nativlog

NativeInstruments製品とテクノとデジタルの日々

今週のお勧めENS

2005-03-16 16:08:02 | Native Instruments
ここのLoopster
(複数のENSが収録されているので)

とりあえず開いてもらって、スナップショットを切り替えていけば、何をするものかは
分かると思います。
ループものをスライスして、スライス単位で面白いことをしちゃおう!というものです。
いじっていくうちに、Recycle!やIntaktはもう要らないんじゃないかと言う感想を持ちました。
(Recycle!は持ってないけど)
自分のもってる適当な音声ファイル(リズムがはっきりしているものの方が良い)を読み込んで
ザクザク再生させると楽しいですよ。

おそるべしReaktor

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promix

Appleが小型Palmtop Macを開発中?

2005-03-10 00:04:45 | digital
うちはあまり人のサイトのネタ使わないんですけど(どうせみんな知ってるだろうって意味もあり)
小倉ディうわさページによると
Appleが小型のパームトップを開発中かもとのうわさ。
まぁこの手のネタはよく出るんですけど、すごく欲してる人がいるんで
期待値もこめてネタにしてみました。

このマシンは一連のMiniシリーズの一環で、MacOSXのカスタム版でAppleの手書きテクノロジInkwellに対応しているらしい。

ということなので、間違っても「Blue Matrixが16台同時起動」「プロフェッショナルオーディオに対応」なんてことはないので誤報だったとしても残念です。ああ遺憾。

#写真は麗しのPowerbook duo 280c

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technodon

NPPが来たらしい。

2005-03-09 14:55:56 | digital music
毎度のことなのだが、商品の到着後に
「商品の発送を行いました」
というメールをよこすのは、やめて欲しいなと思います。>MI殿

今日帰れるか微妙だけど、インストール報告など
いずれやりますんで。

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promix

WAVES製品お買い得キャンペーン中

2005-03-07 16:55:52 | digital music
ついにNPP買ってしまいました。

他のお店で買うより結構お得だと思います。
学生の頃、欲しくても手が届かなかった訳で
ちょっと感慨深いです。(大げさ)

■製品内容は
L1-Ultramaximizer
SuperTap 2-tap(新規追加)
Q10 Paragraphic Equalizer
C1 Parametric Compander
De-Esser(新規追加)
S1 Stereo Imager
TrueVerb(新機能追加)

前のバージョンより2つ増えており、基本的なエフェクトはこれだけで揃うと言えるでしょう。

※今年すでに10万くらいソフト代に掛かってしまっている・・・。

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promix

NI KOMPLETE2 4月から値上げ!

2005-03-04 16:07:08 | Native Instruments
日本国内(MIDIA)でいつやるかは別として
4月1日から3万円ぐらいお高くなるようです。

とにかく素晴らしいソフトウエア集ですが、国内価格が20万近くなると、さすがにしんどいと思います。
ちなみに、特段MIDIA経由で買わなければならない理由は無いので、個人で直接ドイツから
購入しても問題ないです。
インストールも一度で済むので、環境を頻繁に再構築される方にも安心かと。

余談ですが、箱が大きいのでさぞかし盛りだくさんだろうと思いきや、底上げされているだけで
開けるとガックリなパッケージです。

※音楽ソフトウエアがどんどん値上がりしているように思えるのは、僕だけでしょうか?
いまやLogicが安く思えます。
(昔タバコのセブンスターが220円だった頃、LARKが250円で高級に思えましたが、
いまや別にフツーって感じになったような)

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promix

OpenSound Control with Reaktor(Part2.1)

2005-03-04 13:40:33 | digital music
Part2に一部追記したいと思います。

OSC messageのMIDIの部分ですがReaktor3.0.5用のドキュメントがここ
http://barely.a.live.fm/pd/OSC/r3osc-2.html#max
にあります。日本語で解説しておくと後々役に立つかもしれませんので書き加えておきます。


∥【OSC messageによるMIDIコントロール】

∥ ・MIDI CC(コントロールチェンジ)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/control-change_CC番号_数値

∥ ・MIDI PC(プログラムチェンジ)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/program-change_プログラムチェンジ番号

∥ ・ノートオン
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/note-on_MIDIピッチベンド値_ベロシティ値

