いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

岐阜のマチュピチュ(天空の茶畑)

2016-05-30 | 日記
岐阜のマチュピチュと最近言われる揖斐郡春日村上ヶ流地区の茶畑にカミさんと散策。

茶畑の上にある展望台から見るとこんな感じ

以前からこの地で揖斐茶の茶畑があるのは知っていましたが、ネットで知れ渡るとえらく有名になってしまった。

海抜400mほどの高原に作られた茶畑です。マチュピチュとはちょっと言い過ぎ感もありますが、これぞ日本の原風景。

いいですねえ。
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貝月山貝月谷

2016-05-30 | 沢登り
そろそろ沢登りの季節です。 と言っても元々それほど沢登りはしないんですが、最近渓流釣り用のウェーディングシューズをキャラバンのイドログリップソールに買い替えたので早速試しに行きました。

貝月谷は歩きメインの癒し系の渓谷です。と言ってもメット(これも最近やっと穴あきメットを買ったのだ)と一応念のため補助ロープは持参しました。

駐車場から舗装された林道を上がり、大きなパイプで組まれた堰堤から入渓です。



思ったより水温は冷たくなかった。






地質的には貝月花崗岩と呼ばれるこの一帯はその名のとおりの花崗岩の沢ですが、水成岩の沢と違って雰囲気が明るいですね。




スッーとイワナらしき魚影が目の前を横切りました。


ナメもあります。


この雰囲気もいいなあ。








この谷で自分的には一番好みの滝でした。




これほどのトユ状にえぐれるまでにどれほどの年月が費やされるのでしょうか




こいつは少し手前を右手から巻きました。


そろそろ源頭に近づいてきました。


と思っていたらまだ小滝が続きます。


ほとんど源頭付近まで水が流れていました。


稜線直下の藪はそれほど濃くはありません。10分ほどで山頂のすぐ左のコルに到着しました。


山頂ではだれもいなかったので濡れたものを広げて乾かさせていただきました。

花崗岩の沢はヒル君がいないとか言われていますが、いましたよ。自宅に帰ってスパッツを見たら一匹くっついていました。

ところでキャラバンのイドログリップソールは快調でした。ヌメリにはちょっと弱いと感じましたが、なんと言っても源頭付近の泥の詰まったルンゼを登るときフェルトとは全然違いますし、下山時にスニーカーに履き替えも不要というのが最高です。


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鈴鹿ハライドから釈迦ケ岳周遊

2016-05-23 | 鈴鹿
前日の夜遊びが祟ってか朝遅くの出発となりました。

朝明渓谷に到着したのは午前10時です。しかし睡眠不足で体がだるい。

そこでコースを変更して本日は朝明渓谷からハライドを経由して国見岳に上がり、国見峠から上水晶谷を下ってテント泊。二日目は宿泊地から根の平峠に上がり、釈迦ケ岳まで縦走して中尾根を経由して朝明渓谷まで下るという余裕のコースにしました。
朝明渓谷からハライドへの道は駐車場を過ぎたすぐの橋を渡って、すぐ左手にはいるのですがさっそく道を間違えてまっすぐ進んでしまいました。(最近地図を持っていても見ないで適当に歩くのでよく間違えます)約15分のロスでした。


私の持っている地図は少し古くて朝明渓谷からハライドまでの道は破線になっていますが、十分整備された登山道に変わっています。(後で最新地図で確認したらやっぱり実線になっていました)


階段の作られた尾根道にルートがあります。


右手に見える尾根には大きな岩場がありました。


明日登る予定の釈迦ヶ岳です。


ハライド山頂です。


ハライド山頂は花崗岩の岩がゴロゴロした山頂でした。


そこから腰越峠に下るにはザレた急斜面を慎重る必要があります。




痩せ尾根を進むと県境稜線はすぐでした。


面白いキノコ岩


県境稜線の手前には石門があります。ハイカー数名が石の上で休憩していました。

御在所岳には何回もきていましたが国見岳は初めてです。

御在所岳の藤内岩がよく見えます。

国見岳山頂からはいったん国見峠に下り、上水晶谷を神崎川に向かって下ります。


途中足場の悪いぬかるみもありましたが谷沿いの道を淵を探しながら下りました。

この当たりの淵にはよく見るとイワナも結構見えます。(ああ釣りしたい)

