水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

10万円の使い道

2020-04-24 | 世の中

やっと。日本に居住する人全員に10万円が給付されることになりましたが。

本当に『やっと』です

それでもまず補正予算が通らないといけないみたいですし、実際に給付されるのは早くて来月末

そんな待てない!早くして!っていう人沢山いると思いますホントに早くしてあげて

与党も野党もメンツとか、つまらないマウント合戦とかしてないで譲り合って下さい。

多少のことには目を瞑って、何よりスピード命です、今は。それで助かる命もあるんです。

誰のための国会議員で、何のためにあなたたちは国会にいるのかよく考えて頂きたい。

頑張ってる地元の足を引っ張るんではなく、党派を超えて協力してほしいです。

 

そして安倍氏は「スピード感をもって」「躊躇なく」を繰り返してましたけど、何がやねん!ですよね

何もかも各駅停車か!くらいのスピードで、ハエが止まりそうでイライラしっぱなしです

地方自治体の方が三倍速五倍速くらいで動いてて、その差は歴然。必死感が日々伝わってきます。

現場に近いだけに危機感、緊張感が全然違うんだろうなと思います。

所帯の大きさが比べ物にならないと弁解するかもしれませんが、

公文書を改竄させるくらいの権力があるんですから、言い訳にはなりません。

正直無能なトップには今すぐにでも辞めてもらいたい!ですけど今はそれどころではないので、

周りが頑張るしかないでしょう。ただ側近も使えない奴ばっかり集まってるみたいなのがねぇ

この先の日本が心配です

 

 

10万円の使い方については色々な考え方があると思います。

閣僚や国会議員は受け取り辞退する、という話もあるようですが、

年間2000万以上貰ってる人たちが、たった10万円でドヤ顔されてもねぇ

ろくな仕事してないんだから全部返上してもいいくらいだわ

 

ただ中には受け取って、「地元で使います」っていう人もいて、確かにそれもアリだな、とは思いました

広島は一時県の公務員の分を全部集めて、対策費に充てるなんて言ってましたが撤回してましたね。

本人の自由意思ならともかく、それぞれに家庭の事情は違うでしょうから一律に強制するのはやっぱりおかしいですよね

 

生活が苦しくて、家賃や生活費に充てたい人は勿論それでいいと思います。

日頃出来なかった贅沢をちょっとだけ、っていうのもありですよね。

でも高額所得者の人には使い方をよく考えてほしいな、とは思います。貯金するには端金でしょうし

 

私はというと、どうしようかな

家族は皆それなりにハイリスクな部類に入るので、誰かが感染したり、会社が傾いたりすると一気に状況が変わります。

ただ先のことはわかりませんけど、今の時点では子どもも成人してますし、生活が苦しいというわけではありません。

普通に一般庶民ですけど、観劇以外はお金のかかる生活をしてませんし

チケット代も結構な額戻ってきたのでそれは公演が再開されたら使おうと思ってます

(めちゃくちゃ苦労してゲットしたチケットもあったんですけどねぇ・・・二度も同じことができるかどうか

 

大阪府では感染の恐怖に曝されながら、最前線で闘っている医療従事者への基金を設立したのでそこに寄付というのもアリだなと思ってます。

脇に逸れますが、感染が拡がり始めた頃から、医療従事者やその家族への偏見や差別が頻繁に起きているようで愕然とします

自分や家族や友人が感染した時のことは考えないんでしょうかね頭悪すぎじゃないですか?

未知のウィルスなので怖いのはわかりますけど、怖いのは彼らも同じです。

それでも現場を離れず必死に仕事をしてくれてる人の心が折れるようなことをして、いいことなんか一つも無いです。

彼ら彼女らが倒れたら、私たちにはどうすることも出来ないんですよ。

感染の収束には、医療従事者の力がなければありえません。

 

防護服やマスクなど医療資材も不足しています。

そんな中、大阪大学が3Dプリンターを使い、クリアーファイルをフェイスシールドに利用できるような器具を開発しました。

ただ3Dプリンターでは一日に作れる数が少ないので、工場生産出来るようにクラウドファンディングで資金を集め、

無償で医療機関に提供しようとしていました。

そして目標額500万円は、わずか一日で集まりましたスゴイ

 

で、初めに戻って10万円が受け取れる頃に何もなければ、どこかに寄付したいな、と思います。

宝塚は屋台骨が大きいので、相当苦しいとは思いますが持ちこたえられると思ってます。

でもフリーのミュージシャンや役者さんたちは、日本政府の冷たい仕打ちの前に、廃業を考える人たちも出てくるでしょう。

食べなければ死んでしまいますからね。その中にはとんでもない才能を持った人もいるかもしれないのに

 

「エンタメなんて不要不急、無くても生きていけるわ!」って言う人もいるかもしれませんが、そうでしょうか。

感染が収束した時、音楽や笑いや演劇やプロスポーツが無ければ、どんなに彩りのない味気ない社会になってるでしょう。

「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」

エンタメ業界はどこよりも早い時期から自粛を余儀なくされてきました。なんの補償もないのに

表面は華やかに見えるかもしれませんけど、その周りには沢山の業種、沢山の人が働いていて、

それは今、休業補償をしてもらえる業界と少しも変わらないです。

芸能人が政治的発言をすると眉をひそめる人がいますが、声を上げなければ死んでしまう人もいるんです。

それは普通の人と同じです。

 

そういう人達のために寄付出来るようなところはないかな、と考えています。

それぞれが好きなこと、応援したいことに使ったらいいのでは、と思います。


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