台湾 不可思議!

新年快樂!2008年もよろしく。台中での生活や日本語についての日記

九份 with両親

2006-11-07 16:58:22 | 台湾生活
先週の三連休を利用して、父と母が台湾へ旅行に来た。
わたしも土曜日の午後、仕事が終わってからバスに乗り、台北へ繰り出した。9月に一度実家に帰ったので、親に会うのは2ヶ月ぶり。そんなに久しぶりではないんだけど、やっぱ家族といると落ち着くね~。台湾にいるっていうのがウソみたい。2人と一緒に過ごしている時間は鴻巣にいる気分だった。
土曜日の夜、世界一の高さを誇る「台北101」へ行った。夜景がきれいだった。いまのところ世界一だけど、あと2年ほどで上海に作っている高層ビルに抜かされるらしい台北に行く予定のある方は、どうぞお早めに。

日曜日、九份というところに行った。ここは私もずっと前から行きたいと思っていた待望の地だったのでとても楽しみにしていた。お父さんとお母さんがツアーのオプションで予約していたんだけど、他にこのオプションを予約した人がいなかったので移動のワゴンとガイドの李さんはうちらで独占できた。

日曜日の九份は、すごい人だった。もともとは金鉱で栄えた古い町で、今は当時の雰囲気を残したレトロな観光地になっている。映画「千と千尋の神隠し」で、お父さんとお母さんが豚になっちゃった場面のモデルになっていると聞いたことがある。細い道には赤いランタン(提灯)がずーっとつながってて、道の両脇に食べ物やお土産の店がびっしり並んでいる。
待望の九份との出会いをじっくり味わう暇はなく、ガイドの李さんはさっそうと目的のレストランに向かった。スイスイ人ごみをくぐり抜けて、かなり早足だった。でも、そのレストランは食事しながら海が見渡せてとてもよかった。ご飯もおいしかった。
食後にその周りを散策して、そして・・・そして!九份に来た真の目的 芋圓にありついた。芋圓(ユィーユエン)は台湾語で「オーイー」と言って、芋頭と呼ばれるイモ類(里芋だかタロイモ)をつぶして、粉と一緒に練って丸めてゆでたデザート。食感はモチモチしてて、白玉みたいな感じかな…。台中でも、何度か食べたことがあっておいしかったので、九份に行ったらぜひ本場の芋圓を食べようと思っていた。李さんに、一番有名なお店の場所を教えてもらって、並んで買って食べた。台中で食べたどの芋圓よりもやわらかくておいしかった
ただ、個人的な好みをいうと、芋の実は完全にすりつぶしたのよりもゴツゴツ荒くつぶしたほうが好きだなあ・・・でも、本当においしかったよ。

九份は、一年を通して雨が多いらしいのですが、日曜日は運良く快晴でした!私は雨が嫌いだからほんとによかった。しかし、雨でも更にムードがあっていいらしい。

九份、もう一回くらい行きたいなあ