水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

最近の話題

2016-10-31 | 宝塚
今日はハロウィンですね
GHのアドリブは、ハロウィン仕様に変わってるそうですね
明日からは、どうなるんでしょうか?気になる~

そして週末は、お茶会真っ盛り
なんですが、私は大人しく自宅で、流れてくる情報で癒やされておりました
今回から、レオくん(煌羽レオ)のところがレポ禁になったそうで、残念楽しみにしてたのになぁ
もしかして、お茶会記事を求めて、来て下さった方がいらっしゃいましたら、すみません


さて、ちまたで(といってもヅカオタの間で)もう一つ話題になっていたのは、
タカスペポスター、2番手星男祭り
今年は雪組がお休みなので、そういうことに。スゴイですね~

まこっちゃん(礼真琴)2番手正式決定なんですね
いつも書いてますが、技術的にはなんの問題もありません。
ただ、“男役十年”は伊達じゃない。
たまきち(珠城りょう)もそうですが、引き出しが足らなすぎて、余裕が無い感じが舞台に出るのでは?と心配してます。
まこっちゃんは童顔ですし
“桜花に舞え”の、まこっちゃんは良かったですけどねでも、実はまだ不満ですファンの方ごめんなさい
劇団としては、まこっちゃんの敬愛する、ちえちゃん(柚希礼音)の出世役を演らせて、
盛り上げたいから、の2番手なんでしょうが。
ただ、歌ウマの人は、歌に頼ってしまうところがあるので、そこも心配してます
だって、あんな素晴らしい歌声を聞いたら、観てる方もどうでもよくなっちゃうじゃないですか
ショーブランでイケコ氏に鍛えられるのを、期待してます

そしてもう一人、みやるり(美弥るりか)のポスター入り。おめでとうございます
DC/東上公演のタイトルに、名前にかけたと思われる“瑠璃”が入ってるのが、なんか怖い
と思ってるファンの方もいらっしゃるようでう~ん、そう言われると、確かに怖い
でもでも大丈夫、と信じています。劇団もバカじゃない、と信じたい。
6年前の雪組の、あの事件(雪担にとっては、まさに衝撃の事件でした)から、学習していると
誰一人として、得した人がいない、事件でした
あれ以後の、悲惨な雪組暗黒時代を忘れてないよね
って、お手紙書いた方がいいかしら……
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ファンも前を向くしかない

2016-10-28 | 月城かなと
※すみません、前を向かなきゃと思いつつ、グチグチ毒吐いてます





決まったものは仕方がない、ってのが宝塚組替えも、演目も
理事様(轟悠)降臨は仕方がないでしょう、たまきち(珠城りょう)ファンの中には面白くない人もいるかもしれませんが
それが現実的だし、たまきちにとっても、かなとくん(月城かなと)にとっても凄く勉強になると思います。
かなとくん博多座前提で書いてますが違うかもしれませんでも動員的にはそれしかないですよね。
DC/ACTは、みやるり(美弥るりか)一人でも十分埋まるでしょうし。

だからそれはいいんですが、演目がなんで「しぐれ坂」?
理事様降臨だから、その演目にしたのかもしれないけれど。
これ選んだ人、ちゃんと見て選んだんでしょうか?
なんてまぁ雑な選び方これで客を呼べると思ってるんでしょうか?
博多座のお客さん、ってそんなチョロいんでしょうか?

一頃、極端に日本物の演目が少ない時期がありました。それは客入りが悪かったからですよね。
そして、最近やたら日本物が増えたのは、当たりを取って味を占めたから。
「慶次」「るろ剣」「新源氏」とかね。
でもね、当たるにはそれなりの理由があったはず。
時代に合った、古さを感じさせない作品。面白い作品。美しく華やかな作品。

「しぐれ坂」のどこをどう探したら、今の時代にも合った客入りを見込める作品、になるんでしょうか
これで客席が埋まらなかったら、たまきち以下の月組生のせいにされるかと思うと
ファンの方もやってられないわになると思うんですが。

救いはショーがあること。
稲葉くん、頑張って、いいショー作ってね
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理事様降臨?!来年の月組博多座/DCラインアップ

2016-10-27 | 月組
「長崎しぐれ坂」だと~
来年の月組ラインアップが出ました。
理事様(轟悠)、たまちゃぴ(珠城りょう、愛希れいか)の博多座はこちら
理事様降臨、は兎も角、ええっと何故今頃G氏なの?
グラホじゃだめなん?著作権の問題?

