中田真秀(なかたまほ)のブログ

研究について、日常について、その他。

Angry Birds Free スコア表 2634位/20234326

2012-05-19 14:48:38 | 日記
不覚にもiPhoneでAngry Birds Freeにはまってしまった。みなでスコアを競っている。
ということで、スコアを晒してみた。
現在、
* Total: 2634位/20234326人中、つまり上位 0.013% に位置している。

World別だと

* World 1: 289119 / 20239296 : 1.4%
* World 2: 37406 / 17319584 : 0.22%
* World 3: 37602 / 13398776 : 0.28%
* World 4: 29662 / 11622941 : 0.26%
* World 5: 25054 / 9614049 : 0.26%
* World 6: 105300 / 6063049 : 1.73%
* World 7: 666440 / 3363980 : 19.8%
* World 8: 214 / 642976 : 0.33%

次はWorld 7,6,1の順でアタックしてみるか...
ただ、World 1はシンプルすぎて逆にむつかしい。スコアが上がるきがしない。

(追記)World 7を少しプレイした。
World 7: 123702 / 3364997 : 3.6%
となり、全体の順位は
1529 / 20238686 上位0.0076%程度になった。

iTunesUで大学の教養の授業は淘汰される

2012-05-14 21:52:34 | 日記
iTunesUというのがあって、様々な大学が様々な講義を無料配信してる。
もちろん英語が多いが、スタンフォード大とかMITとか世界トップクラスの
講義がiPadやiPhoneで受けられる...

こういう授業は昔は抵抗があった。予備校でも15年前くらいにはサテライト教室では
このようなサテライト中継講義とか、ビデオで講義とかやってたよな、と。NHKなどでも
テレビ授業をやっていたり。

そうなると我々のような下っ端は淘汰されるよな。大学の教養レベルはもう、iTunesUで
いいのではないか、となるに違いない。英語圏の講義のレベルは、競争に伴って(「おすすめ」に入るというのは
相当にすばらしい講義だろう)、どんどん上がるのではないか。つまりわかりやすくなる、ということだ。
ある意味、人間が総体として知識量が増えるということにはなるのだが、日本語圏はどうなるんだろうか、

大学院となると専門性が高くなるし、演習も学生との対話が
重要なのでやはり淘汰はされないだろうが、確実にいえるのは教養程度の授業は必要なくなってしまう
ということだ。

先生の中には講義が明らかに好きじゃない先生もいる。大学に入って、予備校のときと
比較して全然授業がつまらないと思った学生は多いだろう。旧帝大程度だと、授業なんて来るな、
大学には来なくてよいから自分で勉強しろ、という先生もたくさん見たし、研究者として残っている
人にはそうやって勉強してきた人も多くいる。

どちらがよいのだろうか。自分で勉強し、それでなんとかすることと、良い授業をして
単位時間あたり流入する知識等を増やすこと。

いずれにせよやる気の無い授業は淘汰されるのみ。大きな目で見ると、日本は縮小を余儀なくされる訳だから
そんな授業になんてコストを割けないし、そもそもスタンフォードの一流の講義とどちらがよいかは
火を見るより明らかだろう。

競争はますます厳しくなってきた。学生は、日本語は、どこまで生き残れるのだろうか。
中国語も入ってくるのだろうな。日本語の授業でも丁寧にやるべきか。アメリカのようにやるべきか。
それは一概にはわからないが、淘汰圧に負けない為には何らかの工夫が必要なんだろう。

首都大講義分析化学II五回目

2012-05-14 21:37:53 | 日記
今回も酸化還元滴定つづき。
この前の平衡電位をネルンストの式で求めて、これを正攻法でやると解きにくい方程式になるのだが、
化学的な直感を使うとだいたいがわかる。じゃあ直感が働かないときはどうするか。数学的に
この項目は小さい、大きいから物理的、化学的解釈を与えられるかと思ったのだが、
式が煩雑すぎてめんどくさくなってしまって止めた。

