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ニュースウォッチ14日:①牡丹峰楽団はなぜ北京公演をなぜドタキャン?②湘南鎌倉病院に26日まで入院します

2015-12-15 01:41:52 | 日記

●金正恩の北京公演のドタキャンで早まる北の崩壊ー「水素爆弾発言」が中国の逆鱗に触れる?


[牡丹峰楽団はなぜ北京公演をドタキャンしたのか
2015年12月14日 10時2分 朝鮮日報   (GG:いろいろ原因は取りざたされているが、水素爆弾説が比較的根拠がありそう)
 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記がつくった「親衛ガールズグループ」の牡丹峰(モランボン)楽団による北京公演が12日、開演3時間前に中止された。(略)
 中国の国営新華社通信は、公演中止の事実を伝えた上で、「業務上の意思疎通が(公演中止の)原因になった」と説明したが、具体的な理由には触れなかった。(略)牡丹峰楽団は金正恩氏が自ら率いる楽団であり、公演中止は金正恩氏が決定したとみられる。
 今回の公演では、北朝鮮は宣伝責任者の金己男(キム・ギナム)党書記が平壌で公演団を見送り、中国メディアも「美人グループが北京に来た」と大きく伝えた。北・中双方が盛り上げようとした今回の公演がなぜ突然中止されたのかはまだ謎だ。しかし、北京の外交関係者の間では、金正恩氏による「水爆保有」発言と中国政府側の観覧者の「格」をめぐり、北・中が衝突した可能性が高いとみている。外交筋は「金正恩氏が水爆保有に言及したことを受け、中国側が観覧者を最高指導部の政治局常務委員からそれ以下のクラスに格下げしたという説がある。金正恩氏は無視されたと感じたのではないか」と指摘した。]

  (GG:いろいろ原因は取りざたされているが、水素爆弾説が比較的根拠がありそう。北も問題児によって崩壊は早まるか?自己崩壊を待つのが良策か?自己崩壊はそんなに遠くないゾ)

 

●日経平均一時600円下げの意味するものー原油価格の低落が映す世界経済の不況

[株、一時600円安 よみがえる「危機」の記憶日経ニュースメール 12/14  夕版
 利上げの是非を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)が15~16日に迫り、世界の株式市場は年内最大の山場を迎える。重要イベントを控えた今週の東京株式市場は波乱の幕開けとなった。14日の日経平均株価は一時、前週末比600円安まで下げ幅を広げ、11月の上昇分をほぼ帳消しにした。原油安だけではない。前週末に米国で投資家がリスクを強く意識させられる事件が起きたのが尾を引いている。投資不適格債(ジャンク債)などに投資する米投資信託が突然、清算を発表。2007年の金融危機も仏大手銀BNPパリバ傘下の投信の解約停止措置から始まっただけに、一部の投資家は不測の事態が起きるのではないかと身構えている。]

 
[日経平均終値、1万9000円割れ 1カ月半ぶり  朝日2015年12月14日15時15分
 週明け14日の東京株式市場は売りが膨らみ、日経平均株価の終値は前週末より347円06銭(1・80%)安い1万8883円42銭で、11月4日以来、約1カ月半ぶりに1万9000円台を割り込んだ。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は21・63ポイント(1・40%)低い1527・88。出来高は20億3千万株。]


(GG:原油の値下がりが震源地。FOMCは見せかけだけに近い金利上げをするにすぎない。今日のNY相場が上げるか下げるか。ダウ工業株30種平均は日本時間1時現在17207.42 -57.79 で軟調だ。もっと下げる公算大とみる。年末にかけて神経質な展開が続くだろう。つまり、FOMCの発表を受けて急騰するか暴落するかだ。GGの希望的観測ではないが暴落するのではないか。そして新年を迎える。年末暴落すれば新年は出足は良いだろう。)

◉私事ですが明日から26日まで湘南鎌倉病院に、人工透析で入院します。大部屋ではパソコンのを持ち込んでのネットは許されていないので、他のところで可能なら発信しますが、一応無理だとお断りしておきます。GGとしてはその間に念願の「沖縄問題」「原油の低落はなぜ? その意味する恐怖」などを投稿整理しておくつもりです。今後もよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。GG(七里ガ浜のジージ)

