鎌倉天地人

鎌倉医療オンブズマン

GGウォッチ25日:①「年初めまで居てもらうかナ…」重症な忘却癖 患者と国保に寄生する巨大ゾンビ企業

2015-12-26 01:23:38 | 日記

 

明日は退院と予定していたら、「来年初めまで居てもらうかなー」と言いだした。26日退院は主治医が間違って伝えたと言うのだ。また、額田病院に来週の月曜日に行って見てきてもらうと言う。やることが一一ひきづり回しで、全体計画を教えない。主治補助先生に「その時々で決めるのは止めて下さい。前もって計画して全体を示して下さい。こっちにも予定があります」と抗議する。抗議が聞き入れられるのか、暖簾に腕押しで反応なしか、また黙殺か、忘却かーーわからない。これが経営判断なのだと考えるようにした。
●黙殺癖・忘却癖、経営判断と考える以外ないほど改善せず
個人が黙殺癖と忘却癖があるとは思えないほど頻繁で、癖なら重症だ。経営判断として病院に留まって長居させるか退院させるかフリーハンドにするために、最初から退院計画を教えず、鼻面を引き回すようなことをするのだ。小坪のおばさんが言っていた「あそこは高いからねえ」とは、地元の人間で患者になって驚くほどの診療費・入院費を請求された人がいるのかもしれない。ともかく真面目な人なら激怒するであろうほど場当たり的な患者対応だ。

●密かな愉しみに。患者の財布は痛みも限定的?
GGの抗議にどのように応えるのか愉しみになってきた。財布の心配はないのかっていうなら、もちろんある。あるが、一方で鎌倉市に高額医療費請求もしている。いくら高くとも10万円はいかないだろう。2か月にわたったとしても20万円はとてもいかないだろう。財布の痛みも限定的なのだ。その分国民健保が出すことになる。それを当てにして徳洲会は強引な病院泊めをしているのかもしれない。前言を翻してまでして。国民健保へのテイノイイ収奪だ。罪状で言うなら刑事犯の横領に相当するか? 恐らくどの患者も財布が痛まなければ黙って病院に従うに違いない。これまでそうしてきた常習犯かもしれないのだから笑ってしまうのだ。この手の常習犯は徳洲会ばかりではなく、日本全国の巨大病院、患者に不誠実な病院で日常的に大規模に行われているのかと想像すると空恐ろしくなる。医療ではない医療の仮面を装ったゾンビそのものだ。

●美味しいビジネス=病院経営、TPPで日本の間抜けな患者と国保を狙うのは当然。厚生官僚は黙認病=高度認知障害患者
しかしGGが共犯になるのは嫌だ。国保はこうして蝕まれているのかもしれない。その額は膨大な額に上るだろう。患者を軟禁して、言ってはナンだが、いわば拉致軟禁して、患者からカネを取り国保からカネを取る。濡れ手に泡だ。病院経営は儲かる!!こんな巨大ゾンビ企業にサービス精神、ホスピタリティーを求めてもムリだ。日本全国の病院がこんな有り様なら国民健保と日本国は医療費と言う名目の寄生食餌で間違いなく滅ぶ。国民健保は薬剤メーカーと医療機械メーカーと病院とそれを黙認している厚生省官僚のシロアリで食い潰される。こんな美味しいビジネスは無いだろうからTPPを突破口にアメリカ医療資本が日本の高齢者の財布と健保資産を狙って虎視眈々なのだ。国民が自分が払わなければ構わないーーとする意識が無いか?実は迂回して生き血を吸われていることに気づかないか? 厚生高級官僚は知っていて黙認する。これは真正の高度認知障害患者ではないか? こんな機構はどうして成立したのか? こんなことをずーとやってきたのか。闇は深い。

 

●「TPP経済効果4兆円→14兆円」 2年間で大化けのマヤカシのシロモノの証明


[「TPP経済効果4倍…手品師の世界」 共産・小池氏 朝日2015年12月25日17時55分
■小池晃・共産党政策委員長
 2年前、環太平洋経済連携協定(TPP)の経済効果を内閣が試算したときは、実質国内総生産(GDP)が3・2兆円増加するとしていたのが、今回は約14兆円。4倍以上になった。びっくりしましたね。同じ内閣で2年たってなんでこれだけ変わるのか。キツネにつままれた気分です。「この内閣が計算するものは信用しないでくれ」と、言っているような感じがする。ほとんど手品師の世界。国会でしっかり聞いてみたい(記者会見で)]

