音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

ヨハン・ヘディンの楽器

2006-07-31 22:30:03 | ヨハン・ヘディン
ヨハン・ヘディンはニッケルハルパの演奏家、作曲家として活躍するだけでなく、ニッケルハルパという楽器の研究、そして製作にも携わっています。設計するだけでなく、時には自分で作ることもあるそうです。

ヨハンのたくさんのニッケルハルパの中から、ソロ・アルバム“INNERSTA POLSKAN”に使われた楽器を4台、ご紹介しましょう。

左から、

Lutnyckelharpa
Soprannyckelharpa
Tenornyckelharpa
Oktavnyckelharpa

今回の来日には左から2番目のSoprannyckelharpaを持参する予定です。

Johan Hedin ニッケルハルパ・ソロ 決定!

2006-07-24 11:30:20 | ヨハン・ヘディン
スウェーデンの伝統楽器ニッケルハルパの名手、ヨハン・ヘディンのコンサートが正式に決まりました。今回の来日でヨハンのソロが聴けるのは、この公演のみです。

■ヨハン・ヘディン “ニッケルハルパ ソロ・コンサート”

■日時:2006年10月28日(土)開場14:30 / 開演15:00

■場所:松明堂音楽ホール(西武新宿線新所沢駅下車3分)
 古楽器の響きにあわせて設計された全席84のホールです。

■前売り 3500円 / 当日券4000円 全席自由 ※整理番号順でのご入場となります。

■主催・企画:音楽を聴く仲間の会
■企画協力:ayako/HaLo
■先行予約受付開始:7月24日(月)20時~
■お問い合わせ・ご予約:音楽を聴く仲間の会 frifot2007(at)yahoo.co.jp
※ (at) の部分を @ に変えて送信してください。

同日の午前にはワークショップを開催します。
詳細はこちら

ヨハン・へディン・ワークショップ

2006-07-23 22:30:41 | ヨハン・ヘディン
スウェーデンからニッケルハルパの名手、ヨハン・ヘディンが来日し、ソロ・コンサートを行うことになりましたが、同日の午前にワークショップの開催が決まりました。

松明堂音楽ホールはジャズの佐藤允彦さんのチェンバロ・シリーズや古今亭志ん弥 師匠の落語会で何度も使ったこともあるお馴染みのホール。ですが、ワークショップは初めてなので、改めて下見に行ってきました。

スウェディッシュ・トラッドのワークショップでは楽譜は使わず、みんなお互いの顔が見えるように円になって座り、先生の音を聴き、それを模倣するという形式で進めていくんだそう。ステージ上に丸い椅子を並べ、ホールの最前列のベンチ上の椅子も使って、何人までOKか形を作ってみました。

楽器によっては左右に動くだろうということを考慮すると、ベストな人数は最大限で15名という判断。このくらいの人数のほうがヨハンも把握しやすいだろうなと思い15名限定で行うことにしようと思います。贅沢な100分になりそうです。

ワークショップの内容はこれからヨハンと相談して決めていくことになります。

■ヨハン・ヘディン・ワークショップ
■日時:2006年10月28日(土)10時30分~12時10分

■場所:松明堂音楽ホール(西武新宿線新所沢駅下車3分)
 古楽器がよい状態で響くように設計された全席84のホールです。

■楽器:アコースティックな楽器でご参加ください。

■ワークショップ参加費:3500円要予約、ワークショップ聴講1000円
(コンサート・チケットをお持ちの方は500円引)

■主催・企画:音楽を聴く仲間の会
■企画協力:ayako/HaLo
■ワークショップ協力:鎌倉和子
■予約受付開始:7月24日(月)10時~
■お問い合わせ・ご予約:音楽を聴く仲間の会 frifot2007(at)yahoo.co.jp
※ (at) の部分を @ に変えて送信してください。

大豆成長記 その2

2006-07-18 21:21:37 | 自然農
6月5日に種蒔きをした大豆、雨の恵みをいただいて、一ヶ月と少しでこんなに大きくなりました。

芽を出して2週間経った苗を父が畑に植えてくれてました。
何種類も播いて印をつけておいたのですが、どの大豆がどの種類なのかわからなくなってしまってました。
種類によって花の色も白、紫と違いますし、枝振りや豆のつき方も違います。
畑がもっと近かったら、毎日見られるのになと思います。

自然農で育てるから、ほーっておいてと何度も両親に頼んでおいたのですが「草にまけて大きくならないから」と草を取り、堆肥をたくさん与えられ、元気に大きく育っていました。

「収穫は少し、育つのもゆっくり、でも味の濃い大豆に育てたい」という私のお願いは、どうやらまったく無視されてしまった様子。
説明してもたわ言をいうな、と相手にされない。

そこで思いついたのが、「量で勝負」という方法。たくさん播けば、すべてに手をかけることができなくなる!手元にもう一種類、晩生の大豆の種があるので、7月中にたくさん播いておこうと思います。

両親の世代よりも上の人たちって、草を生えたままにするということに罪悪感を持っている人が多いようだ。

雑草を取ったところは砂漠のようにカラカラに、雑草のあるところを刈ると下にはふわふわの土が。その違いは歴然。雑草の根が土を育ててくれているというのは見ればわかることなんだが、「他人に見られるとみっともないし」という。
あ~、理屈を言っても伝わらない、深い溝が...