 


ニュースウォッチ12日:①鬼哭烈々 恥知らずの面々と野坂昭如②「放送公平遵守」言論人のウラにカネが蠢く

2015-12-12 21:12:34 | 日記


「野坂昭如氏ら戦前世代の「痛烈安倍批判」を聞け
日刊ゲンダイ2015年12月12日 

 焼け跡闇市派などといわれ、自由奔放でありながら、反戦への言論活動を生涯続けた作家の野坂昭如氏(享年85)が9日、亡くなったが、同じく戦争世代の作家、瀬戸内寂聴さん(93)が日経新聞でこんな追悼文を書いていた。
 〈(たまたま)あなたの「シャボン玉 日本」という本を読み返していたところだったのです〉〈(ここであなたは)今の日本は戦前の空気そのままに帰ってゆく気配がすると、政治の不安さを強く弾劾していますね〉〈長い間お疲れさまでした。私も早く呼んでください。私も何やらこの日本はうすら寒い気がしてなりません〉」(略)

「〈戦争は人間を人間でなくす。では獣になるのか。これは獣に失礼、獣は意味のない無駄な殺し合いをしない〉
  こう書いた野坂氏は安保法制と無責任な政治をぶった斬っていく。
 〈安保法がこのまま成立すれば、やがて看板はともかく、軍法会議設立も不思議じゃない。すでに特定秘密保護法が施行され、さっそくの言論弾圧。そのうち再びの徴兵制へと続くだろう。言論弾圧が進めば、反戦的言辞を弄する者は処罰される。すでにマスコミにも大本営発表的傾向がみられる〉
〈かつて軍国主義は軍隊が専横をほしいままにし、頂点に立つ何人かが協議。制度を整え、戦争を準備した。今は軍国主義の世の中ではない。だが、世間が反対しようと無謀であろうと、無理のごり押しを平気でする。決めたらひたすら突き進む。この政府の姿勢は、かつてとそっくり〉
  野坂氏は安保法制を巡る与野党攻防も「選挙向けの猿芝居」と一刀両断したうえで、こう結んだ。
 〈生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな。このままでは70年間の犠牲者たちへ、顔向け出来ない〉」

 

●「生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな」

(GG:鬼哭烈々たる肉声が伝わる。  戦後の平和が、なんと言われようと彼らによって護られていたことが今にしてわかる。GGがとりわけ注目するのは「生命、財産、文化、伝統を守っていくのは軍事力ではない。騙されるな。」というくだりだ。軍事の愚かさ、果てを知らぬ暗愚さに殺気立つほどの警鐘を鳴らしている。軍事の愚かさは今後も何かにつけ議論されていくだろう。しかしソフトパワーの貴重さはどんなになっても色褪せることは無いだろう。書生論と言われようと理想論と言われようとも、未来はその方向にしか何もないからだ。軍事に戦争に未来があるかーー。

「中国が攻めてきたらどうするのか?」と何かにつけ出て来る質問だが、国家間の軍事はそう簡単ではない。それに日本は専守防衛の権利は保持している。「中国が日本を攻める」と脅威を煽る単純すぎる愚かさを見抜くことだ。さもなければ中国がアメリカとこっそり手を結んでいるかどうかも分からないだろう。日本への脅威かどうか?軍事大国へと突っ走る安倍晋三はどうしようもないA級戦犯だが問題は安倍晋三を取り巻く政治勢力やインテリと言う名のインチキどもだ。国民を偽るペテン師学者どもだ。カネに薄汚い、忌まわしい、立派な背広を着てふんぞり返っている奴らだ。奴らこそ絶対許してはならない。戦争勢力がどんな名目で、誰が旗を振ったか忘れてはならない。


