんでした。

二人の幸せを願っていたのが痛いほどわかりました。

それだけに最後にガラシャと対決して斬らなければならなくなった時、いつも殺陣ですら雅な歌仙くんの殺陣が、

優雅さを捨てて、力任せで粗野ですらあったのは、そうでもしなければ斬ることが出来なかったんだろうなと思いました。

 

ガラシャ様の着物で血を拭った忠興を「雅じゃない」と非難していた歌仙くんが、

ガラシャ様を斬った血を、自分の袖で大事そうに拭うのが見ていて辛かったです。

何の因果で・・・とも思えますが、歌仙くんだからこそ、とも思えて。

 

本来の形で再演される時、また同じキャストで再演してほしいなと思います。

&関西でも公演出来るようになってほしいなと思います。切に

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恋は突然に

2020-08-16 | 鈴木拡樹

今日は水夏希さんのお誕生日です。おめでとうございます

こんな状況下ですが、幸せな時間を過ごされてるといいなと思います。

 

水さんに出会ってから、ずっとヅカオタでした。今も勿論ヅカオタですが

ただ今更というか、外の世界の人に堕ちる日が来るとは思わなかったなぁ

ときめいた俳優さんは何人かいましたが、堕ちた人は生まれて初めてです、そう言えば

そして映像でしか見ていないのに舞台の人だった、というのに驚いています。

映像なのに、テレビや映画の人とは違うのか

もし鈴木拡樹さんをテレビドラマや映画で見てたら堕ちたんだろうか?????謎だわ

 

そして拡樹さんに堕ちたことで、宝塚の良さにも気付かされる

 

水さんに堕ちた時、実はメチャクチャ落ち込んだんですよね

出会った時はもうトップだったから。

なんでもっと早く出会えなかったんだろう。この作品もあの作品も生で観たかった

ヅカオタの友人もいたのに

悲しくて悲しくて辛かったなぁ。

 

でも振り返ってみたら、結局その時、しかなかったんですよね。

その時だったから、観劇に行く余裕があった。時間的にも経済的にも

その時だったから、卒業されるまでの時間を全力で応援しようと思ったし、

悔いなく見送れたのは幸せだったなと思います

これが最後の“恋”だと思ってましたから

 

水さんが卒業されたら超ライトなヅカオタになって、かなとくん(月城かなと)の成長をゆるゆる見守ろうって思ってたんですよ。

甘かったわ

ぴよぴよの研1男役も、5年も経ったら立派に成長して不意打ちしてくるんです

油断も隙もないわ~

というわけで、かなとくんが卒業するまでは、確実にヅカオタ生活から足を洗えそうにありません

 

そして水さんに堕ちた時と同じような経験を、今再びしています。

ホントなんで今更・・・。それもこれも、かいちゃん(七海ひろき)の所為なんだけど

よりによって外の世界の人だもんなぁ

宝塚だけで十分忙しいので、外の世界には近づかないようにしてたのに。特に2.5界隈ね。

宝塚は言ってみれば元祖2.5次元ですから、元々親和性があるんですよね。

勿論ヅカオタにも色々いて、漫画やアニメ原作を嫌う人もいますけど

油断しましたもっと気を付けるべきでした。が、もう遅い。

 

そしてファンになったら、当然過去の出演作を見てみたくなるものです。

ところが外の世界って、円盤化されないことも多いし、販売終了だったりするし、

拡樹さんもそこそこキャリアがある人なので、そんな見たくても見れない作品が沢山

追い切れない~

なんでもっと早く出会えなかったの?って嘆いても仕方ない。結局“今”しかなかったのだと。

ほんと水さんの時と同じだわ

 

それでも昔に比べれば、BSやCSで放送があったり、SNSとかで情報が集めやすくなってるのではるかにマシなんでしょうけど。

それにこのご時世で演劇界も配信やライビュが増えてますから、

配信があるということは円盤化が増える可能性も期待出来そうですよね。

演劇は生が一番ではありますが。

 

宝塚だと版権物以外は比較的容易に手に入るし、スカステで過去作品もオリジナル番組も放送されるし、

出演作品にしろ出版物にしろ、情報がまとまってるので追いやすい。すっごい楽

新しくファンになった方たちにも親切な世界だな、って思います

他ジャンルのオタクの方たちが「宝塚の福利厚生スゴイ」って褒めて下さる意味がやっと実感出来ました

 