∥ ・ノートオフ(ノートオンベロシティ値を0にする)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/note-on_MIDIピッチベンド値_0



※1: 「_」アンダーバーは半角スペースです
※2: 太字部分は値が変更できる部分です

という感じで、上記のリンクにもありますがOSCにおいてMIDIコントロール系は現状では非常に限られます。

MIDI implementationでいうところのモードメッセージやエクスクルーシブ等は厳密には対応していません。
アフタータッチやチャンネルアフタータッチにも対応していませんのでMIDIで微細な表現を行う設計ではないのかもしれませんね。
ひょっとしたら別のOSC messageやtime tagを使ってくれという事かもしれません。この辺の経緯は分かりません。今後revisionが上がる事があると変わる可能性もあるかもしれません。

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technodon

OpenSound Control with Reaktor(Part2)

2005-03-03 00:15:52 | digital music
OSC解説第2回目です。

前回は対応アプリの紹介だけで終わってしまいましたが、少しずつOSCの中身に触れていきたいと思います。
あまり深く掘り下げるつもりはないので、期待せずに読んで頂ければと。

まず、OSCが対応するネットワークの説明です。OSCはOSIモデルでいうところのトランスポート層をデータ(例えばMIDIのCCやnoteの様な情報)がOSCパケットというデジタルデータの形でネットワーク中を流れます。
プロトコル自体はTCP/UDPどちらにも対応しているようなのでデータを厳密に送りたい場合はフロー制御や再送制御のあるTCPで通信、とにかくがんがんストリーミングしたいぜ!といった場合はUDPで通信という風に実装上で選択できそうです。

OSCのドキュメントによるとプロトコルとしては以下の様なネットワーク構成を想定しているようです。

・LAN内の各ホスト同士による通信
・LAN内のマシンのPeer to Peer(一対一)による通信
・WANによる通信(主にインターネット)
・スタンドアロンのホスト内通信

で、OSCではネットワーク上を流れる情報の単位を「OSCパケット」と呼んでいます。
OSCパケット自体はTCP/IPネットワーク上をサーバ・クライアントモデルでデータが送受信されますから、OSCを走らせるマシンはIPアドレス(ホスト)とポート番号(アプリケーション)で一意に特定しておく必要があるでしょう。

ReaktorのOSC設定項目でもIPアドレスを指定する欄があります。自ホストの設定はWindowsの場合は「ローカルエリア接続のプロパティ」の「インターネットプロトコル(TCP/IP)」で設定した情報が自動的に登録されます。ネットワーク設定に関しては実装依存になりますから、DHCPで自動的にホストを割り振るような使い方もできるはずです。
相手先ホストの指定は同じサブネット内の場合は「scan」ボタンを押すと探してくれます。WANによる通信、いわゆるインターネット上で通信したい場合は、通信相手のIPアドレスとポート番号を指定する必要があります。

さてOSCパケットの中身についてですが、OSCパケットは必ず8bytesの4の倍数の単位のバイナリの形でネットワーク上を流れます。パケットのヘッダー(最初のbytes)には必ずはっきりと識別できる「OSC Message」か「OSC Bundle」のどちらかのタイプのメッセージが付きます。

「OSC Message」は”/”スラッシュからはじまる「OSC Address Pattern」というメッセージからできています。MIDI的な情報はその後ろに続く「OSC Type Tag String」の引数で設定します。

「OSC Type Tag String」は例えばiであれば整数演算を、fであれば浮動少数演算といった意味になります。MIDI的なメッセージとしては以下にいくつか挙げておきましょう

--------------------
t OSCタイムタグ
c アスキーテキスト
r RGB表記によるカラー表記(32bit表記)
m 4バイトのMIDIメッセージ:port id, status byte, data1, data2の形式)
--------------------

というような感じのコントロールメッセージが「OSC Message」になります。

もう一方の「OSC Bundle」メッセージですが、こちらは "#bundle"というOSC文字列に続く「OSC Time Tag」から構成されるメッセージです。Time tagに関しては
http://www.cnmat.berkeley.edu/OpenSoundControl/OSC-spec.html#timetags
こちらに詳細がありますが、要は同期関係を司るパラメータのようです。