●誠実な右翼勢力なら「赤誠」に戻れ、「赤誠」に戻って「平和を護れ。國を護れ」。そして「愛国を叫ぶ後ろ手で札束を数えるペテン師ども」に騙されるな!
まっとうな右翼勢力よ、己の恥を知れ。右翼の真骨頂である、赤誠の心に照らしてみるが良い。後ろめたくはないか。平和がどれほどかけがえのないものか。それでも戦いたかったら国民を偽らず己一人で戦うが良い。破廉恥どもは己は大きな防衛施設に隠れて金庫のカネを数えながら、他人である国民を戦地に追いやろうとするから恥知らずと言うのだ!情報統制してあるから外には漏れないーと奴らは安心して、枕を高くして暖かく寝ている。図々しいこと限りが無い手合いだ)

 

●孫氏がツイート:「放送法遵守」の裏で言論界はカネが「濾過して」(岸信介談)蠢く。その金も国民の税金だ!

 孫崎 享さんがリツイート
 こちら赤旗日曜版 ‏@nitiyoutwitt  · 12月10日 
 【赤旗日曜版12/13号】安保法制廃案を訴えた岸井成格キャスターを新聞広告で個人攻撃した「放送法遵守を求める視聴者の会」。中心人物の著書を安倍首相が政治資金で少なくとも2380冊、計374万8500円も“爆買い”していました。

(GG:政治の裏にカネが動く。カネが動くから政治が動く。そのカネを当てにする政治家がいる。言論人も居る。本を買ってくれるから名前を利用して構わないーーと。言論のウラでカネが支えている。安倍政治の表と裏を見て見ると、裏が表で、表が裏だ。「中心人物」とは渡部昇一? だれ? ともかく話はここから始まっている。そのカネは自分のカネではなく、国民の税金。自分は一銭も出費していないで、世論操作ーーこれが安倍政治。赤旗日曜版の記事の写真付きですがGGはまだ写真の掲載方法を知らないので載せられず残念。次には覚えます)

 

 

 

 


GGニュースウォッチ10日:①追悼野坂昭如 戦意と含羞の人 硬質で鋭利な武器のような文体とやさしさ

2015-12-10 23:32:03 | 日記

●追悼 野坂昭如

[作家・野坂昭如さんが死去 「火垂るの墓」などで直木賞 日刊ゲンダイ2015年12月10日 
 小説「火垂るの墓」や「四畳半襖の下張」裁判、ヒット曲「黒の舟唄」などで知られ、さまざまな分野で活躍した野坂昭如さんが9日に亡くなったことがわかった。85歳。
  9日午後9時過ぎ、東京・杉並区にある自宅のベッドで、意識がない状態でいるのを妻が発見。その後、病院に搬送されたが、午後10時半ごろ、死亡が確認された。
  1930年、神奈川県鎌倉市生まれ。小説「エロ事師たち」で63年に作家デビュー、67年に「火垂るの墓」「アメリカひじき」で直木賞を受賞した。歌手としても「黒の舟唄」などのヒット曲がある。作詞家として「おもちゃのチャチャチャ」で日本レコード大賞童謡賞を受賞。83年6月の参議院選挙に、第二院クラブの比例代表名簿1位として出馬し当選。同年12月、参議院議員を辞職し、金権政治を批判して田中角栄元首相と同じ新潟3区から出馬。注目を集めたが次点で落選した。

(GG:怒りの切っ先が硬質で鋭利な戦術と戦略を併せ持った作家だった。文体がそのまま武器であるかのような作家だった。今時は居ない。昇華力もあった。やさしさが怒りに満ちていた。犬のようなムダ死にをさせられた死者に寄り添った感覚を持ち続けたを人だった。反近代に抜け切れる唯一の人だった。不条理を不条理と言ってしまわず、受け入れるでもなく、峻拒するでもなく、狭間で自身を浮かせることのできる人だった。今を捕まえながら、遠くまで行ける人だった。すべての作品が緊張感とエンターテインメント精神に溢れていた。  野坂昭如 戦意と含羞の人だった)

 