かなとくん(月城かなと)は雪組育ちだし、和物スキルの高さを考えたら、博多座だよねぇ
とうこさん(安蘭けい)が演ってた役になるのよね、きっとあんまり覚えてないけど
そりゃあ、とうこさんの役を演れるのは光栄だけど、また和物かよってのがね

となみちゃん(白羽ゆり)が演ってた役は、わかばちゃん(早乙女わかば)かしら?


DC/ACTは予想通り、みやるり(美弥るりか)で、演出原田くんってのが、アレだけど
フランス革命が舞台のコスチューム物こちら

いいなぁ
原田くんのオリジナルなんで不安はあるけど少なくとも舞台が綺麗で、
いつもそれなりに纏めてくるところは、評価できる、ってか上のお覚えがいいのは、そこだろうし
かなとくん、こっちに出ないかしらね~(原田くんをボロクソに言っといて、どの口が言うかって言われそうだけど
いや、まだ決定じゃないけどさ

ヒロイン誰になるのかしらね
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今日のスカステ(10/25)かなとくんが「マイスターの教え」に

2016-10-25 | 月城かなと
「マイスターの教え」アル・カポネ回は、今日の18:30初回放送ですよ
マイスターは、いつも雪組がお世話になってますハッチさん(夏美よう)
ゲストはエリオット・ネスを演じた、かなとくん(月城かなと)

公演としてはチケ難で、評判も悪くなく、原田くんのこの作品はナンカの賞の対象になったんだったかな?
原田くんはなんでか、上の評価が高いですよね~で、批評家ウケもイイのが不思議でしょうがない
脳味噌に黴が生えてるんじゃないの?
綺麗な舞台を作るので、次回花組の日本物のショーには何気に期待してますけどね

でも、アルもエリオットも、中途半端で微妙な役でしたよね
だいもん(望海風斗)も、かなとくんも大変だったと思います
「(だいもんとのお芝居が)新鮮で、刺激的だった」
そうでしょうとも。残念な脚本を、如何にねじ伏せるか、を目の当たりにしたんですから
すっごい勉強になったと思います


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今週のスカステ☆チャレンジは、かなとくん♡

2016-10-24 | 月城かなと
タカラヅカニュース、今週のスカステ☆チャレンジは、かなとくん(月城かなと)でした
黄色のカップケーキを選ぶ、かなとくん…無意識ですかね
質問は「好きなブレッドは?」で、A.クロワッサン、B.ベーグルでした
質問を読んで、少し間があったのは何故?その後、身体ごと回して左前方を見て、
また前を見て「むふふふふっ」て笑う、かなとくん
相変わらず、れいこ時間が流れてますな
かなとくんが選んだブレッドの答は、金曜日に。
サイン入りポラロイド写真(なんかハレーション起こして、白浮きしてましたが)のプレゼント締め切りは、
10/27(木)必着ですよ


そして明日のニュースでは、くらっち(有沙瞳)の“ときめきゅん”があります
楽しみ
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かなとくん

2016-10-24 | 月城かなと
ショーのかなとくん(月城かなと)
大活躍!のショーなので、何度見ても見飽きません

かなとくんと大ちゃん(鳳翔大)のトナカイは可愛さ炸裂です
大ちゃんとの並びは眼福
そしてこの場面のトナカイ色の衣装が好きです

ショーでもたくさん活躍している、かなとくんですが、やっぱり一番は黒燕尾ですね
エロカッコ良くて、オペラがロックオンしてしまいます。
ファン目線なので、だいぶ補正が入ってるかも?
初宝塚や雪組をあまり見ない人からは、今の、かなとくんはどう見えているんでしょうか


お芝居も含め、全力で組替え餞別してくれている思うので、月組に行っても扱いが悪くなることは無いと信じたいです。
反対に、いきなり2番手にもならないだろうと思ってます。3番手、もしくは番手ぼかしの2番目
かなとくんは今でこそ路線ですが、最初からバリバリの路線だったわけではないです(咲ちゃんや、たまきち(珠城りょう)と違って)
なので、まだまだ経験値が足りてないんですよね。特にショーで。今回のショーでは、いろんな経験をさせてもらってますが、
一場面持つところまでは行ってないですし。

