沖縄塗装工業

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雨漏り診断士・・・・・・雨漏りの2次被害について! 

2019年10月02日 08時47分35秒 | 日記
 漏水については、1次被害として外部、内部原因はそれぞれですが水が漏れると天井材や壁など濡れてしまいます。 まず、外からの水の侵入を止めるのが最優先ですが、「そんなに支障ないからいいよ~」と長年放置すると2次被害が出てきます。 

まずは、シミやカビの発生、雨漏り被害で真っ先に気づくのがシミによる汚れです。シミは見栄えを損ねることはもちろん、クロスの場合、雨水が接着剤の粘着を低下させ剥がれやすくなります。 また、シミと同時に発生するのがカビです。 カビは高温多湿の環境を好み、雨漏りによる適度な水分と空気中の汚れや塗料、木材、接着剤などをエサとし、一気に増殖します。小さなシミやカビなどと侮っていると、全体的に広がるため注意が必要です。 


次にシロアリの発生です。シロアリは雑食性で、特に湿気の多い場所を好みます。雨漏りにより水分が溜まることで木材腐朽菌が繁殖します。その環境にある壁の中や天井裏などは、シロアリにとって理想的な住み処です。
日本には、約16種類のシロアリが生息していますが、主に住宅に被害をもたらすのは、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリの3種類で、沖縄にはなんと、その3種類すべてのシロアリが生息しています。  シロアリを発見してから実際中を見てみると、「通し柱がなくなっていた」ということはよくあるケースです。シロアリ被害を受けると、修繕費用が増すことはもちろんのこと、最悪の場合建て替えということになりかねません。 

健康上の被害
カビはアトピーなどのアレルギー症状を悪化させ、呼吸器疾患などの感染症を引き起こすことがあります。また、咳や頭痛などのシックハウス症候群を招くことも考えられます。さらに、カビによる悪臭で体調が悪くなることもあります。 

漏電被害
雨漏りで最も恐ろしいのが漏電被害です。雨水が室内に侵入しブレーカーやコードを濡らすと、漏電を引き起こすことがあります。そうなると、電化製品の故障や感電の危険性が伴います。  先日、千葉でも大停電の際に漏電と思われる火災が発生しました。 また、ホコリやゴミなどが溜まっていると、漏電により火災が起こる可能性もあります。漏電ブレーカーを設置することで火災を未然に防ぐことができますが、雨漏りの修理が先決といえます。 


不安をあおる事ばかりで申し訳ないですが、可能性としてはあるので出来れば早めの補修が望ましいです。 中には、あまりにも放置しすぎて原因が不特定多数の入り口や出口(水漏れ)ですと部分補修では対応できず、全体の改修工事になる事もありますので雨漏りかな?と思ったらお気軽にお問い合わせください。