奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散歩 シロバナサクラタデ、フタモンアシナガバチほか

2021-08-03 16:05:24 | 奈良散策
奈良散策 第162弾


7月25日と26日の午後に散歩に行った時の写真をまとめて出します。





まず25日の記録です。最初は今、休耕田にいっぱい生えているタデです。シロバナサクラタデではないかと思っているのですが、「日本の野生植物II」に載っている検索表によると、托葉鞘に縁毛がある種のうち、長い根茎を出す多年草を選ぶと、サクラタデとシロバナサクラタデになります。一方、根茎のない1年草または越年草を選ぶと、イヌタデ、ハルタデ、ヤナギタデ、ボントクタデなど多くのタデ類になります。そこで、1本抜いてみました。



胴乱やカメラ、根掘りなども写っていますが、引っこ抜いてみるとこんなに長い株でした。



根っこににはしっかり根茎があります。サクラタデは花が淡紅色で大きいので、これはやはりシロバナサクラタデでよさそうです。この辺一帯はほとんどこのシロバナサクラタデばかりが咲いています。



これはスナゴミムシダマシの仲間だと思うのですが、「日本産ゴミムシダマシ大図鑑」を見ると、日本産スナゴミムシダマシ属には23種記録されていて、図版を見ても違いがよく分かりません。



これはナガメ。シャッターを押した途端に飛び去ってしまったので、こんなピンボケの写真しか撮れませんでした。でも、記録なので載せておきます。



これもちょっとピントが甘かったです。でも、たぶん、トビイロシワアリ



ここから26日。私の好きな湿地で写しました。最初はキマダラカメムシの幼虫です。









これは湿地で咲いていたセリに来ていたフタモンアシナガバチです。









それから、ジュズダマの花。



そして、アワダチソウグンバイ



最後はネコハエトリでした。


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