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音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

ソフィアのバック・バンドは

2006-05-04 22:29:33 | 北欧トラッド
ソフィア・カールソンに撮影の依頼をしたときに「今回は私のレギュラー・バンドじゃないのよ。」といわれた。だとしたら、どんなアーティストが共演するのだろうかと思っていたら、バックはヴェーセン!これには驚きました。

本番ではヴェーセンのローゲルとのデュオも披露。
ソフィアの歌に寄り添うローゲルの伴奏がとても素敵だったので、終演後にソフィアに感想を伝えたところ、ローゲルは彼女のレギュラー・バンドのメンバーの一人として活動していて、そのことをとってもうれしく光栄に思っていると話してくれた。

ソフィアは最新作“BLACK BALAD”で2005年スウェーデン・グラミー(ヴォーカル部門)で受賞。このアルバムでソフィアはスウェーデンで大変有名な詩人、“ダン・アンダーソン”の書いた詩をもとに作曲された作品を歌っている。構想3年。
来年の春くらいまでは、プロジェクト“BLACK BALAD”でコンサートがたくさんブッキングされているそう。日本にも来てほしい。


■写真はソフィア×ヴェーセン(Photo by YO-RI)
 

公演本番のことは こちらで → Frifot fan

タイム・スリップ

2006-05-03 13:00:25 | 北欧トラッド
前方に豪華なシャンデリア、天井にはエキゾチックなアラブ風の模様が施されている。少なくとも建てられてから100年は経っているように感じる。
一人きりでこのホールに迷いこんだら、ふとタイム・スリップしてしまったように感じたかも。

音響設備を使わなくてもよく響くホールのように見えるが、この国では小さなコンサートだとしてもPAを使うことが多いのだと聞いた。楽器の組み合わせで音量のバランスを取ることが必要な状況も多いようだが、トラッドの音楽でも聴衆はグルーブを強く感じる音量を欲するのだろうか。
そのためか、このホールにも最新の音響や照明設備が。


写真はリハーサル最後のワンショットは全員によるサウンド・チェック。

Maria Kalaniemi & Timo Alakotila(フィンランド)
Sofia Karlsson(スウェーデン)
Vasen(スウェーデン)
Dervish(アイルランド)

リハーサルの真っ最中

2006-04-25 00:12:48 | 北欧トラッド
アイリッシュ・バンド、Dervishのリハーサルの真っ最中だった。

目を凝らしてみると、ヴェーセンのローゲルがDervishのサウンドチェックを手伝っていた。
青いジャージの上下を来た長身の男性がホール後方に歩いてくるなと思ったら、それは、ニッケルハルパのウーロフ!

忙しく動き回っているスタッフの中から、主催者らしき人を探し、挨拶した。
事前に本番の撮影依頼のメールを出しておいたが、返信がなかったので、伝わっているかどうか心配だった。アーティスト側のOKはすべていただいていたが、最終的には主催者の承諾なしでは撮影はできない。フラッシュは使わないこと、シャッター音のしないカメラを使うことなどを再度、説明したところ、リハーサルでの撮影も快諾してくださった。
しかし、主催者はどこの国でも主催者の匂いがしてくるから不思議。


写真:yo-ri

Uppsala大学aulaホールをさがす

2006-04-21 22:17:02 | 北欧トラッド
大聖堂を過ぎると大学らしき建物があちこちに見えてきた。
スウェーデンに来たばかりの私にはどれが普通の会社なのか、学校なのか、マンションなのか見分けがつかなかったのだ。
どの建物も淡いアイボリーやレンガ色をしているし、重厚なつくりだし、目立つ標識や看板もない。ホールだったら、一目瞭然だろうからと思い、住所を調べておかなかったのは失敗だった。
ずんずんと突き進んでいったら、しまいにはお墓にぶち当たった...
一日、ウプサラの街をさまよい歩き、コンサートの会場にたどり着けない、なんてことになったら、笑い話にもならない。

本屋さんの前で立ち話をしている紳士にホールの場所を尋ねたが、行ったことがないから知らないという。あれが事務所だから、あそこで訊くのがいちばんだよ、示された先には他の建物よりもやや立派な感じの建物が。

正面の重いドアを開けて入ると、奥からアイリッシュ・チューンが聴こえてきた。

Folkmusikgala に行ってきます!