雪担の人はよく知ってると思いますが、オシが弱いと言われ続けてて、実際そうでした
口の悪い人には、美形だけど目立たない。地味、華が無い、オーラが無い、果ては覇気がない
とまで、散々な言われようで
その頃のことを、グラフの芦沢さんのページで語っていたことがあります「自信が無かったんです」と。
同期には小さい頃からバレエを習ってたりして、凄い人が沢山いて、比べて何もやってこなかった自分は
みんなについていくだけで必死だったと。

バレエなどをやってきた人は、それが自信のよりどころになるでしょうし、なにより舞台慣れしてますからね。
スタートの経験値に差があるのに、オーラが全然違う、と言われても
それでも歌とお芝居が良かったのと、学年が上がるにつれ、少しずつショーでもイイ位置にいられるようになって。

転機はやっぱり、ベルばら新公のベルナールでしょうか。
フェルゼン編のベルナールは、大して出番も見せ場も無く、路線じゃない人が演ることも多い役なので、
新公ベルナールと聞いたときは、正直ガッカリしたんです
でもその時は、他組のトップさんの特出がある公演だったので、当時2番手だったチギ太くん(早霧せいな)も演る役だったんです。
そのために歌ソロと、ベルナールが真ん中で民衆とともに踊る場面が作られていて、それを演らせてもらえたのが大きかったかも、と思います

地味な役を演ると埋もれてしまう芝居を壊さないように。
でも真ん中に置くと、実は強い光を放って輝ける、とわかってもらえたので、次のシャルウィで新公主演が来たのかなと


たまきちは一期上の研9です。最初からバリバリの路線として育ってますから、かなとくんより経験値は遙かに上ですが
男役としての引き出しは、たまきちも足りてないと思います。足りない二人で1、2というのは厳しすぎると思ってます。
ただ月Pのやることは(劇団のやることも)よくわからないのでね、どうなりますか

NEW WAVEでの成長は、期待してますが
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「Greatest HITS!」が好きすぎる

2016-10-23 | 雪組
昨日は、この公演中初めての1階席、そして1番の良席で、私的にはほぼ神席センターブロックやや下手より。
かなとくん(月城かなと)はショーでは割と下手側のことが多くて、銀橋に並ぶ時は丁度真正面でした
お芝居では最後のパーティー場面の頭で、上手でしばらく小芝居していますし
ショーの最後、パレードは上手側なんですが
残念SSではないS席なので、だいぶ視力が落ちてますが、オペラ無しで頑張りました
ネタバレしてます。






このショーの全部が好きですね衣装が微妙って思うものが一部ありますが
特に好きなのが鏡の場面と運命と宿命の場面、それに黒燕尾です
鏡の場面は、だいもん(望海風斗)が、運命の場面では咲ちゃん(彩風咲奈)が歌ってないんですよ。
二人とも歌ウマなのに。ただ踊ってるのに存在感がスゴイです。


鏡の場面は15禁ですねエロくて初見の時は、目をそらしそうになりましたよちゃんと見ましたけど
チギ太くん(早霧せいな)と、だいもんが二人ともエロいのでねたまりません
二人の色が違うところがまたイイんですが、だいもんが微笑するとヤバイなんか邪悪な感じがします(偏見
チギ太くんも純真無垢でも、儚げな少年でも無いので、襲われてるような感じでは無いんですが
“鏡の世界”なので、だいもんも娘役も含め、チギ太くんの内面世界を映し出しているんでしょうか。
この場面の娘役たちがまた、選りすぐりに艶っぽくてクラクラします
ヒメ(舞咲りん)の歌がまた、ネットリ濃い久し振りの黒ヒメ好きだわ
稲葉くんも黒ヒメが好きだよね燕尾の場面でも使ってたし。


そして運命と宿命の場面。だいもんの歌がスゴイのは、当たり前なんですが、トリハダものの場面になったと思います。
とてもメッセージ性の強い場面で、ベートーベンの運命と太田先生の曲に、稲葉くんの歌詞をのせて、だいもんが歌うと
壮大な世界観が広がって目が離せないし、雪組のコーラスの素晴らしさもあって、見ててゾクゾクします
この場面の咲ちゃんが素敵わかりやすい悪魔とか、敵とかじゃないけれど、何か人間を超越したものとして存在してます。
イケメンになってきたなぁ、とは思ってましたが、るろ剣の斎藤を経て、お化粧が変わったのかな?
いつまでも丸くて白くて可愛い咲ちゃんでしたがよく髪型を失敗してたし
それとも痩せたのかな?元々スタイル良しさんですが、神々しく美しかったです。

