奈半利町には、登録有形文化財になっている建物が数多くありますが
そのうちの一つ、S10年頃に建てられた網元の家が、今改修工事をしています。
この大西家住宅は、正面上方の妻壁には大きな紋が付いていて
物見やぐら的な性格を併せ持った、お城のような造りの立派な建物です。
それが8月末のある夜、大きな音に近所の住民達が驚いて外に出てみると
屋根のてっぺんにあった大きな鬼瓦が、落ちて砕けていました。
当時は栄華を誇った頑強な建物も、今はもう誰も住んでいないため
最近では、屋根の上に百合の花が咲いたりもしていましたが
ススキなど雑草の根がはって、徐々に瓦を押し上げていったのでしょう。
長い年月を感じながら、みんな静かに見守っています。
そのうちの一つ、S10年頃に建てられた網元の家が、今改修工事をしています。
この大西家住宅は、正面上方の妻壁には大きな紋が付いていて
物見やぐら的な性格を併せ持った、お城のような造りの立派な建物です。
それが8月末のある夜、大きな音に近所の住民達が驚いて外に出てみると
屋根のてっぺんにあった大きな鬼瓦が、落ちて砕けていました。
当時は栄華を誇った頑強な建物も、今はもう誰も住んでいないため
最近では、屋根の上に百合の花が咲いたりもしていましたが
ススキなど雑草の根がはって、徐々に瓦を押し上げていったのでしょう。
長い年月を感じながら、みんな静かに見守っています。
その変化を感じさせないほどの永い歳月そこに存在し続けたということ、今まさに崩れてしまったということ…“永久”でないからこそすばらしいのかもしれませんね。