まあ堕ちたものは仕方ないヅカオタとの二足のわらじ、ぼちぼち頑張ります

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酷暑の日々

2020-08-16 | 日記

お暑うございます

花組の公演中止期間が延長になって、ますます暑さがこたえます

感染者の人数が多かった上に、更にまた一人増えてしまいましたからね。

本当に厄介なウィルスだわ潜伏期間が長い上に、無症状者がかなりの数いるっていうのが

勘弁してほしいです。

致死率はそれほど高くないけれど、拡がると重症者が増えるのでしょうがないのかな

 

お盆に娘と花組に行ってフィナーレBを観れるはずだったのに。

ずんちゃん(桜木みなと)の「壮麗帝」もスケジュール変更になる前のチケットはあったのに

仕方ないこととはいえ直前でも公演中止になるリスクに、慣れなきゃいけないんだなぁ

それでも公演出来るところはやってるんだから、まだマシなのよね、と思うしか・・・。

 

この分だと今年の観劇回数(観劇代)は最低を記録しそうだわ

全然嬉しくない

 

ただのグチでした~

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覚悟と我慢

2020-08-07 | 宝塚

花組関係の感染者が増えたことが発表された昨日の夜、東京公演中の星組に感染者が出て、公演が当面中止になることが発表されました

 

花組で感染者が出たことを受けて、東京の星組と大阪公演中の宙組の検査を進めていたようです。

宙組公演関係者は全員陰性だったのは不幸中の幸いでしょうか。

いっちゃん(京三紗)と、ゆうちゃんさん(汝鳥伶)が出演中でしたから。

 

それにしても・・・お稽古場も含め、考えられる限りの対策を取ってきたはずなのに、まだ足りないのか

と思うと、暗澹たる気持ちになります

 

最初にクラスターが発生した新宿の劇場は論外として、公演を再開した劇団はどこも必死に対策を取ってきたはず。

そもそも入場制限で完売したとしても収入は激減、その上感染対策にお金がかかるのに、

感染者疑いが出ただけで、公演は中断したり中止になったりしてしまう。

初日から楽まで何事も無く公演できたら、それはほとんど奇跡じゃないか、って拝みたくなります

中小の劇団と出演者にとって、綱渡り状態、死活問題ですよ不安と緊張に耐えながらの公演はキツイだろうなぁ

政府はGoToなんかには景気よくお金を出すくせにな~んにもしてくれませんからねぇ

ファンが頑張るしかないのか。何が出来るのかツライ日々が続きます。

 

でも宝塚は、100年以上続いて来た劇団です。戦争も震災も不況も乗り越えてきたのはダテじゃない

再び感染が拡大して公演が止まってしまう、ということを想定して組んだ公演スケジュールなんだろうと思います。

止まっている2週間ほどの間に、更に対策を練り直し再開してくれると信じています。

 

そうやって修正を繰り返しながら続けていくしかないのが、今の演劇界の現状なんでしょう。

演劇界もファンも、今は我慢の時です。

いつか夜明けは来ると信じて、出来ることをやりましょう

 

戻ってきたチケット代を、再開されたら全部つっこむ予定だったんですが

“夜”の間にいろいろとポチりそうだわ

もうすでにコロナ前にはやったことがないようなことをやってますからね

好きなことのためには人間はいくつになっても変われる、ってことかな

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舞台「どろろ」

2020-08-05 | 鈴木拡樹

花組大劇場公演の8/16までの中止が発表されました

あれだけ対策をやっていても、どこかに抜けが出てしまうんでしょうか

本公演は大人数なだけに本当に難しい。感染された方の一日も早い回復をお祈りしています。

 

 

さて、続きに時代劇専門チャンネルさんで放送された舞台「どろろ」の録画をやっと見ることが出来たので感想を。

 

なんと言ってもやっぱり原作の手塚治虫さんですよ。凄すぎる

少年マンガは基本ほとんど読まないし、アニメもあまり見ないです。断片的に一部をちょこちょこ見聞きするくらい。

手塚さんの作品も最初から最後まで読むか見るかした作品は無い気がします。

「どろろ」もタイトルとざっくり、魔物に奪われた自分の身体を取り返していく話、くらいしか知りませんでしたし

それでもその数少ない作品が、強烈に印象に残ってたりするんですよね

 

「火の鳥」に出てくる八百比丘尼の話とか忘れられないです。

 

人間の業の深さ、弱さ、白にも黒にもなる複雑さ、因果応報的恐ろしさとかね

読者に媚びないで、容赦なく人の心を抉ってくる作品が多い印象です。

 

「どろろ」もそんな作品の一つといっていいのかな。

連載当時、話が暗すぎて人気が無かったそうですが、そりゃそうですよね~お子様向けの作品じゃないですよこれ

それでも一部の人には圧倒的評価を受けてたらしいですね大人になって読み直したら、評価が変わったって人も多いのかも。

手塚さんはストーリー漫画の祖みたいに言われたりして、その影響力は計り知れない方ですよね。

日本の漫画が海外と違って単純な子ども向け作品でなく、大人の鑑賞に耐えうる作品が多いのは、

初期の時代から子ども向けだからと言って手を抜かない姿勢にあったのかなと思います。

 

