いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

DVD「127HOURS」

2011-04-17 | 登山
日本では6月公開の映画「127時間」をDVDにて一足お先に鑑賞。

実話を基にしたアドベンチャーサスペンス?です。

主人公(アーロン ラルストン)はユタ州のとある渓谷でトレッキング中に落石事故で右手を岩に挟まれ身動きがとれない状態になってしまいます。

人に行く先も告げず出かけ、携帯電話も持っていない彼は誰とも連絡がつかない状態のなかで、5日後に究極の選択をせざる得なくなりました。


この主人公アーロン ラルストンを初めて知ったのは雑誌「OUTDOOR](ひょっとしたら「OUTSIDE」のほうかもしれない)

その月の表紙を飾っていたクライマーには右手がなく、右手の変わりにアイスバイルのギブスが取り付けられていました。

雑誌の記事を読んで(中文だったんで漢字の拾い読みですが)びっくり!

四肢の障害を持ったクライマーは数多くいると思いますが、彼の場合は右手を失った原因とその後の行動が凄い。


公開されたトロント映画祭では上映中に気を失う観客も出たそうですが、フィクションならともかく実話を基にしていますからちょっとショッキングなシーンもあります。


もし自分が同じ状況に置かれたら?

同じ選択ができる? いやあ、なかなか答えはだせませんね。

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南陽山鳳凰寺

2011-04-12 | 中国ハイキング
最近毎週のように時間があればバスで蘇州市内をウロウロしていますが、日曜日に蘇州市の西側に位置する南陽山にいきました。

市内路線バスを途中で乗り継いで終点の鳳凰寺へ到着。


鳳凰寺の後ろに控える南陽山を見てがっかり。

山肌はいたるところ大きく削られて見るも無残な様子です。

せめて中腹の鳳凰寺の境内横から裏山に上がれるかと思いきや、しっかり鉄柵がずっーと張り巡らされていました。

山頂付近に軍関係の施設でもあるのでしょうか?

お寺から下って麓の防災道路沿いに山中に上がれるところを探しながら歩きましたが、どこも柵がしてあります。

と言うことは一般には開放していないのでしょうか?

今回は諦めて山麓の散歩としました。

しばらく南に下ると大きな墓地がありました。 

大きな塔陵が立っています。


どうやら墓地横からなら、そのまま藪を漕いで山中に分け入っていけそうですが、なんか気分が乗らないなあ。

ということで次回気が向けばまた来てもいいけど。

それにしても蘇州の主だった山(低山ばっかりですが)はほぼ登ってしまいましたが、これからどうしよう。

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福建土楼(4/5)

2011-04-07 | 旅行 その他中国
今日は龍岩から厦門に移動。

来たときより安いと思ったら、大型バスではなく中型バスの切符しかとれませんでした。

ノンストップ直行便のはずですが、途中で何度も乗客を路上で拾ったり下ろしたり。

このあたりのシステムがどうも理解できません。そのほうが少しでも売り上げには貢献できるのはわかるのですが。

厦門到着後はまずは空港近くのホテルへチェックイン後、再度市内へ出てブラブラと散策しました。

厦門は仕事でも来ているので取り立て観光する気も無いのですが、歩行者天国の中山路あたりで夕方まで時間をつぶしました。



明日は昆山には戻らずに青島に仕事のため直行します。

旅行からそのまま出張に転向。

そのために持ってきたパソコンや仕事道具、着替えなどがいつもの旅行より余分で重かったです。



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福建土楼(4/4)

2011-04-07 | 旅行 その他中国
朝から雨です。昨日と違って薄っすら寒いくらいです。

ホテルから市内の旧バス停までは地図で2キロほど。路線バスも見つからないので歩いて行きましたが、道を間違えてかなり大回りして到着。

やはりここから土楼行きのバスが出ていました。

10時20分発のバスは市内を南下して田舎道を進みます。

集落ともいえるような村を次々過ぎて2時間で土楼に到着しました。

民族村の立派なゲートの奥はまだほとんど工事中で未完成ですが、いかにも中国的な無駄に大きな建物がチケットセンターです。


永定周辺にはいくつかの有名な土楼郡がありますが、ここが一番有名でNETや本によく紹介されている栄定客家土楼民族文化村景区です。

入り口ゲートで騙されて10元払って電動カーに乗せられて、ほんの少し400mぐらい走った先に着いたところから土楼郡が始まります。(歩けばよかった)

