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音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

アレ・メッレル・バンド大阪公演とワークショップ

2010-12-24 17:34:56 | フリーフォート
バンドの都合により、日程が変更になりましたが、下記のように決定しました。
なんとワークショップも行われます。

以下公演およびワークショップ情報です。…ハーモニーフィールズサイトより

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大阪公演世界一周音楽の旅シリーズ26
アッレ・メッレル・バンド -- 異文化のアマルガム --
4大陸の民族音楽が拮抗、融合。スウェーデン発、21世紀の混血音楽

会場:ザ・フェニックスホール
大阪市北区西天満4-15-10 TEL:06-6363-0311
(梅田新道・東南角 あいおいニッセイ同和損保フェニックスタワー内)
日時:2011年2月22日(火) OPEN 18:30/Start 19:00
料金:一般 4,000円 全席指定/学生 1,000円(限定数)全席指定
チケット
【ハーモニーフィールズ予約】 (※学生券はお取り扱いしていません。)
» インターネット予約フォーム TEL:072-774-8838
【一般予約】
» ザ・フェニックスホールチケットセンター TEL:06-6363-7999

※ハーモニーフィールズ予約特典…先着100名様にプロモーションDVDをプレゼント!
» インターネット予約はこちら
但し、ハーモニーフィールズ予約以外(ザ・フェニックスホールチケットセンター、チケットぴあ・ローソンチケット)は、 上記の予約特典はございません。ご注意ください。

ワークショップ 『Swedish meets World Music』
リーダーのアレ・メッレルとマグヌス・スティンエルドムを中心にスウェーデンの伝統音楽のワークショップを行います。 スウェーデンにはポルスカという今にも踊りたくなる 独特な3拍子があります。弦楽器を中心にご自分の楽器で参加できます。 最後に“スウェーデン音楽”と“世界の音楽”が見事に融合する魔法の様な瞬間を少しだけ見て頂きます。
会場:ザ・フェニックスホール リハーサル室
日時:2011年2月20日(日)17:00~19:00
参加条件:2/22の ザ・フェニックスホール公演のチケットをお持ちの方対象。
 (チケットお持ちでない方は、3000円)
※ある程度楽器が演奏できる方(技術的なワークショップではありませんのでお気軽に)
※楽器は各自ご持参ください
(参加の難しい楽器もございますので 事前にご登録頂きます)
お申込み方法
定員30名(先着順)
下記宛てに 必要事項を、メールまたは お電話にてお申し込みください。
(株)ハーモニーフィールズ
Email: info@harmony-fields.com
TEL: 072-774-8838 / FAX: 072-757-4134
1.氏名(フリガナ)  2.ご住所 3.お電話番号 
4.参加希望楽器 5. 2/22のチケット(有 or 無)

アレ・メッレル・バンド東京公演のチケット完売 

2010-10-16 23:55:55 | フリーフォート
今日は10時からアレ・メッレル・バンド、東京公演のチケット予約でした。
開始から約10分にやっとつながり、無事に取ることが出来ました。

その後11時過ぎに追加で2枚たのんだ時に、空席状況をたずねたら、あと10数枚とのことでした。

すぐに売り切れそうだなあと思って、状況を聞こうと夕方チケットセンターに電話して確認したところ、すでにチケットは完売になってました。

みなさんはチケット、取れましたでしょうか?

おしくも取れなかった方は、大阪公演もありますので、ぜひフェニックスホールへ!

はるばる遠征して聴きに行く価値のある、数少ないバンドのひとつです。

以下大阪公演詳細です

■大阪公演
「4大陸の民俗音楽が拮抗、融合。スウェーデン発、21世紀の混血音楽」

ザ・フェニックス・ホール
2011年2月26日(土)16:30開演 /全席指定 *発売中*
一般 ¥4,000(友の会価格¥3,600)
学生 ¥1,000(限定数・電話予約可・ホールのみの取り扱い)
06-6363-7999 土・日・祝日を除く平日の10:00~17:00

アレ・メッレル・バンド東京公演、チケット発売開始! 

