まずはポチッと
画像はコチラからお借りしました。
1つ1つ順を追って書いていきたいと思います。
○RNAができたのはなんで?
RNAの仕事として有名なのがたんぱく質の合成です。この件に関してはこちらの投稿がわかりやすいので参考にしてください→リンク
RNAは「たんぱく質を合成するためにRNAができた」のでしょうか?
「たんぱく質を合成するためにRNAができた」と考えると、大きな矛盾にぶつかります。
生命でもないのに、どこのどいつが先のことまで考えてたんぱく質をつくろうとするのか?
これって考えにくいですよね。なので、劇場ではアプローチを変えて
「中心体原基と膜で足りないものを補うためにRNAができた」と考えました。
では、何が足りなかったのでしょうか?まず現状を整理してみましょう。
中心体原基+生体膜の物質は膜が選択透過性をもっているため、入れたものは出さない=内部が濃縮空間になっています。つまり、エネルギーを蓄えていく状態です。
蓄えたエネルギーを使うためにRNAができたと考えられます。
エネルギーを保存・安定させ蓄えて行くことは内圧を高めることなので、これは外圧に適応するために行っているとも言えます。
エネルギーを保存するためにRNAが発達していったと考えられるので、成立起源の順番は
①tRNA(アミノ酸の運搬を担う)
②rRNA(タンパク質を合成する)
③mRNA(DNAの部分コピー)
だと考えられます。根拠は分子数で①<②<③と多くなっており、分子数が多いほどエネルギーも蓄積できるからです。
RNAを獲得したことにより、多様なタンパク質が生成できるようになります。
これによりさらにエネルギー蓄積(内圧△)が進んでいったと考えられます。
○DNAができたのはなんで?
DNAは、先ほどの論理でより結合分子が増やし、エネルギーを蓄積するためにできたと考えられます。よってmRNAを元に作られたと考えられます。mRNAは1本鎖のため不安定なので、安定度を高めるために2本鎖のDNAになったのでしょう。
DNAを伸ばし続けた結果、環状のDNAになったと考えられます。その根拠の1つとして、原核生物のDNAが環状になっていることが挙げられます。
環状になったこともあり、それ以上エネルギーを蓄えるためには、最初につくった1本を鋳型にして2本目を作るということをしたのだと考えられます。
鋳型で2本目を作成する方が、型無しで別のものを作るより簡単ですからね。
○細胞分裂するのはなんで?
DNAが2本あると分裂すると思いがちですが、それだけではありません。
DNAが2本もある状況とは、エネルギーが蓄積され細胞内が濃縮状態であり、さらに膨らんでいる状態になっていると考えられます。
細胞は立体ですので、膨らむということは、表面積に対して体積が小さくなるという状態です。
これは、内部にエネルギーを供給するという点では不利な状況です。
だから、2つに分かれて表面積に対する体積を増やしたのではないでしょうか?
ただ2つに分かれるだけでは、すぐ外圧不適合状態になるおそれもあるので、DNAが鋳型による複製(=同じものが2つできる)という性質を利用し、DNAにこれまでの成功体験を蓄積することによって、分裂してもお互い適合できる状態を確保したと考えられます。
このようにして、分裂するシステムを獲得しました。
なんで屋での生物の定義は「種の保存を行うもの」としています。
細胞分裂を獲得したということは、生命の誕生を意味しています。
こうして原初の生命は誕生したのではないでしょうか。
○まとめ&感想
前回からまとめると、
46億年前にもっていた地球の豊かな反応系エネルギーは、40億年前に誕生した生物に委ねられ継承されていきました。実に40億年間、生物は一貫して内圧を高める方向で適応を続けています。
内圧を高めるとは、エネルギーを上げること=高分子化⇒単細胞⇒多細胞化⇒群態化のベクトルであり、それは高い成果に収束する反応(運動)です。
今回の記事もこの理論にそって照らし合わせながら読んでいただけると改めてわかると思いますが、RNA獲得→DNA獲得→分裂システムの獲得と全て内圧を高める方向に進んでいます。
劇場中に「生命は必然の偶然により誕生した」とありました。生物が誕生するのは必然であったが、可能性が無数にあるため偶然のように見えるということだと僕は解釈しました。
この必然構造を塗り重ねたものが生物であり、常に外圧を対象化し、内圧を高める方向で進化し続けてきました。これは自然の摂理です。
もちろん僕らも当然生物ですからこの摂理に当てはめ僕たちの生活を考えてみると、
内圧を高める=課題・仕事の精度が上がることが進化だといえ、外圧に適応できるようになることだと言えます。
40億年間絶え間なく続けられてきた内圧を高める方向への進化という自然の摂理に従って、僕らも絶え間なく内圧を高めてがんばっていこうと感じることができた劇場でした。
この記事を読んでくれた皆さんも一緒に内圧を高めてがんばっていってもらえるとうれしいです。
それでは、最後にポチッと
<masamune>
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○RNAができたのはなんで?
RNAの仕事として有名なのがたんぱく質の合成です。この件に関してはこちらの投稿がわかりやすいので参考にしてください→リンク
RNAは「たんぱく質を合成するためにRNAができた」のでしょうか?
