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いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

峯山、東山

2025-04-30 | 滋賀県の山
滋賀県長浜市と高島市の境にある峯山、東山を周回してきました。


道の駅マキノ追坂峠からのスタートです。


万治川沿いに進みます。


この辺りまでは車(あくまで関係者だけですが)でも入れます。


荒れた沢沿いに万路越の峠まで進みます。


万路越に到着。 奥琵琶トンネルができる前はマキノと永原を結ぶ道だったんでしょうね。


峠のお地蔵様がありましたが首から上がありません。 落ちていないか探しましたがありません。 なんか悲しいです。


峯山に向かいます。


この辺りは完全に植林の森。


最初の峯山に到着。


峯山を過ぎると自然林も出てきて気分も少し上向きに。


ヤブもなく歩きやすいです。


正面に見えるのが竹生島展望地があるピークでしょうか。


この辺りもよさげな雰囲気。


竹生島展望所到着。


そしてその竹生島が木々の間からかろうじて見えました。


同じくここには反射板もありました。


さらに東山に向かいます。


地図にはない東山北峰。


そして東山の本峰に到着。


東山からはまっすぐ海津大崎に向かって南下していきます。


途中の岩尾根と薄ヤブの区間が本日一番楽しかった区間。


下まで下ってくると竹生島がよく見える場所もありました。


麓の大崎寺。


ここからは湖畔沿いの道を出発地点の道の駅まで歩きます。


車道は怖いのでできるだけ湖畔の周遊路を歩きますが部分的に繋がってない処もありました。

平成山

2025-04-29 | 中濃の山
午後から暇だったのでサーモスにコーヒーだけ持って関市平成地区の平成山に行ってきました。


平成自然公園からのスタートです。
関市には「平成(へなり)」という地名があり、元号が昭和から平成へ改められたとき「元号と同字の地」として一躍脚光を浴びました。TVでも盛んに放送していたことを覚えています。
それを記念してできた公園ですが、今は見る影もなく寂れた感じですなあ。


公園ができたときにたぶん作られた遊歩道を進みます。いや林業用の作業道かな?


この道も長らく整備されていなくて倒木がいっぱいでした。


平成山の登山口に到着。


不伐百年の森とありますがいたるところの間伐はそれには入らないんですかね。


ごく普通の植林の森です。


平成山の稜線には獣避け?それとも人間避け?の電柵があります。


平成山到着。 なんてことのない山頂。


三角点のある展望台(△平洞)に移動してコーヒーブレイク。


高ジャレ山が見えますが今日は行きません。 コーヒー飲んだら帰ります。

鈴鹿猪ノ鼻ヶ岳から西山へ

2025-04-20 | 鈴鹿
鈴鹿300の猪ノ鼻ヶ岳から西山へ鍵掛峠から往復してきました。


鍵掛峠手前の路肩に駐車し桃ノ木溜上という溜め池横の林道に入ります。


林業用の現役林道ですね。 歩きやすいです。


林道から見上げた最初に登る猪ノ鼻ヶ岳。


みごとにそろった綺麗な杉林。


登山道と言うより作業道。


山頂稜線直下の様相。


猪ノ鼻ヶ岳山頂到着。


宝殿ヶ岳とも言うのでしょうか?


次の砥山へと向かいます。


登山道と並行して作業道が続いているのですが往路はできるだけ登山道を進みます。


砥山到着。





三座目の丸芽山。


向こうに見えるのが西山か? いえ前衛峰でした。








地図には記載されていない鹿久山。


西山の山頂かと思っていたら違いました。


これが西山でした。


山頂は少し開けていて休憩するのに良い処。


山頂標識の向こうには人気の綿向山。


西山から丸芽山まで戻ったらあとは林道にて帰りました。


花の名前は疎いので分かりませんが林道横に咲いていた花。


最初に登った猪ノ鼻ヶ岳は南側を林道が巻いてました。 ここを回り込めば鍵掛峠はもう近いです。

△口谷、△兎谷

2025-04-19 | 岐阜、西濃の山
根尾の△口谷、△兎谷を尾開谷林道から登ってきました。


林業関係者しか入らないような山ですが。


小さな沢に癒やされながら登ります。


林道から△口谷が見えました。


谷の奥に滝が見えます。 この谷で一番大きい?