2010-10-14 23:14:06 | フリーフォート
アレ・メッレル・バンド東京公演の電話予約が明後日(16日)に迫りました。

公演を主催する(財)武蔵野文化事業団には友の会があって、大勢の熱心なファンが、予約開始時間から電話申し込みをし、公演によってはすぐに売り切れてしまうことがあります。

午前10時から受け付け開始です。

ぜひお早目にお申し込みされるよう、おすすめします。

■東京公演
「5ヶ国の民族音楽を北欧フォークの巨人 アレ・メッレルが魔法のごとく一つに融合」

武蔵野スイングホール
2011年2月24日(木)午後7時開演
2000円 全席指定
申し込み:(財)武蔵野文化事業団 0422-54-2011
10月16日(土)午前10時電話予約開始 /17日(日)以降は午前9時から

FOLKMUSIKGALAN 2008

2008-02-14 23:55:05 | フリーフォート
フリーフォートのレーナ・ヴィッレマルクとヴェーセンの共演があるようです。

3月29日、会場はスウェーデンのウプサラ。

Lördag 29 mars 2008 kl 17.00, Stora salen

FOLKMUSIKGALAN 2008

Väsen (Sverige)
Mike Marshall, mandolin (USA)
Darol Anger, fiol (USA)
Hamilton de Holanda, mandolin (Brasilien)
Lena Willemark, konsertvärd/sång (Sverige)

Arr: Musik i Uppland


今日、久しぶりにヴェーセンのオフィシャルサイトを見て発見。


思えば2年前も今頃、偶然、彼らのサイトを見て、マリア・カレニエミ&ティモ・アラコティラ、ソフィア・カールソン、ダーヴィッシュとヴェーセンが一度に聴けるという情報を知りました。それですぐに飛行機を予約。

詳しくはホールのコンサート情報のページ

スウェーデン語なので企画の内容は読み取れませんが、小さな規模のフォークミュージック・ガラ・コンサートだと思います。

Vasen with friendsの企画で司会進行もヴェーセン。
この日の出演者の選定から関わっていたんだと思います。
次回はアレ・メッレルも出してくれないかな。

「スウェーデンの伝統音楽のリズム」

2008-01-07 22:33:49 | フリーフォート
frifot東京公演ミート・ザ・バンドの続きです。



ayako:ここで、フリーフォートに寄せられた質問に答えていただきます。
   質問は予め、インターネットのmixiのフリーフォート・コミュニティやブログで募ったものです。

一つ目の質問は「スウェーデンの伝統音楽でよく使われる色々なリズム」についてです。
お願いします。

アレ:では、「ポルスカ」、スウェーデンの代表的なダンス音楽のリズムについてお話します。
ポルスカは3拍子の音楽です。1,2,3 1,2,3… 

(足でステップを踏む)

足のステップは1と3に来ます。
1,2,3 1,2,3… (さらに、足でステップ)
これがメイン・ビート。

昔、スウェーデンでは、ある王様が「村ではドラムを使ってはならない」とドラムを禁じてしまった時代がありました。それで、踊り手のステップがドラムの代わりにを担っていました。

踊り手たちがずっと同じリズムをキープして、その上にミュージシャンがシンコペーションのいっぱい付いたメロディーをのせていきます。

では、ここで一曲、ポルスカを演奏します。
客席のみなさんはリズムのキープをお願いします!

  ★ポルスカを演奏 
   「ユルティゲンス・ポルスカ」(アルバムには未収録)


アレ:ここからはミュージシャンへのおまけの情報です。

ポルスカの3拍子のリズム 1,2,3 1,2,3… の1の上に更に4つとか、3つとかを乗せることもあります。
タタタ、タタタ、タタタ(3連符) とか 、タタタタ、タタタタ、タタタタ(4連符)とか。3つの上に3つが乗ると9
こんな感じです。(演奏)

では、ちょっと複雑なポルスカをやってみます。

  ★ポルスカを演奏
   「イェリスヴィーテン」(2nd 「イェルヴェン」より)

「スウェーデンの伝統音楽に合うブズーキを開発」アレ・メッレル②

2007-12-26 09:12:04 | フリーフォート
写真:ショームを吹くアレ
撮影:yo-ri


そして、スウェーデンの楽器製作者と一緒に新しいブズーキの開発をすることになりました。

ギリシャのブズーキはシャープではっきりとした音色が出ます。
こんな感じに。〈ギリシャの曲の1フレーズを弾く〉

スウェーデンのトラッドではもっとやわらかい音がほしいし、ベースを支える豊かな低音も必要です。〈スウェーデンのトラッドを1フレーズ〉

〈アレ、ブズーキを弾き、ayakoにそれにのって話をしてという〉

このブズーキは4オクターブ、ダブルストリング(復弦)、音域はマンドリンより1オクターブ低いです。だから、大きなマンドリンと呼んでもいいかもしれません。

あとは、低音の弦を足していることと、伝統音楽の演奏で必要な微分音を出すためにフレットを余計に付けてあるのが特徴です。これについては後ほど説明します。

楽器紹介 説明と演奏(アレ、笛を次々に吹き、説明)

