無題そのよんひゃくはち

今日で五月も終わり。

そろそろ、ミルクディッパー次回公演の準備に取りかからなければいけない。まずは脚本を書かなければ、公演もへったくれもない。構想はすでにあるので、しっかり肉付けして、観てもらえる段階にまで早急に仕上げなければ。

明日から梅雨の時期。雨はあまり好きではないが、家で脚本を書くには、ちょうど良い時期かもしれない。頑張ろう。

無題そのよんひゃくなな

昨日は柄にもなく熱く語ってしまった。結果、長文となり、疲れてしまった。スマホで更新しているのだから、文章はシンプルを旨としなければ。

ここ数日、暑い日が続いている。こう暑いと、仕事するだけで汗をダラダラかくので、半袖はマストだ、と言いたいところだが、この暑いときこそ、体重を減らすチャンスである。そして、ここだけの話、ちょっと肌も弱いので、日中はほぼ長袖のジャンバーを着こんで、動きまくり、より一層ダラダラ汗をかくのだ。

結果、朝に計量したよりも、夕方量ったときの方が、一キロほど落ちていた。あと一息で六十キロ台に突入だ。願わくば、明日も少しだけ汗ばむ陽気ですありますように。

無題そのよんひゃくろく

今日は政治について。といっても、政治そのものについては語らない。大した知識もないし、ただただ、楽しく平和に暮らせればそれでいいと思っているクチなので、眉間に皺を寄せ、口角泡を飛ばし議論するのが、あまり好きではないのである。
だから、語るのは芝居のことだ。つまり、芝居に携わる人間が、政治についてどういうスタンスであるべきか。少なくとも、自分はどういうスタンスでありたいか、を考えたいと思う。

以前観劇した芝居で、昭和史を彩った女性の半生を描いたものを観たことがある。なかなか味わい深いというか、まだまだ世情厳しい中で、仕事に恋に、自分を貫いた一人の女性を、瑞々しく演じていたので、感心しながら観ていたのだ。
だが、その芝居のクライマックスに、主人公は、当時国会で審議され、話題となっていた、いわゆる安保法案についての主張を、やや不自然な形でセリフに盛りこんだ。その瞬間、俺は気持ちが冷めてしまった。

個人に政治的主張があるのはいい。芝居のテーマとして盛り込むのもいいだろう。実際、過去に反戦をテーマにした芝居を観たこともあるし、逆に右寄りの芝居を観たこともある。しかし、このときに感じた違和感や、気持ちの冷めはまるで感じなかった。

結局のところ、無理矢理に入れた政治的主張が、自分には、主宰者の厭らしさとしか映らなかったということだ。芝居として昇華できていないのに、それを強引に入れるというのは、芝居より主張が上位のものだと思っているから、そうするのだろう。そうとしか思えない。

その時代時代で、情勢が変わる政治よりも、素晴らしい芝居で表現される情愛や、憎悪や、悲哀や、その他すべての物事のほうが、絶対に上位だ。言い替えれば、表現されるすべての物事に、政治も含まれる。だからこそ、反戦ものも、右寄りのものも、芝居は表現できるのだ。なのに、なぜ芝居を信じなかったのだ。あのとき俺が抱いた感情は、きっとそういうものだった。

だから俺は政治を語らず、芝居を信じたい。世界がどうであれ、表現を信じるからこそ、表現者の端くれの端くれでいられるのだと、勝手に自分は信じている。

無題そのよんひゃくご

今日は何故だか眠い一日。
昨夜、七時間は眠ったのに、昼過ぎには眠気がきて、とうとう夕方に二時間ほど仮眠を取ってしまった。
にもかかわらず、まだ眠気が去らずに現在である。疲れが体に残っているわけでも、寝不足が続いているわけでもないが、眠気とは不思議だ。何かしているときは眠くならないのに、何にもしていないと、やたら眠くなる。よくホームレスの方々が、真っ昼間から路上で寝ているのを見かけるが、あれは何もしていないから、眠くて仕方ないのかもしれない。
いや、きっとそうだろう。そうに違いない。

そういえば、実家のウメも、飯と散歩以外は寝てばかりいる。あれは生まれつきのホームレスのようなものだろう。今度帰ったときには、やつのためにも一緒に遊んでやろう。遊んでくれればだけど。

無題そのよんひゃくよん

約二ヶ月ぶりの病院へ。

肝臓の薬を止めて採血をした結果が出ていて、数値が正常値だと知って、ホッと一息。他の数値も何の問題もなく、これまでの生活を評価されて、ちょっとだけ自信を高めた。
思えば四百日ほど前は、体調も安定せず、風邪をよく引いたし、数値も悪くて、このままの状態が続けば、遠からず重症化すると言われていたから、現在の状態は隔世の感がある。
もちろん、気を抜けば、またすぐに数値が悪くなるに違いないし、そうでなくても、中年期真っ只中なのだから、放っておけば不健康になる。そうならないように、無理のない範囲で頑張るとしよう。

今日はおだやかに過ぎた一日だった。明日もこんなゆったり過ごせる一日が送れたらと願う。