●安倍の顔色を窺いイージな粉飾を臆面もなく連発風強まる高級官僚
(GG:こういうイージな粉飾を臆面もなく連発する風が強くなっている。根拠が全くなくとも安倍の印象がよければ構わないのだ。国会で徹底追及してもらいたい)


ニュースウォッチ24日:湘南鎌倉総合病院に入院してー①畜尿を取りに来ない②食後の薬を支給忘れする…

2015-12-24 22:18:17 | 日記

 

●「許しません!! 暴言 暴力 迷惑行為(院長)」

ある入院患者の階のスタッフセンターには「許しません!! 暴言 暴力 迷惑行為(湘南鎌倉総合院院長)」と黄色をバックに太いゴチックで書かれていたポスターが貼ってあった。

実際ここでの10日に及ぶ入院生活はいろいろあった。①畜尿を取りに来ない②朝食後の薬の支給を忘れた③紛失物を探すのに消極的ーーなどだ。いづれもこの階にしかいなかったのであくまでこの階での出来事で、すべての階でそのようだということではない。

●置いてけぼりのし尿瓶に溜まったまんまの畜尿

①「おしっこを貯めてください」というから、慣れぬ手つきでし尿瓶におしっこを貯めた。ところがいつ取りに来るのかわからない。勿論トイレに貯尿はおいてあるがこぼしてはいけないし、早く始末したいので、ナースに頼まず自分で処理しようと思った。聞いたところ、そのおしっこを測り捨てると言う。こんなことに余計な手間をかけさせては申し訳ないと、捨て方と測り方を教わった。計測計が壊れていて、測れなかった。これは任せた方が良いと判断。数日後からナースを呼ぶことにした。早朝音がしておしっこを持っていくようだった。いつも朝一番にするルーティンの仕事のようだった。ところがナースと言っても誰が担当者なのか、その日は誰も来ない。おしっこでし尿瓶はいっぱいだ。でも来ない。し尿を測るのは欠かせない筈なのに。どうしたことか。し尿量をチェックしていないのかどうか。いずれにしても、口で言うほど重視してはいないのだろう。そのままにしておいた。

●昼食時も過ぎた2時過ぎに「おーい 朝食後の薬が来ないぞ」

②朝食を食べて透析に行き、帰ってきたらもう昼過ぎの2時前。遅い昼食を摂っている最中に気づいた。朝食後の薬を飲んでいないのだ。これはまずいーーと慌ててナースを呼んだ。「朝食後の薬を貰っていないよ」とマイク越しに大声で叫んだ。これが初めてではなく2度目だからだ。1度目は朝食が済んでも、いつまでたっても薬が来ない。とうとう1時間たってしまった。「どうしたんだろう」と思う半面、「どうするか様子を見てやろうか」という気持ちもあったが、こんなことをしているうちに当人が飲むことを忘れてはお話にならない。コールしたら、すぐ持ってきた。あのままコールしなかったらどうなっていただろうという懸念は去らなかった。2度目が今度だった。慌てて看護師が来たのだが、薬を出しているというチェックがなされていて、担当看護婦が夜勤明けで居ないから連絡を待っていると言う。「そんな筈はないから、そのチェックが間違っているのだ。オレは飲んでいない。追跡してくれ早くしてくれ」と急かした。そんなにも急かすのは理由がある。

●すでに脳梗塞を3回、3回目は脳幹梗塞でバイアスピリンは命綱

GGはこれまで数度、脳梗塞を起こしており、3度目はバイアスピリンを飲まないで1週間目に起こった経験があるからだ。飲まない日にちを数えていたら7日目に深夜の仕事明けに来た。以来、バイアスピリンは毎朝欠かさず飲んでおり、残りが数粒になると不安を覚えるほど、いまやバイアスピリンは神様なのだ。3度目は脳幹梗塞で次は命にかかわること間違いない。そんな事情から、他の内臓の薬は時を争うほどではないだろうが、GGにとっては特別な神経を使っている。出来ることなら看護婦の管理ではなく、自分で管理した方が間違いが起こらないーーから、自分で管理したいと何度も伝えていた。その結果がこの始末だ。30分ほどして「分かりました分かりました。薬はまだです」と薬を持って看護師が現れた。「重大な職務怠慢だ」と不安の怒りをぶつけた。