2006-03-22 23:03:23 | 北欧トラッド
ストックフォルムから電車で北へ40分、学園都市ウプサラでフォーク・ミュージック・ガラ・コンサートが4月1日に開かれる、というニュースを数週間前にヴェーセンのニューズレターで読みました。

今回のFolkmusikgala の出演者はルーツ・ミュージックの第一人者ばかり。
フィンランドのMaria Kalaniemi & Timo AlakotilaのアコーディオンとピアノDUO、そして2006年スウェーデン・グラミーのヴォーカル部門の受賞者Sofia Karlsson、6月に再来日が決まったヴェーセン、そしてアイルランドからはトラッド・バンド、Dervish。

Sofia以外は来日経験があるので、ライヴを体験された方がいらっしゃるかもしれませんね。

これだけのアーティストをまとめて聴ける機会はこの後、いつあるかわからないと思い、行くことに決めました。
初めてのスウェーデンです。

せっかく行くのですから、できればコンサートのご報告やヴェーセンのホームグラウンドであるウップランドの街の写真など撮ってこられたらと思っています。

アーティストへの撮影許可はいただけたので、あとは主催者の方の返事を待つばかりです。

スウェーデン ウプサラ-aula大学 Folkmusikgala

2006-02-20 20:46:33 | 北欧トラッド
ヴェーセンのニューズ・レターからの情報です。
ストックフォルム駅から約40分のところにあるウプサラaula大学でフォークのガラ・コンサートがあります。

4月1日の15:00からで、出演は

Dervish(アイルランド)
Maria Kalaniemi & Timo Alakotila(フィンランド)
Väsen(スウェーデン)
Sofia Karlsson(スウェーデン)

という豪華なメンバー。

中でもMaria Kalaniemi & Timo Alakotilaは“TOKYO CONCERT”というライヴ盤で大好きになり、ライヴで聴いてみたいとずっと思っていたアーティスト。
マリアのアコーディオンに寄り添うように音をつけていく、ティモのさりげないピアノ・ワークがとても魅力的です。北欧のCDの中でいちばん聴いている盤です。

4月1日は土曜日だからなのか、とてもコンサートが多い日らしい。
秋に来日するラーナリムのコンサートも1日にあるし、まだ確定ではないけれど、フリーフォートもストックフォルムであるようだ。

飛行機に乗れば、その日のうちにストックフォルムに到着する便がある。
行けるかどうかわからないが、ガラ・コンサートの詳細を尋ねるメールをさっき、大学に出したところ。

スウェーデン・グラミー賞

2006-02-11 11:28:37 | 北欧トラッド
数日前に今年度のスウェーデン・グラミー賞の発表があったそうです。

Ellika och Solo- Abaraka!tack
エリカ&ソロの「アバラカ!タック」がフォーク部門でグラミーを受賞。

このアルバムはスウェーデンのフィドル奏者のエリカ・フリセルとノルウェー在住のセネガル人コラ奏者、ソロ・シッソコのデュオの2作目。
エリカはとても好奇心旺盛なアーティストで80年代にはエスニック志向の強いフォーク・バンド、フィラルフォルケットのメンバーとして、アレ・メッレル等と一緒に活動してきたそう。

去年のアレ・メッレル・バンドの「ボドジャル~自由」のグラミー受賞といい今回の「アバラカ!タック」といい、ライヴが相当面白そうなバンドだ。

来日しないかな~。

謝々★スウェーデン在住Q2000さん

スウェーデングラミー
http://www.grammis.se/

ヴェーセン武蔵野公演、売り切れ

2006-02-06 16:30:33 | 北欧トラッド
6月に来日するヴェーセンの東京、武蔵野公演のチケットが既に売り切れになったそうです。
先週の金曜に発売が始まったばかりなのにさすがです。
私は武蔵野公演と吉祥寺のスターパインズの日のチケットを購入。楽しみです。

こんなに早く売り切れてしまうのは、もしかしたら無印良品効果もあるのでしょうか。無印良品は世界各地のトラッドを現地で録音し、1050円という安価で発売していますが、今、無印良品の店舗でかかっているBGMはスウェーデンのトラッド。そこにヴェーセンのメンバーと今回ゲストとして来日するヨーラン・モンソン氏も参加しています。CDを買わなくても小一時間店内に居れば、のんびり一枚試聴できてしまいます。ちょっと土の匂いがするトラッドにECM系の洒落たピアノが入って、初めてトラッドを聴く人にも聴きやすい仕上がりになっていました。トリアケルのエンマのヴォーカルも素敵です。
YO-RIさんのブログfrifot fanにもこのCDの紹介があります。

ヴェーゼンは東京以外にも名古屋と奈良で公演があります。
2006/6/15(木)は奈良の元興寺という世界遺産にも指定されているお寺でのコンサートなんだそうです。