そして世界が破滅したあとに現れる、ちぎみゆ(早霧せいな、咲妃みゆ)のデュエットダンスが凄くイイ
世界が浄化されて、白く光りさらに虹色に輝いていく感じがまるで、アダムとイブみたいです
燕尾の後がデュエットダンスではなく、トリデンテなんですが、ここでがっつり、それも結構長いデュエットダンスなので
満足できますそれぞれのファンがどう思ってるかはわかりませんが


黒燕尾はきっちり正統派ではなく、中が開襟のヒラヒラのブラウスなので、ちょっとオラオラ系ですね
雪組の男役群舞で、オラオラ系が続くのは珍しい気がします。
やっぱりトップさんのカラーが影響するんでしょうか
トリデンテが捌けて、残ったメンバーに娘役が加わった場面も熱くてカッコ良くて好きです


プロローグの後の、みゆの場面は振りがコミカルで、でも黒の模様が入った白燕尾の男役さんたちがイケメンで
楽しい場面になってます。
クリスマスメドレーの場面も大好きなので、結局このショーのどの場面も好き過ぎで
初見で嵌る予感はしてましたが、がっつり嵌ってます


かなとくんについて、書いた部分はは別記事にします
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「双頭の鷲」配役など

2016-10-21 | 宝塚
理事様(轟悠)と、みりおん(実咲凛音)の、バウ・KAAT公演の配役が出ましたがこちら
パパラッチだらけ~ってすごいな
元々役が少なかったからでしょうけど主演の二人以外で役名があるのが、5人だけ
びっくりだわ
そんな中、ほまくん(穂稀せり)に付いてる“トニー”の役名。興味あるわ
ポスターも素敵だったし、景子センセは小劇場では外さないと思ってるので、楽しみにしときます


そしてベニー(紅ゆずる)のプレお披露目のポスターも出ましたが、
少し前に発表になった、主な配役の中に、せおっち(瀬央ゆりあ)の名前が
すごいなぁ、何気に推してくる劇団何を考えてるのかは謎ですが
でもチャンスが広がるのは、というか、道が閉ざされてない感じが嬉しいですね
本人次第で変わる可能性がある、ってことでしょうか頑張れ~


また、雪組の中日とバウの振り分けも出てましたね。
星逢にトリデンテは欠かせない、ってことで、だいもん(望海風斗)中日が決定。
DSかも?って噂もありましたけどやっぱり源太は、だいもんでなくっちゃってことですね
そういえば、じゅんこさん(英真なおき)さんが出られないとなると、吉宗は誰に?
結構チギ太くん(早霧せいな)と絡む役ですしね。がおちゃん(香綾しずる)か、にわちゃん(奏乃はると)かしら?
鈴虫もあるしな~
配役が出るのが楽しみです

そしてバウの方は、主なメンバー以外がメッチャ下級生でビックリ
夏のBSW以上に下級生が多い他組に比べて一番若いメンバーかも
注目の若手がしっかり入ってて楽しみではありますが、相当頑張らないとね
でもまずは、チケットだ~
どっかから降ってきますように
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FALSTAFF

2016-10-19 | 月組
人を殺さない谷やんはイイ谷やんだというわけで、マギーさん(星条海斗)のバウに行って来ました
ロミジュリのパロなので、4人ほど死んでましたけど
ご縁があって2回観ましたが、まさか、かなとくん(月城かなと)が月に行く(かぐや姫みたい
ことになるとは思ってなかったんですよね
月組の下級生はよく知らないので、いい勉強になりました。来月には「アーサー王」にも行く予定です
ネタバレ有りです。









谷先生の喜劇はハズレが無い印象。今回もいい仕事してました(何様
セットもお衣装も綺麗だし、ポスターも素敵。あの顔からは想像できないけど(コラッ
意外にセンスがイイよね
ちょっと調子のり過ぎでしょ、なところもありますが

