水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

「天は赤い河のほとり/シトラスの風」

2018-04-11 | 宙組
遅くなりましたが宙組公演行ってきました
ゆりかちゃん(真風涼帆)、まどかちゃん(星風まどか)大劇場お披露目おめでとう

お久しぶりの大劇場、楽しかったです
お芝居もショーも良かったです。お勧めです
ネタバレは少し、かな













○「天は赤い河のほとり」

28巻もある原作を、1時間半にぶっ込むとは
でも宝塚的に、上手くまとめてたと思います。
原作読んだことのある方には、ジェットコースターどころかジェット機並みの飛ばしかたでしょうけど
一足早く観劇していた娘に「相関図」見とけばついていけると思う、と助言されていたのでその通りにしました

宝塚にピッタリな作品ですねでももう少し時間があればいいのに、と思いました
黒太子を味方につけるくだりや、牢を脱出したのに、鉄の製法を教わる時間あったの?とか、
時間がなさすぎて、いろいろ勿体ないことしてる気がしました。
ナキアとウルヒの関係性や、ネフェルティティと黒太子の関係性で、作品に深みを出していましたけど、
原作ではきっと、もっと深くて濃いんだろうな、と思いました。
ザナンザやティトについても、あっさりしすぎて哀しむ暇が無い…
観てから原作読んだら面白いかもしれないですね

それでも華々しいプロローグは、来た~感があって、めっちゃテンション上がりました
いいわ~あれ
お衣装もセットも豪華で、宝塚観たっていう満足感に浸れます
宙メンズは長身揃いのイケメン揃いだし、目の保養~

でもカイルとザナンザの常のお衣装は、なんで水色とピンクにしたんでしょうか?
娘が「キキララみたい」と言ったのが、頭から離れなくて困りました

キキちゃん(芹香斗亜)ラムセスは、一見すっごいチャライ
アーネストのアルジャノンを、キザにした感じ
武闘派だけど脳筋男ではなく、軽そうに見えてクレバーで、一本筋の通った男みたいで、
原作でも人気あるみたいですねやっぱり原作読むべきかな
まだちょっと浮いてる感じがしたので、見た目のチャラさと、硬派な中身のバランスに苦労してるのかな、と思いました。



○「シトラスの風」

場面転換が微妙だったりちょっと古臭かったりするところもありますが
名作と言われるだけのことはあるな、と思います
色彩が綺麗で華やかで、宝塚見た~感のあるショー
前に観た時は全ツだったので、大劇場で見られて良かったな、って思います
やっぱりスケールが違うので

前回大劇場のショー「BADDY」との落差がヒドイです
あれはあれで楽しかったですがあれを見てシトラスを見ると、こういうオーソドックスなのも素敵って思えます

サイドでしたが、割と前の方のお席で、銀橋のキキちゃんに指差しして頂きました~
キキちゃんにヤられる日が来ようとは
ネオダンで、とうこさん(安蘭けい)が歌ってた曲を、元星男らしく濃くキザに歌ってて、
とっても良かったですよ
宙メンズとは、いろが違ってるので、これからのキキちゃんも楽しみですね


ところで「シトラスの風」振り付け講座をスカステでやってるんですが
あれ?客席参加の場面なんてありましたっけ??

まあ楽しくって、歌って踊りそうにはなりましたけどね

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