杉峠からの登山道と交差する場所まで下ってきたので、この当たりでテント場を探しました。

今日はお泊りがメインです。


だれかが明らかに整地したと思われるフラットな場所があったのでそこを天場としました。

翌日は4時起きで朝食を済ませた後、5時に天場を出発。


まずは根の平峠へ向かいます。 このあたりは鈴鹿でも私的に大好きなところです。


根の平峠からは稜線沿いに釈迦ケ岳まで縦走です。


朝一は釈迦ケ岳にうっすらと雲がかかっていますがそのうち晴れるでしょう。


見晴らしのよい稜線を進みます。


まずは水晶岳に到着。


中峠を通り越して金山へ。


右手が大きくガレているところがありました。


いったん下ってハト峰峠に到着。

はげ山?のハト峰を超えて釈迦ヶ岳に進みます。


鈴鹿のこの辺りは道が整備されているのでトレイルランナーともよくすれ違います。
まだ早いこの時間にすれ違うということは、釈迦ヶ岳には相当速く登ったのでしょう。


やっと猫岳に到着。もうすぐだ。


釈迦ヶ岳は味っけない山頂でした。もうはっきり覚えはないのですが釈迦ヶ岳には若い頃、流谷経由で登った記憶がありますが、はたしてこんな山頂だったっけ?

山頂からは一番新しくできた中道登山道で下ります。


途中キレットのガレ場が迫力ありますが、流れ谷を詰めたときにはこの当たりを攀じってきたような気もします。

朝明渓谷までの下りでは多くのハイカーとすれ違いましたが、大半のハイカーは先に釈迦ヶ岳を登ってからハト峰経由で下る私とは逆方向で周遊するようですね。













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点名前谷(649m)

2016-05-11 | 岐阜、西濃の山
昨年宇津志に登った時に根尾川を挟んで対岸に立つ点名前谷を見たとき、山頂にまっすぐ伸びるマイ谷を登れば林道歩きしなくても登れるんじゃないかと思ってました。


本日はマイ谷を詰めようと日当の集落へ車を止めました。


ところがマイ谷は5つばかりの小さな堰堤を超えても単に泥とガレが詰まった谷でしかないことがわかりました。

そこでしかたなく左岸に走る踏み跡をトラバースしていくと鉄塔に出ました。


この鉄塔のすぐ下には山頂まで伸びる林道が走っています。その林道横に高坂神社が祀られていました。

今日は最初に気勢がそがれたので、もうどうでもよくそのまま林道をつめて山頂まで上がることにしました。

山頂まではずっと林道です。この林道は入口が車止めされているはずですから一般車が通ることはありません。

山頂付近で三角点を探し出すのにすこし手間取りましたが松林の中にありました。

山仕事する人でもない限り入ってこない人気のない山ですが静かさだけが取り柄の山です。

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鈴鹿竜ヶ岳(1099m)

2016-05-04 | 鈴鹿
GWに鈴鹿の竜ヶ岳に行きました。


早朝6時宇賀渓のパーキングに到着。仕度を整えてホタガ谷へ向かいます。

舗装路を進みながら堰堤を超える場所に来ました。

堰堤を超えるのかと思ったら左手から高巻くようです。

ところがだんだん沢筋から離れていきます。(えっ?)

ここで地図を見てやっと道を間違えていることに気づきました。(もっと早く見ろよ!)

地図では駐車場からすぐの二又を右手に進むようになっていました。(出発前に見るべきでした)

まあどうしてもホタガ谷からということもなかったので、砂山経由で登ることに変更しました。


砂山へは整備された遊歩道を歩きます。



砂山へは遊歩道を外れてヤセ尾根の尾根道を取りました。


砂山の展望台は岩峰になっています。

砂山からはいったん下って沢筋の道に合流。

下りきったところに大きな堰堤がありました。


しばらくは沢沿いを進みます。

この辺りはテント泊してもよさそうなところです。

そこからは少し下って中道登山道もありますが、石槫峠方向に進みます。


いったん舗装された林道に出てしばらく登ると石槫峠となります。


滋賀県側からはここまで車で登ってくれるようです。

小さな子を連れた家族連れがこのルートを利用するのでしょう。


竜ヶ岳を見上げます。


石槫峠からの稜線歩きは明るい灌木の間を進みます。


石槫峠を見下ろすと緊急時に使用するヘリポートらしき平地が稜線上に見えました。


山頂直下は笹が生い茂る穏やかな丘陵のような地形です。


山頂は広くて今日はGWの休日ですからざっと100人以上のハイカーがいたでしょう。

山頂で軽く食事をとって治田峠方面へ下ります。

途中で竜ヶ岳を振りかえると。


さて遠足尾根と金山尾根とどちらを下るか迷いましたが、どちらも同じような景色なので今回は金山尾根にルートを取り下山しました。

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