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ニュースウォッチ12日:①鬼哭烈々 恥知らずの面々と野坂昭如②「放送公平遵守」言論人のウラにカネが蠢く

2015-12-12 21:12:34 | 日記


「野坂昭如氏ら戦前世代の「痛烈安倍批判」を聞け
日刊ゲンダイ2015年12月12日 

 焼け跡闇市派などといわれ、自由奔放でありながら、反戦への言論活動を生涯続けた作家の野坂昭如氏(享年85)が9日、亡くなったが、同じく戦争世代の作家、瀬戸内寂聴さん(93)が日経新聞でこんな追悼文を書いていた。
 〈(たまたま)あなたの「シャボン玉 日本」という本を読み返していたところだったのです〉〈(ここであなたは)今の日本は戦前の空気そのままに帰ってゆく気配がすると、政治の不安さを強く弾劾していますね〉〈長い間お疲れさまでした。私も早く呼んでください。私も何やらこの日本はうすら寒い気がしてなりません〉」(略)

「〈戦争は人間を人間でなくす。では獣になるのか。これは獣に失礼、獣は意味のない無駄な殺し合いをしない〉
  こう書いた野坂氏は安保法制と無責任な政治をぶった斬っていく。
 〈安保法がこのまま成立すれば、やがて看板はともかく、軍法会議設立も不思議じゃない。すでに特定秘密保護法が施行され、さっそくの言論弾圧。そのうち再びの徴兵制へと続くだろう。言論弾圧が進めば、反戦的言辞を弄する者は処罰される。すでにマスコミにも大本営発表的傾向がみられる〉
〈かつて軍国主義は軍隊が専横をほしいままにし、頂点に立つ何人かが協議。制度を整え、戦争を準備した。今は軍国主義の世の中ではない。だが、世間が反対しようと無謀であろうと、無理のごり押しを平気でする。決めたらひたすら突き進む。この政府の姿勢は、かつてとそっくり〉
  野坂氏は安保法制を巡る与野党攻防も「選挙向けの猿芝居」と一刀両断したうえで、こう結んだ。
 〈生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな。このままでは70年間の犠牲者たちへ、顔向け出来ない〉」

 

●「生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな」

(GG:鬼哭烈々たる肉声が伝わる。  戦後の平和が、なんと言われようと彼らによって護られていたことが今にしてわかる。GGがとりわけ注目するのは「生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな。」というくだりだ。軍事の愚かさ、果てを知らぬ暗愚さに殺気立つほどの警鐘を鳴らしている。軍事の愚かさは今後も何かにつけ議論されていくだろう。しかしソフトパワーの貴重さはどんなになっても色褪せることは無いだろう。書生論と言われようと理想論と言われようとも、未来はその方向にしか何もないからだ。軍事に戦争に未来があるかーー。

「中国が攻めてきたらどうするのか?」と何かにつけ出て来る質問だが、国家間の軍事はそう簡単ではない。それに日本は専守防衛の権利は保持している。「中国が日本を攻める」と脅威を煽る単純すぎる愚かさを見抜くことだ。さもなければ中国がアメリカとこっそり手を結んでいるかどうかも分からないだろう。日本への脅威かどうか?軍事大国へと突っ走る安倍晋三はどうしようもないA級戦犯だが問題は安倍晋三を取り巻く政治勢力やインテリと言う名のインチキどもだ。国民を偽るペテン師学者どもだ。カネに薄汚い、忌まわしい、立派な背広を着てふんぞり返っている奴らだ。奴らこそ絶対許してはならない。戦争勢力がどんな名目で、誰が旗を振ったか忘れてはならない。


●誠実な右翼勢力なら「赤誠」に戻れ、「赤誠」に戻って「平和を護れ。國を護れ」。そして「愛国を叫ぶ後ろ手で札束を数えるペテン師ども」に騙されるな!
まっとうな右翼勢力よ、己の恥を知れ。右翼の真骨頂である、赤誠の心に照らしてみるが良い。後ろめたくはないか。平和がどれほどかけがえのないものか。それでも戦いたかったら国民を偽らず己一人で戦うが良い。破廉恥どもは己は大きな防衛施設に隠れて金庫のカネを数えながら、他人である国民を戦地に追いやろうとするから恥知らずと言うのだ!情報統制してあるから外には漏れないーと奴らは安心して、枕を高くして暖かく寝ている。図々しいこと限りが無い手合いだ)

 

●孫氏がツイート:「放送法遵守」の裏で言論界はカネが「濾過して」(岸信介談)蠢く。その金も国民の税金だ!

 孫崎 享さんがリツイート
 こちら赤旗日曜版 ‏@nitiyoutwitt  · 12月10日 
 【赤旗日曜版12/13号】安保法制廃案を訴えた岸井成格キャスターを新聞広告で個人攻撃した「放送法遵守を求める視聴者の会」。中心人物の著書を安倍首相が政治資金で少なくとも2380冊、計374万8500円も“爆買い”していました。

(GG:政治の裏にカネが動く。カネが動くから政治が動く。そのカネを当てにする政治家がいる。言論人も居る。本を買ってくれるから名前を利用して構わないーーと。言論のウラでカネが支えている。安倍政治の表と裏を見て見ると、裏が表で、表が裏だ。「中心人物」とは渡部昇一? だれ? ともかく話はここから始まっている。そのカネは自分のカネではなく、国民の税金。自分は一銭も出費していないで、世論操作ーーこれが安倍政治。赤旗日曜版の記事の写真付きですがGGはまだ写真の掲載方法を知らないので載せられず残念。次には覚えます)