そこを通って公園行ったり、いぶきちのお迎え行ったり、ちょくちょく通るんだけど、まだ夏も盛んな暑い頃…
その通路にひっそりと止まる一台の自転車
そして梁の陰に潜む人影。
…中学生と思われる、男女
時には手を取り合ってな感じで、なにやらお喋りしている。
きっと彼が彼女を家まで送って来たんだろうけど、別れが惜しくなかなか「バイバイ」出来ない感じなんだろう。明日も学校で会うだろうに!
親にも素直に話せる年頃じゃないだろうから、軽々しく家に呼ぶことも出来ないのか。
そんな光景を横目に見ながら、夕暮れも早くなってきたこの頃
あの初々しい二人の姿もどこかへ
すっかりこんな、おばちゃん目線になってしまいました