 

で、舞台の「どろろ」です。

これ、生で観たかったな~画面越しでもあの迫力、鳥肌ものでしたしボロ泣きしました。

いつかもし再演されることがあったら絶対観たいと思います。そんな日が来るといいなぁ

 

なんといっても、ひろきさん(鈴木拡樹)の演技というか役への入り込み方がスゴかったです。

2時間近く台詞が一言も無いし

ぎくしゃくした動き方とか、殺陣もすごかったですが、見えてない時のお芝居がもう

焦点全然合ってなくて瞬きもしないし、光が無く虚ろで、ただのガラス玉のように見える

視力が戻った瞬間それとわかりますけど、焦点が合うようになっただけでなく、目に生気がある不思議

なんでそんな風に見えるんだろう

そして耳が聞こえるようになった瞬間の反応も。

色々な音が一度に押し寄せて来るという初めての経験って、きっと恐ろしいんだろうな。

声を取り戻してからも、初めはたどたどしくて発声も変で、上手く喋れなくて片言で。

自分の実父である景光に対して言う「なんだ、おまえは」。百鬼丸は何を感じてそう言ったんだろう

 

自分の野望や領地の為に、我が子を鬼神の生贄にするなんて酷すぎる。その時点で悪魔に身を売ったとしか。

でも人間は世界中のあちこちで、人間を生贄にしてきた歴史があるのよね

他でもない我が子を捧げたのは、領主として恥ではないと言い放つ父親。

民衆の側から見れば、それでこそ上に立つ者の為すべき事と称賛しそう

現代でも自分を犠牲にして何かをやり遂げるのを、美談にしがちな日本人ですから

 

でも自分の身体を取り戻したい、生きたいと考えるのは当たり前のこと。

一族や領民の為に犠牲になれというのは身勝手すぎる。

ただそのための争いで妖魔だけでなく、必然的に人間も斬ることになってしまう。

 

鬼神から身体を全部取り戻しても、百鬼丸は逆に人では無い者になってしまうのではないか。

育ての親だった寿海が心配するのもわかります。

怒りから、まるで獣のように荒れ狂う百鬼丸を見てしまうとね。

その時の叫び声も凄いです。どこからあんな声を普段の優しくて心地いいまろやかな声とは大違い

百鬼丸は身体のあちこちに欠落があるのと同時に、精神的にも子どもで完成されてなくて、

悪鬼に成長しかねない危うさがあったということなんでしょうか。

それを止めるために、新しい義足を与えることに首を振る寿海。

それでも百鬼丸は闘いに出て行く。

 

「どろろ」は原作やアニメ、映画、ノベライズとかそれぞれで少しずつ描き方が違っていて、終わり方も違うみたいですね。

舞台の「どろろ」は希望の見える終わり方になってるのがいいなと思います。ご都合主義な終わり方というわけではなく。

原作はきちんと完結してないみたいですが、手塚さんだと救いようのない最後に平気でしそうです

現実が救いようのないむごさに溢れてるからかもしれませんが。

 

でもそのために色々な解釈で終わらせることが出来るのはよかったのかもしれません

舞台では百鬼丸を生贄にした家族それぞれの葛藤とか、単純に悪者として描いてないし、

その家族も含め、どろろ、琵琶法師、助六、みおなどと関わったおかげで寿海の気持ちが伝わったのか、百鬼丸は闇堕ちしなかったし。

 

 

どろろ役は女性でしたが、最初何も疑わずに見てて

この役、ちるちる(彩みちる)に演らせたら上手いだろうなぁ、と思いながら見てました。

でも最後の方、目が見えるようになった百鬼丸が、どろろに対して「綺麗だ」って言うんです

そこまできて女の子だったのか、ってわかりましたほーんと宝塚脳だわ

外の舞台なんだから、男の子の役は男の子に演らせますよね。

女性が演るからには、男のようななりナリをしていても普通に女の子に決まってます

 

ところで「どろろ」の主人公は百鬼丸だと思うんですけど。

なんでタイトルは「どろろ」なんでしょうね

どろろの明るさ、真っ直ぐさ、精神の強さは、百鬼丸が人として強くなるために、絶対に必要だというのはわかるんですが。

どこかでアニメの放送ないですかね。見てみたいです。拡樹さんが5話まで台詞が無かったという

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宙組「FLYING SAPA」

2020-08-03 | 宙組

まかまど(真風涼帆、星風まどか)の「FLYING SAPA」行ってきました。

 

えーっとガッツリSFでした

もうなんというか、くーみん(上田久美子)やりおった・・・・・・な感じ思いっきり好きなようにやったんだよね?