●期待しないのが一番なのか

総じて、この階は”学級崩壊状態”だなあーと思う。「ハイ、わかりました」と言っておきながら、履行しない。同じ過ちを繰り返す。改善しないのだ。担当が違うとまるで通じない。数分後には言われたことを忘れる習性があるのだろうかーーと疑いたくなるような有様だ。子供のお使いと言うかーーともかく子供なのだ。怠けていることは無いだろうが、患者に責任を負う体制が確立されていないのか、患者は毎日ストレスがたまり、GGは期待しないのが一番と考えた。看護婦からいろいろ言われたら「はい、分かりました」と応じて、履行しないのがイラツかない方法だ。相手は次に「約束を守ってください」などとは言わない。忘れているからだろう。とっくに忘れているのかもしれない。ともかく腹を立てないことーーに自制する。誤解があってはいけないので念のために申し添えれば、すべての看護婦、看護師がそのようではない。なかには誠実に仕事をこなしている看護婦、看護師も少なくない。のではあるが…。GGはすでに多くの病院に入院しているが、ここの食事は塩気が6グラム未満だが塩気はほどよい。甘さも少しあって満足できる。また、小林修三副院長の監修した『透析療法の実際』は心配りが行き届いていて、分かり易い。副院長は毎週火曜日にはすべての腎臓患者を回診するらしい。これも頭が下がる思いではあるが…。


 こうしている間にもキンキンバタバタベッドの柵の鉄筋と板を叩く音がする「すいません、すいません、おーい」。数分やっている。近くの部屋でお婆さんがナースを呼んでいる。ずと聞いていると悲しくなると言うより笑いがこみ上げてしまう。根競べーーか?!患者と看護婦の。毎日なにかがある。些細なことだが、なかには重要なこともある。受け流せば流せないことは無いが、それじゃあいけないと気を取り直す。近くのベッドの後期高齢者は朝から「お手数おかけします。ありがとうございます」と、頭を下げながら。1日5度では済まない回数を、感謝の言葉で表す。「そんなものかなあ、世間は…」と、どうも合点がいかない。卑しすぎ無いかーーと。たぶんGGの過ちで納得するのが妥協点だろう。世の中は妥協して、揉み手して卑屈なお世辞を並べてくすぐる。そういう対抗手段もありだーーと知っていながら。「冗談じゃあない」と堅物なもう一人のGGが胡坐をかいて居すわる。

●色川武大と井上ひさしの文庫本を持って入院

ついでだから書くがGGは入院するにあたり2冊の文庫本を買った。色川武大の作品集と井上ひさしの『宮澤憲治に聞く』だ。色川武大の「たすけておくれ」は、胆汁手術をする色川の痛さと、痛さに耐えながらの心境と先生・病院の様子が描かれていて会話がいきいきしている面白さがあった。重くない病床で読むには向いているかも知れない。井上ひさしは、さながら宮沢賢治交響楽団の多彩さとかなしさ、しかし切なくはない、宇宙との合体と死滅を自然体で迎えている終末の賢治に、井上ひさしの意外なニヒリズムを見た気がした。吉里吉里人で感じた賑わいの裏側に感じたものだ。


ニュースウォッチ23日:①中国「供給側改革」は「不採算国有企業の淘汰」②五輪利権の”疑獄” 電通は?

2015-12-24 06:32:31 | 日記

●初の”野党統一候補”が熊本から誕生 

[参院選へ初の「野党統一」候補 熊本の弁護士を擁立、無所属で 朝日2015年12月23日 13:04  民主、共産、維新、社民各党は23日、来年夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に、熊本市の弁護士、阿部広美氏(49)を無所属で擁立すると正式に発表した。来夏の参院選で主要野党が協力する事実上の「野党統一候補」が実現するのは初めて。]

(GG:共産が候補を取りやめたのに注目。共産党は前から言っていたが行動に移すのは、大阪を除いて初めて。共産党の本気度がわかる。メディアの関心はどの程度でどんな関心か? 次は何処が? ここでの教訓は何か?)

●中国の「供給側改革」はキーワド。その実は「不採算国有企業の淘汰」

[【コラム】習近平経済学が中国を救うか2015年12月23日 10時33分 中央日報  
習近平中国国家主席の経済策士の劉鶴中央財経弁公室主任が広東省を視察し「供給側改革」という話を初めて提起したのは10月10日だった。そしてきっかり1カ月後の11月10日に習近平は中央財経領導小組会議で供給側改革を強調した。
翌11日と17日には李克強首相、そして18日には習近平が改めて供給側改革の重要性を取り上げた。中国の最高指導者が繰り返し話す時はほとんどの場合強烈なシグナルを発信しているとみなければならない。習近平と李克強がともに叫んでいる供給側改革は中国経済が巨大転換を開始したという宣言だ。](以下略)

