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DIY、コーキングの簡単な種類とは・・・

2018年01月27日 11時43分31秒 | 日記

 

コーキング(専門的にはシーリングと呼びます)には種類があります。

その種類によって適材適所もあるので、簡単に説明をさせて頂きます。

 
シリコン系シーリング

優れた耐久性をもち、価格も安価でホームセンターやショッピングセンターでも手軽に入手可能です。

また耐水性が強く、スグに乾くため浴室やキッチン、トイレなどで使われています。

素人には一番使い安いと思います。 ただし、ホコリがつきやすく汚れてきます。

このコーキングには透明なものがあり、水道屋さんや電気屋さんがよく使っています。

(換気フードやエアコンのダクトなど外壁に穴をあけてつけた器具のまわりなどでよく見られます)。

ですが最初は目立ちませんが年月がたつと黒ずんだ水垢汚れが出てきます。

また、このシリコン系シーリング材は塗料との相性がとても悪く、この上に塗料を塗ると弾くため、塗装してもスグに剥がれてしまいます。

この材料が多く使用されている建物の塗り替えは大変です。(ペンキ屋さん泣かせです・・)

もちろん、まったくできない訳ではありません。専用プライマーを塗布すれば塗装可能な場合もあります。

ですが、塗料との密着性は100%ではありません。

このシーリング材のおすすめ使用箇所は、浴室、洗面所、キッチンなどの水回りなど、内装タイル目地などです。

※外壁のクラックやシーリングの亀裂等をご自身で直そうとする場合、このシーリング材はおすすめできません。

塗料との相性が最悪ですので、下記の変成シリコン系を使ってください。

 
変成シリコン系シーリング

基本的にはシリコン系シーリング材とほぼ同じ性質を持つシーリング材です。

ただし、耐水性や耐熱性はやや劣りますが、塗装が可能です。

このシーリング材もホームセンターなどで入手可能です。価格はシリコン系よりも高いです。

サイディング仕様の家の目地に使われているシーリング材はこれです。

クラック(ひび割れ)補修にはこちらを推奨します。

このシーリング材のおすすめ使用箇所は、

一般的な建築物の内外装の目地、モルタル、コンクリートの目地

及びクラック(亀裂)、タイル目地、各種屋根材、各種金属の目地、接合部のシール

 

 
ウレタン系シーリング

耐久性の高いシーリング材のひとつ。ですが、上記の変成シリコンより切れやすくて長持ちしない

硬化後はゴム弾力性を持ち、クラック補修や目地の補修に使用されます。

ただし、紫外線に弱いので露出目地やガラス廻りには使用できません。

このシーリング材はあくまでも、塗装することが大前提となります。

アルコールと反応すると硬化不良が発生するので、アルコール類を発散させる材料や、シリコン系シーリング材との同時使用は不可です。

アクリル系シーリング(チューブタイプ)

硬化すると弾性体になり湿った箇所にも使用可。

主に新築時などに使用されますが、耐久性がありません(肉やせが大きい)。

ですので、塗装可能ですが、リフォーム等ではほとんど使いません。

といった様なことをよく考えて使ってくださいね!

外壁や雨漏りは、やっぱりプロに頼んだ方がいいと思います。

なぜなら、コーキングするにも その場所をよく掃除して、プライマーという付着をよくする接着材を塗って

きちんと養生を行ってから、2液性又は1液性のコーキングを検討して行うので素人の方と持ちが違いがでます。

 

 
 


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