奈良のむし探検 第27弾
6月18日朝の散歩のときの写真です。最近、新しい鳥は見つけられないし、チョウやトンボも見た種ばかりになってきたので、いつものため池の周りで虫探しをしました。探すと意外にいるのですが、後で名前を調べるのが大変です。

最初は池にいたコシアキトンボです。



これはジンガサハムシだと思います。


これはコアオハナムグリ。これがいたときはいつもひっくり返すことにしています。腹が黒かったら、コアオハナムグリです。

これはセマダラコガネ。

キンバエの仲間は採集して調べないと分かりません。


実はこの甲虫でずっと悩んでいました。触角が細いのと、後腿節が太いので、トビハムシの仲間かなと思ったのだが、悩みの原因でした。図鑑をいくら探しても見つかりません。それで、ハムシ以外の可能性も考え、「原色昆虫大図鑑II」の図版をずっと見ていったのですが、それでも見つかりません。それで、ネットの写真をぶらぶらと見ていて、ひょっとしてマルハナノミの仲間かなと思いつきました。そして、「原色日本甲虫図鑑II」を見て、トビイロマルハナノミではないかと気が付きました。後腿節も太いし・・・。

これはこの間も見たジュウサンホシテントウ。

これは「ハナアブの世界」のハナアブ写真集を参考にさせていただきました。たぶん、シマアシブトハナアブ♂だと思います。


これはヤマトクサカゲロウ辺りだと思いますが、ヤマトクサカゲロウとよく似たクロズヤマトクサカゲロウとは成虫では鳴き声以外に区別がつけられません。これについては、以前、調べたことがあります。詳しくはそちらを参照して下さい。

葉を巻いた中にクモがいることは分かったのですが、近づいて撮ろうとするとすぐに中に入ってしまいます。

それで、5mほど離れたところから望遠で撮りました。たぶん、オスクロハエトリ。

最後はオタマジャクシ。後ろ足が生えてきているようです。