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いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

花房山 東前の谷

2025-05-02 | 沢登り
自宅の本棚にある古い岳人(1998年7月号)をなんとなくパラパラめくっていたら花房山東前の沢の記事がありました。すると珍しく急に新緑の東前の沢水飲の伏流地帯に行きたくなりました。


出合いの駐車場から少し歩いたところの登山口から振り向くと藤橋城が見えました。


東前の谷に架かる木戸中橋の麓から入渓します。


最初は緩い流れからスタート。


小滝が時折出てきます。


新緑に癒やされます。





ジブリ谷と名前を変えても良いでしょうか。





530mから先で水は大地の下を流れます。



大きなトチの木が至る所に。





癒やしの大地。水飲の伏流地帯


再び水流が現れたここで小休止。 ここに来たかったのよ。この沢で一番最高の場所と思います。





ここから連爆帯が始まります。














どの滝も順層ホールドで安心して登れます。 二条滝は右から巻きましたが。


頭からシャワー被るけど面白かった4段滝。


ここからはV字の明るい小渓。


左岸尾根の稜線が見えてきました。 


この辺りで地形図を見ようとするとぼやけてよく見えません。 がーん! 知らない間に眼鏡紛失している!  さっきのシャワーの時だろうか? 沢登りで眼鏡を紛失するのはこれで3回目です。 ショックで一気に脚に来た感じがします。 


スノーブリッジの下を通過。


谷は雪渓で埋まってます。 谷の中央は踏み抜きするので斜面をズルズル滑りながらのトラバース。
雪渓が終わった処になんと鹿の腐乱死体がありました。 直前で沢の水を汲んだのに飲めないじゃん。 下山するまで水は無しか。 今日はついてない。


谷沿いに詰めるとヤブ無しで小津権現山からの縦走路に上がれました。
 

花房山山頂到着。誰かいるかと思ってましたが私一人だけ。


縦走したことのある小津権現山。


下山時に登ってきた東前の谷の雪渓を見下ろします。


下山は一般登山道で下りますが急な痩せ尾根が続くのでグレード的にはこっちの方が高い?


中程まで下ってきたところで揖斐川を望みます。 面白かったけど眼鏡紛失が痛い山行でした。
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岩井谷

2024-09-21 | 沢登り
揖斐粕川で人気の尾西谷の一本東にある岩井谷に行ってきました。


白山神社の境内に駐車させてもらいました。


全然ネットでも記録が上がっていない谷なので登るに値しないつまらん藪沢なのか? 尾西谷のとなりなので個人的には若干期待しているんですけど。


最初は植林帯のなかのチャラ瀬を進みます。





ちょっと沢らしくなってきました。


465二股を左に取ると三つの滝が続きます。


一つ上の滝。


さらにもう一つ上の滝。 


510二股手前あたりの滝。


600ぐらいまで時折左右に植林帯が出てきます。





やっぱり滑がないとねえ。











だいぶ水が細くなってきました。


岩の色が黒っぽくなってきました。


ここいらは全域花崗岩かと思っていましたが。 玄武岩?違っていたらごめん。


源頭に近づいてきました。で最後の詰めは地形図ではかなりの急傾斜面。 いったん沢を下って尾根まで高度差の少ない場所で尾西谷左俣の右岸尾根に上がりました。


この右岸尾根も快適快適。 最後は尾西谷入渓地点の堰堤に降り立ちました。
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古田川支流

2024-09-12 | 沢登り
揖斐粕川流域にある人気の尾西谷と千疋谷の間にある名も無き小さな枝沢を歩いてきました。


釣り師も沢ヤも入らない小さな沢です。


初っぱな植林地帯を歩いているとあまりの水量の少なさに失敗したと思ってましたが。


少しずつ沢らしくなってきました。


やっと最初の滝。


花崗岩の大岩も出てきます。


尾西谷ほどではありませんが小さな滑滝も出てきました。





滝は全部直登します。








ここのスラブは面白かった。


流れもほとんど無くなりました。 


谷の源頭。 830m付近です。このまま進めばP954に登れますがここから下山しました。


左岸尾根か迷いましたが入渓地点に下れる右岸尾根を選択。 快適尾根です。


残念ながら760m付近で早くも植林尾根となりました。 左岸尾根にすべきだったか?
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殿又谷から新穂山

2024-07-11 | 沢登り
揖斐の殿又谷本谷を詰めて林道経由して新穂山に登ってきました。


殿又谷の中間地点にある堰堤付近に駐車し石むし谷の分岐から入渓します。 本日は割と遡行者の多い石むし谷ではなく入った事のない殿又谷本谷を稜線近くの林道まで遡行します。


大御所の故H氏は百山百渓には奥殿又谷と記していましたが沢屋はほとんど入らなくネットに記録は見ませんでした。せいぜい釣り師か林業関係者だけだと思います。
奥に見えるのが新穂山。








最初に出てきた6mの滝。 これは左から巻きました。





藪沢ではありません。


途中にあった丸い大岩。写真で見えるより大きいです。

















斜爆を上から眺める。


この辺りは小滝が続きます。














この次の滝を右から高巻きするとすぐ上に林道があるのがわかったのでそのまま林道に上がりました。


新穂山方面に続く林道にでました。


新穂山から東に落ちる尾根尻から取り付きます。


藪混じりの檜の尾根ですが薄い踏み跡が続いています。


新穂山山頂の様相。


アリカミノ岳とも言うらしいが滋賀県側の呼び名でしょうか?
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千疋谷から虎子山周回

2023-08-21 | 沢登り
シガイチ県境尾根にある虎子山に行ってきました。
国見峠に通じる42号線の国見岳スキー場手前に千疋谷があります。古田川の無名支流かと思いましたが揖斐道路公団地図では千疋谷と記載されてました。 この谷に沿って県境尾根まで破線ルートがあるので今日はそれを利用します。


千疋谷の出会いに駐車します。この時期は1500m以下の山はあまり気が進まないのですが本日は沢道なので多少の涼しさは感じられるでしょう。


駐車場から少し車道を歩くと杣道に入れます。杣道を進むと河原に出ます。


最初の小滝。


台風の後なのでちょっと水量多めか? トレッキングシューズと迷ったけれど沢靴履いてきてよかった。


上から覗いたナメ滝。


そのナメ滝を左から超えると行き止まりに。 ちょうど左手の大岩の下がトンネルになっていて抜けれました。


綺麗なナメ床。





炭焼き跡ですね。





丸い大岩を覆うようにして流れる滝。


餌釣り師の仕掛けが落ちていました。 イワナ狙いですね。 今日は全然魚影を見なかったけれど。





夏空の下の稜線。


沢から離れて左手の尾根に取りつきます。


尾根を上がりきるとまた小さな沢に出ました。


その沢を横切って右手の尾根に取りつきます。


この辺はもう破線ルートから外れて適当に登ってます。


虎子山がやっと見えました。


県境尾根に上がりました。 木陰とそよ風が心地よい。


2回目の虎子山山頂。 前回は国見峠経由です。 熱中症にならないように早々に下山します。


山頂から貝月山を望む。


まるでマンモスを正面から見た感じの桧。


暑い陽射しの中の笹道を下山します。


国見峠まで降りてきました。 ここからは駐車場所まで車道を下ります。
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