「たんぱく質を合成するためにRNAができた」と考えると、大きな矛盾にぶつかります。
生命でもないのに、どこのどいつが先のことまで考えてたんぱく質をつくろうとするのか?
これって考えにくいですよね。なので、劇場ではアプローチを変えて
「中心体原基と膜で足りないものを補うためにRNAができた」と考えました。
では、何が足りなかったのでしょうか?まず現状を整理してみましょう。
中心体原基+生体膜の物質は膜が選択透過性をもっているため、入れたものは出さない=内部が濃縮空間になっています。つまり、エネルギーを蓄えていく状態です。
蓄えたエネルギーを使うためにRNAができたと考えられます。
エネルギーを保存・安定させ蓄えて行くことは内圧を高めることなので、これは外圧に適応するために行っているとも言えます。
エネルギーを保存するためにRNAが発達していったと考えられるので、成立起源の順番は
①tRNA(アミノ酸の運搬を担う)
②rRNA(タンパク質を合成する)
③mRNA(DNAの部分コピー)
だと考えられます。根拠は分子数で①<②<③と多くなっており、分子数が多いほどエネルギーも蓄積できるからです。
RNAを獲得したことにより、多様なタンパク質が生成できるようになります。
これによりさらにエネルギー蓄積(内圧△)が進んでいったと考えられます。
○DNAができたのはなんで?
DNAは、先ほどの論理でより結合分子が増やし、エネルギーを蓄積するためにできたと考えられます。よってmRNAを元に作られたと考えられます。mRNAは1本鎖のため不安定なので、安定度を高めるために2本鎖のDNAになったのでしょう。
DNAを伸ばし続けた結果、環状のDNAになったと考えられます。その根拠の1つとして、原核生物のDNAが環状になっていることが挙げられます。
環状になったこともあり、それ以上エネルギーを蓄えるためには、最初につくった1本を鋳型にして2本目を作るということをしたのだと考えられます。
鋳型で2本目を作成する方が、型無しで別のものを作るより簡単ですからね。
○細胞分裂するのはなんで?
DNAが2本あると分裂すると思いがちですが、それだけではありません。
DNAが2本もある状況とは、エネルギーが蓄積され細胞内が濃縮状態であり、さらに膨らんでいる状態になっていると考えられます。
細胞は立体ですので、膨らむということは、表面積に対して体積が小さくなるという状態です。
これは、内部にエネルギーを供給するという点では不利な状況です。
だから、2つに分かれて表面積に対する体積を増やしたのではないでしょうか?
ただ2つに分かれるだけでは、すぐ外圧不適合状態になるおそれもあるので、DNAが鋳型による複製(=同じものが2つできる)という性質を利用し、DNAにこれまでの成功体験を蓄積することによって、分裂してもお互い適合できる状態を確保したと考えられます。
このようにして、分裂するシステムを獲得しました。
なんで屋での生物の定義は「種の保存を行うもの」としています。
細胞分裂を獲得したということは、生命の誕生を意味しています。
こうして原初の生命は誕生したのではないでしょうか。
○まとめ&感想
前回からまとめると、
46億年前にもっていた地球の豊かな反応系エネルギーは、40億年前に誕生した生物に委ねられ継承されていきました。実に40億年間、生物は一貫して内圧を高める方向で適応を続けています。
内圧を高めるとは、エネルギーを上げること=高分子化⇒単細胞⇒多細胞化⇒群態化のベクトルであり、それは高い成果に収束する反応(運動)です。
今回の記事もこの理論にそって照らし合わせながら読んでいただけると改めてわかると思いますが、RNA獲得→DNA獲得→分裂システムの獲得と全て内圧を高める方向に進んでいます。
劇場中に「生命は必然の偶然により誕生した」とありました。生物が誕生するのは必然であったが、可能性が無数にあるため偶然のように見えるということだと僕は解釈しました。
この必然構造を塗り重ねたものが生物であり、常に外圧を対象化し、内圧を高める方向で進化し続けてきました。これは自然の摂理です。
もちろん僕らも当然生物ですからこの摂理に当てはめ僕たちの生活を考えてみると、
内圧を高める=課題・仕事の精度が上がることが進化だといえ、外圧に適応できるようになることだと言えます。
40億年間絶え間なく続けられてきた内圧を高める方向への進化という自然の摂理に従って、僕らも絶え間なく内圧を高めてがんばっていこうと感じることができた劇場でした。
この記事を読んでくれた皆さんも一緒に内圧を高めてがんばっていってもらえるとうれしいです。
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<masamune>
人類は、この摂理の中で『社会』を形成してきたが、その社会も今や全面閉塞している。
『超国家・超市場』へと内圧を高めていく段階にきていることを改めて感じることができました
細胞分裂も細胞がエネルギーを効率的に蓄積するために、表面積と体積の比率を一定以下に保つことが分裂の始まりだと考えられます。
であれば、必ずしも正確に自己複製できなくても、増殖することが出来れば生命と定義して良いのかもしれません。
ウイルスが生命でないとされる根拠は自己増殖できない(他の生物のDNAを必要とする)からですが、そのこと(自己)にこだわるのは意味がないような気がします。こんなところにも個人主義が影を落としているのですね。