ヨハン・ヘディン来日

2006-07-13 21:13:59 | ヨハン・ヘディン
今秋、スウェーデンからニッケルハルパの名手、ヨハン・ヘディンが来日。
ソロ・コンサートを行うことになりました。

ヨハン・ヘディンはバザール・ブローというトリオのメンバーとして、また、アレ・メッレルやマリア・カラニエミとも活動するスウェーデンでいちばんかっこいいハルパ弾きです。

本公演は今回の来日で一度きりのソロ・コンサートです。
お聴き逃しなく。

■日:2006年10月28日(土)
■時:未定

■場所:松明堂音楽ホール(西武新宿線新所沢駅下車3分)
 古楽器がよい状態で響くように設計された全席84の素敵なホールです。スウェーデンの伝統楽器、ニッケルハルパの倍音を聴くのに最適。

■主催・企画:音楽を聴く仲間の会
■企画協力:ayako/HaLo

HIROSのスパイス

2006-07-10 14:40:46 | 料理
蒸し暑い季節になると無性に食べたくなるのがカレー。
冷房は入れずに扇風機を回して、がつがつと食べていると、汗が滝のように流れてくる。インドやネパールの定食屋のあの生暖かい不思議な空気感を思い出す一瞬。
これがやってみたくて、夏いちばんのカレーだけはちょっとこだわって取り寄せる。

神戸在住のバンスリ奏者、HIROSは料理が巧い。
ムンバイ滞在中に覚えた料理、そして家に泊まったインド人演奏家たちから教えてもらった家庭料理もサイトに掲載されている。

シャレで「HIROSのチキンカレー」スパイスセットのネット販売を始めたら、なかなかの評判で注文が絶えないそう。

スパイスと一緒に袋に入っている「カレー・レスピ」もすばらしいので、少し引用。

「わだすは本職はインドの竹の横笛、バーンスリーの演奏なんだげんど、インドで暮らすでえっどぎ、んめーカレーの作り方ば覚えだんだっす。このカレーは、まあずはあー、んめもんだから、下のレスピば見で作ってみてけろ。」

作る前にいつも音読したくなる。

チキンとさがなど、あど3セットずつあるから、ほしいひどはいってけろ。
んめぇぞ~。

自然農の田植え

2006-07-03 10:11:12 | 自然農
7/1に自然農の田植えを体験してきました。

川口由一先生が講師としていらっしゃり、田植えの作業を一緒に行うことを通して、自然農の基本的な考え方を教えてくださいました。

参加者の約半数は東京賢治の学校の子供たち。子供たちの親、自然農に興味を持っている一般の参加者としめて190人が田んぼに集合。予想をかなり上回る人数にびっくり。

行った作業の流れを時系列で書いてみます。

①草刈
田にびっしりと生えた夏草を刈り取る。根っこは残し、地面すれすれのところで刈る。水蕎麦だけは生命力が強く、稲が負けてしまうので、根こそぎとる。

普通の田植えは何度か手伝ったことがありましたが、草刈から始まる田植えというのは初めて。雑草は土を耕し、よい状態にするそうで、使わないときは生えるに任せておいたほうがいいんだそうです。

②稲の苗床の説明
苗床にはうるち米、赤米、黒米の3種類の苗が20cmくらいに育っていました。
種籾を水につけ、上に浮いてきたものはのぞいて種蒔きしたもの。薄い食塩につけて行う場合もあるそうですが、ここでは水で。

③稲の見分け
草と稲の見分け方を習う
雑草と稲は形もやわらかさも違うので一目瞭然だが、ひえと苗はかなり似ていました。

④苗床から鍬で稲を取り分ける
根っこからざくっと切ってしまわないかと思って見てましたが、賢治の学校の中学生くらいの男の子たちは大人よりも上手でした。

⑤田にしるし付け
植える間隔(25センチ幅、40センチの間隔)を守るため紐をはっていく。
紐には25cm間隔で赤い印がついているが、状態のよい田では30cm、40cmと間隔をもっとあけてもいいんだそう。稲がそれだけ大きく成長できるからか。

⑥植え付け
のこぎり鎌の先を使って、穴を掘り、そこに1本ずつ稲を植えていく。植え込むというよりも置いていく、という感じで。それから軽く土を寄せる。強く抑えすぎると根が傷むので、「あまり、気持ちをこめない様に」と注意を受けている人も。

⑦雑草を寄せる
植えた稲に刈り取った雑草を寄せる。

水の入っていなかった田に水をはるという大切な作業もこのあと行われたようですが、時間切れで立ち会えず。


夏の草取りのこと、田に水をはって置く期間についての説明も少しあったようですが、余りにも参加人数が多く、野外での講義だったので十分には聞き取れず残念。
今度の「畑の学校」の定例会で先輩たちに伺ってみようと思います。

★今日の収穫
川口先生の道具の使い方を見られたこと。所作に無駄がなく、手の運びがなめらかで美しいのです。先生の土や虫、雑草や稲に対する気持ちが所作に現れているように思いました。これはいくら著書を読んでもわからないこと。一度だけでも出席してよかったお思います。

そういえば水蕎麦のことを「この子」と呼んでました...

ラーナリム東京公演、予約開始

2006-07-02 21:44:28 | ラーナリム
東京で一回きりのラーナリム公演のチケットが今日の10時から発売になってます。
ウリカとエンマのツイン・ボーカル、ニクラスのムーラハルパ(ニッケルハルパの原型ともいわれる)と聴きどころ、たくさん。


●参加メンバー
ウリカ・ボデーン(ヴォーカル)
エンマ・ビョーリン(ヴォーカル)
ニクラス・ロースヴァル(ニッケルハルパ)
イェンス・エンゲルブレクト(ギター、マンドーラ)
オッレ・リンデル(パーカッション)

●日時:10月3日(火)午後7時開演
●場所:武蔵野スイングホール(180席、JR中央線、武蔵境駅北口駅前)
●全席指定 3500円(ドリンクつき)

●予約:0422-54-2011(武蔵野文化事業団)

* ラーナリムHP(日本語)
* ラーナリムHP(オフィシャル)
* 試聴できます スタボン・レコード 

写真提供:ノルディック・ノーツ