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七里GGニュースウオッチ8/6⑵:稲田の起用は安倍・キングメーカーへの足場固め 巨大利権もガッチリ確保

2016-08-06 20:44:45 | 日記


【ロイター、米AP,仏ルモンド、イスラエル・ハアレツが稲田に危機感
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  8月6日16時3 時間前 
稲田防衛大臣就任に欧米が危機感持ち報道。何故、日本の大手メディアはしっかり報道しないのか。英「戦中日本の残虐行為否定論者が防衛トップに」、ロイター、米AP,仏ルモンド、イスラエル・ハアレツ「ネオナチと関係持つ防衛相」無料1時間】
【稲田氏は「タカ派」「強硬派」/改憲・海外派兵への布石/海外メディア報道    2016年8月6日 9時27分 しんぶん赤旗  
  3日に発足した第3次安倍再改造内閣で防衛相に就任した稲田朋美氏について、海外のメディアはそろって「タカ派」「強硬派」「国粋主義者」と指摘し、第2次世界大戦中の日本軍の蛮行を認めず、靖国神社の“常連”参拝者だと紹介しています。さらに同氏の防衛相就任を、安倍首相による憲法改悪や自衛隊の海外派兵拡大に向けた布石との受け止めもあります。
 英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は3日、「安倍首相、防衛相に強硬派の国粋主義者を任命」との見出しで報じました。稲田氏を「首相の緊密なイデオロギー上の味方」と称し、「日本の歴史と憲法についてタカ派的見解」を持っていると紹介しました。
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は4日、稲田氏が2005年、自民党員相手に日本の戦争責任に関して講演した際、安倍氏の目に留まったという経緯にふれ、安倍氏の「弟子」だと紹介。第2次内閣で行革担当相だった13年4月に靖国神社に参拝したと報じています。
 米軍準機関紙「星条旗」(電子版)は3日、稲田氏が今年、週刊誌を名誉毀損(きそん)で訴えた裁判で敗訴し、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)とのかかわりが認定されたこと、14年には、旧ナチス・ドイツを信奉する極右団体代表と写真を撮っていたと報じられたことを紹介しています。
 米ABCテレビ(電子版)は4日、稲田氏が防衛相就任後の記者会見で、第2次大戦時の日本の戦争が侵略か自衛か問われたのに対し、「この場で個人的な見解を表明する立場にない」と明言しなかったと報道。ロイター通信は同じ記者会見について、稲田氏が靖国神社を参拝するかどうか問われたのに対し、明言を避けたと報じました。
 フィリピンの英字紙マニラ・タイムズ(電子版)は4日の社説で、安倍新内閣が「経済活性化」を最優先としながらも、「強硬派で国粋主義者として有名な稲田朋美氏を防衛相に指名」したことで、「安倍氏は安全保障の課題から離れたのではないというシグナル」を示したと論じました。】
 