最初に覘いたのは升恒楼。


実際住居として使われているので洗濯物が干されています。


昨日からバスで移動中にも土楼は見えていたのですが、こうして真近で見るとほんとうに大きいです。

この有名な振成楼ぐらいですと200軒以上の部屋があるそうです。


出入り口はどこの土楼もだいたいひとつなんですが、もともとは外敵から身を守るためとはいえ、火災になったときなんかは出入り口がひとつというのはどうなんでしょうね。

外壁はその名の通り土壁ですが、内部は木造住宅です。(見る前は中も全て土壁と思ってました)


この民族村には全部で20弱ほどの土楼があります。一部の土楼では観光客相手の土産物屋や、食堂もあるのですが、ほとんどの土楼は観光客など意に介さずに客家(ハッカ)と呼ばれる人達の昔からの生活が見受けられます。


中には土楼の中を興味本位で覘きに来る観光客を鬱陶しく思っているような素振りのお年寄りも居ました。

当たり前ですよね。我々だって自分の住むアパートやマンションに見知らぬ人間が断りもなく入ってきて、カメラ持ってウロウロされたら面白くないかもしれないもの。



永定の土楼は世界文化遺産に登録されたようですが、こういった古城や古村、古建築に住みながら文化を守っていくというのは我々の知らない苦労がありそうです。

誰だって現代の文化的な生活を営みたいですよね。



それと子供たちが5人ぐらい並んで妙に微笑んでいかにも写真を撮ってほしそうな仕草でこちらを見ていますが、うっかり撮ったら請求されます。(なんちゅうガキ共、って実は親がさせてるんだよなあ)

搾取ってほんとうに昔からの中国の伝統であり文化なんですから、そんなところも含めての世界文化遺産です。(笑)

それにしても世界文化遺産なんだから村の中を流れる川にゴミ捨てるのやめましょうね。
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福建土楼(4/3)

2011-04-07 | 旅行 その他中国
上海虹橋空港から1時間遅れで11時に厦門空港に到着。

厦門空港のインフォメーションで龍岩行きの長距離バス亭の場所を聞くと湖濱南路のバス亭を教えてくれました。

空港の外に出て湖浜南路行きの路線バスが見つからず、ウロウロしているとバス会社?の人がこのバスに乗れと言う。

港波止場行きのようだが、途中にバス停に寄るのだろうか。 まあ、厦門は小さな町だし、間違っていても行き直せばよいだけですから。

教えてもらって乗せられたバスは市内の中心街を通り、湖濱南路のほうは通らず、南のほうへと走ってゆきます。

本日は龍岩に行くだけなので、寄り道をしたところで時間は十分あります。 逆に車窓から街並みを見ているとなにやらバス観光をしているように思えて楽しくなってきます。

到着したのは鼓浪島の対岸に位置するフェリー乗り場でした。

だいたいの位置は検討付けているので目指す長距離バス停までは4キロぐらいか? また市内路線バスに乗り換えて湖濱南路長距離バス亭まで行きました。


龍岩行きの3時出発のバスチケットを購入。
待合室は今日からの3連休で込み合っていました。


バスは高速を使用するので2時間ぐらいかと予想していたのですが、途中和渓から?中までの間、高速の区間が工事?だったのか通行できず、バスは一般国道の峠を越えて進みます。

この山道でも左右に時折今回の目的の土楼が見えます。


土楼は明日行く永定の土楼が有名ですが、このあたりには4000もの土楼があるそうで、日本のアパート、マンションと同じぐらい、この地においては普通の景色の中にある建物のひとつでしかありません。



結局バスは3時間以上掛かって龍岩に到着。

思ったより大きな町です。

到着したのは龍岩の新しいバスセンターで旧バス停から少し離れています。旧だったらホテルまで歩いて行けるのに。

明日の永定行きのチケットを買おうかと思いましたが、土楼民族村は永定県にあるのはわかっていますが、永定の町中ではないはずです。

民族村行きのバスはたぶん旧バス停か火車駅付近から出ているだろうと予測して、今日はホテルに向かうべくバス亭を後にしました。


ネットで予約してあったホテルは到着して見てみるとなんと立派な4ツ星ホテル。

の横にある2つ星クラスの別館でした。なんせ200元だもんね。(笑)




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