林道は520mのコルまで上がってきました。 △口谷はこの奥です。


△口谷。 でも最高地点はこの少し奥にありました。


コルまで戻ってこれから△兎谷を目指します。 尾根尻から取り付きます。





向こうに見えるのが△兎谷。


鹿よけネット際を進みますが結構ヤブヤブ。


ネットが終わると少し歩きやすくなりました。


△兎谷ピーク手前。


△兎谷到着。


下山路は△兎谷ピークからまっすぐ北に落ちる尾開谷右岸尾根を進みます。


特別ヤブもなく植林地帯の尾根です。左植林、右自然林の間を進みます。


少し開けた処に出てきました。 ここの左手に林道末端があるはずなのですが。


林道に合流。 あとは林道で下山しました。

熊野古道小辺路

2025-04-12 | 奈良県の山
先月の中辺路に続き和歌山の高野山から熊野本宮大社までの小辺路を歩いてきました。

早朝4時半に自宅を歩いて出発。 樽見線の本巣駅から大垣に。 JRに乗り換えて米原、大阪、環状線にて新今宮、南海高野線にて橋本で乗り換えて極楽橋まで。

高校は大阪の高校でいつも南海電鉄を利用していたのですが高野線を利用するのは52年ぶり。 車窓の風景が当時と変わってはいますが懐かしい。


極楽橋から高野山までケーブルカーに乗り換えます。


終点高野山駅からバスに乗って金剛峯寺へ。 


まずは山旅の安全を祈願します。


軽く昼食を取ったあと小辺路へと歩きます。 ここはまっすぐではなく右に進みます。


普通は皆さん朝に高野山を出発すると思いますが私は午後からの出発なので本日は半日行動になります。この時間から歩き始める人が本日は見当たりません。


しばらく歩いてろくろ峠に到着。


緩い登りが続きます。


薄峠。 ここからはいったん下りとなります。


この赤い鉄橋の手前で給水ポイントあり。 


大滝集落にある東屋。


あの稜線の高野龍神スカイラインまで登ります。


ここは左手の山道に入ります。 右側の道は高野龍神スカイライン。


水ヶ峰はどこが山頂なのかよく分かりませんでした。


林道タイノ原線にある東屋 本日はここをネグラとします。 グッドロケーションのテン場です。
初日の歩行距離11.7キロ 4時間だけの歩行でした。 明日は頑張ります。


朝4時起床、5時半出発。








大股の集落に到着。ここで釣り師としばらく無駄話。


数名が泊まれそうな萱小屋跡。


個人的にはこれぐらいのサイズ感の山小屋が欲しいなあ。 囲炉裏の雰囲気がなんともいいです。


小辺路から少し外れた夏虫山。 ちょっと寄る元気がありません。


桧峠。


伯母子峠には行かず直接伯母子岳山頂に向かいます。


やっと日本200名山の伯母子岳が見えました。


1344mの伯母子岳山頂。


向こうに見えるのが日本300名山の護摩壇山。





上西家跡。


水ヶ元茶屋跡。


三浦口に近づいてきました。


疲れているときには癒やされます。


だいぶ疲れてきて足が重い。


だいぶヘロヘロになりましたが東屋とトイレのある三浦峠に到着。本日はここでテン泊の予定だったのですが強風で諦めます。 風裏になる古矢倉跡まで進みます。
2日目の歩行距離26.5キロ  11時間行動


古矢倉跡の写真撮るのを忘れました。 翌日3日目も4時起きで5時半出発。


出店跡。





矢倉観音堂。


西中まで下ってきました。


この西川沿いの舗装路が長くてつらい。


舗装路を7.5キロほど歩いて昴の郷に到着。 ここで昼食としました。ここは温泉もあるようです。


昴の郷のトンネルを抜けると今回一番のアトラクション? 柳本橋という吊り橋。 揺れるのでちょっと怖かったです。


果無集落への途中に振り返ると複雑な蛇行する十津川を見下ろせます。


果てしなく続くと思える石畳道。 これが果無集落の語源じゃなかろうか。


そしてついに訪れることができました。


素晴らしいです。 ここだけは観光客も車で上がってくるようです。


トレッカーのために綺麗に手入れしていただいてありがとうございます。


果無集落からは西国三十三観音が安置されています。これは第二十九番観音像。


そして第三十三番観音象。


あれが最後の果無峠か。


昔雨水だけで稲作が行われたという無水田の跡地。


観音堂。 ここも水が豊富でした。





果無峠。


果無峠から果無山はすぐなのでここにザックを置いて往復しました。


果無山ゲット。 もうあとは下るだけです。


果無峠を越えたら本日は次の花折茶屋跡でテント泊する予定でしたがテン泊するにはイマイチの場所なので適地を探しながら下りました。


結局その後ずっとテン泊適地がなく八木尾まで下っても良い場所がありません。 無くはないのですが人様の敷地はマズイです。 熊野川の河川敷にも寄りましたが本日も強風で諦めました。 結局は熊野本宮大社まで本日中に下れるのですが、そこまで下ると本当にテン泊は無理なので少し手前の山中にある三軒茶屋跡の東屋の前にてテン泊しました。
三日目26.5キロ   テン場探すのにウロウロしたので約11時間歩行。


翌日はちょっと遅めの5時半に起床。6時出発で4日目のトレッキング。 と言っても本宮大社までは40分の距離です。 三軒茶屋跡からは本宮大社まで中辺路と重なっているので勝手知ったる道です。 40分ほどで袚殿王子に到着。


そして最後に熊野本宮大社にお詣りして小辺路を無地終えました。

小辺路は中辺路より登山要素が強いので歩く人も少なめに感じます。 小辺路を歩いている途中で泊まりのトレッカーは私以外に一人だけ。日帰りハイカーは数人しか逢いませんでした。 しかしJRで帰路につくために本宮大社から新宮にバスで移動したときのことですが、途中の小さな温泉街である湯峰温泉に停車したときバス停には50人ぐらいの外国人観光客がいてそのときはバス内が大混雑となりました。こんな辺境の温泉場にもインバウンドが押し寄せていることを実感しました。 インバウンドにも功罪はありますがローカル経済はこれで回っているのを強く感じた次第です。