ニュースウォッチ8日:①秘密保護法で検査院と内閣官房が角逐②ワタミ和解は”ブラック追放”市民の勝利

2015-12-08 19:53:43 | 日記

●国会前デモ以降も連綿と続く抗議や講演会…石井純一、保阪正康

[干されてもメゲずに訴える 石田純一“覚悟”のスピーチ再録  日刊ゲンダイ2015年12月8日 (GG:いろんな立場の人物が意見を言う。沢山の人が主張するーーいいことだ。)
 今年、安倍政権を確実に追い詰めたSEALDsが6日、今年最後の抗議行動を日比谷野音で展開した。その際、注目を集めたのがトレンド俳優、石田純一のスピーチだ。(略)戦後70年、この国は日本人や中国の方、近隣のアジアの国の犠牲の上に成り立っている。この平和と自由な国。世界で最も平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか。それが僕の危惧です。
 この戦後というものをもう何十年も何百年も続けていきたい。
  もう一つ、この間、私はデモに参加させていただいて、いろいろなところでお叱りを受けます。私は右でも左でも中道でもいいと思うのですが、こうしたことは言論の自由があって初めて成り立っている。  (GG:”言論の自由”がこうして破壊されないで支持されている。安倍の思い上がりがしっぺ返しを食らう。自民支持層からも)
[秘密保護法成立から2年/歴史の教訓に学ぼう/保阪さん講演   2015年12月7日 9時48分 しんぶん赤旗  
  秘密保護法が2013年12月6日深夜に国会で強行成立から2年。「『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」が6日、東京都内で講演会をひらき、昭和史研究で著名なノンフィクション作家の保阪正康氏が「歴史の教訓を基にして生きていこう」と訴えました。
 保阪氏は「特定秘密保護法は明らかに(国民を押し込む)枠をつくるものだ。情報は生活のための“呼吸”をする権利だ。何主義者であろうが『俺の呼吸を侵さないでくれ』というのが反対の理由だ」とのべました。
 泥沼の戦争に向かった当時の日本について、エピソードを交え分析した保阪氏。その上で「(教訓を)克服しないで議論するのは、歴史に対する冒とくです。私は安倍内閣の政策に反対だ。彼らは、こういったことに無神経だ。無神経さの中に無知の罪がある」と批判しました。
 戦争の教訓について「政治的、思想的立場が全く違っても私たちが末代まで伝えなければならない」と強調。

 

●国会に隠蔽する秘密保護法で会計検査院と内閣官房が角逐


[秘密法「憲法の規定上問題」 会計検査院が成立前に指摘 朝日2015年12月8日13時29分 
 2013年12月に成立した特定秘密保護法をめぐり、会計検査院が「特定秘密を含む文書が検査対象の省庁から提出されない恐れがあり、憲法の規定上問題」などと内閣官房に指摘していたことが、検査院への取材でわかった。内閣官房は施行後も従来通り検査に応じるよう省庁に通達を出すとしたが、出されていないという。
 同法は、秘密を指定した行政機関が「我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがある」と判断すれば、国会などへの秘密の提供を拒めると規定。一方、憲法は国の収入支出の決算はすべて、毎年検査院が検査するとしている。
 検査院は13年9月、同法の原案について、検査対象の省庁から必要な文書の提供をされない懸念があるなどと内閣官房に指摘し、修正を求めた。内閣官房は「検査院と行政機関で調整すれば提供は可能」として応じなかったという。
 同年10月、両者は「秘密事項について検査上の必要があるとして提供を求められた場合、提供する取り扱いに変更を加えない」とする文書を内閣官房が各省庁に通達することで合意した。だが、法成立後2年経った現在も通達は出されていないという。検査院の法規課は「内閣官房には約束通り通達を出してもらう必要がある」としている。
 内閣官房内閣情報調査室は「憲法上の問題はない。通達は適切な時期に出す」としている。(磯部征紀)」


(GG:国会審査を棚上げして秘密を優先する違法が政府内で軋轢を生んでいる。国会が最優先すべきなのは言うまでもない。検査院が検査できないのでは国会が機能できない。全面的に協力すべきだが、高をくくって内閣官房は通達を出さず2年間もズルを決め込んでいる。内閣官房の責任を問わねばならない。同時に国会を最優先しない法律は廃案にすべきだ。)