ちょっと雰囲気で、もー様(萩尾望都)の昔のSFを思い出しました。またはレイ・ブラッドベリとかね。

お衣装の色味とかデザインとかでそういう印象を受けたのかな

 

そして、こ、これは宝塚なのか?ってレベルに歌が無かったです1幕とか、まっぷー(松風輝)のアカペラくらいしかなかったし

まかまど歌ってなかったよね?

ダンスナンバーはまあまあありましたけど、フィナーレが無かったのが、ちょっと残念かなぁ

終わり方でギリギリ宝塚かな、とは思いましたけど

 

30年前だったらフルボッコ、ってやつかも今でも賛否両論というか、激しく好き嫌いが分かれると思います。

私は宝塚は何でもアリ、なのがいいところだと思ってるので構いませんけど

 

ただ私が付いていけなかったのか、くーみんが未消化だったのか、ちょっとスッキリしないところもありましたね。

 

 

これ、本来は4月前半の公演だったんですよね。それが8月の今、の公演になったのは運命かもしれないって思います

それくらい重いものがありました。

皆殺しのくーみんでしたし

 

気になる方は劇場へ。又は配信をどうぞ~

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時代劇専門チャンネル

2020-08-02 | 日記

時代劇専門チャンネルさんって、いつからこんなに攻めるようになったんでしょうね

ここ数年、宝塚の日本物の公演を放送してくれるようになって、それもちょっとびっくりしたんですけど。

1回限りかと思ったのに続いてますし、OGになったキャストさんのインタビューも付けてくれたりするのもいいですよね。

気付いてませんでしたが、るろ剣とか刀剣乱舞とかアニメや舞台も放送してるみたいで、確かに時代物には違いないけど

この分だといずれ「出島小宇宙戦争」も放送しそうだわ

 

果てはNHK制作の「精霊の守人」の放送まで始まります・・・あれは時代劇では無いと思うんだけどな

作品としてはとても素晴らしい作品なので、未見の方には是非見て頂きたいです。

もうね世界観が素晴らしいし、スケールも大きくて大河ドラマに匹敵する出来です。ファンタジーなので時代劇とは違いますけど。

キャストも豪華、映像技術もNHKの総力結集!って感じだし綾瀬はるかさんを筆頭にアクションもハンパ無く凄いです

あ、最終章には、お花様(花総まり)も出てましたね。結構キーになる役だったと思います。

ストーリーもメチャクチャ面白い。ただ、視聴率は惨憺たる物だったんですよね~

売り方というか、ターゲットを間違えたとしか

勿体ない

 

異世界の話なので、出てくる国も習俗も名前もすべて、耳慣れないものばかり。

人も沢山出て来るので、普通のお約束の時代劇に慣れてるお年寄りには付いていけなかったのではと思います

むしろ、RPGとかアニメとか異世界物に慣れてる若い子の方がすんなり入れるんじゃなかろうか。

 

去年の大河ドラマ「いだてん」も、戦国武将とか誰でも知ってるヒーローは出てこないし、元々不人気の近現代史でしたからね。

視聴率悪いだろうな、と予想はしてました。でもね~、視聴率が悪ければ駄作かというとそういうわけではないんですよね。

正直私も近現代史は好んでは見ないのでどうしようかとは思ったんですけど

でも見続けて良かったです。実は初めてのクドカンワールドだったんですが

 

スポーツを切り口に近現代史を描く。それも庶民を中心に。

たった二人のオリンピック選手から始まった日本のスポーツ界。

それが少しずつ競技が増えていって、人も増えていって、女子スポーツが起こり、スポーツ界の夢「東京オリンピック」まで、

時代に翻弄されながら関わった多くの人たちを描いていて、正に“大河ドラマ”でした。

時代を超えての伏線の回収の仕方とか凄かったな~クドカンの頭の中はどうなってるんだろうと感嘆しました

 

メディアは視聴率視聴率ってけたたましく騒ぎすぎなんですお前らちゃんと見て書いてるのか?

視聴率以外に、冷静で公平な目で批評出来ないのか?っていつも思います

視聴率なんて人気の俳優やアイドルが出てたり、番宣が上手かったりして波に乗れると、我も我もと見出す人が増えますからね。

見る側も踊らされないように、自分で見て考えて評価して欲しいなと思います。

 

まあそういうわけで(?)これからも時代劇専門チャンネルさんに注目してます

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