久々の谷歩きです。
根尾の岩岳の沢では大谷がよく登られているようですが、上葛谷はあまり聞きません。

根尾板屋の上葛谷に入ったすぐの場所に駐車して、そこからは舗装林道を約1時間歩きます。

途中にある大きな堰堤

林道終点の入渓地点は高度で400mです。
入渓地点から谷筋に入るとかすかな踏み跡が沢の横にありました。そこそこに人は入っているのでしょうか?

最初はあまり沢筋を歩かずに踏み跡をトレースしました。

小滝や滑が連続していました。


こんなところにも人の営みを見つけると人間ってすごいなあと思います。

二又地点では右の本流に入りますが、ここから先はゴルジュとなっています。
中間の尾根を少し上がってゴルジュの終わったあたりまで高巻きしました。

しばらく進むと倒木帯となります。

谷に戻っても小滝が連続します。




そして二段の滝に行く手を阻まれました。
ここは高巻くしかありません。
左手に逃げます。
そのまま落ち葉でできた泥の急斜面を登ります。
アイスハンマーを木の根に引っ掛けるようにして、腕力で登りました。
いったん高巻くと沢筋からどんどん外れて行って戻るのが難しくなりました。
二段滝のさらに奥も興味があったのですが、このまま尾根を詰めて山頂に向かいました。
ここで失敗です。 沢から外れるとき水を確保することを忘れてしまいました。
気がついたときには0.4Lしか持っていませんでした。今更戻ることも難しいしこのまま登ることにします。
落ち葉の急斜面はしばらく続きましたが、だんだん藪がひどくなります。


実際には写真で見えるよりずっとヤブヤブでした。
気が付けば左右が切れ落ちたヤセ尾根にいました。
その狭い尾根上にはシャクナゲの群生が行く手を遮っています。
左右どちらからも巻けないので意を決して藪とガチンコ勝負です。
その後もずっとシャクナゲの濃密な藪こぎが続きます。
途中藪から逃げるため岩場にルートを求めたり、泥の詰まったルンゼをわずかに生えた草を手掛かりに息を殺して登ったりで、ここ2,3年で一番きつい藪漕ぎとなりました。
沢筋から外れて3時間半ぐらいでやっと岩岳山頂につながる稜線に近づいてきました。
傾斜が少し緩やかになったところまで来ると、山頂につながる薄い踏み跡の登山道にでくわしました。

そこから山頂まではすぐでした。 水も飲めずにはっきり言ってバテバテです。
山頂の見晴しはよくありませんでした。
ここでやっと気づいたのですが、藪漕ぎの途中でメガネを紛失していました。
全然気づきませんでした。 ああ、ショック!(またカミさんに叱られる)
下山路は南に延びる尾根上の登山ルートを足取りも重く・・・。

下山路で見かけた毒キノコかな?(キノコはよくわからんのですが) 綺麗だしとても美味しそうに見えたのでパシャリ。
根尾の岩岳の沢では大谷がよく登られているようですが、上葛谷はあまり聞きません。

根尾板屋の上葛谷に入ったすぐの場所に駐車して、そこからは舗装林道を約1時間歩きます。

途中にある大きな堰堤

林道終点の入渓地点は高度で400mです。
入渓地点から谷筋に入るとかすかな踏み跡が沢の横にありました。そこそこに人は入っているのでしょうか?

最初はあまり沢筋を歩かずに踏み跡をトレースしました。

小滝や滑が連続していました。


こんなところにも人の営みを見つけると人間ってすごいなあと思います。

二又地点では右の本流に入りますが、ここから先はゴルジュとなっています。
中間の尾根を少し上がってゴルジュの終わったあたりまで高巻きしました。

しばらく進むと倒木帯となります。

谷に戻っても小滝が連続します。




そして二段の滝に行く手を阻まれました。
ここは高巻くしかありません。
左手に逃げます。
そのまま落ち葉でできた泥の急斜面を登ります。
アイスハンマーを木の根に引っ掛けるようにして、腕力で登りました。
いったん高巻くと沢筋からどんどん外れて行って戻るのが難しくなりました。
二段滝のさらに奥も興味があったのですが、このまま尾根を詰めて山頂に向かいました。
ここで失敗です。 沢から外れるとき水を確保することを忘れてしまいました。
気がついたときには0.4Lしか持っていませんでした。今更戻ることも難しいしこのまま登ることにします。
落ち葉の急斜面はしばらく続きましたが、だんだん藪がひどくなります。


実際には写真で見えるよりずっとヤブヤブでした。
気が付けば左右が切れ落ちたヤセ尾根にいました。
その狭い尾根上にはシャクナゲの群生が行く手を遮っています。
左右どちらからも巻けないので意を決して藪とガチンコ勝負です。
その後もずっとシャクナゲの濃密な藪こぎが続きます。
途中藪から逃げるため岩場にルートを求めたり、泥の詰まったルンゼをわずかに生えた草を手掛かりに息を殺して登ったりで、ここ2,3年で一番きつい藪漕ぎとなりました。
沢筋から外れて3時間半ぐらいでやっと岩岳山頂につながる稜線に近づいてきました。
傾斜が少し緩やかになったところまで来ると、山頂につながる薄い踏み跡の登山道にでくわしました。

そこから山頂まではすぐでした。 水も飲めずにはっきり言ってバテバテです。
山頂の見晴しはよくありませんでした。
ここでやっと気づいたのですが、藪漕ぎの途中でメガネを紛失していました。
全然気づきませんでした。 ああ、ショック!(またカミさんに叱られる)
下山路は南に延びる尾根上の登山ルートを足取りも重く・・・。

下山路で見かけた毒キノコかな?(キノコはよくわからんのですが) 綺麗だしとても美味しそうに見えたのでパシャリ。