主な出演者はマギーさんフォルスタッフ、ありちゃん(暁千星)ロミオ、さくらちゃん(美園さくら)ジュリエット。
これだとマギーさんが、ただの狂言回しに終わらないかと心配してたんですが、全然大丈夫でした
何よりマギーさんの存在感が凄いまだまだ、ありちゃんには太刀打ち出来ないわ

ストーリーはフォルスタッフがイングランドを追放になるくだりから始まって、
ヴェローナのキャピレット家の仮面舞踏会に行き会って、話が展開していきます。
実は、すーさん(憧花 ゆりの)キャピレット夫人が、フォルスタッフと血が繋がってるんだかなんだか
よくわからないけど従姉妹という設定でロミジュリの話に絡んでいきます。
大酒飲みで放蕩三昧、泥棒まがいのこともやったりして、メチャクチャなフォルスタッフは親戚中の嫌われ者ですが、
なんだか憎めない愛嬌があって、マギーさんに合ってました

書物の中に入り込むファンタジーではなく、同時代の人間として、ロミジュリの話に上手く入り込んでいるのが面白いです。
同じ世界の人間ですから、勿論ロミジュリの話を知っているわけはなく、結末も知っているわけがない。
知らないからティボルトとマーキューシオの闘いや、ロミオがティボルトに斬りかかるのを止めようとするわけですが、
結局何一つ止めることは出来なくて、ロミオとジュリエットが死んでしまうところまでいってしまいます。
ところがそれまでに、フォルスタッフがあれやこれややったおかげで、どんでん返しのハッピーエンドが

プロローグから歌やらナンバーやらがたくさんあって、ミュージカル観たって気分になります。
最近雪組の正塚芝居ばかり見てたから、余計そう思うのかも
2幕頭の、ありちゃんのダンスはホント綺麗
そしてその場面の、としくん(宇月颯)のダンスがカッコ良くて

1回目見た時は、1幕に比べて2幕が弱いかなと思いました。ホントに1幕は良く出来てたので。
2幕はパリスとの結婚を前にして仮死の薬を飲むジュリエットと、ロミオが霊廟で毒薬を飲むくだりなんですが、
そのロミオとジュリエットの場面が弱かったような気がします。
まぁロミジュリとして、普通に真面目に演じてても、周りではフォルスタッフたちがドタバタやってるので、
見てる方にも、普通には見えてなかったのかもしれませんが
2回目はそのあたりの台詞のやりとりが良くなってたのと、マギーさんのパワーと自由奔放なアドリブ力が炸裂して
ピタッとハマって完成した気がしました。

ちょっと残念だったのは、フィナーレが付いてなかったことかな
フォルスタッフには相手役がいないので、しかたないかもしれませんが。
華やかな終わり方なので、物語の終わりとしては良かったのかもしれません
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ケイレブ・ハント

2016-10-16 | 雪組
昨夜「ケイレブ・ハント/GH」のナウオン初回ランを見ました。
かなとくん(月城かなと)が健気でした
いつもの、かなとくんとはちょっと違ってましたね。
本公演のナウオンに出るのは初めてですが、それが雪組生として最後だなんて
(最後の公演で)「いっぱい勉強して、胸を張って月組に行けるように頑張ります」
きっと、いっぱい泣いたんだろうし、いっぱい泣くんだろうなぁ
頑張れ~、応援してるよ

さて、ケイレブ・ハント2回目を観て来ました。
ネタバレ有ります。









お芝居が深まってました。
正塚芝居ってアドリブは少なくて、言葉のキャッチボールが多いんですが、間が良くなってましたね。
(のぞみちゃん(星南のぞみ)までコラコラ
台詞やアドリブが無くても、間とか表情とか動きとかで、変わるんだなというのを、
事務所メンバーが表現してくれていて、地味に面白くなってます


チギ太くん(早霧せいな)ケイレブと、みゆ(咲妃みゆ)イヴォンヌは大人の関係
痴話ゲンカもしますが、結構ラブラブで、ファンは嬉しいかも?
チギ太くん自身も、ちょっと悔しそうに言ってましたがケイレブの方がイヴォンヌにぞっこんな感じです
ハリーのお芝居で、こういう関係性は珍しいような

