奈良散策 第161弾
7月25日朝の散歩はちょっと遠出をして、筒井城跡にまで行ってみました。ここには大きなハス畑があるので、家族と行く前に一度見ておこうと思ったからです。途中、花や鳥など目についたものを撮影しました。
これはタマガヤツリ。まだ、撮っていなかったかもと思って撮りました。
近くにケリがいました。これは何となく幼鳥かな。
こんなに固まって咲いているので、何だろうと思ったのですが、花を見るとユウゲショウみたいですね。
暑い中、歩きに歩いてやっと筒井城跡近くにまで達しました。木がこんもりと茂っているので、神社かなと思って行ってみると、やはり菅田比売神社という神社でした。この神社については奈良県のHPに簡単な説明が載っていました。伊豆能売神を祭神としているようです。伊豆能売神についてもWikipediaに少しだけ載っていました。でも、読んでもよく分かりませんね。
そして、筒井城跡に着きました。何もありません。ただの原っぱです。もともと平城で、周りにお濠を掘っていただけなので、それが埋められると跡が何も残らなくなってしまうのでしょう。そもそも筒井氏について何も知らないので、図書館に行って、「大和郡山 歴史ものがたり」という大和郡山市と大和郡山市教育委員会発行の小学生用の副読本を借りてきました。なかなか面白いです。そのうち、何かのついでに内容を紹介したいと思います。
で、肝心のハス畑です。かなり広い場所に植えられているのですが、写真のようにあまり手入れをしていない印象でした。花は1つだけ咲いていました。花を見るためのハスとレンコンを採るためのハスは別物なのでしょうか。よく分かりません。でも、いずれにしても家族を連れていく価値はなさそう。
最後は近くにいたツマグロヒョウモンでした。
雑談1)「日本イネ科植物図譜」を購入してからイネ科についてだいぶ分かってきました。やはり、手書きの図が載っている図鑑は役に立ちます。それで、今度はカヤツリグサ科にも挑戦してみようと思って、星野卓二ほか、「日本カヤツリグサ科植物図譜」(平凡社、2011)を思い切って購入してみました。それが、今日、届きました。やはり線画で丁寧に描かれています。検索表も載っていて、大変充実した内容のようですが、なかなか難しそうです。分かっている種から調べていきたいと思います。
雑談2)先日、アカメガシワの葉にアリが集まっているので見ていたら、葉の基部に蜜腺があるようです。また、葉の縁にも蜜腺が分布しています。これを目当てに集まっているのですね。ネットで調べると、こういう蜜腺を花外蜜腺というようです。アリを集めて、葉の食害を防ごうという植物の知恵とのことですが、私が見たときにはミノムシが何匹もついていて、アリにはお構いなしに葉っぱを食べていました。
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