(GG:「供給側改革」はまだ日本では注目されていないが重要ワード。来年のキーワドになるかもしれない。設備投資への規制?今日の世界経済の不況の原因にしばしば中国の過剰設備が指摘されるが、この過剰設備投資への反省に立っている? 過剰設備投資と言っても問題は不動産投資ではないのかとGGは考えるが、この分析内容はともかくも、「供給側改革」とは「国有企業改革」の言い方を変えたもので、主目標は国有企業。国有企業の不採算企業の淘汰ではないか? 中国の国有企業は長年の課題だったが、手をつけられなかった。長老の利権が錯綜していたからだ。社会主義の建前もあった。より民間主導経済に切り替えるということ。国家財政からの国有企業救済はしないということ。同時に民間中小企業の育成を柱とすべきだが、無いのは懸念材料だ。国有企業の民間化と称して民間巨大企業への売却の懸念もある。 利権に塗れた国有企業で中国経済を主導できないのは明白だが新企業が利権を継承しているなら同じこと。)

●巨大スポーツイベントだけではない乱費乱舞。五輪の裏には電通が跳梁跋扈ザックザク

[これは東京五輪詐欺だ 運営費「1・8兆円」に6倍増の異常  日刊ゲンダイ2015年12月22日 
 赤字5000億円規模の東芝どころの話じゃない。東京五輪の大会運営費が当初見込みの6倍、1兆8000億円に膨らむ可能性があると言いだしている。組織委が「払えない」とバンザイすれば、国民や都民の血税を投入する羽目に。これは完全に「五輪詐欺」。もう大会を返上しろ!
■さらに膨れあがる可能性も
 実際、かつて返上した例がある。1976年の冬季五輪の開催地に選ばれていた米デンバー市。インフラ整備などで巨額の血税が投入され、環境も破壊されるという市民の反対運動が起き、72年の住民投票で返上が決定した。代わって、オーストリアのインスブルックで開催。東京五輪まであと5年弱、まだまだ間に合うだろう。
  そもそも五輪招致委と東京都がIOCに提出した立候補ファイルでは、運営費は3000億円のはずだった。それが1兆8000億円とは国民を愚弄するにもほどがあるが、これには白紙撤回した揚げ句、22日にも再決定される新国立競技場の建設費は含まれていない。五輪関連経費は2兆円を超える。
  組織委がチケット代やスポンサーなどから集められるカネは4500億円程度で、このままでは当初の予定より差し引き1兆円以上の“大赤字”になる。誰が穴埋めするかといえば、われわれ国民、都民だ。
 「組織委サイドは、首都高の営業補償など想定していなかった経費や、資材や人件費の高騰も要因なんて言い訳していますが、見え透いたウソですよ。前回の12年ロンドン五輪の例もあるように、3000億円で収まらないことは百も承知していたはずです。五輪を招致するために、ハナからかなり安く抑えた見積額をIOCに提示したに過ぎません」(JOC関係者)
  これを「詐欺」と言わずして何と言う。
  ロンドン五輪でも、組織委がスポンサーなどから集めたカネは約4300億円で、それに対して運営費などは当初見込みから3倍近く、2兆1000億円余りに膨らんだ。最終的に投入された税金は1兆6700億円余りに上るという。あすはわが身の東京五輪だ。]  

●”疑獄”の様相を呈する利権の巣窟。財務計画の杜撰さはリニアに酷似


(GG:なんだこれは。どういうことか??まさしく詐欺だ。後ろに電通が居る。陰の仕掛け人は電通ではないか? キックバックがある? FIFAもそうだがスポーツイベントは開催団体の利権の巣窟だったのではないか。スポーツはほとんどの人に支持されておりとやかく言うのは無粋というか難癖視されていた。孤立してしまうほどキチンとした批判も受け入れられなかった。それに乗じて年々予算が巨大化かした。日刊ゲンダイが言うように一般企業では考えられないほどの杜撰な予算計画で実行されてきた。スポーツありきではなく、スポーツ施設建設でしこたま儲ける大手建設業者・土建業者がいたし、企画料を狙う電通と高級官僚・政治屋の利害を緊密に組み込んでいたからだ。安倍政治の裏に秘められた政治資金の不透明な流れを解明しなければならないが、スポーツイベント利権はその大きな一つだ。同様にJR東海のリニア新幹線も杜撰さでは負けていない。共通しているのは負債の付けは国民が払わされること。半端なカネではない。疑獄と言って良い利権漁りだ。利権の構造を解明、摘発すべき。)

