音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

ヨハンの家族

2006-10-31 22:57:09 | ヨハン・ヘディン

今日のお昼過ぎの便でヨハン、帰国の途に。
あ~、寂しい。

今回は一週間の滞在。
時間があったら日本の森も見てほしかったな。
南の海も。


写真はヨハンの仕事部屋に無造作に吊るされたニッケルハルパたち。
お父さんと一緒に作ったものもあると話してくれたけれど、どれがその楽器なのかは失念。

撮影はYO-RI

トルコの歌・バルカン半島の舞曲の夕べ

2006-10-30 23:06:11 | 民族音楽
森洋利さんのの写真展「季節の便り」が国分寺のカフェ「ラヂオキッチン」で
開催されていますが、その最終日11/12(日)にトルコ・バルカンの音楽のライブがあります。

石田秀幸さんと石田みかさんはいろいろなユニットで演奏活動をされていますがお2人でのデュオは案外ないそう。イスタンブール時代の話も聞かせてもらえるかも。

以下、引用...

「トルコの歌・バルカン半島の舞曲の夕べ」
石田秀幸(カヴァル・ネイ)・石田みか(サズ・タンブーラ)


吟遊詩人の歌から羊飼いのメロディー、変拍子の舞曲までトルコ・ブルガリア・マケドニア(小アジア・バルカン半島)の伝統音楽の魅力を、一夜にしてご紹介します。

2006年11月12日(日) 17時Open 18時Start
¥1.000+オーダー

チケットのご予約・お問い合わせ
森 080-5429-9669 E-mail:yo-ri@jp.bigplanet.com

企画:写真展事務局
制作協力:音楽を聴く仲間の会

写真展の詳細、会場までの行き方はこちら
http://ameblo.jp/ymp/
...........................................

★ラヂオキッチンは20席の小さなスペースです。10/30現在、残り4席。
 ご予約はお早めに。

ヨハン・ヘディン コンサート&ワークショップ大盛況

2006-10-29 20:52:32 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディン・ニッケルハルパ・ソロ・コンサートとワークショップにお越しくださった皆様、ご来場ありがとうございました。

昨日はうれしい驚き連続の一日でした。

ワークショップでニッケルハルパとフィドル、ビオラ、カンテレの合奏。
特に1曲目の2パートに分かれての合奏の気持ちよさ。録音が上がってくるのが楽しみです。

日本ではまだまだ少ないニッケルハルパ奏者が10名も来てくださったこと。まだ、初めて半年しか経っていない方から19年前からハルパを弾いていらっしゃる方もご参加くださいました。わざわざ名古屋から来てくださった方も。

そして、ソロ・コンサートのすばらしさ。
ヨハンの紡ぎだすニッケルハルパの響き。あまりにも気持ちよかったので、しばし仕事を忘れて、音楽に入り込んでしまいました。まさに「天にも昇るような気持ち」。

ヨハンさん、コンサート終了後に楽屋に入ってくるなり、高揚した顔で
「このホール、今まで使った中のベスト!(アコースティックなコンサートで)。それに、お客さんたちも最後の音が完全に消えるまで耳を澄ませて聴いてくれて、とってもうれしかった。お客さんもベスト!!」と言ってくれました。

昨日の、ホールを包み込むなんとも暖かい雰囲気はヨハンの演奏と聴き手の相互作用で創りだされたのだなと思います。みなさん、ありがとうございます。

プログラムに書くのを忘れてしまいましたが、曲の解説はヨハン・ヘディン。訳はayakoさん。

最後に、
コンサート&ワークショップの準備段階からの様々なサポート、当日のお手伝いと本当にお世話になりました。制作の現場って、やっぱり楽しい。これからも、どうぞよろしく!

当日券のご案内

2006-10-28 09:04:29 | ヨハン・ヘディン
とうとうヨハン・ヘディンコンサート&ワークショップ当日です。

コンサートの当日券は若干枚、準備いたします。
開場が2時半ですが、当日券の販売はその15分前の2時15分から行います。

本日、9時半以降の道順のご案内や当日券のご予約等は04-2992-7667(松明堂音楽ホール)にお願いいたします。

では、みなさんお気をつけておいでください。

10/28のコンサート・プログラム

2006-10-26 19:23:50 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディンさんと今日の午前中に会ってきました。
ストックフォルムからの長いフライトの後にもかかわらず、予想していたよりもずっとお元気そうでした。
そして、相変わらず笑顔がキュートで背が高い!

28日のワークショップとコンサートの打ち合わせをayakoさんも一緒に1時間の駆け足で済ませました。

チラシのサブタイトルで「バロックの時代から今日まで」とうたった通り、すっごく古い(どのくらい古いのかと訊きましたが、中世よりも古い、と思うが、、、という答え)から、バロック、ヨハンのオリジナルとバラエティーに富んだ選曲でした。

おまけにスウェーデンのいろいろな地方の曲からの選曲。

と、きっちりとプログラムを立ててくださってましたが、そのときの気分で選曲をかえてしまっても大丈夫、とお話してきました。フリーな気分でコンサートに臨んでいただいた方が、きっと面白くなると思って、ついそう言ってしまいました。

コンサートまであと2日。
ちょっとどきどきしてきました。

コンサートを録音します

2006-10-23 23:34:52 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディンのニッケルハルパ・ソロ・コンサートを録音することになりました。
CDを出す計画があるわけではありませんが、きちんとした録音を録っておけば、あとで形になる可能性もあります。

フィンランドのアコーディオンのトップ奏者、マリア・カレニエミの来日公演も最初からCDにする計画があったわけではありませんでした。あとで、その録音をスウェーデンのレコード会社Amigoが聴いて気に入り、発売されることに。
そのときの録音も担当したレコーディング・エンジニアのFさんが「録りましょう」と言ってくださり、ご好意に甘えることにしました。