かなり長文になってしまいました、ちょっとblogでお伝えするような内容じゃナイヨウな気がしてきました。まだまだ続きそうですが、今回はこの辺で終わりにしておきます。

次回は実践編に進んでみたいですが、なにぶんネットワークと相応の機材が必要ですので時間が空いたら更新していきたいと思います。


*1 ちなみにOSCはオープンソースですので以下からソースをダウンロードできます。
http://www.cnmat.berkeley.edu/OpenSoundControl/src/libOSC/
ライセンスに関する記述がみあたりませんがバークレーなのでそれはもうオープンなのでしょう。

*2 OSC documentを見ながら適当に書いていますのでどこか間違えがあれば御指摘いただければ幸いです。


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technodon

OpenSound Control with Reaktor(Part1)

2005-03-02 00:03:42 | digital music
Reaktorのver3から実装されているプロトコルにOSC(OpenSound Control)があります。

メニューでいうと「System>OSC Settings...」で見ることができますが、リアクターマニュアルでも5ページしか記載のないこのOSCとは一体何者でしょう?

これはカリフォルニア大学バークレー校の(もうこの単語が出た時点でオープンでソースな雰囲気が漂います)CNMAT(Center for New Music and Audio Technologies)「音楽とテクノロジーを研究する自由人たちの集まり(超意訳)」によって生み出されたTCP/IPベースによるコンピュータ、シンセサイザー向けのプロトコルです。

シリアル通信で32k/sec程度しか帯域のないMIDIに比べて、TCP/IPベースにすることでより自由度の高い実装を行うことが出来る、これがポイントでしょう。つまりRJ-45の口(イーサネットですな)がついていればプラットフォーム関係なく通信できる、しかも低コストで…まさにバークレーが考えそうなプロトコルです。

MIDIはヤマハ等の音響機器メーカーによって作られた規格でしたが、OSCはまさにUNIXに対するLinuxの様な関係とも言えなくもないとも思います。

さて規格があってもアプリがなければただの絵空事になってしまいます、OSCに対応したアプリケーションはどんなものがあるのでしょうか、詳細はOSCのページにありますが、メジャーなものとしては以下の通りです。


・Intakt
・Reaktor
・Traktor
・Max/MSP
・Pd
・SuperCollider

・Flash
・Java
・Perl
・PHP
・Ruby

下段はスクリプト系になりますが、これらはモジュールという形で実装することが出来ます。
リンク切れでやる気のないモノもいくつかあるみたいですが…

で、このOSC一体どんなことが出来るのか?という所を少しばかり解説したいと思いますが紙面がつきましたのでまた次回に…(webの意味ねぇ

#OSCの情報は非常に限られると思います。検索するときはキーワードとして"OSC"や"OpenSound""Control"の文字列で検索すると効率的です。(日本語情報はほとんどありませんが)

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technodon

(その2)レジェンド オブ ゲームミュージック  ~プレミアムボックス~

2005-03-01 00:42:38 | FAMICOM 80’s
すでに予約済みですが、アマゾンでの紹介文がかわっています。
特典DVDはヘクター'87の完全攻略とかですか?いらんですよそんなの。
iTunesの曲数増やしたい人にはイイCDだと思います(それ以上でもそれ以下でもなく)。

>ゲームミュージック復刻版ブームの先駆けとなった、サイトロン“ゲームサウンドレジェンドシリーズ”から、遂に完全永久保存版のプレミアムBOXが登場。 初の復刻、そして初CD化となるゲームミュージックを多数含めるCD8枚の収録内容は、歴代の大手ゲームメーカーをはじめとした、数々の名曲ゲームミュージック70作品を収録したサウンドトラックアルバム集。
>ゲームミュージックの金字塔! 永久保存版のプレミアムBOX!
>
>・一部を除き、ゲーム楽曲完全収録
>・初CD化音源、初復刻音源、再編集音源などで構成された全70ゲーム、圧巻の600トラック以上を網羅
>・コンポーザーインタビューなどを掲載した、48頁豪華解説書「ゲームミュージック クロニクル」
>・全曲完全デジタル・リマスタリング
>・特典DVDは、現役エキスパートプレイヤーによる究極の映像集

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technodon