 

●日本型長期不況の原因

[「日本型の長期不況に陥らないためには…」アジア開発銀行が提言  2015年12月22日 9時4分 朝鮮日報  
(GG:日本の長期不況の原因が中小企業を蔑ろにしたともとれる。日本は長期不況を総括しているのか?)
 アジア開発銀行研究所(ADBI)はこのほど、日本型の長期不況の原因が不動産バブルの崩壊による信用収縮だけでなく、非効率的な財政拡大政策にあったと指摘した。また、日本型の長期不況に陥らないための対策として、中小企業支援を通じ民間活力を高めることを提言した。
 ADBIは日本が経済活力を高めるために政府が投じた財政資金が非効率的に使われたと分析した。都市や第2次、第3次産業ではなく、投資波及効果が小さい地方や農業部門に公共投資が集中し、投資効率が低下したとの指摘だ。
 ADBIは「公共投資の非効率的な配分により、道路、交通、水資源など必須のインフラが構築されず、民間投資が阻害されるというボトルネック現象が生じた。以前は政府が公共部門に1を投入すれば、波及効果で国内総生産(GDP)が2.5増加したが、非効率的な投資の結果、GDPの伸びは1にとどまった」とした。また、中央政府の財政支援が増え、地方自治体が努力を怠ったことも長期不況の原因として挙げた。
 ADBIによると、1990年初め、日本の不動産バブル崩壊に銀行が連鎖倒産し、信用収縮が起きた結果、中小企業やベンチャー企業が大きな被害を受けた。そして、高リスクの融資が減り、経済に活力を与えるべき企業が資金を調達できなくなった。]
(GG:労働者の大半は中小企業で働いている。この中小企業の盛衰は内需の盛衰とパラレルの筈。中小企業を育てなければ内需は盛り上がらない。建設・土建に頼るのではない、拡散性のある展開の期待できる産業構造を描けるか?)


ニュースウォッチ18日:①原油安の基礎体力減衰効果②FRB金利上げは3極通貨体制への国際金融の再編へ? 

2015-12-19 02:36:56 | 日記


[原油安のブーメラン、世界経済が震える
2015年12月9日 9時23分 中央日報
 国際原油価格の自由落下が再び始まった。石油輸出国機構(OPEC)が減産合意に失敗した後遺症だ。8日のドバイ産原油は前日より4.11%落ちた1バレル当たり38.54ドルで取り引きされた。2008年12月以降で最も低い数値だ。7日のニューヨーク商品取引所で2016年1月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は前取引日より5.8%下落の1バレル当たり37.65ドルで取り引きを終えた。2009年2月以降で最も低い水準だ。この2間の下落幅は8.3%に達した。
WTRGエコノミクスによると国際原油価格はすでに1970年以降の平均原油価格である1バレル当たり37.93ドル(2010年ドル基準)に近づいている。米投資銀行ゴールドマンサックスは「国際原油価格が1バレル当たり20ドルまで落ちる可能性がある」と予想する。一時原油価格が1バレル当たり100ドルを上回り1869年以降の超長期平均値である1バレル当たり25ドル以下へ急落する恐れもあるという話だ。

●減産で合意できなかったOPEC会議、原油安を仕掛けたシェールガス説
原油価格急落の最大の原因は供給過剰だ。今月4日にOPECは現在の1日生産量3000万バレルを維持することに決めた。だがOPEC加盟国が毎日産出する原油は生産クォータより150万バレルほど多い。ゴールドマンサックスのアナリストは「国際原油市場の需給均衡が2016年10~12月期前には回復しないようだ」と分析した。 米連邦準備制度理事会(FRB)の基準金利引き上げの動きが生んだドル高も原油価格下落をあおった。

●産油国の不渡り説が出るほどの財政赤字の膨張
原油価格の急騰や急落は世界経済の不安要因だ。実際にこのところ世界経済は「原油安の呪い」に苦しめられている。ブーメランを迎えた産油国の不渡りリスクは大きくなっている。ブルームバーグによるとロシアのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムはこの2日間で9.14bp(100bp=1ポイント)急騰した。通貨価値も下落しルーブルの価値は2日間で1.96%落ちた。
産油国の政治・社会不安は加重されている。OPECの主軸で原油安を主導したサウジアラビアは財政赤字に苦しめられている。国際通貨基金(IMF)によると今年サウジ政府の赤字規模は国内総生産(GDP)の19.5%に当たる1300億ドルだ。CNBCは「サウジが財政赤字で電気と上水道、教育などに支給した補助金を減らせば社会的不満が大きくなりかねない」と報道した。原油安は産油国の政治地形も変えている。原油安による物価急騰に苦しめられたベネズエラは6日に実施された総選挙で16年ぶりに政府与党が惨敗した。
先進国も原油安の罠から自由ではない。デフレ圧力が大きくなるためだ。米国と欧州、日本などは遅々として進まない物価上昇率に頭を痛めている。原油安のため韓国の物価上昇率も今年10月まで11カ月連続0%台にとどまり、先月にようやく1%台に入った。ガーディアンは「米国が基準金利を引き上げればドルがさらに上昇し、原油価格は追加で下落しかねない」と予想した。

