道東の旅5日目の宿は池田町。
前回もでしたけど、この池田町で給油します。
ディーゼルデミオくん、初のご飯です。
旦那くん、給油口をパチリ。
ちゃんと間違えないように書いているんですね、感じでも英語でも。
私、給油することがないので、知りませんでしたけど、給油機のノズルっていうの?
あれも色がちゃんと軽油は緑なんですって~。
色も統一してるのね。
車を借りてから4日目で空っぽになったわけじゃないけど、半分以下だし、そろそろって
ことで2000円分いれました。
Dデミオ君(ディーゼルって書くの、面倒になっちゃった)はおなかいっぱいだけど、
私たちはお腹を空かせてやってきたのはこちら。
2年ぶりの再会「フンベHOFおおくま」さん。
前回も書いたのですが、こちらは
「厳選した新鮮な地場産食材にこだわり、とびっきりの美味しさを味わって
いただけるペンション」
なんですよ。
私はじゃらんで予約したのですが、ちゃんと書いているんです、こういう注意事項。
だから、そういうつもりでお出かけくださいね。
「部屋・風呂にこだわられる方は、宿泊をご遠慮下さい。
本当に美味しいものを食べたい方をお待ちしております。」
そういうつもりで行くと、先に温泉に入って行けばいいんだって思うんです。
お部屋だってそういうつもりで行けば、何も文句はありません。
写真は撮ってませんけど、ペレケも酋長の家とも違いはありません。
2013年は、遅い予約だったのでベッドの部屋しか空きがなかったけど、
今回はGW明けすぐに予約したので和室が取れました。
確かにベッドがあると狭くなりますから、人によっては何か言いたくなるかも。
でも、和室は広く感じましたし、よかったです。
チェックインをしてくれた女性は以前もお会いした方。
「お風呂の場所とか・・・いいですよね(笑)」
要らないです、必要なし。わからなくなったら探せばいいんです、わからなくなるほどの広さでは
ないのでね~。
荷物を整理したり、旦那くんが転寝してる間に、待ちに待ったお食事の時間となりました。
酋長の家でいただいたビールチケットを利用してサッポロクラシックを注文。
テーブルには以前なかった今日の献立が置いてあります。
この順番でアップしてみますか。
は~今見てもすごいですわ。
カニ盛りは、毛ガニはこっちを向いていて、ちょっと怖い。
花咲は今年あまり良くないということなんですけど、食べるの2年ぶりだし、
そんなに食べてるわけじゃないから、この味が良くないというのがわからない。
花咲って色がキレイですわ。
マグロは北海道では水揚げがないはずなんですけど、やっぱり
どこか地球がおかしいのでしょう、獲れるなら使う、そんなことで献立に加わったようです。
ボタンエビも本タラバも甘い甘い
お肉はもう何も言えません。
何でしょう、このお肉。前回食べたお肉よりも美味しいです。
写真にアスパラの天ぷらがあります。
この時期にアスパラってないはずなんですよ。
前回予約してオーナーさんとやり取りした際、時期の事を考えず「アスパラが食べたい」なんて
書いてしまって、「それなら5月においで」と言われたんです。
そりゃそうだ、8月に食べられるはずがないんです、ここで。
ここは旬の物をだすペンションなんですから。
だから、「あれ~アスパラだよ、今の時期にあったんだね」なんて話しながらおいしくいただきました。
お食事を提供し終わるとオーナーさんのお話が始まります。
このお話がオーナーさんの食に対する気持ちを知る機会。
今日の料理を1品ずつ紹介していきます。
お料理からもオーナーさんの気持ちは伝わります。
例えばカニ盛り。
全て切込みが入れてあるんです。だから食べやすい。
全部屋満室で、どのテーブルにもほぼカニ盛りあります(連泊とかプランによってはないかも)
それだけでも、相当な労力だと思います。
だけど、おいしいものを食べるのに、食べにくかったら嫌になります。
カニの殻って私みたいな不器用な人は多分、手に傷作ります。誰かに身を取ってもらわないと
きっと食べない。
「自分が自信を持って提供する料理をおいしく楽しく食べてほしい」そんな気持ちがあるのでは
と思います。
そのあとに聞く話だから聞き入ってしまいます。
オーナーさんのお話、アスパラのところでちょっと止まり、「あとで話します」と。
「なんだろな」と思ってそのまま話を聞き続け、アスパラの話に。
この時期本当はないんです。
だけど、オーナーさん2年前に私が書いた不用意な一言を覚えていて、
5月に予約が入った時点で、アスパラ農家さんに相談をされたそうです。
その結果、献立にアスパラが入ったと。
ご自身でも畑に出るオーナーです。
この土地の幸を知り尽くしたオーナー。
2年前のあの客から予約が5月に入った、
時期外れだけど、要望があったアスパラに挑戦したい、喜んでもらいたい、料理人の意地、
そんなようなことを言っていました(オーナー連日の忙しさで話がまとまらないようでした)。
その話を聞いたら恥ずかしいやら嬉しいやら、こみ上げてくるものがありました。
後でオーナーさんと話をする機会があり、前回は「naruminさんちは旦那さんが静かだね」と
言われたので、今回は私ではなく旦那くんが話を。
元々アスパラは旦那くんの好物。
「naruminさん、予約早かったよね。だからできた」と。
旦那くんオーナーに感謝し、さらにいろんな食の話をしてこの日は終了。
こんなに食べたんだけど、朝食もここはすごいんです。
でも長くなっちゃったので、朝食はまた明日!