ということで過マンガン酸とか重クロム酸、ヨウ素、チオ硫酸ナトリウムなどの滴定を
つらつらとやった。
知識の羅列でまぁ詰まらんと思うが意外と起きてくれていた。

いずれにせよ、酸化還元滴定は酸塩基滴定と同じロジックなので、そんなには難しくないはず。

クイズ二回分返した。できない学生もいる。うーんコレくらいはついてきてほしいなー。
つきっきりで勉強教えるわけにはいかないし...ま、単位落としそうな人は数名いるだろうな。

次は分離。これもそんなには難しくはない。
デバイ-ヒュッケルとかはステキなのでやりたいし、熱力学のところは
少し力を入れたいか。クイズはアレにしよう。

Apache OpenOffice 3.4がリリースされた

2012-05-09 12:51:10 | 日記
Apache OpenOffice 3.4がリリースされた。長かった。

* The Apache OpenOffice Project Announces Apache OpenOffice™ 3.4
* [ANNOUNCE] Apache OpenOffice 3.4 Released
* Apache OpenOffice v3.4 is Ready for Takeoff! (youtube official ASF video)

* リリースノート
からは、追加された機能をみることができるが、3.3まではOpenOffice.orgからのリリースであり、3.4 Betaが出てその直後に
プロジェクトが凍結されたため、新しい機能は二つのカテゴリがある。OpenOffice.org3.3から OpenOffice.org3.4betaまで
の間に加えられた機能、それからOpenOffice.org beta 3.4からApache OpenOffice 3.4までに加えられた機能、である。

New Features from the OpenOffice.org 3.4 beta
New Features for Apache OpenOffice 3.4

一番の違いは、ライセンスの変更による、IP review
だろう。LGPLからApache Licenseになった。それに伴い、LGPLなライブラリはすべてそれより緩く、Apache License2と矛盾のないものに入れ替えられた。
たとえば、extentionである、PDF export, remote presentationは標準ではビルドされなくなったし、線形計画ソルバLP_solveはCOIN-IRで置き換えられた。

さらに
FreeBSD版もアップデートし、Apache OpenOffice 3.4
を使えるようにした。


最後に日本語版については私がdownloadページを書き換えることにした。

プロジェクトの孵化、おめでとうございます。そしておつかれさまでした! また次に向かって頑張りましょう!

高精度計算 on many core CPUは難あり

2012-05-08 14:14:47 | 日記
色々試したあげく、思ったことは、
高精度計算 on many core CPUはOpenMP程度の高速化では難があるということだ。

最初思うことは、GPUでの高速化だが、高精度計算は(double-doubleのようなアプローチをのぞき)、分岐が多いため
GPUでの高速化には向かない。従って昨今マルチコア化けが進んできたCPUで行うというふうに思うのが常識的な
判断であろう。またメモリのアクセススピードが相対的に低下、または、今後このままの技術延長上には高速化の
余地はあまりない、ということでbytes/flopが下がってきたわけで、高精度計算は相対的に高速化されるはず
と見込んでやっているのであるが(正確にはモチベーションのごく小さい部分なのだが他の人にはわかってもらいやすい
モチベーションである)。

また、AMDの石では行列のサイズが大きくなるとCPUまたはスレッドの数を増やしてもパフォーマンスが
増えない、むしろ悪くなることもある、ということである。

さらに、__float128はgccのIEEE 754 2008のbinary128をソフトウェアで実装したものについては
double-doubleとはほぼ同精度であるにも関わらず10倍程度遅かった。

GMPのパフォーマンスは石を選ぶようで、必ずしも新しいのが良いという訳ではなかった。

IntelのコンパイラはAMDの石でも常に良い性能を示した。

Intelの石は比較的素直な性能を示したが、パフォーマンスには不連続なところが見られた。急に
パフォーマンスが良くなる行列のサイズがあった。

SIMDはスレッド数をあげれば自動的に使ってくれるかと思ったがそうではないということがわかった。

AMDはアーキテクチャ上NUMAを意識しないとパフォーマンスが出ないことがわかった。OpenMP程度でも
これを強く意識しないとダメということだ。