●バブルが実態のジャンクボンド市場を直撃?→株式市場へ波及?
世界の金融市場も原油安に苦しんでいる。主要エネルギー企業の株価が下落し投資家の損失は大きくなっている。主要エネルギー企業のBPとロイヤル・ダッチ・シェルの株価は7日に3.4%と4.2%下落した。原油安で損失を出したシェール会社の債務不履行(デフォルト)が増え債券市場の不安も大きくなっている。フィナンシャルタイムズによると今年11月までにデフォルトに陥った企業は99社で、金融危機以降で最大を記録した。このうち60%ほどが米国のシェールガス会社などエネルギー関連企業だ。これら企業は最近4~5年間にジャンクボンドを大挙発行した。これらの債務不履行はジャンクボンド市場危機に広がることもあるというのが専門家の予測だ。
ブルームバーグのコラムニストであるマーク・ギルバートは最近のコラムで、「ジャンクボンド市場危機は米基準金利引き上げとかみ合わさってバブルの様相を見せる世界の債券市場を揺さぶりかねない」と警告している。]

●原油安の原因は増産というより需要減=基礎体力は落ちたまま、つまり経済が立ち直っていないことの証左
(GG:「原油安の原因は増産」と判で押したように言うが、ぜんぜん曖昧なままだ。①なぜ増産するのか?②需要が無いことが、供給増に連鎖していることはないのか?--が不明だ。影響は大きい。とりわけ大きいのはGDPが上向かない。

●物価上昇がないのはパイの縮小の表れ、基礎体力の低下だ
物価上昇が無いのは庶民にとって有難いが、カネが回らないと言う不況が襲う。値上がりのサイクルを描けない。庶民はいずれにしてもサイクルの中にある。値上がりすれば値上がりの中で一般的に賃金も上がる(実質は貧困化かどうかはさておいて)。値下がりすれば、物価は上がらないが賃金も上がらない。いずれにしても値上がりにしても値下がりにしてもビンタを食らっている。どっちのビンタがいいいかーーという話ではない。ビンタを食らってもカネが回り、経済が回りパイが大きくなる方がパイの食い方があろうと言うものだ。パイが小さくなったら大企業は中小を食いに走る。中小は大企業に食われる。パイが大きくなる方が経済が発展していると言う意味で良いのだ。原油の値下がりはパイの縮小につながる。)

 

 

[  米ゼロ金利解除 「出口」迎えた異例の危機対応
読売社説2015年12月18日 03時02分
 リーマン・ショックに端を発した未曽有の金融危機に、米国が空前の大規模緩和で対処する事態に終止符が打たれた。
 危機の震源地である米国が、金融政策を平時の状態に戻せるまで、経済再生を果たしたことを歓迎したい。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が、9年半ぶりの利上げを決めた。政策金利の誘導目標を年0~0・25%から年0・25~0・50%に上げ、2008年末から続く事実上のゼロ金利政策を解除した。
 米国の景気拡大局面は6年強に及び、失業率は危機前の水準に戻った。雇用安定や緩やかな物価上昇も見込める以上、異例の金融緩和を打ち切るのは妥当である。
 危機後の世界経済は、日米欧の金融緩和で潤沢な資金が流入した新興国が牽引けんいんしてきた。米国の利上げによって、この構図が大きく転換することに注意が必要だ。

 