●民主と維新の統一会派は野党統一候補成立にとって阻害要因?--試される細野・松野


「「日本の民主主義守る重要なプロセスに」民主・細野氏 朝日2015年12月8日17時52分
■細野豪志・民主党政調会長
 維新の党との統一会派に向けた両党代表の合意が成立した。自民党に対抗し得る野党を再生する、非常に大きな一歩だ。結集を具体的な形にしていくには様々な困難はあるが、日本の民主主義を守る上でも重要なプロセスに入る。(略)
 (統一会派の先に)新党をつくっていくべきだという考えは変わらない。大事なことはしっかりとした政策と理念を共有し、できるだけ多くのメンバーを集めることだ。その前提として政策合意は必要。理念と政策を共有する無所属の方も相当いるので、幅広く結集するのが望ましいと思う。(記者会見で)」


(GG:細野が訳の分からないことを言っている。”民主主義のプロセス”とは何の関係も無い。訳の分からないことを言うのはアブナイ。それは措くとして”野党統一候補”を阻害するのかどうかだ。明らかに反安倍の主導権を意識した行動。共産党は熊本選挙のように、反対運動の市民から統一候補が擁立されるのを望んでいるが、これに対立する形ならともかく、対立しないなら共産党候補を独自に立てず、野党統一候補として支持する可能性が高い。山下書記局長は「新しい統一会派とも国会で共同できる課題があると思うので協力したい」と7日国会内で記者会見の席上述べてもいる。しかし要は、市民が統一候補を選定した場合、民主・維新候補と対立する可能性が有るか無いかーーだ。安倍が画策するのはここだろう。細野・松野が安倍の策略に乗るかどうかが野党統一候補が成るか成らないかのわかれみちだ。決めるのは市民の声が大きいかどうかだろう。民主と維新の力が大きいとは思えないからだ。両勢力とも”ふわっとした”支持基盤しかない。メディアの醸成勢力だからだ。これを反安保法制勢力は知っていなければ投票日直前の何らかの事件発生により、大手メディアが事件を恣意的に扱うなら投票行動が変わる危険性が出て来る)
ワタミグループ過労自殺訴訟が和解 会社側が責任認める 朝日2015年12月8日16時22分 

●ワタミの過労自殺事件の和解は”ブラック追放”市民運動の勝利

 ワタミグループの居酒屋「和民」に勤めていた娘を過労自殺で失った遺族が、ワタミや当時代表取締役だった渡辺美樹参院議員(自民党)らに損害賠償を求めた裁判が8日、東京地裁で和解した。ワタミや渡辺氏らは法的責任を認め、連帯して1億3千万円超を支払う。
 遺族は、渡辺氏の経営理念が過酷な長時間労働を強いるワタミの体制をつくったとして、会社だけでなく渡辺氏個人にも責任があると主張。渡辺氏は当初「道義的責任はあるが、法的責任はない」と争う姿勢を示していたが、最終的に責任を認めた。
 この日、遺族らが会見して明らかにした。この事件もきっかけとなり、ワタミは「ブラック企業」として強い批判を浴びた。渡辺氏は朝日新聞の取材に「ブラック企業ではない」と反論していた。(編集委員・沢路毅彦)」


  (GG:労組に期待できない今、このような”ブラック企業を追い詰めた力”は貴重だ。ワタミの決算は悪化している。市民運動の大きな勝利だろう)


ニュースウォッチ6日:①産経・読売が包囲される日②FRBの利上げは安倍のGDP600兆偽装構想に冷水

2015-12-06 19:15:20 | 日記

 

