いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

妙法ヶ岳

2013-05-29 | 岐阜、西濃の山
谷汲山の華厳寺より妙法ヶ岳を経て横倉寺までミニ縦走してきました。

まずは自宅から谷汲山のバス亭横の駐車場に向かいます。本日は駐車場は無料です。

緩い坂の参道を登り華厳寺に向います。


仁王門をくぐり本堂へと階段を登って行きます。

本堂でお参りしてから左手の笈堂を見て石段を上がると、そこから登山道です。

林道のような登山道には祠が祀られていて順に数えながら登ると33番目が奥ノ院になります。

途中いくつか番号が抜けていたような気がしますが。

奥ノ院で小休止した後、妙法ヶ岳へと登って行きます。


稜線まで上がると山頂はすぐでした。

この登山道は横倉まで東海自然歩道としてつながっており、十分整備された歩きやすい路です。

ですが噂で聞いていた通り、見晴しの悪い縦走路です。

緩いアップダウンを繰り返し、尾根は途中で北方向へ向かうとコース約3分の2あたりになります。

606m峰のピークを超えるといこいの森を経由して紅葉とミイラで有名な横倉寺へと降り立ちます。


華厳寺から横倉寺まではちょうど4時間でした。

昼食を横倉寺バス亭横の休憩所で取ってからバスで谷汲山まで戻りました。


コメント (2)
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120万ドルの夜景

2013-05-28 | 旅行
久しぶりの香港出張.


レストランのテラスから見た香港島

最終日に夕食の後、夜景を見にピークタワーへ。


昔は100万ドルの夜景と言われたこの景色は現在ではさらに綺麗になって120万ドルぐらいの夜景に変貌してました。

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富士山9合目5勺敗退(涙)

2013-05-09 | 登山
GW後半は富士山に行ってきました。

前日夕方に富士宮登山口5合目に到着。

私はテントを持ってきていないので車中泊しましたが、明日の登山予定の方の車が10台ほど止まっていました。

ところでマイカーはシートがリクライニングしてもフラットにならずなかなか寝付かれません。

オマケに夏用化繊シュラフはこの時期では寒すぎました。

やはりテント泊で冬用シュラフでしっかり横になった方がいいですね。


翌朝は6時に出発。

すでに出発された方が上方にちらほら。

6合目からはアイゼンを装着しました。

7合目まで6本刃の軽アイゼンで登ってきた方がさすがに危険を感じてか、ここで下山するとおっしゃってましたが、せっかくの5月の富士山にこられたのですからもっと準備を周到にすべきです。

正直この時期はまだ軽アイゼンは無謀です。他にも軽トレッキングシューズにチェーンアイゼンで登っている人を見かけましたが、どこまで登ったのでしょうか?

今年は雪が少ないのでラッキーなら結構上まで露岩伝いに登れそうですが。

静岡県が遭難を減らすために夏山シーズン以外に規制を掛けることを検討しているのもあながち反対できません。


ところで私はというとトレーニング不足が祟ってか脹脛が痛いです。

ハイキングやジョギングぐらいは毎週していますが、冬靴にアイゼンつけての山行は全く行っていないので足が吊りそうです。

7合目ぐらいまでは順調に登ってきましたが、8合目付近ではガクってスピードが落ちました。

どうも空気の希薄なのも影響しているようです。中国四川などの4000mぐらいの高地でも感じましたが、私は先天的に高度に対して弱いのかもしれません。


さらに追い打ちをかけるように9合目5勺の小屋の近くで息を整えるために下を向いてハアハアしていた時にいきなり左膝に落氷が当たり、バウンドして右膝にも当たって又の間を抜けて行きました。

氷雪の上を転がり落ちる氷は全くの無音で、こちらも全然気づきませんでした。

しばらくその場で唸っていましたが、痛みをこらえて何とか9合目5勺の小屋まで登りました。

膝でまだよかったです。頭に当たっていたら気絶して滑落していたかもしれません。

皆さんがヘルメットかぶっているのも正解です。私も次回からはメット持参しましょう。人のアイゼンのことは言えませんね。


私と登るのを前後していた方もこの小屋で休憩していましたが、高山病に掛かったようで体調が思わしくなくここで撤退されるとのこと。

私も両膝を痛めたので、ここから残り270mを登るのはこの状態ではたっぷり2時間以上はかかる気がします。

仮に登っても、核心部は頂上からここまでの下りですから、それを考えるとガリガリの氷ではなさそうですが、今回は安全を取ってここまでとしました。


まったく頂上の鳥居もすぐそこに見えているのに!

30分ほど長めの休息を取った後、登り口の5合目へと下山しました。


まったく長い!長い!

普通に下山する登山者の倍ぐらいのゆっくりした歩調でないと降りることができません。

結局休み休みで相当数の登山者に抜かれながら9合5勺から5合目まで3時間40分も掛けて降りてきました。


5合目は観光客でいっぱいでした。下山中に私を抜いていった登山者たちはすでに5合目駐車場を後にしていました。

連休前から東京へ旅行に行っていたカミさんと7時ごろに静岡駅で待ち合わせをし、疲れて眠い目をこすりながらも必死で静岡駅まで運転して行きました。

落ち合った後は運転はカミさんに任せて爆睡したのは言うまでもありません。

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城ヶ峰

2013-05-01 | 岐阜、西濃の山
通勤路からいつも見える「城ヶ峰」に行きました。

昨日の熊野古道行きの疲れ(歩いた疲れじゃなくって運転疲れですが)もあって、いつもより少し遅めの7時半に自宅を出発。

城ヶ峰の南面にある城田寺谷の墓地横の空き地に車を置いて、そこから集落内の道を通って西側にある常国寺まで行きます。



常国寺の境内横を通って登山道に入ります。

約20分ほどで稜線に出ます。

鉄塔からはとなりの御望山とその先の小島山などが良く見えます。



百百ヶ峰が望めます。

山頂までは下から40分でした。

最近買ったエスビットの固形燃料用クッカーです。ハイキングにはガスストーブより軽いので愛用しています。

しかしメタだとクッカーの底まで距離がありすぎて炎の先しかクッカーに当たらず、なかなかお湯が沸きません。

要改造です。

ちなみにメタは煤がクッカーの底に付きますが、100均のダイソーで売っている固形燃料はほぼ100%アルコールで出来ているようで煤が全くつきません。

さすがダイソーと言いたいところですが蒸発しやすいので一旦封を切ると早めに使用してしまわないとなくなってしまいます。


山頂からは西端の石谷まで縦走して行きました。

後でWEBで調べてみると本来は石谷から南斜面を下って展望台を経由して下の街道で出るのが一般的らしいですが、実はそれを知らなくて石切からそのままさらに西方面に踏み跡のない斜面を下って行きました。

まあ小さな山ですからどこかへ出るでしょう。

ということで藪漕ぎというほどでもないですが、藪の薄い適当に下りやすいところを選びながらの下りきったところは石谷のバス亭横の民家の裏庭でした。

そこからずっと舗装道路を車の置いてある場所まで2キロほどの距離を歩いて戻りました。

小さな山ですが縦走路も落ち葉のクッションがよく効いていてとても歩きやすく楽しい山道です。

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