だいもんは久しぶりに普通の?青年の役悪役とか、濃い人が多かったので、物足りない人もいるかもしれません
ナウオンでハリー(正塚晴彦)に、“普通”に演れ、と釘を刺されたと言ってましたね
今まで、どんどんねっとり濃くなる役ばかりでしたからね
だいもんジムの恋人は、レイラのぞみちゃん(星南のぞみ)。可愛いけどちょっとアホっぽいというか、幼い感じ?
でもジムは、そんなレイラが好きなのね振り回されて喜んでるみたいでした


ちさとちゃん(縣千)トレバーは存在そのものが面白い
事務所メンバー全員で踊るナンバーを見てると、メンバーの中で明らかにガタイがイイのでこんな役にしたんだろうなぁ
筋肉バカで、武器に慣れてる設定(実際には、まだ慣れてない感じがしてますけどね
使いっ走りですが、用心棒に雇ったの?って感じ。必要ないはずなんですけど
でも頭が弱すぎて、役に立たなそう
舞台の前の方で、チギ太くん(早霧せいな)たちが真面目な話をしてる奥の方で、正面の机に向かっているトレバーが
一生懸命何をしているかというと、書類で紙飛行機を折って、みっくん(真那春人)ダドリーに睨み付けられてました

桃ちゃん(桃花ひな)グレースは元秘書。死んでなくて良かった
家の事情で一度辞めたんですが、また働けないかとやってきて、歓迎されます
きゃびぃ様(早花まこ)コートニー、ダドリー、トレバーとも、いい関係だったんでしょう

みっくんダドリーは、見た目いかにもな経理で、黒縁眼鏡に黒の腕カバーをつけてます。
無駄が嫌いみたいで、堅苦しそうだいもん(望海風斗)ジムや、咲ちゃん(彩風咲菜)カズノのことを、
クリードさん、ハマーさんと呼んで、名前でいいよ、と言われます。
事件解決後だったか、事務所に現れたジムに向かって「ジム」と呼んで、
“言っちゃった”みたいに喜んでるのが、面白かったです。

事務所内の人間関係は、すごくイイ感じにあったかくてほのぼのしてて、そこに現れる電器屋りーしゃ(透真かずき)も加わって、
ほんわかした笑いを生み出してました


がおちゃん(香綾しずる)ナイジェル。おいしいとこを全部持って行っちゃいます
シリアスで、一人だけハードボイルドお笑いに走らない、がおちゃん久しぶりに見ました
謎めいててカッコイイです

翔くん(彩凪翔)ホレイショー刑事と、ひとこくん(永久輝せあ)ライアン刑事。いい感じに違いが出てました。
翔くんは「ローマの休日」のアーヴィングの時も思いましたが、お芝居が自然ですごくイイです。
1年前の「星逢一夜」に比べて、グッと芝居力が上がってますね間に観柳を演ったのが良かったのかしら
刑事コンビはチギ太くんケイレブ達と、いい関係を築いていることもあって、結構出番があって、仲間感がありました。
でも咲ちゃんカズノが、ホレイショーを完全には信用してないのは、単に付き合いの長さなのか、以前に刑事と何かあったのかな


かなとくんマクシミリアン。初日に比べてドスが効いてました
美しくて、人当たりが良さそうなのに裏の顔はホント酷い
ローマでお世話になった、あゆみちゃん(沙月愛奈)に、あんな酷いことをするなんて(違います)
「さすがは俺の惚れた女だ」と言っときながらの、あの冷たい仕打ち。ホントクズ
本当に惚れてたの?そんな気がしただけじゃないの?って思いましたよ

チギ太くんとサシで対決しても、見劣りしないところまで成長したのも、見てて嬉しかったです
でも本来は、もう少し番手が上の人が演る役なんですよね
なので、出番はそんなに多くなくて、書き込みもあまりされてません。ソロ歌も無いですし。
ラストも結構、呆気ないし
敵役のマクシミリアンチームが、もう少しチームとしての存在感が増すと、ラストが盛り上がるのかなぁ、という気がします。

ただこの作品、かなり初めの方で、マクシミリアンの胡散臭さが上がってますから、謎解きを物語のメインと捉えるべきではないのかも。
ちぎみゆと、仲間達の日常と関係性の背景、としての犯罪というか。


これからの雪組の、お芝居の深化に期待です
見ててあんまりイヤな気分にならないのが、ハリーのお芝居のイイ所かな
私的には、かなとくんの悪役が楽しみですし、リピートが辛くないです
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