【第3次安倍再改造内閣、「極右」「妄言製造機」起用で強まる右派色   2016年8月4日 8時8分 朝鮮日報  
 日本の安倍晋三首相が3日断行した内閣改造は、旧日本軍の戦争責任や慰安婦の強制動員を否定する極右の人物を防衛相や文部科学相に起用するなど、右派色を一層強めるものとなった。
 安倍首相はこの日、自らの側近中の側近で、「安倍首相の女性版」とも評される稲田朋美・前自民党政調会長(57)を防衛相に任命した。稲田氏は第2次大戦後、日本の戦犯を断罪した極東国際軍事裁判(東京裁判)の検証を主張するなど、日本の戦争責任について歴史修正主義的な考えを示してきた。また「南京大虐殺は虚構だ」「慰安婦は当時としては合法だった」などといった発言で論議を呼んできた。弁護士出身の稲田氏は、安倍首相にスカウトされて政界入りし、2005年の衆議院議員総選挙で初当選した後、これまで4回当選した。安倍首相は2012年末の第2次内閣発足時、稲田氏を行政改革担当相に任命し、14年には自民党政調会長に起用するなど、自らの後継候補、初の女性首相候補として重用してきた。
 稲田氏は3日、首相官邸で記者たちの質問に応じ、今月15日の「終戦記念日」に靖国神社へ参拝するかどうかとの質問に対しては「この問題は心の問題であって、行くか行かないかとか、行くべきだとか行くべきでないとか、そういうことを言うべきではないと思っている」と即答を避けた。稲田氏は行政改革担当相時代を含め、国会議員になって以来、毎年靖国神社に参拝している。
 文部科学相に起用された松野博一氏は「妄言製造機」とされる政治家だ。米国の新聞で、慰安婦の強制性を否定する広告に賛同したほか、教科書検定についても「日本帝国主義による侵略という部分についての記述を削減すべきだ」と主張してきた。旧日本軍による慰安婦制度の強制性を認めた「河野談話」や、日本の植民地支配、侵略戦争を反省し謝罪した「村山談話」についても「修正すべきだ」との考えを示してきた。
 安倍首相が周辺国から最も強い批判を受けている安全保障や教育の分野を、右派の側近に任せたことで、今後自衛隊の役割や慰安婦問題、歴史認識問題について、日本政府が強硬な対応を取ることが予想される。
 内閣の構成が、安倍首相の任期延長を念頭に置いたものだという見方も出ている。安倍首相は、自らの自民党総裁としての任期延長を支持してきた二階俊博前総務会長を、資金の配分の責任者となる幹事長に任命した。将来の首相候補に対する教育のためのポストである防衛相に、側近の稲田氏を起用したことも、党内の「ポスト安倍」候補者たちに防衛相を任せない意思の表れとの見方が出ている。安倍首相の任期は、自民党総裁の3選を禁じる党規により、2018年9月までとなっているが、内閣を自らの側近で埋めることにより党規の改正を実現すれば、21年まで9年連続で政権を担うことが可能になる。
 憲法改正に向けた歩みも加速するとみられる。今回の内閣改造では、連立政権を組む公明党所属の石井啓一国土交通相を除く18人全員が憲法改正に賛成の立場の人物となった。その大部分が、憲法改正を求める右派の政治団体「日本会議」に所属している。】

●政治日程の中で安倍の妄想は実現するか?その前に消費税増税があり、経済は2018年にはピークアウトして凋落?
(GG:安倍の稲田防衛相就任が波紋を広げている。稲田を少し調べただけでワンサカ出て来る極右的発言や行動、「日本会議」との関係など怪しい行状オンパレードなのだから無理もない。日本の戦後内閣が一貫していた歴史認識を、堂々と覆すことに海外メディア、識者は驚きと危険認識を強めて注視している。
 GGは思う。安倍の「キングメーカー」の座へまた一歩進めた感を深くする。2/3を制した参院選と都知事選で4野党候補を下したことで安倍は自信満々になって、本来なら二の足を踏む、稲田をあろうことか防衛相に据えた。稲田に国防でドンドンヤレと言っている。安倍の意向を代弁する適役が現れた。
 安倍は総裁任期を延長して東京オリンピック・パラリンピックを最大限自身の宣伝に使い、森喜朗の花道を作り、同時に自身のキングメーカーとしての花道にするつもりだ。スポーツ、セックス、スクリーンの3Sは民衆を引き付ける強力無比なソフトパワーがある。リオですらこのところの騒ぎ様は異様だ。水を差すなら戦前同様に非国民扱いだ。メディアはリオでさえ狂喜している。2020年は五輪一色だろう。その前の消費増税負担や戦時体制化も改憲策動も、財政の巨額赤字負担も五輪の狂乱に紛れさせることが安倍の意図であることははっきりしているが、メディアが動き出せばどうにもならない。
 一連の日程で安倍は究極の目的である「キングメーカー」になる一歩一歩を歩んでいる。しかし、経済は五輪特需があったとしても2年くらい前の2018年がピークだろう。以降はつるべ落としだ。その際、大規模なインフレが国民を直撃し、消費税増税が自公お政権を退陣させる可能性は大きい。安倍は死に物狂いで政権存続に万策を尽くすだろう。しかし何も方法は無いから、野党の自滅に的を絞るしかない。またしても民進党が片棒を担ぐことになるか?民進党の片棒担ぎをまたしても許すか)


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