産経・読売が包囲されている!素晴らしい勢い!ここにメディアを変える可能性が。「孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  12月6日3時間前 
孫崎 享さんがリツイートしました 岸井降板を食い止めるNEWS23視聴者の
岸井氏自体の好き嫌いは別にして、テレビでの発言が気に食わない、多額の金を出して読売、産経に出演阻止の全面広告、世論に配慮しなければならないということで降板、こんな事は許すべきでない。読売言論機関としてこんな動きに関与すべきではない。
 古賀茂明@フォーラム42 認証済みアカウント ™ ‏@kogashigeaki  · 12月2日 
古賀茂明@フォーラム4さんがリツイートしました 岸井降板を食い止めるNEWS23視聴者のねずみ算的に増えて行けば、決定した人事もくつがえるかも。TBS社内ではかん口令。「決まってない」と言うことになっている。ご本人も知らないうちに決まって、後でびっくりしたとか。
岸井降板を食い止めるNEWS23視聴者の @ouenhst   ☆祝 2 万 筆 達 成☆
岸井さん応援署名、現在20,667筆になりましたー!!
すごい!一晩で1万筆ふえた!
http://goo.gl/Scctj3 …」


「岸井氏攻撃許さない/JCJ 意見広告めぐり声明  2015年12月6日 9時28分 しんぶん赤旗  
 TBSの報道番組「NEWS23」のアンカー・岸井成格氏による審議中だった戦争法案に関するコメントを、「放送法違反」とした意見広告が「読売」「産経」に掲載されたことについて、日本ジャーナリスト会議(JCJ)は5日、「岸井氏への不当な攻撃を許さない」との声明を発表しました。
 「(岸井氏の)コメントは、安保法に対する圧倒的多数の国民の反対の声を伝えたもので、放送法違反でも何でもない」と強調。「メディアの萎縮効果を狙ったもの」と批判し、掲載した「読売」などの「見識が疑われる」としています。
 NHKのやらせ番組をめぐり、自民党の調査会が同局幹部を呼び出したことなどを放送倫理・番組向上機構(BPO)が批判したことに関し、安倍政権が介入を正当化していると指摘。「不当な攻撃・介入を視聴者・読者・市民と共に総がかりではね返そう」と呼び掛けています。」

●「全広言論締め付け事件」に最もビビっているのは「放送法遵守を求める視聴者会」の面々。産経・読売も広告掲載基準に照らして塾慮すべき


(GG:残念ながら人事は一旦決まったら覆らないでしょう。人事権はそう簡単に動かせません。社のメンツにかけてもです。しかし、今後の大きなプレッシャーには間違いなくなります。読売・産経は広告収入が入るから反省は有り得ない。読売・産経にとって問題にすべきは、広告掲載基準に則っているかどうかだろう。あまりに品が無いとは敢えて言わないにしても、言論封殺に手を貸すのは自殺行為だと言うことだ。
そして、今一番ビビっているのは「放送法遵守を求める視聴者の会」のすぎやまこういち、渡部昇一、渡辺利夫、鍵山秀三郎、ケント・ギルバート、上念司、小川榮三郎の面々です。この強権的言論封殺論者には言論戦を挑むとともに言論以外、例えば彼らがしたように彼らの著作の不買運動などで封殺しなければいけない。

●「公平」というヘソの無い人間論より、堂々と「公正」を論ずるべき
言論戦で欠かせないのは。彼らが盾に取っている「公平であるかどうか」でしょう。JCJ(日本ジャーナリスト会議)は「岸井氏攻撃許さない」と題した、意見広告めぐっての声明を2015年12月5日発表した。6日付のしんぶん赤旗によると発表は「 『(岸井氏の)コメントは、安保法に対する圧倒的多数の国民の反対の声を伝えたもので、放送法違反でも何でもない』と強調。『メディアの萎縮効果を狙ったもの』と批判し、掲載した『読売』などの『見識が疑われる』としています。」と的確に問題点を衝いているが、踏み込んでいないのは、「遵守の会」が「公平」と「公正」を偽装している手口についてだ。何が「公正」であるか、JCJにとっては議論の余地がある―ーとの判断からか? 「公平か公正か」の議論には踏み込んでいないが、今後の攻防を考えるとどうしても、「公平か公正か」の議論に踏み込まなければ核心に迫れない。彼らの息の根を止められない。議論が複雑になるからと言って避ける訳には行かない。

