前回のネットサロン紹介では「都市鉱山」について追求している様子をお伝えしましたが、今日は、現在取り組んでいる「環境配慮型 新エネルギー」について報告したいと思います。
今回はその中から、環境配慮型の発電システム『風力発電』についての投稿を紹介します。
風力発電の実態は?
■風力発電とは
風力発電は、運転用燃料が不要で環境への影響が少なく、持続的に利用できる再生可能エネルギーの中でも、比較的発電コストが低く事業化が容易。太陽光と異なり夜間でも発電可能、送電コストの高い地域での独立電源としやすい、小規模分散型の電源であり事故などの影響を受けにくい、などの特徴から世界各地で普及が進んでいる。
■各国の普及率(2006年末時点での設備容量)
ドイツ:20GW(世界の28%)、スペイン:12GW、アメリカ:11GW、インド:6GW、デンマーク:3GW、中国:2.4GW、世界全体で約74GWが導入されている。
日本での設備容量は1.4GWで世界10位。
■風力発電先進国の取り組み
・EU全体では、2005年でEU全電力消費量の3%、2020年目標は13%を風力で賄う見込み。
・普及が最も進んでいるデンマークでは既に国全体の2割が風力発電によって賄われ、2025年には5割以上になると予測されている。
■風力発電のメリット
・風力は枯渇の心配がなく、無尽蔵の純国産エネルギーを見込める。
・CO2を排出しないクリーンな発電方法。
・風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換でき、効率が良い。
・設置コストが年々下がり、経済性が上がり、経済的に成立する大規模発電事業も増えてきた。
■風力発電における課題と対応
・風況の良い場所は山岳や離島などの急峻な地形に多い。
→設置には搬入路や電力系統の確保が必要。
・風力発電の出力を安定化する技術の開発が必要。
→風車の出力変動により、発電出力と電力消費のバランスが崩れて電力系統に影響を与えない技術が必要。
・自然災害による被害。
→耐風・突風・雷などが風車に与える影響の調査と対策が必要。
・騒音、景観、鳥類の生態系に与える影響への対策が必要。
■新エネルギーの発電コスト比較(実績値を用いた試算/99年度)
風力発電(売電用) 16円/kwh
燃料電池(リン酸型) 28円/kwh
太陽光発電(住宅用) 81円/kwh
※火力発電 6.5円/kwh
というのが風力発電の実態と現状見えているメリット・デメリットです。発電コストに関しては火力発電・原子力発電といったものにはまだまだ及ばないものの、環境配慮型の新エネルギーの中では比較的可能性が高い状況にあるのが実態のようです。
こういった環境配慮型の新エネルギーといった話しになると、とかく市場社会の効率という概念に終始してしまいがちですが、現在の「市場社会における実態」と併せて、「本当に必要なものは何か?」という視点の両面から、引き続きサロンにて継続追求しています。興味を持って頂いた方、詳しくはネットサロンにて紹介されているので是非参加して下さい
その他にも、皆で追求した面白い投稿がたくさんあるので是非見て下さい!
エネルギーの自給を見据えて、『石炭の可能性』に着目する
日本の新エネルギー開発→現状2~3%
技術開発が日本の未来を拓く
環境保全から国土保全へ
それでは皆さんの参加をお待ちしてます
参加を希望される方は(コチラ)にメールを
<日 時> 火・木・土 p.m.7:00~11:00 (祝祭日は除く)
予定表
<場 所> (株)類設計室・類グループ 東京本社3F
<参加費> 一般 : 500円/1回
中・高生 : 300円/1回
今回はその中から、環境配慮型の発電システム『風力発電』についての投稿を紹介します。
風力発電の実態は?
■風力発電とは
風力発電は、運転用燃料が不要で環境への影響が少なく、持続的に利用できる再生可能エネルギーの中でも、比較的発電コストが低く事業化が容易。太陽光と異なり夜間でも発電可能、送電コストの高い地域での独立電源としやすい、小規模分散型の電源であり事故などの影響を受けにくい、などの特徴から世界各地で普及が進んでいる。
■各国の普及率(2006年末時点での設備容量)
ドイツ:20GW(世界の28%)、スペイン:12GW、アメリカ:11GW、インド:6GW、デンマーク:3GW、中国:2.4GW、世界全体で約74GWが導入されている。
日本での設備容量は1.4GWで世界10位。
■風力発電先進国の取り組み
・EU全体では、2005年でEU全電力消費量の3%、2020年目標は13%を風力で賄う見込み。
・普及が最も進んでいるデンマークでは既に国全体の2割が風力発電によって賄われ、2025年には5割以上になると予測されている。
■風力発電のメリット
・風力は枯渇の心配がなく、無尽蔵の純国産エネルギーを見込める。
・CO2を排出しないクリーンな発電方法。
・風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換でき、効率が良い。
・設置コストが年々下がり、経済性が上がり、経済的に成立する大規模発電事業も増えてきた。
■風力発電における課題と対応
・風況の良い場所は山岳や離島などの急峻な地形に多い。
→設置には搬入路や電力系統の確保が必要。
・風力発電の出力を安定化する技術の開発が必要。
→風車の出力変動により、発電出力と電力消費のバランスが崩れて電力系統に影響を与えない技術が必要。
・自然災害による被害。
→耐風・突風・雷などが風車に与える影響の調査と対策が必要。
・騒音、景観、鳥類の生態系に与える影響への対策が必要。
■新エネルギーの発電コスト比較(実績値を用いた試算/99年度)
風力発電(売電用) 16円/kwh
燃料電池(リン酸型) 28円/kwh
太陽光発電(住宅用) 81円/kwh
※火力発電 6.5円/kwh
というのが風力発電の実態と現状見えているメリット・デメリットです。発電コストに関しては火力発電・原子力発電といったものにはまだまだ及ばないものの、環境配慮型の新エネルギーの中では比較的可能性が高い状況にあるのが実態のようです。
こういった環境配慮型の新エネルギーといった話しになると、とかく市場社会の効率という概念に終始してしまいがちですが、現在の「市場社会における実態」と併せて、「本当に必要なものは何か?」という視点の両面から、引き続きサロンにて継続追求しています。興味を持って頂いた方、詳しくはネットサロンにて紹介されているので是非参加して下さい
その他にも、皆で追求した面白い投稿がたくさんあるので是非見て下さい!
エネルギーの自給を見据えて、『石炭の可能性』に着目する
日本の新エネルギー開発→現状2~3%
技術開発が日本の未来を拓く
環境保全から国土保全へ
それでは皆さんの参加をお待ちしてます
参加を希望される方は(コチラ)にメールを
<日 時> 火・木・土 p.m.7:00~11:00 (祝祭日は除く)
予定表
<場 所> (株)類設計室・類グループ 東京本社3F
<参加費> 一般 : 500円/1回
中・高生 : 300円/1回
これらのエネルギーでまかなえる範囲の消費量に抑えて行くのが大切なようにおもいます。
→風車の出力変動により、発電出力と電力消費のバランスが崩れて電力系統に影響を与えない技術が必要。
風力、太陽光発電の、「天候頼みで発電が不安定になる」という弱点が、大容量の『蓄電池』との組み合わせにより克服され、技術的な弱点はなくなったと言える段階に来ているようです
一層、『風力発電』への期待は高まっていくと思います
個人的には日本には水力が向いている気がしますが、風力発電も結構向いた土地なんでしょうか?
今まで電力会社がつくるものからの転換していくことも可能性でもありますね。