●QEで途上国に流れたドルの還流規模は未確認。投機が加われば即クラッシュ


 世界の投資資金が、金利上昇を期待できるドルでの運用に傾くのは確実である。新興国に流れていた「緩和マネー」が、大量に米国へ逆流する恐れが指摘される。
 新興国の通貨や株価が急落し、市場に深刻な動揺を招くリスクを十分警戒せねばなるまい。
 原油価格の下落も懸念材料だ。産油国の財政逼迫ひっぱくでオイルマネーが市場から引き揚げられている。緩和マネーの逆流が重なれば、混乱に拍車がかかりかねない。
 FRBの決定の直後、日米の株価が大幅に上昇するなど、市場は利上げをおおむね好感した。
 投資家の多くが事前にゼロ金利解除を織り込んでいたうえ、FRBのイエレン議長が、今後の利上げを緩やかなペースで進める考えを表明したのも奏功した。
 だが、金融緩和の「出口戦略」の今後に、油断は禁物である。
 FRBには、繊細な舵かじ取りが求められる。「市場との対話」を慎重に重ねて、金融政策の方向性を市場関係者に徐々に浸透させることが欠かせない。
 新興国側も、過度な資金流出が起きないよう、投資先としての魅力を高める努力が大切になる。外資の参入を促す規制緩和など構造改革を加速してもらいたい。
 甘利経済再生相は、利上げの日本への影響について「中長期的にプラスだ」と強調した。円安・ドル高が進み、輸出にさらに勢いがつく効果が期待できよう。
 ただ、過度な円安が輸入物価を高騰させ、景気が悪化する危険性からも目が離せない。成長戦略を着実に実行し、内需主導の自律的な景気回復を急ぐべきである。]

 

●FRBの金利上げは原油にキツイボディーブロー

(GG:FRB金利上げ問題の重要性は①原油価格への②為替価格への③新興国への④まだ立ち上がっていないEUや円へのーー影響だ。EUは事前に金利を下げ、人民元も4日前にドル離脱を宣言した。置いてけ堀を食っているのは日本と途上国だ。①の原油価格の長期低落傾向はますます経済縮小の不況に入ることを意味する。米も含めて、全体の地盤沈下が起こるなかで米だけが比較優位にある―ーと言う構図。これはベネズエラなど途上国と中国に対するけん制ではないのか?

●世界は①原油安に耐えられるか②表立った為替安競争が激化するかーーで勝負の構図に

原油安に耐えられるかどうかが勝負になってきた。つまり、攻撃的なドル高をジンワリ仕掛けている。ロシアはマイナスの影響が大きく、半々の線上にいるのが中国だ。中国は人民元安で乗り越えようとしている。元安を投資家が評価して投資し続けるか、投資と反対行動に出て逃げ出すかが当面目が離せない、限定的であるかどうか?当然、世界経済が底割れ始めたならイエレンの責任は重いから、初めはハードにはならないように手を打つだろう。すでに金利上げは段階的とイエレン議長は釈明している。しかしこれはドルと人民元の戦いだ。従って人民元がドルの軍門に下る、いろいろな例は有り得ようが、例えば大胆な予想をすると米がAIIBの主導権を握るとかがあるかもしれない。AIIBをIMFや世銀と再編するのだ。そしてドル基軸通貨体制を支える人民元通貨体制を構築するーーなどだ。この見通しが立って初めて原油が底を打つーー?。

●中国は為替利益に敏感。ドルにゾンビ化して機会をうかがう戦力転換?

この戦略は金銭に敏感な中国にこれまでのドル対抗路線の再考を迫る最も有効な策となるだろう。中国はドルと全面対決はするつもりが今は無いから、米ドルにゾンビ化した妥協を模索することになるに違いない。政治的には香港が重視されてくるだろうか? 香港より大きなマーケットとして香港に代わりシティーが再興するかもしれない? ゆくゆくはドル・人民元・ユーロの3極通貨体制による世界金融経済の安定だ。TPPは3極体制の貿易圏版でWTOの再編だ。世界経済は貿易市場、基軸通貨による金融通貨支配の再編ーーと歴史的な50年単位の大きな曲がり角に入ってきた。

●日銀は打つ手なく緩和継続。円安の景気逆流作用がいつ始まるか

「甘利経済再生相は、利上げの日本への影響について「中長期的にプラスだ」と強調した」と言うが、円安がどれほどの物価高を齎し庶民の財布を直撃して、紐を引き締める内需減に気づかない、復興相にあるまじき発言で無知をさらけ出している。日銀黒田総裁の「追加緩和ではない」 補完措置導入発言は、出口戦略を描き得ない日銀の策ナシを露呈した。ますます金融緩和に踏み切るに違いない。円安の逆ブーメランによる景気横ばいから失墜の入り口に日本経済は立たされている。


