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音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

ヨハン・ヘディン;ヴァレンタインの特別講義

2007-02-21 23:46:34 | ヨハン・ヘディン
スウェーデンで唯一のニッケルハルパを学べるEric Sahlström Institutet National Folk Music Center に2月14日の雪の中、ヨハン・ヘディンが特別講師としてやってきたそうです。留学中のmichikoさんがヨハン・ヘディンの特別講義のことをレポートしてくれています。

ヨハンがプロのミュージシャンになることを決心するまでの話、パリでスカウトされた話、そしてテクニックよりも音でのコミュニケーションを重視したヨハンの講義の様子がとても伝わってくる報告です。

michikoさんが通っている学校はウプサラからローカル電車に乗り換えて1時間ほどのところにあるToboという村にあります。森が美しい静かな村なんだそうです。一度、訪ねてみたいと思っています。

ヨハン・ヘディン・インタビュー

2006-11-29 23:05:29 | ヨハン・ヘディン
10月末に来日した、ヨハン・ヘディンのインタビューがNordic Notesのサイトに掲載されています。

新しいニッケルハルパ・モデルを開発する予定や来年のレコーディングの計画についても語られています。いろいろなレコーディングの中でも、バザール・ブローの4枚目、そしてルフトストローク(マリア・カラニエミ(アコーディオン)、スヴェン・オールベック(フィドル)によるトリオ)の新作は特に楽しみ。


インタビュアーはHarmony Fieldsの寺田奈津子さん
質問作成はNordic Notesの浜島広樹さん

Pelle&Johan duo ライヴ放送中

2006-11-21 23:39:28 | ヨハン・ヘディン
スウェーデンのウェブラジオSveriges Radio P2ライヴでフィドルのPelle Björnlert と先月来日し、東京、埼玉と兵庫で素晴らしい演奏を聴かせてくれたニッケルハルパのJohan Hedinのライヴが放送されています。

Korrö folkmusikfestival 2006でのライヴ録音です。
今年、リリースしたばかりの“Musikanter,polskor och andanter"(Giga GCD-76)からの選曲が多いようです。

Pelle Björnlertさんが孫のIsak(ヨハンの息子さん)のために作曲したIsakpolskanも演奏されています。

演奏時間は約45分で放送期間は19日の夜から一週間。
ネットラジオなので、いつでも聴くことができます。

Sveriges Radio
http://www.sr.se/cgi-bin/p2/program/index.asp?programid=2406

聴き方:サイトの右上の方にSENASTEという表示があり、その下にスピーカーのマークがあります。そこをクリックしてください。

ヨハン・ヘディン・ワークショップの記録

2006-11-08 23:07:25 | ヨハン・ヘディン
10/28(土)の午前中に行ったワークショップの録音が上がってきました。

今回、音を録ってくれたのはフィンランドのアコーディオンの女王、マリア・カレニエミやティモ・アラコティアの録音なども手がけている藤井暁さん。クリアーな音にとれてます。メロディーを何度も歌うヨハン先生の声もしっかり入ってます。

ワークショップのときの写真を使ってYO-RIさんにジャケットを作ってもらい、今夜、発送準備をしました。また、最後に撮った集合写真も同封しました。

明日の朝、いちばんでポストに投函します。
参加者のみなさん、楽しみにお待ちくださいね!

ヨハンの家族

2006-10-31 22:57:09 | ヨハン・ヘディン

今日のお昼過ぎの便でヨハン、帰国の途に。
あ~、寂しい。

今回は一週間の滞在。
時間があったら日本の森も見てほしかったな。
南の海も。


写真はヨハンの仕事部屋に無造作に吊るされたニッケルハルパたち。
お父さんと一緒に作ったものもあると話してくれたけれど、どれがその楽器なのかは失念。

撮影はYO-RI

ヨハン・ヘディン コンサート&ワークショップ大盛況

2006-10-29 20:52:32 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディン・ニッケルハルパ・ソロ・コンサートとワークショップにお越しくださった皆様、ご来場ありがとうございました。

