碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのひゃくにじゅうはち

2016-08-24 15:48:31 | 日々
糖尿病ダイエット絶賛続行中である。

といっても、糖尿病を進行させてガンガン不健康に痩せる、というのではなく、糖尿病の進行を食い止めて、ガッツリ治してしまうために、食事制限と運動をして痩せるのだが、始めてから三ヶ月ほどで七キロを落とした。
どうやら他人から見ても痩せてきているようで、お腹回りがしまったとか、頬がこけたとか言われるようになったのだが、やはりというべきか、どうしても腹いっぱい食べたくなる時というのがあって、今日なんかもそんな日である。

ダイエット経験のある人なら、大なり小なり、同じような心境になったかと思うが、いつもなら何ともない食事が物足りなく思ったり、食べたばかりなのにお腹が空いたりして、もうひと口ふた口……と思ってしまう。
これまで、ちゃんと自己管理してきたのにもったいない、と思われるかもしれないが、心理としては逆で、ここまでしっかりやってこれたのだから、今日一日くらいサボっても平気だろう、と思ってしまうのだ。むろん、これが落とし穴で、一日自分に甘くしてしまうと、そのうち二日、三日と、甘さに拍車がかかって、気づくと元の木阿弥となってしまうのがオチである。

意志が弱いのは自認しているので、一度そんな日をつくれば、別にもういいやと、自分で勝手に免罪符を与えてしまうのは自明だが、何せ糖尿病が控えている。悪くなれば命にも関わってくるのだから、自分に甘いのは厳禁だ。

そんなわけで、いまはもう少し食べたい、と思うくらいの量だけ食べたら、無理矢理にでも別のことに興味を持つことにしている。音楽を聴いたり、映画を観たり、仕事にいつも以上に没頭したり。キーポイントは、気晴らしではなく、本気で夢中になること。頭の中から、食べ物を完全に追い出すことが肝要である。

あとは、このブログ。集中しないと書けないので、気持ちを切り替えるにはもってこいだ。中身がスカスカになってしまうときもあるが、その振り幅もまたドキュメンタリーの醍醐味だと割りきって、思うままに書いていると、いつの間にかお腹も落ち着いている。

というわけで、今日も何とか乗り切った。夜ご飯は食べたら寝るだけだから、問題はないはずだ。当面の目標体重まであと二キロ。そこまでが言わば助走で、そこからさらに十キロ落とさなければならない。つまりまだスタートラインに立ってもいないわけだ。いろいろな意味で、お楽しみはこれからなのである。
コメント
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