●「公平」は足して2で割ったような、無内容な”幻の正義”で実態は”虚像の正義=人騙し”
「公平」と「公正」は違う。「公正」を主張できないから偽装して「公平」と、足して2で割ったようなことを言うのです。足して2で割れる問題ではない。多くの国民が安倍政権のやり方は「議論が足りない」と思っているにもかかわらず、強行採決した、立憲主義を真正面から破壊した。これは岩井氏が糾弾したのが当然だ。これが「公正」です。「公平」という言葉は「公正」の前では古惚けた色褪せた言葉にしか響かない。

●「公正」とは、端的に言って「国民の声」だ。これが「公正の核心」だ
端的に言うなら、「公正」は多数の国民の声にあるのだ。もちろん議論の質にあるが、本質は国民の声にある。この核心的な判断が、左翼勢力の学者・インテリには分からない。議論の質を重視するあまり質と量の差が理解できない。差が理解できないことから来る質の差が分からない。質の本質が理解できない。真実は国民の声にのみある。「公平」はヘソを欠いた人間の議論だ。妙な概念だ。どこかの新聞社の論説委員が本質をハグラカそうと声高に喋れば良いだけの話でしかない。JCJにはここまでの議論は期待できないのだろうか?!メディアは「不偏不党」とかのミョウチクリンな概念の上に立っていると「自任」しているから無理もない。「不偏不党」があるものか!!古今世界を広く探しても発見できない絶滅貴種だ。こんな近代的言辞の前にタジログのが左翼インテリの本質だ。

●数日で1万人の支持を集める媒体性に現状のマスメディアの怠慢を打破する可能性・未来性が見える
ともあれ、この運動に大手メディアを”改心”させる力だ秘められているとGGは改めて認識しました。数日で1万人の賛同署名が集まる勢いが素晴らしい! 
日刊ゲンダイが2015年12月5日付けで「岸井騒動は氷山の一角 とっくに死んでいるテレビ局」とタイトルして「報道機関としてのプライドや矜持はないのか。TBSの報道番組「NEWS23」のメーンキャスター・岸井成格氏の降板騒動は、テレビ局の腰抜けぶりを見せつけている。」と書くが、糾弾は正当としても「プライドや矜持」を求めるのは残念ながら的外れだとしか言いようがない。労働組合も一体になて経営と寄り添った判断をするほど自浄能力はない。判断が内向きで、社内で権力者に評価されるかどうかが最高の判断基準なのだから、どうしようもない。
大手の限らず、メディアは決して強くない。大手新聞社の社説を左右するのは、社長や会長ではありません。論説委員会での議論です。論説委員会と社長=経営最高責任者とは一応一線を画している筈です、一応ですが。そして論説委員会で議論して社説の基本線が決まる。当然、読者の声は無視できません。一人の論説委員が、安倍から高級料亭で酒宴を振る舞ってもらい、返礼に論説委員会議で独善的、強権的なことを言っても通じない。それが新聞社の良識の余地です。大なり小なりーーこの余地はあります。あとは彼らの判断です。国民の多数の声以上に強力なものな何もない。

●安倍政権の悪足掻きにしか見えないが、一方、労組は一言も発せず沈黙を守る?!
それにしても、水面下で安倍政権の言論に対する締め付けが常軌を逸っして恐怖的に行われているのが目に浮かぶようだ。労組はこれに対して一言も発せず沈黙を守り切るのだろうか?しかしどう考えても、安倍政権が抵抗しても風前の灯。GGには安倍の悪足掻きにしか見えない)

 

●FRBの利上げは安倍のGDP600兆円偽装構想に冷水

「FRB議長、9年半ぶりの利上げ示唆
読売2015年12月03日 14時11分
 【ワシントン=安江邦彦】米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は2日、ワシントン市内で講演し、今月15、16日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で、7年間続けた事実上のゼロ金利政策を解除し、9年半ぶりとなる利上げに踏み切る考えを示唆した。
 イエレン氏は利上げに踏み切る条件について「金融引き締め(利上げ)を始めた後も雇用が一段と改善し、インフレ(物価上昇)率が(目標の)2%に戻るのに十分なペースで経済成長が続くと判断すれば行う」と述べた。その上で米経済の先行きについて「来年以降も雇用の改善に十分な成長になりそうだと私は判断している」などと述べ、利上げの条件が整いつつあるとの認識を示した。」


