中学3年生数学Aクラスで、毎回小テストを2種類出しています。
典型問題集から5問程度。そして、前回の復習問題を10点分。
どちらも数字を変えたりしていませんので、10点取って当たり前、と思って出しているのですが...
本日、どちらも満点はたった一人でした。
率直に、復習や学習・理解の質が低いなぁ、というのが現在の状況です。
授業開始直前、すなわち授業初めの小テスト直前、
ほとんどの生徒は机について、小テストの学習をしています。
ただし、手を動かす生徒は皆無。ぱらり、ぱらりとテキストや解答を眺めているだけなのです。
実際に今日聞いてみました。
前回の復習をするにあたって、理解した、と思ったあとに、手を動かして再度解答を作った人はいますか?
→いない。
それじゃあ満点取れないのも当然です。
「わかったつもり」をきちんと見つけて、「わかった・できる」に変えるためには、解答を作ってみるしかありません。
わかったつもり、で結局ロスを産んでいる生徒諸君は、ロスしていない人と比べて受験までにどれだけ差がつくのか。
きちんと意識して、最後まで復習・学習を完遂して小テスト・授業に臨んでほしいと思います。
大塚