コンサートの撮影をYO-RIさんにお願いしていたのですが、小型のデジタル・カメラのかすかなシャッター音も響いてしまうホールですので、本番中の撮影は諦めることにしました。

古楽器の響きに合わせて設計されたホール、
このホールにとってもニッケルハルパは初めてです。

ヨハン・ヘディンさんが紡ぎだすニッケルハルパの音がホールを包むのも、もうすぐです。

日本の古民家とスウェーデンの民族楽器の饗宴

2006-10-19 23:13:59 | ヨハン・ヘディン
「スウェディッシュ・スタイル」が兵庫県川西市で開催されるそうです。
その中の中心的なイベントとして、10/29にヨハン・ヘディンのライヴが開かれます。ゲストは歌のayakoさん。
会場となる「HANARE」も木のぬくもりが感じられる素敵な空間。
ゆったり、のんびりできそう。


以下、引用です。

●「日本の古民家とスウェーデンの民族楽器の饗宴」

 古民家を改造した、大人の隠れ家的カフェ「HANARE」で、 スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」の音色を楽しんで いただきます。演奏するのは、今北欧トラッド界でいちばんク ールなニッケルハルパ奏者として名を馳せる、スウェーデン人 作曲家のヨハン・へディン。DJ兼オープニングアクトとして、 FM COCOLOでパーソナリティを務める、番組でも「北欧音楽」を 広く紹介しているYANEKAが北欧の音楽の魅力や、ニッケ ルハルパについてヨハンにインタビューを行います。ヨハンと アルバム共演した音楽家で写真家のayako(HaLo)もゲスト出演。スウェーデンの家庭料理もご堪能いただけます。

* ヨハン・ヘデイン Johan Hedin
http://www.geocities.jp/otonakama/NorthEurope/JohanHedin/
12歳よりニッケルハルパを演奏し始め、23歳にして「リクススペルマン」(スウェーデン政府から優れた音楽家に与えられる名誉称号)を獲得。
ワーナーからソロ・アルバム『天使の島々』をリリースし、1999年、初来日を果たす。
* ayako(HaLo) >> http://www.five-d.co.jp/HaLo/
* 家根嘉 YANEKA >> http://www.yaneka.com/

場所) ギャラリー&カフェ HANARE(ハナレ)
http://www.hanare.info/
兵庫県川西市火打2-15-24 TEL:072-757-0922

日時) 10月29日(日) 開場:17:30/開演:18:00 ・会費 5,000円
1ドリンク&ワンプレートスウェーデン料理付

お問い合わせ) ハーモニーフィールズ 担当/寺田(てらだ)
TEL:072-774-8838 e-mail:info@harmony-fields.com

ラーナリム・ワークショップ3

2006-10-16 22:44:47 | ラーナリム

ワークショップは歌部屋と楽器部屋の合同の成果発表会で締めくくり。

その後も90分間という予定の時間を更にオーバーして、参加者の個別の質問を受けてくれたメンバー。

ウリカに普段のウォーム・アップとクゥーラ(牛などを呼ぶ北欧特有の金切り声)のことを質問した参加者がいて、ウリカは最初は言葉で説明していたけれど、「実際にやってみましょうか」と歌部屋メンバー全員で別室に移動。

声を出す時の声帯の状態の観察、丹田に力を入れること、上半身の力は脱力すること、、、 今、思い出せるポイントはこのくらい。

声をコントロールする方法、調整するテクニックを短い時間で端的に教えてくれるウリカは先生としてもすごい人だな、一日習いたいな、なんて思った。中でも声をボールにして、遠くに投げるようなイメージで発声する練習は心も体も解き放たれるようで気持ちよかった~。

この追加ワークショップ、やっているときは自分が夢中で気がつかなかったけれど、後で考えると、この日の夕方、本番があったのでした。なのに、あんなに一生懸命、声を出してくれて大丈夫だったかなとあとで反省。「もっとやってみたい?」と訊かれて、イエスと答えてしまったから。

その日の打ち上げでウリカとイェンスにワークショップのことを訊きました。

2人:「どうして、初めてスウェーデンのトラッドを歌ったり演奏したりする人があんなに短い時間でできるようになるのか、、、 それが、とっても印象的だったし、うれしかった。」

イェンス:「スウェーデンでクラシックをやってる人たちは楽譜がないと手も足も出ないし、まずやってみよとしないよ」

ウリカ:「クゥーラなんて初めてなのに、みんな声を出すことに何の恐れの気持ちも持たないで、自由に声を出してた。どうして?」

2人のたくさんの「どうして」に対する私の答えは「たぶん、みんな、恐れたり恥ずかしがったりする気持ちよりスウェーデンのトラッドへの興味が勝ったんだと思う」。

参加されたみなさんのお答えは?

ラーナリム・ワークショップ2

2006-10-15 21:51:02 | ラーナリム
ベリー摘みの歌 

// Fem janter borti hastbete
geck a naffte bara :// 2回繰り返し

Den ena naffte den annra at
den trea roffte den fjala sat
den femte geck a spillde bara


スウェーデン語のアルファベット a の上についている ・・ や 小さな丸はフォントがないので省略してあります。

スウェーデンの子供たちが歌う歌う伝統歌なのだそうです。
「ベリー摘みに行った。一人目がベリーを見つけて、二人目がたくさん摘んで、三人目が.....で四人目が摘んだベリーを全部、ぶちまけてしまった、というような歌詞だったような。

どなたかスウェーデン語がお分かりの方、助けてください!

■歌部屋で教えるウリカと9名のワークショップ参加者