(GG:リーマンショック後9年半ぶりに、「初めて」となる米利上げをFRBのイエレン議長が表明した。まだ正式発表は⑮~16日のFOMC後だろうが、聞くところによると、FRBの利上げは内容は激的ではない。①当分の間はFRB保有資産を売却しないだけでなく償還分の再投資も止めないようであり、少しくらい利上げしても米国の金融が緩和状態であることは間違いないからだ②世界経済の流れへの影響、ECBは対照的に利下げに動いた、資金移動はどのように変わるのか③問題は日本への影響。日銀の出口戦略は相変わらず見つからないだろうが、次の一手をどう打つか、しばらくは様子見に徹する以外なさそうだが…。
それでもはっきりしたのは世界的な金融緩和局面は終わったことだ。

●世界的規模での金融緩和は終焉して、微震源が激震への可能性

それは米のドル防衛から始まった。ECBはギリシャという不発弾を抱え利上げには踏み切れない。しかし米派ギリシャの対上がりを待っていられない。人民元が膝元を脅かしている。先行リスクはあってもひとまず、一歩踏み出した。日銀がFRBとECBの乖離から方向を見失い、置いてけ堀を食う羽目になるかどうか?具体的には、ドル高、円安局面になり株式市場は通例なら値上がりが予想されるが、同時に為替資金が円や元からドルにポジションシフトするから実需は減衰する。それを映して株式市場に変化が起きるかもしれない。不況下の株高になるか、不況を映した株安局面に入るかだ。確かなのは日銀が一段の金融緩和、超バズーカ―を放列しても、これまで通り実需は盛り上がらないということだ。一部アメリカ頼みの産業は良いかもしれないが、それが日本全体を主導できるとは思えない。多くの企業が金融緩和で食いつなぎ倒産できず、赤字企業も税は逃れられず負債は増加する。潜在倒産層が厚みを増していくだろう。中堅中小企業の社長は自身の健康を賭けて返済に追われることになる。

●安倍のGDP600兆円は冷水を浴びせられた
実需が盛り上がらないのだから、安倍のGDP600兆円のための年3%成長が、スタートから冷水を浴びせられた格好だ。日銀は次の一手が出せないだろう。出口が見つからないとは前から指摘されていたが、いよいよ出口が無い事態に直面した。先日の証券市場の400円を超す下げはその予震だ。さて、FRBの利上げは多くが予想していたものだ。FRBもリーマンショック直前に9000億ドルしかなかったバランスシート総額を4.5兆ドルまで膨らませたままだ。米がこれ以上金融緩和を続けていたら、ドル安に転じてしまう危険、ドル基軸通貨の信認に疑問符が付く事態になりかねない。米の国是を裏切ることになるからだ。米にとってドルは相変わらず最強通貨である必要があるからだ。

●日銀は超異次元の金融緩和に踏み切る自爆に走るのか?
日銀は予想はしていたが準備が出来ない。手を拱いて立ち尽くす以外無い。世界的に激震が走り易い状態が生まれた。人民元は滑り込みセーフだったのかもしれない。はっきりしたのは世界的なデフレ脱出にインフレに火をつける策だったが米のみお先に期待にというか、ドル防衛に尻を叩かれているので利上げし、これ以上金融緩和はしないこと、ドルのジャブジャブ状態に終止符を打った。それぞれの国の歩み方で不況脱出に取り組めとーー共同歩調が崩れたことだ。日銀の次の一手に目が離せない。安倍の言うなりになるのなら、さらに超異次元の金融緩和に走り国債発行を買い支える自爆に走ることだろう。しかしさすがに異見が出るはずだ。それでも、黒田バズーカ―は放列するか?永遠の2%目指して?)