GGニュースウォッチ17日:①下ネタ記者が”言論の自由?--噴飯もの②ネット可能だったので発信します

2015-12-17 21:21:23 | 日記

●下ネタ記者が”言論の自由?--噴飯もの

[産経前支局長に無罪判決 朴大統領への名誉毀損巡り 朝日2015年12月17日17時13分
 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を記事で傷つけたとして罪に問われた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)に対し、ソウル中央地裁は17日、無罪判決を言い渡した。この裁判は、報道の自由を脅かすとして国際的な批判を浴びていた。
 問題になったのは、産経新聞のウェブサイトに昨年8月に掲載された「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題した記事。事故当日に朴大統領が元側近の男性と会っていたという「うわさ」を紹介した。
 記事を書いた加藤氏はインターネットを使った不正行為を規制する情報通信網法違反(名誉毀損(きそん))の罪で昨年10月に在宅起訴された。公判では、加藤氏に朴大統領の名誉を傷つける意図があったかどうかが最大の争点になった。
 検察側は、加藤氏は「うわさ」が虚偽だと認識しており、記事の表現などから名誉を傷つける意図は明らかだと主張した。記事に公益性はなく、取材を十分にしておらず、真実だと信じるに足る相当な理由もないと指摘。懲役1年6カ月を求刑していた。(略)]


(GG:根拠がどれほどあったのかも、記者として問われなければならない。判決は朴大統領が男性と会っていたかどうかの事実性を認めていない。無罪は韓国外務省からの懇請があったためもあるようだ。司法もこの点は厳しく断罪されるべき。権力の意向で有罪か無罪かがきまるなどあってはならない。気がかりだったのは加藤前支局長を追う日本のテレビに対し薄ら笑いを浮かべていたことだ。朴大統領の下ネタが事実かどうか追うより、書いてしまった方が早いと、韓国なら構わないと判断したのかーー。下ネタを興味交じりに紙面にしてしまう加藤産経韓国前支局長と編集局に呆れる。後味の悪い判決と加藤記者が気になる。検察も刑事事件にしたのは、感度が違いすぎる、言論への圧力が常態化している国にして初めて出来るものか。イエローペーペーも許さないと言う検察幹部の朴大統領に対する忠誠心か。いずれにしても後味の悪さと韓国と産経の文化が窺える。「言論の自由を加藤前支局長が守った」などと言う意見があるが、次元が違う。言い過ぎをあえて言えば、下ネタ記者だ。)

 

●ネットが大部屋でも可能だったので発信しますーー一部では禁止

15日からパソコンを持って湘南鎌倉総合病院に入院しました。事前に入院の案内のところではネット通信なダメ、ワープロならOKと言われていたのですが、中に入ったら案内文書にもパソコン通信可能とありました。GGの病歴はいろいろ多種ありあちこちの病院通いは川崎から平塚まで8つを数えます。今年の医療費は何と50万円弱!!それぞれの病院に不信感が募り(これは実に沢山の理由があります)、こういう結果になったのですが、この病院も今まで同様と言ったらナンですが、看護婦さんのおサッサぶり、エイ、ヤ―のサザエさんぶりには閉口します。今日も近くの部屋のお婆さんらしい「誰かいるー? 誰かいる―? 誰かいる―??」というシワガレ声がだんだん大きく聞こえました。誰も来ません。そしたら、ベッドの柵を金物で叩くようなガチャガチャチンチンカンカンが聞こえ始めました。しばらく続いていたら誰かが来たらしく何の音もしなくなりましたが、3~4人部屋は誰も入っていない部屋が2部屋ありました。看護婦さんと言えば、GGの尿を測ってくれと言うので、言われた通り計器に尿を入れたのですがGGの名前を押しても違う名前が出てきて深夜そんなことを4,5回繰り返しているうちにバカらしくなって、以降尿を測るのを止めました。そしたら今日、3日目ですね、尿はどうしました?―ーと聞く。そんな間の抜けた応対です。これはいいと思ったのは食事です。食事は何の関心も持てない病院で唯一の楽しみですが、これがなかなか美味い。ただ、残念なことにスプーンを添え忘れること。薬を朝持ってきて飲むように言うのだけれど、水を持ってこない…。こんなことには慣れているので今され驚きはしませんが、その点、川崎の新川端総合病院(GGはここで網膜剥離と白内障の手術入院をしました)は清潔で医者も看護婦さんも優れてホスピタリティー溢れる病院でした。ここは施設は良いのですがホスピタリティーは60点ですね。65点はあげられない。総ての看護婦さんが60点ではなく中には親切で丁寧で知識のある看護婦さんもいますヨ。そんなわけで発信が可能です。消灯時間が来ました、ヨロシクどうぞ!! 乞うご期待!!