奈良散策 第1471弾
3月30日は大和郡山のお城まつりのメインイベントである時代行列と白狐渡御が開かれました。10時から白狐渡御の出発地である源九郎稲荷神社で例祭が行われた後、13時半から市役所前で時代行列の出陣式が行われました。同時刻に白狐渡御が出発するというので、出陣式が始まったらすぐに白狐渡御を見にいきました。白狐渡御は時代衣装を着た人たちの行進と狐のお面をかぶった近くの小学校の生徒さんたちが白狐囃子(びゃっこばやし)に合わせて踊り歩きます。


柳町商店街を歩いて、矢田町通りの方に進むとやはり白狐渡御の行列がやってきていました。

獅子舞もいます。


神主さんの乗った山車もやってきました。

その前には怖い顔をした道案内役の猿田彦命がいます。

その後からは義経、静御前などに扮した子供たちの山車がやって来ました。



それから狐のお面を頭に載せて、子供たちの賑やかな白狐囃子の踊りが通過しました。


白狐囃子の演奏をする山車もやって来ました。とにかく賑やかです。

白狐渡御の行列が通過したので、先回りをして、今度は市役所前の出陣式の様子を見に行きました。出陣式会場の周りには人垣ができています。


会場に着いたら、ちょうど勝鬨を上げるところでした。間に合ってよかったです。



行列の先頭はふれ太鼓です。「やまと獅子太鼓」のメンバーによる太鼓の演奏です。

その後ろからは叡尊(えいそん)上人の山車が続きました。叡尊は鎌倉時代中期の僧で、西大寺を再興したことで知られています。叡尊は大和郡山の生まれです。

そして、白馬に乗った武田信玄公がやってきました。なかなか格好いいですね。




その後からは馬に乗った武将が続きます。

これは子供たちの鉄砲隊です。


最後は侍女と上﨟(じょうろう)がやって来ました。この時代行列の後ろに先ほどの白狐渡御の行列が続きます。

獅子舞が見物の子供たちに近づいていきます。



弓矢をもった人、先ほどの義経と静御前、それに神輿がやってきました。


そして、子供たちの白狐囃子の踊りです。

最後はお囃子の山車がやってきて、やっと行列が終わりました。



行列が通り過ぎたのでそろそろ帰ることにしました。これは商店街で見た金魚葉椿です。葉の先端が金魚の尾のように分かれます。こんなに大きくなるのですね。この後、藺町通でも行列を見たのですが、それは省略します。朝10時から午後2時半ごろまで、あっち行ったりこっち行ったりで大変長い一日でした。でも、面白かったです。
雑談)今日、「大和郡山の虫たち」という冊子が届きました。結構、充実した本に仕上がったので満足しています。身近に虫に興味のある人がいないのが残念です。最近はサクラの種類を見分けようと思って、「サクラハンドブック」という本を買って勉強しています。家の近くにある桜をあちこち見に行き、萼や苞、葉の撮影をしてきて、図鑑を見比べています。今のところ、オオシマザクラ、ヤエベニシダレ、ソメイヨシノ、センダイシダレらしい桜が見つかりました。
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