伝統的な羊飼いの笛… ヘリエダールスピーパといいます。

現代的な羊飼いの笛… ダブル・パイプ
バグパイプのようにドローン(持続低音)が吹ける笛とメロディー用の笛の2本がくっつけてある笛です。

ひどい音のする羊飼いの笛… ショーム(ダブルリードの笛)

お気に入りの羊飼い笛… 角笛(カウホーン)
クゥーラと同じように使われます。屋外で吹くと、とてもきれい。霧の中でエコーが響きわたり、遠くまで届きます。

「スウェーデンの伝統音楽には興味がなかった」アレ・メッレル①

2007-12-24 21:47:13 | フリーフォート
こんにちは。アレ・メッレルです。

スウェーデンの一番南(マルメ)で育ちました。隣のデンマークにとても近いところです。

〈レーナが地図を持つ〉

父はデンマーク、母はノルウェーのオスロの出身です。

伝統音楽の演奏家たちと話していると、よく「音楽というものはすべての国ですごく違う」という話になります。

でも、私は人々の間の共通点を見出す道具として音楽を使う、ということをずっと学んできました。そうすることで、いつもユニークで心が開かれた状態でいることができる。これは自分にとても大切なことです。

僕はシティボーイで、ジャズバンドでトランペットを吹いていました。
それが、あるギリシャ人音楽家との出会いで変わってしまいました。ギリシャの音楽のことが大好きになり、ギリシャに行き、長い期間滞在したり、スウェーデンでギリシャの音楽を演奏するようになりました。

ギリシャの友人たちに「君の国の音楽って、どんな音楽なの」と訊かれたけれど、そのときは「わからない」としか言えなかった。

そんなことがあって、僕もスウェーデンの音楽に興味をもつようになり、スウェーデンの伝統音楽ってなんだろうと探求するようになりました。自分で見つけたスウェーデンの音楽はみな素晴らしく、とても好きになりました。

僕はレーナの出身の地方に引越し、伝統音楽のマスターたちからトラッドを学ぶようになりました。そこでレーナやペールともそこで出会い、一緒に演奏するようになったのが、20年前のことです。

そこの人たちは「フィドルをやらなきゃ。フィドルが伝統音楽の中で一番重要な楽器なのだから」と言ったけど、僕は「いや、ギリシャのブズーキでやりたい」と答えました。

これはギリシャで学んだことなのですが、「伝統に生きる」ということはいつも変化していくことや新しいことに対していつも心を開いておくこと。

そして、同時に伝統音楽の歴史を尊重し、振り返ってみることを忘れないということです。

【続く】

「きっかけは父の友人のフィドラー」ペール自己紹介

2007-12-23 23:10:00 | フリーフォート
私はペール・グッドムンドソンです。「ペール」と友達は呼びます。

私は音楽に囲まれて育ちました。楽器はギターくらいでしたが、父も母も歌うことがとても好きでした。

〈アレが地図を示す〉
私はファールンという町に住んでいます。

小さいころから歌うことがとても好きで、そのころは歌詞の意味もわからず歌っていました。

バイオリン・フィドルは7歳から、ファールンの「パブリック・ミュージック・スクール」で1960年の半ばから習いはじめました。

そのときに習った先生がクラシックだけではなくフォークも演奏するフィドラーだったことはとても幸運でした。その当時、音楽学校ではクラシック音楽を教えなくてはならなくて、レッスンでは古い伝統的なフィドルの曲についてはきちんと直してくれたわけではなかったけれど、とにかくそんな曲も教えてくれました。

かなり早くから自分の音楽は「これだ」と確信することになったきっかけは、父の友人たちとの出会いでした。父はレイクシリアンというフォーク・ミュージックのたいへん盛んな地方の出身で、友人のすばらしいフィドラーたちを紹介してくれました。

その中の一人が僕の師匠となりました。師匠は彼のフィドラー友達を僕に紹介してくれました。そして、その人たちから、とても豊かな音楽のボキャブラリーを得ることができました。

現在は「フォークミュージックハウス」のマネージャーの仕事をしています。アーカイブを作ったり、展示会、ワークショップ、コンサートやツアーをアレンジの仕事、また、若い人たちの教育にも関わっています。

フリーフォートは僕のお気に入りのバンドであり、参加している唯一のバンドでもあります。その他には2人とか3人のフィドラーと一緒にコンサート、ダンス、結婚式で演奏したりもします。

では、これからお気に入りのポルスカを演奏します。パウル・ベクストロム先生から学んだ曲です。