中田真秀(なかたまほ)のブログ

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首都大講義分析化学II六回目

2012-05-21 21:23:21 | 日記
今回の章は、分離、なのだがよくかけている。どちらかが書いたか知らないが...
(上から目線だし、繰り返しになるが)この教科書はムラがあって、定義などが「空気読め」な章と
しっかり書いてある章とがある。で、今回はしっかり書いてあるので、とりあえず読めばわかる。

となると(言い訳がましいが)教科書をなぞるだけの授業に...でもとりあえず丁寧になぞったつもり。


出席点代わりにクイズを毎回出しているが、ほとんどの人が良い点だし、
理解しているように思えるが、0点の学生もチラホラいる。なんでやねん。
で、そういった学生も心配らしく
これって出席したことにならないのですか、等と聞いてくる。そりゃそうだろー。教科書に書いてある、
ほぼそのままだから授業聞かないで、その間講義範囲の部分の教科書読んでたらわかるようにしてるのに!
そこまでできてなければ出てないのと一緒じゃね?

いずれにせよ一~二回程度の成績で一喜一憂はしなくてもok。
もちろんあまりに全体の成績が悪かったら下駄を履かせる可能性もあるが
単位落とす人は落とすべくして落とすので。

こちらの授業の方針は

* まず知らないことを知ってもらう
* 演習で全く同じ問題をやって、一度はさらってもらう。
* 理解したら数値などを変化させて類題を解く。

である。これを数回繰り返してやっと「理解」までたどり着く。
侮る事なかれ、超進学校へ毎年合格させてきた、塾の浜学園でもにたような指導方法を採っているのである!

大学では自分で勉強せよという考えもあるが、まぁそれだと好き嫌いや学生の嗜好によって
ムラがでるかもしれないし、まぁ、そんな優秀な学生ならば、こちらに教わることもあるまい。

今回も授業は楽しかったです。聞いていただいてありがとうございます!
でも理解できなかった学生さんにも理解していただけるよう努力したいと思います。

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