2階の大きな教室ではフォークダンスの講習会が大盛況。私たちが伺った時はHambo(ハンボ)というダンスを練習していました。参加者は40人以上いたでしょうか。老若男女、手に手をとって、にこやかに踊っていました。このときのダンスの伴奏はアコーディオン。
熱気に圧倒されて、壁に寄りかかって見ていたら、ダンスを教えていた男の先生がこちらに突進。「わざわざスウェーデンまで来たのだから、ぜひ踊っていきなさい」と手をぐいぐい引いて輪の中央へ連れていかれてしまいました。
フォークダンスなんて中学生の体育の授業以来です。見よう見まねで、体の軸を意識しないで、くるくる回っていたら、さすがに目が回ってしまいました。スウェーデンに来て3日経つのに時差ぼけから抜け切っていなかったのかもしれません。周りで踊っていた女性たちが、「こうやるのよ!」とお手本を見せてくれました。みな、英語でポイントを説明してくれたり、とても親切。
「ハンボ」という踊り、ステップが難しいわけではないのです。でも、リズムの「揺れ」や「ため」の感覚をつかむのにはもう少し練習が必要、というところで時間切れになってしまいました。
ポスルカの講習もこの後の時間に行われたようです。自分でもトラッドの曲を吹いてみたいのですが、楽器を持つ前に、まずはダンスでリズムを体に叩き込むのが早道だろうと思いました。
玄関前のホールでセッションを楽しむ人たちの写真と記事はこちらから
バンジョーの人もいたそうです。