昨日はうれしい驚き連続の一日でした。

ワークショップでニッケルハルパとフィドル、ビオラ、カンテレの合奏。
特に1曲目の2パートに分かれての合奏の気持ちよさ。録音が上がってくるのが楽しみです。

日本ではまだまだ少ないニッケルハルパ奏者が10名も来てくださったこと。まだ、初めて半年しか経っていない方から19年前からハルパを弾いていらっしゃる方もご参加くださいました。わざわざ名古屋から来てくださった方も。

そして、ソロ・コンサートのすばらしさ。
ヨハンの紡ぎだすニッケルハルパの響き。あまりにも気持ちよかったので、しばし仕事を忘れて、音楽に入り込んでしまいました。まさに「天にも昇るような気持ち」。

ヨハンさん、コンサート終了後に楽屋に入ってくるなり、高揚した顔で
「このホール、今まで使った中のベスト!(アコースティックなコンサートで)。それに、お客さんたちも最後の音が完全に消えるまで耳を澄ませて聴いてくれて、とってもうれしかった。お客さんもベスト!!」と言ってくれました。

昨日の、ホールを包み込むなんとも暖かい雰囲気はヨハンの演奏と聴き手の相互作用で創りだされたのだなと思います。みなさん、ありがとうございます。

プログラムに書くのを忘れてしまいましたが、曲の解説はヨハン・ヘディン。訳はayakoさん。

最後に、
コンサート&ワークショップの準備段階からの様々なサポート、当日のお手伝いと本当にお世話になりました。制作の現場って、やっぱり楽しい。これからも、どうぞよろしく!

当日券のご案内

2006-10-28 09:04:29 | ヨハン・ヘディン
とうとうヨハン・ヘディンコンサート&ワークショップ当日です。

コンサートの当日券は若干枚、準備いたします。
開場が2時半ですが、当日券の販売はその15分前の2時15分から行います。

本日、9時半以降の道順のご案内や当日券のご予約等は04-2992-7667(松明堂音楽ホール)にお願いいたします。

では、みなさんお気をつけておいでください。

10/28のコンサート・プログラム

2006-10-26 19:23:50 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディンさんと今日の午前中に会ってきました。
ストックフォルムからの長いフライトの後にもかかわらず、予想していたよりもずっとお元気そうでした。
そして、相変わらず笑顔がキュートで背が高い!

28日のワークショップとコンサートの打ち合わせをayakoさんも一緒に1時間の駆け足で済ませました。

チラシのサブタイトルで「バロックの時代から今日まで」とうたった通り、すっごく古い(どのくらい古いのかと訊きましたが、中世よりも古い、と思うが、、、という答え)から、バロック、ヨハンのオリジナルとバラエティーに富んだ選曲でした。

おまけにスウェーデンのいろいろな地方の曲からの選曲。

と、きっちりとプログラムを立ててくださってましたが、そのときの気分で選曲をかえてしまっても大丈夫、とお話してきました。フリーな気分でコンサートに臨んでいただいた方が、きっと面白くなると思って、ついそう言ってしまいました。

コンサートまであと2日。
ちょっとどきどきしてきました。

コンサートを録音します

2006-10-23 23:34:52 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディンのニッケルハルパ・ソロ・コンサートを録音することになりました。
CDを出す計画があるわけではありませんが、きちんとした録音を録っておけば、あとで形になる可能性もあります。

フィンランドのアコーディオンのトップ奏者、マリア・カレニエミの来日公演も最初からCDにする計画があったわけではありませんでした。あとで、その録音をスウェーデンのレコード会社Amigoが聴いて気に入り、発売されることに。
そのときの録音も担当したレコーディング・エンジニアのFさんが「録りましょう」と言ってくださり、ご好意に甘えることにしました。

コンサートの撮影をYO-RIさんにお願いしていたのですが、小型のデジタル・カメラのかすかなシャッター音も響いてしまうホールですので、本番中の撮影は諦めることにしました。

古楽器の響きに合わせて設計されたホール、
このホールにとってもニッケルハルパは初めてです。

ヨハン・ヘディンさんが紡ぎだすニッケルハルパの音がホールを包むのも、もうすぐです。